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防犯ブログ

茨城 寺から現金950万円盗まれる

20日夜、茨城県笠間市の寺で窓ガラスが割られ、金庫などから現金950万円が盗まれているのが見つかりました。

20日午後10時20分頃、笠間市笠間にある寺で窓ガラスが割られたうえ、寺の金庫やブリーフケースに入っていた、現金950万円が盗まれているのを住職の男性(45)が見つけました。
盗まれた現金はすべて1万円札で、檀家からのお布施などだったということで警察は窃盗事件として捜査しています。

また、今月17日には、つくばみらい市の寺でも現金、およそ1000万円が盗まれる事件が起きていて警察は、関連を調べています。
<TBS系(JNN) 12月21日(金)13時36分配信より>

お金持ちの寺という表現はおかしいかもしれませんが、お金をたくさん置いてそうな寺は泥棒に狙われやすいかもしれません。
仏像や年代物のさい銭箱など骨とう品的な価値のものだけでなく、当然現金も狙われます。
寺の住職さんがお布施などを銀行に預けているというのはなかなかイメージが湧きにくいものです。(実際には多くの宗教法人が銀行などの金融機関を利用していると思いますが)

寺だと、現金をそのままタンスや仏壇、せいぜい金庫に保管するぐらいで、必ず建物内に置いているだろうと考える泥棒が多いのかもしれません。
今回のような高額現金の窃盗事件が続いているのも、そのように考える泥棒が存在している証拠でしょう。
寺に盗み目的で侵入するなど罰当たりめと思うかもしれませんが、犯罪者は神様の怒りを恐れるより、自分の利益を求める思いの方が強いのでしょう。

外国だと、宗教に関わらず、信仰心の篤い国民が多い国では、宗教的な施設、寺や教会、モスクなどで犯罪を犯そうとする者は少ないのではないでしょうか。
その点、正月やクリスマス、ハロウィンなど様々な宗教行事を、自分が信じている宗教とは別に祝う日本のような国では、寺だからと言って、泥棒に狙われにくいという理由にはならないのでしょう。

そうなると泥棒に狙われにくくなるように、自分で対策を行うしか自分を守ることはできません。
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投稿者:総合防犯設備士(2012年12月21日)|記事URL | あとで読む

意外に高く売れるランドセル スーパーなどから158個盗まれる

スーパーの店員の隙をみてランドセルなどを持ち出す手口で盗みを繰り返したとして、広島県警は17日、住所不定、無職の男(29)と、兵庫県加古川市、無職の男(29)両被告(いずれも窃盗罪で公判中)を窃盗容疑で逮捕、送検したと発表しました。

盗んだランドセルは158個にのぼり、リサイクル店に1個3万~4万円で転売。
2人は「意外と高額で売れるため狙った」などと容疑を認めているという。

発表では、2人は2009年3月12日~11年12月30日、広島、兵庫両県などの計106店で、ランドセルや家電製品など419点(計約1000万円)を盗んだ疑いです。

2人は秋から春にかけて、ランドセルの特設コーナーばかりを狙い、購入するふりをして商品の箱ごと持ち出していたという。
シーズン以外は家電製品をターゲットにしていたという。
<読売新聞 12月17日(月)19時41分配信より>

今はランドセルのシーズンではありませんが、もうすぐ入学準備のために買い求める人が多くなるでしょう。
最近は両親が子供のために購入するのはもちろんですが、おじいちゃん、おばあちゃんがかわいい孫に入学祝としてプレゼントすることも増えているようです。
さらに、通常のランドセルよりも高額、より丈夫で軽い材質のランドセル(プレミアム何とかというCMでも流れていますね)も出てきています。

おじいちゃん、おばあちゃんも自分の物を購入する場合は、金額にこだわるかもしれませんが、かわいい孫のためとなると、お金は惜しまないのかもしれません。
今の日本で誰がお金を持っているかと言うと、高齢者だと言われています。
それを狙ってうまく商売する企業も出てきています。
商売なら全く問題ないのですが、おいしい話の裏には必ず犯罪者も狙いをつけます。

