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お寺の防犯対策

仏像盗難が相変わらず全国で発生しています。
盗まれた仏像は、古美術商に販売され換金されることが多いのですが、そこで見付かるケースも時々有ります。
先日奈良県山添村の「自作寺」の仏像盗難事件では、逮捕された犯人が売却した京都市内の古物商から仏像が見付かり、県警が押収して寺に返却しています。ひび割れなどがあったため修繕作業を行ったところ、体内から制作者とみられる人名などが記されたヒノキの木片が見つかり、不動明王像が「江戸時代から村にあった」と住民らが代々伝え聞いている話とも合致。盗難事件が、地元の言い伝えを証明するという意外な結果をもたらしたことが新聞にも報じられていました。

こうした仏像盗難対策の一環として防犯カメラや防犯システムを設置される寺が増えています。
先日、奈良の室生寺を取材しましたが、こちらにも防犯カメラ、赤外線センサーによる敷地内の外周警備、仏像のある本堂などの室内警備が実施されていました。12台の防犯カメラの映像を宿直のお坊様がモニター監視していました。
国宝の仏像をお預かりしている寺であること、10数年前真言宗ばかりを狙った放火が続いたことと、仏像盗難の噂があったこと、そして寺側の人数が減っていることなどが設備導入の理由だとお話を伺いました。

今も当時と同じような環境か、それより悪化している状況ではないかと思います。
仏像盗難の被害が全国で発生。放火も日常茶飯事のように様々な場所で発生しています。
前述した奈良の寺では盗まれた仏像が戻ってきましたが、多くは戻らず、又見付かったとしても善意の第三者に移ってしまっている場合多額のお金が必要な場合には買い戻すことができない場合もあると聞きます。
放火にいたっては、京都寂光院の例を出すまでもなく、最も大切なものが焼失してしまうことになります。
そうしたことにならないためにも、防犯意識を持ち、防犯対策を実施されることをお勧めしています。
お寺の防犯対策

投稿者:総合防犯設備士(2009年10月23日)|記事URL| あとで読む

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