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宝石貴金属店の防犯対策は、犯行を継続させない環境を作らないと効果はない。

年末に名古屋で高額窃盗が宝石貴金属店で発生しました。
宝石など5千万円相当盗難、カメラに複数の影が映っています。
警備会社のシステムと防犯カメラが設置されていましたが貴金属計約130点(約5000万円相当)が盗まれてしましました。


●27日未明、愛知県西尾市下町、ショッピングセンター「おしろタウンシャオ」で、1階の貴金属店「銀座ジュエリーマキ西尾シャオ店」のショーケースが壊され、指輪やネックレスなど貴金属計約130点(約5000万円相当)が盗まれた。

 西尾署は多額窃盗事件として捜査している。

 発表などによると、同日午前2時45分頃、「非常警報装置が作動した」と警備会社から110番があり、9分後に同署員が駆けつけたが、盗まれた後だった。ショッピングセンターの防犯カメラには、犯人とみられる3人の人影が映っていた。
ガラス製自動ドアを割って、侵入したとみられる。店は26日午後8時まで営業し、夜間は無人だった。
(12月27日読売新聞より引用)

●ショッピングセンター出入り口の外側と内側のガラス製のドア2枚が割られていた。
●出入り口にシャッターはなかった。
●ガラス製の陳列ケースの側面5枚が割られていた。
●警報器が作動して署員が到着するまでの約10分間に盗まれたとみられる。
●犯人は3名。
というのが詳細のようです。
ショッピングセンターの中にある店舗で、この店舗だけの囲いなどもなく、ショッピングセンターの中に侵入すればそのスペースには入ることができます。
又、警備会社へのオンラインは実施されていましたが、警察への通報後、到着するまでに犯行は終了していました。

こうした宝石貴金属店に対する侵入窃盗は警備会社のシステムが入っていることを前提にほとんど数分で犯行を終了するため警備員や警察官が駆けつけた時点では多くが犯行を終了し退散していることが多いようです。

それではどうすれば防犯対策を強化できるのでしょうか?
こうした犯罪では昼間営業時間中に犯人は下見をしていることがほとんどです。
めぼしい商品がどう陳列されているか、店のレイアウトなども事前に確認しています。
その時に、店が導入している警備システムの中身も確認しています。

そういう窃盗犯に対して効果が高いのは「その場での犯行継続をしにくくさせるシステム」です。
どういう状況だと犯行が継続しにくいか?というと、「なんか凄い今まで経験したことがないシステムがついている」と感じさせることであり、実際に犯行がしにくいよう視界を遮ったり、ショーケースをシャッターで覆ってガラスを割れないようにしてしまう、といった方法です。
● そのスペースに侵入した時点で、霧を噴射し、視界を遮る。単独店の場合はほぼ視界がなくなるので犯行がしにくい状況となる。
● 音声メッセージ「110番通報します」と、複数のサイレンを侵入時に鳴らす。声によるメッセージは効果大。
● 出入り口にはシャッターを設置し、シャッターをこじ開けられた時点でサイレンを鳴らす。
● 休日や夜間に敷地内に入り建物に近づいた時点でサイレンを鳴らす。
こうしたシステムを設置することで被害を最小に食い止める事ができます。
ぜひ今設置している警備システムなどに追加されることをお勧めします。

窃盗 貴金属店から5000万円相当盗まれる...愛知・西尾
12月27日13時15分配信 毎日新聞

投稿者:総合防犯設備士(2009年12月28日)|記事URL| あとで読む

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