需要が高まれば、自分が供給する側に回ろうとします。
供給する側と言っても、自分で仕入れて売るのではなく、盗んで売るということです。
人気が高い商品、流行っている商品は一般の人だけでなく、犯罪者にも人気が出るということです。
それがあらかじめ分かっている場合は、それを守るための対策が必要です。

無防備なままだと被害に遭ってしまう危険性、可能性が高くなります。
被害を未然に防ぐ=事前の防犯対策を行い、犯罪者に狙われない、狙わせない環境を作るということです。

投稿者:総合防犯設備士(2012年12月18日)|記事URL | あとで読む

自民当選議員事務所で現金盗難

衆議院選挙神奈川17区で当選を決めた自民党候補の選挙事務所に盗みに入ったとして、17日、男が逮捕されました。

警察によると、17日未明、神奈川17区で初当選した自民党の新人・牧島かれん氏の神奈川・小田原市にある選挙事務所で警報が鳴りました。
当選を決めた後で事務所は空でしたが、駆けつけた警察官が調べたところ、部屋が荒らされ、現金約7300円がなくなっていたことなどから、警察は、敷地の中にいた無職の男(53)を窃盗で現行犯逮捕しました。

男は警察の調べに対し、「選挙で当選したのを知っていた」と話しているという。
<日本テレビ系(NNN) 12月17日(月)14時53分配信より>

選挙に当選した=現金が多く存在している、と考えての犯行かもしれません。
ところが現金が7千円しかなく、さぞかし驚いたことでしょう。
選挙終盤というのは案外お金がないのかもしれません。
多額の選挙資金を投入して選挙戦を行いますから、選挙の序盤・中盤の方が選挙事務所にお金も置いていたかもしれません。

ボランティアや党民、支持者、関係者など様々な人が事務所に出入りします。
誰が誰だかわからないという状況だと、犯行がより行いやすくなり、また誰の犯行かを特定することが難しくなります。
さらに選挙事務所となると、一時的にその場所に本部や支部を構えるということも多いでしょう。
防犯センサーや防犯カメラなどの本格的な防犯対策が間に合わない、または不要だと考える場合もあると思います。

このような穴、弱点が狙われる可能性、危険性があるのです。
今回は被害も少額で、犯人も逮捕されましたが、思いもしない被害、予想外の損失を招くこともあります。
それらを想定し、事前に被害を防ぐための対策が必要です。

投稿者:総合防犯設備士(2012年12月17日)|記事URL | あとで読む

留置施設で容疑者自殺 真相は闇の中へ・・・

兵庫県尼崎市の連続変死・行方不明事件で、殺人と逮捕監禁容疑で再逮捕された角(すみ)田(だ)美代子容疑者(64)が兵庫県警本部の留置施設で自殺した問題で、美代子容疑者の部屋の目前に監視台があることが12日、分かりました。
監視台には巡回時を除いて、常時担当者がいましたが、担当者は異変に気付きながら、勾留されていた部屋に入るまで11分もかかっていました。
県警は今後、対応に規律違反がなかったかどうか検証します。

県警は同日午後に司法解剖を行い、美代子容疑者の死因が、首を絞めたことが原因とみられる窒息死と発表しました。
美代子容疑者は長袖Tシャツの袖を首に巻いて死亡していました。

県警留置管理課によると、美代子容疑者が勾留されていた3人部屋は、動静を監視しやすいよう同課員が常駐する監視台の正面に位置。
監視台と部屋の距離はわずか2~3メートルしかありませんでした。
ただし監視カメラは監視台から死角がある別の部屋に設置されており、この部屋にはなかったとのこと。

同課は10月下旬に美代子容疑者が自殺を示唆した後、通常1時間4回の巡回を6回に増やしました。
以前から入っていた3人部屋からは移動させませんでしたが、同課幹部は「一番監視しやすいのは正面。同室者が自殺を防止する効果を期待した」と説明しました。

一方、20代の女性巡査長が午前6時10分ごろに寝息をたてていないのに気づき、40代の女性巡査部長も美代子容疑者の手が白いのを確認しましたが、鍵を持つ当直副責任者を呼んで部屋に入ったのはそれから11分後。

