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中外日報(平成26年3月27日)「お寺と神社の防犯NOW(47)」(弊社提供連載)

寺の文化財は地域の文化財

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防犯機器で後世に


寺院や神社には、有形無形の多数の文化財がある。国宝や重要文化財といった指定を受けているかどうかにかかわらず、それらはいずれも後世に受け継いでいかなければならない大切な遺産といえるだろう。

「寺の文化財を自分の代で紛失するわけにはいかない」
 岐阜県多治見市の臨済宗妙心寺派清昌寺は、防犯機器を導入した動機をそう明かす。

寺の文化財は、地域コミュニティーにとっての文化財でもあるとの考えから、防犯カメラなどの機器を取り入れることにした。

防犯機器を導入するに当たって特に配慮したのは、寺の開放性と防犯態勢の強化をどう両立させるかという点だ。
本堂は夜間を除いて基本的に開放することにしていて、檀家や参拝者のためにも閉ざしたくない。
といって、寺の文化財を脅かす盗難や放火のような危険は可能な限り排除しなければならない。

そこで同寺が採用したのは、赤外線システムによる境内外周の警備と、火災を未然に防ぐ煙感知器、防犯カメラを活用したシステム。
参道から境内への入り口や、本堂などの伽藍を映像と共にくまなく警備できるようにし、本堂に人が入ると庫裡のチャイムが鳴る便利な機能も加えた。

清昌寺の防犯システムを設計・施工した同市のセキュリティハウス黎明(古賀政男社長)によると、
広い境内と複数の建物に機器を設置するには複雑な配線が必要となるため、配線が不要な無線タイプを積極的に採用した。
また、防犯機器の設置にあわせてAED(自動体外式除細動器)も設置している。

同社は、京都市の㈱セキュリティハウス・センターが全国展開する防犯機器販売専門ネットワーク130社の1社。

問い合わせは㈱セキュリティハウス・センター「SHネットワーク運営本部」∥電話075(584)6600∥まで。

(次回から新しいタイトルで連載します)



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