監視台には緊急用の予備の鍵がありましたが、使用していなかったという。

同課幹部は「予備の鍵は首つりや出血など明らかな異変があれば使う。手が白いのは病気の可能性もあると考えた」と話しました。

同課の課長は「重要事件の容疑者が留置施設内で死亡したことは誠に遺憾」とコメントしました。
<産経新聞 12月13日(木)9時58分配信より>

謎が多い尼崎の連続変死事件で、事件の中心人物である容疑者が自殺しました。
真相は謎のまま終わってしまうのでしょうか。
関係者の心情としては、被害者の家族は悲しみ・怒りを感じ、そして共犯者とその弁護士の多くは喜んでいることでしょう。

死人に口なしと言いますが、容疑者が全て悪いと責任を押し付け、自分(弁護士から見たら依頼人たち)は命令されただけだ、犯行時は心神喪失状態だったと主張することができます。
少なくとも減刑のための新たな戦略が立てられます。

容疑者が拘留されていたのは留置所ということですから、実刑が確定した刑務所とは異なります。
何日間かの定められた拘留期間、取り調べや捜査のために容疑者を拘留していたのでしょう。
あくまでも容疑者ですから、犯罪者として確定した訳ではありません。
一般市民と同様の権利も有しています。

だからこそ慎重に対処しなければなりませんし、拘留する側の管理責任も大きいと言えるでしょう。
容疑者が暴れて暴力をふるったり、逃げ出すということは論外、許してはいけませんが、拘留したことが原因で病気になったり、死に至らしめるということもあってはならないことです。

ましてや今回のような世間の注目を浴びている重要事件です。
ミスの許されない厳重な体制で臨むべきでした。
真相はまだ分かりませんが、新聞やテレビの報道を見る限り、複数の被害者が出ている殺人事件です。
もし主犯だと確定すれば、素人の予測ですが、死刑は確実だったのではないでしょうか。

容疑者本人もそれは分かっていたでしょうから、どうせ死刑なら、その前に死のうと考えるのも容易に想定できます。
容疑者が死にたいと漏らしていたことも分かっていますから、何らかの対策はとれたはずです。
防犯カメラは設置されていたようですが、監視台から死角がある別の部屋に設置されていたということですから意味がありません。

容疑者のプライバシーや人権問題なども配慮しなければなりませんが、自殺監視目的のために、拘留部屋内に防犯カメラを数台(出来るだけ死角がないように)設置することも、今後の対策として検討すべきではないでしょうか。

死ぬことは個人の有している権利、自由だという考え方もありますが、問題は死ぬ場所です。
自宅で誰にも迷惑を掛けずに死ぬのと、拘留施設で死ぬのとでは、後者の場合、必ず施設の関係者が責められます。
体制や管理方法、何か問題はなかったかということが事後の問題になります。
それを避けることができる、または避けられる可能性があるのであれば、その為の対策を行うべきです。

投稿者:総合防犯設備士(2012年12月13日)|記事URL | あとで読む

防犯意識調査 防犯対策にお金を掛けている高齢者は1割未満

子どもや孫世帯と別居している60歳以上の男女で「防犯・犯罪対策」にお金を掛けている人は6%と1割未満にとどまることが錠前メーカーの美和ロックが行った調査で明らかになりました。

調査は、11月に全国の子ども・孫世帯と別居している60歳以上の男女400人を対象にインターネットで実施。
「お金を掛けているもの」を聞いたところ、最も多かったのは「子ども世帯・孫との交際費用」という回答で63%、次いで「旅行、コンサートなどのエンタメ消費」が59%、「友人との交際費用」が48%で続きます。

「お金を掛けてでも追求したい生活スタイル」を聞くと、「健康に暮らしたい」(73%)という回答に続いて、「安全・安心な暮らしを送りたい」という回答が57%と半数を超えました。

また、「生活の中で危惧していること」を質問すると、「病気・心身の健康」(77%)や「震災や火災被害」(45%)、「子や孫のこと」(41%)に比べ「空き巣や窃盗被害」と回答した人は12%と関心が薄い傾向が見られました。

また、 「現在実施している自宅の防犯対策」についての質問では、「戸締り、施錠の徹底」という回答が79.8%で最も多く、「補助錠の設置」が53.7%で上位でした。(毎日新聞デジタル)
<毎日新聞 12月12日(水)12時0分配信より>

一般的に、犯罪や防犯対策というものが身近な問題として考えられていないということがよくわかる調査結果です。
お金を掛けたいとは思わない、関心がない、という意見が多いのは、実際に犯罪に触れることがないからでしょう。

例えば、家族や近所の人など、自分に近い人が犯罪被害に遭ってしまい、それによって困った、損害を受けた、大変な思いをしたなど、具体的な体験をして実感すれば、より現実的な問題として捉えることにつながると思います。

それがないと、犯罪とはどこか遠い世界、自分が住んでいる世界とは別のところで発生していて、自分とは縁のないものだという人が多いのかもしれません。
私も防犯関係の仕事をしているからこそ、このような意見を述べていますが、もし別の仕事をしていれば、おそらく犯罪に対して真剣に考えることはなかったでしょう。
実際に被害に遭った人がいれば、不運だな、可哀想だなと思うことはあっても、それが自分の身に降りかかる問題とは考えなかったと思います。

自分や周囲の人が犯罪被害に遭わず一生を過ごすことができればそれがベストです。
防犯対策もせず、何もしていなかったけど、犯罪には遭わなかったよとなれば、本当に運が良かったということで済みます。
ただ、運任せにするだけでは根本的な解決にはなりませんし、被害に遭う可能性が減っているわけではありません。

万が一の被害に対して、お金を掛けて防犯対策を行い、自分の身を守るか。
お金は使わず、運任せにして被害に遭わないことを祈るか。
どちらを選択するかは皆さんの自由です。

投稿者:総合防犯設備士(2012年12月12日)|記事URL | あとで読む

昏睡(こんすい)強盗 店ぐるみで泥酔客のカード奪い現金引き出す

新宿区で10月、泥酔させた客からキャッシュカードを奪い、現金を引き出したとして、警視庁組織犯罪対策2課は10日、ナイジェリア国籍の世田谷区宇奈根1、飲食店経営の容疑者(42)や従業員ら計10人を昏睡(こんすい)強盗と窃盗容疑で逮捕したと発表しました。
同課によると、いずれも容疑を否認しています。

今年8月以降、8人の男性客が被害届(被害総額約300万円)を出しており、同課は容疑者らが06年の開店当時から同様の手口で客の金を奪っていたとみて調べています。

逮捕容疑は、10月17日午前2~4時ごろ、新宿区歌舞伎町のパブ「VEGAS(ベガス)」で、会社員の男性(33)に強度のアルコールを飲ませて昏睡状態にした後、キャッシュカードを強奪。
近くの現金自動受払機(ATM)で現金60万円を引き出したとしています。
<毎日新聞 12月11日(火)11時24分配信より>

客に強度のアルコールを飲ませ昏睡状態にした後、キャッシュカードを奪い、近くにATMで現金を引き出すという手口です。
経営者だけでなく従業員10人もグルということですから恐ろしい店です。
不思議なことが二つあります。

一つは、06年の開店当時から同様の手口を繰り返していたということですが、誰も被害を届け出なかったのでしょうか。
その場では昏睡状態になるほど酔っていたとはいえ、身に覚えのないカードによる現金引き出しがあれば、カード明細からいつどこで引き出されたかを確認することはできます。
被害者が一人ならまだ分かりますが、おそらく何十人、何百人という被害者がいたと思われます。
もっと早く手口や被害が明るみになってもおかしくなかったでしょう。
被害届が出せない理由、弱みを握られていたなどがあるのかもしれません。

もう一つは、カードを盗んだからと言って、簡単に現金を引き出せることです。
暗証番号が分からないのにどうやって引き出せたのでしょう。
暗証番号を調べられる特殊な機器を持っていたのでしょうか。

対策としては、怪しげな店には近付かないことです。
また、カードによる不正な引き出しは、調べればどこで引き出したかは分かります。
ATMがあるところには必ずといっていいほど防犯カメラがついています。
その映像から誰がいつ引き出したかも判明するでしょう。
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投稿者:総合防犯設備士(2012年12月11日)|記事URL | あとで読む

イタリアで銅線泥棒が多発 なぜ銅線が狙われるのか?


イタリアで電車の銅線に代表される銅製ケーブルの盗難が多発しています。
それにより電車の遅延や通信業社の不通などが発生し、市民の生活に支障を来している状況です。
最近起きた盗難では400kgのケーブルが奪われました。
なぜ銅線なのでしょうか? そして盗まれた銅線はどこへ向うのでしょうか?

11月19日の朝、ローマの接続駅で大量の銅線が盗難され、鉄道の運行がストップしました。
RFI(イタリア鉄道網:旧イタリア国鉄)によると、ローマ・フィウミチーノとの接続線が運休して、チヴィタヴェッキア-ローマ間では遅延が発生しました。

軍警察は、銅線のケーブル400kgをもっていたローマ在住の24歳と74歳の2人を逮捕しました。
これは、イタリアで珍しい事例ではありません。銅線の盗難は、昨今増加している犯罪なのです。

この類いの盗難は、わずか数年間で憂慮すべき規模に達し、企業とインフラを直撃しています。
2008年に初めて問題が表面化し、10年に銅が急激に価格上昇し、1年で価格が2倍になり、問題が再燃しました。
11年にはさらに12%増加して、12年もこれまでの水準を上回る状況が続いています。

銅はあらゆる意味で、犯罪組織が欲しがる宝物です。
銀に次ぐ電気や熱の最高の導体と考えられているだけでなく、腐敗に強く頑丈で柔軟性があり、性質を損なうことなく100%リサイクルすることができます。
磁性がなく、簡単に加工でき扱いやすい。
さらに抗菌性があって、表面でのバクテリアの増殖を防ぎます。
ガスを通さず、簡単に曲げることができます。そして太陽光に晒されても劣化しない。

輸出できる地域は、ヨーロッパの東側(特にポーランド、ドイツ、オーストリア、ハンガリー)から、中国やインドまで非常に広い。
この市場のネットワークは広く、よく組織されています。
末端の泥棒たちが銅を盗み、その後kgあたり最大5ユーロでくず鉄業者や仲介業者に売ります。
それから鋳物工場に送られるか、その場で加工されます。

身元のわからない地金になったら、銅は外国に輸出されます。そして転売され、さまざまな再生サイクルに乗せられます。
金属は加工され形を変えて、最新のTVゲームや携帯電話、世界中の太陽光発電施設のケーブルなどに再利用されます。
それだけでなく輸出された銅は、再び故国に戻ってきて、さまざまな製品の内部の部品となって再び売られている可能性もあります。

銅は非合法市場では、kgあたり4~10ユーロの値をつけられています。
それらは土木建築や交通、電気機械、水道・給湯設備、蛇口、船舶の部品、建築、貨幣、工芸、装飾品などに用いられます。
<WIRED.jp 12月3日(月)12時30分配信より抜粋>

イタリアで多発している手口だから、日本では関係ないとは言えないニュースです。
この記事では銅が狙われる理由が分かりやすく説明されています。

優れた電気や熱の導体であり、腐敗に強く頑丈で柔軟性があり、100%リサイクル可能で、簡単に加工できる。
さらに抗菌性があり、太陽にさらされても劣化しないなど良い点ばかりです。
これだけ条件が揃えば犯罪者に狙われる、彼らが欲しがるのも分かります。
また、加工すれば、元の状態、元の所有者を特定することも困難になりますから、盗品であっても足が付く可能性が低くなるというのも人気の理由でしょう。

数年前、日本でも金属窃盗が大流行しました。
マンホールや公園の遊具など、これまで犯罪者が目をつけなかったようなものまでもが狙われ、盗まれ、被害に遭いました。
この傾向は今も続いており、消火用のホースの金具などが盗まれる事件も発生しています。

ある犯罪者が盗み、それがニュースとなり、それだったら自分でも盗めると考え、そしてそれを実行し転売してみる、これはもうかると分かれば、さらに盗もうとします。
まさに犯罪のスパイラルです。

被害者にとっては大切なものでも、他の人にはどうでもよいようなものがあります。
これらは、被害に遭って、なくなって、壊されて初めてその価値・大切さに気付くということがあります。
また失って初めて生活、仕事に必要で、事後の活動に支障をきたすということもあるでしょう。
それは犯罪という被害に遭ってしまって初めて実感することでしょう。

まさか自分が被害に遭うとは・・・、なぜ自分が被害に遭わなければ・・・、どちらも被害者が後悔するパターンですが、そうならないように自分を守る対策を事前に行うべきです。

投稿者:総合防犯設備士(2012年12月07日)|記事URL | あとで読む

警察寮に空き巣 途中で気付いたけど・・・もういいや!

空き巣に入って指輪などを盗んだとして、警視庁捜査3課は、窃盗容疑で、住所不定、無職の男(66)を逮捕しました。
同課によると、ベランダの窓をドライバーで割って侵入する手口で都内を中心に約100件、計約2500万円の空き巣を繰り返していたとみられます。

8月に東京都足立区の警視庁綾瀬寮であった空き巣についても関与を認め、「侵入して警察寮と気付いたが、『もういいや』と思った」などと供述しているという。

綾瀬寮では8月、綾瀬署員2人の部屋から、現金2400円や腕時計が盗まれていました。

逮捕容疑は10月12日、江戸川区の女性会社員(41)方に侵入し、指輪やハンドバッグなど時価計9万円相当を盗んだとしています。
<産経新聞 12月4日(火)15時59分配信より>

警察の寮に侵入した空き巣犯です。
侵入した後、警察の寮だと気付いたようですが、入ってしまったものはしょうがない、とあきらめたのでしょうか。
それとも、警察と言っても、仕事以外は無防備で大したことないなと感じたのかもしれません。
実際、8月に侵入し、すぐには逮捕されていません。
10月に発生した別の窃盗事件で逮捕され、その際、警察寮への空き巣の関与を認めたということです。

警察としても自分の面子を保つためにも必死だったのではないでしょうか。
寮とは言え、警察関係のところに泥棒に入られるというのは不名誉でしかありません。
世間的にも、現場の管理体制や防犯対策はどうなっていたのか、警察だから大丈夫だろうという甘えや油断はなかったのかなど、批判を浴びる可能性も充分に考えられます。

普通は警察関係と事前に分かればターゲットには選びませんが、だからこその油断があるだろうと考え、あえてターゲットにしようとするマニアックなプロの泥棒もいるかもしれません。
実際、ここは大丈夫だろう、こんなところからは侵入しないだろう、と対策を怠っていたところ、場所から侵入されることがあります。
泥棒に対する固定概念は捨てるべきでしょう。

100%完璧な対策はなく、あらゆるところが狙われる可能性があると慎重に考えるべきです。
その上で、第三者的な視点で自分のいる環境が泥棒に対して有効な策がとられているかを確認することです。
弱いところ、狙われやすそうなところ、もろいところ、無防備なところなど様々な弱点が分かるかもしれません。
自分で分からなければ、防犯のプロであるセキュリティハウスの無料防犯診断をご利用下さい。
その上で、一緒に対策を考えましょう。
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投稿者:総合防犯設備士(2012年12月05日)|記事URL | あとで読む

岡山 看護師が病院から向精神薬100錠窃盗

■「自分で使うため」

備前市立備前病院(同市伊部)で向精神薬100錠が紛失した事件で、備前署は26日夜、窃盗の疑いで、同市伊部の同病院臨時看護師の女(38)を逮捕しました。
同署によると、「自分で使うために盗み、すべて使った」と容疑を認めています。

逮捕容疑は、10月12日夜~15日朝、同病院調剤室の引き出し内に保管していた向精神薬100錠(約7200円相当)を盗んだとしています。
同署によると、向精神薬は睡眠を促す作用があり、容疑者は日常的に服用していたという。

同病院によると、容疑者は3月から勤務。
8月上旬から約10回、調剤室から向精神薬計約1540錠(約11万6千円相当)がなくなっており、同署は余罪を調べています。

院長は27日、病院内で会見し、「再発防止と信頼回復に全力で取り組む」と謝罪しました。
<産経新聞 11月28日(水)7時55分配信より>

精神薬を服用している医師や看護師には掛かりたくはありません。
睡眠を促す作用があるということですから、例えば、治療中や採血中に突然睡魔に襲われ、誤って注射針を刺されたらと想像しただけでも恐ろしくなります。

病院側の薬の管理方法・体制にも問題がありそうです。
8月上旬から10月上旬にかけて10回に渡り、同じ向精神薬1500錠がなくなっていたということですが、これは事件が発覚してから調べて分かったことなのか、それとも、10回それぞれでなくなったことには気付いていたのか、どちらの場合でも問題があることには変わりません。

また、今回の事件では、容疑者が自分で使用する目的で盗んだとありますが、もっと大量の薬が盗めると分かり、他への転売を考えるようになれば、さらなる問題が生じます。
別の劇薬や麻薬も盗みの対象となれば、二次的な被害や盗品の悪用も想定しなければなりません。
このような事態にならぬよう、病院側がしっかりと管理し、盗難防止策を講じる責任があると言えます。

危険な薬(濫用すれば身体に害を及ぼす)を取り扱う限り、それを守る義務も発生します。
法的な資格(毒物劇物取扱責任者など)で区別しているのも理由の一つだと思います。
なくなった、紛失した、分からなくなったでは済みません。

投稿者:総合防犯設備士(2012年12月04日)|記事URL | あとで読む

古美術盗総額7300万円! でも儲けが少ないのはなぜ?

茨城県警は、今年6月に強盗容疑で逮捕した男2人が、秋田、大阪、広島など全国17府県で、古美術品専門の盗みを四十数件繰り返したと供述していることを26日、明らかにしました。

県警が確認したところ、被害総額は約7300万円。
ただし、高価な品物は捜査の手が及ばないよう捨てたと供述したといい、刑事事件としての立件は見送るという。

県警の発表によると男らは、千葉県柏市藤心、元古美術商で韓国籍の無職の男(38)と、同県成田市不動ヶ岡、無職の男(37)の2被告(強盗罪などで公判中)。

2人は今年6月、カラオケ店から現金を奪った強盗容疑で逮捕されました。
その後の調べに、2010年10月頃から今年5月頃まで、バールで鍵を壊して寺や蔵に侵入し、古美術品の窃盗を重ねたと供述したという。

被害品の中には、富山県の寺が所蔵する県指定文化財の金のよろいかぶともあり、この寺だけで約1880万円の被害に遭っていました。

2人はインターネットの古美術サイトで品物を探し、盗品を古美術商に売るなどしていました。
しかし、希少価値のある品を捨てたため、もうけは少なかったという。
<読売新聞 11月26日(月)21時40分配信より>

これまた珍しい手口です。
盗んだ美術品の中で、希少価値のある品は売らずに捨てていたという泥棒2人組です。
もうけは少ないものの、希少価値のある品、高価な品を派手に転売すると、足がつくと考え、それを避けようとしたのでしょうか。
慎重な性格で、一獲千金よりも、細く長く犯行を継続しようと考えていたのかもしれません。

寺などの蔵、倉庫には年代物のお宝が眠っていることがあります。
泥棒もそれを知っていますからそれらを重点的に狙う者もいます。
また、それらの場所は通常は無人であることが多く、犯行の発覚が遅れ、自らが捕まる危険性も低いということを知っているのでしょう。

そのような無人の倉庫に防犯センサーや防犯カメラを設置しているところの方が少ないでしょうから、犯行の邪魔になるのは鍵や扉程度でしょう。
特殊なものでなければ、バールなどの工具を用いて破壊することが可能です。
これだけだと防犯対策をしているとは言えない状況です。

もちろん、何の道具も持っていない、準備もしていないような素人泥棒なら、鍵の施錠だけで効果があるでしょう。
鍵が掛かっているからここはあきらめようと、別の無施錠の倉庫を探そうと去っていくかもしれません。
ただそのような泥棒ばかりではありません。
侵入する気、盗む気満々で準備し、犯行に挑むプロの泥棒が多いような気がします。

さらに最初は経験が浅くとも、何件も犯行を重ねるにあたって経験を重ね、泥棒としてレベルアップしていく者もいます。
このような泥棒は非常に手強く、窓や扉の施錠、金庫保管程度では簡単に突破されてしまいます。
泥棒、と一言で言っても様々なタイプがいます。
また、どのような泥棒に侵入されるかを選ぶことはできません。
防犯対策は様々な泥棒に対しても対応できるレベルのものが必要です。

投稿者:総合防犯設備士(2012年11月28日)|記事URL | あとで読む

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