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2017年10月30日 中外日報(平成29年10月27日)「防犯ズームイン(37)」(弊社提供連載)


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夜間の記録映像が重要


日本三景のひとつ、天橋立のほど近くに鎮座する籠神社(京都府宮津市)。伊勢神宮に祀られている天照大神と豊受大神は、同神社から伊勢神宮に遷されたことから、「元伊勢籠神社」と称され、広く崇められている。

由緒ある同社の社殿や宝物を犯罪から守っているのは、境内各所に設置した防犯カメラとLEDのセンサーライト。

カメラの画像は、インターネット回線を利用することで社務所内でのモニタリングを可能にした。人を感知するとライトが光るセンサーライトは、窃盗犯にとっては脅威となる一方、参拝者にとっては暗がりに足元や周囲を照らす「照明」として喜ばれているという。

特にカメラシステムを導入するポイントは、犯罪行為を映像として記録できるところにある。特に犯罪が発生しやすい夜間が重要という。

システムの導入効果として、記録した映像が賽銭泥棒の犯人の逮捕につながったケースも。また、バスが境内の建物と接触し、損壊するという事故が発生した際には、事故発生時の映像を基にするなどして、バス会社との事故処理に当たっているという(現在も協議中)。

同神社の神職も、「夜間の映像の状態が良い。安心感が格段に違う」と大きな信頼を寄せている。

施工した京都府京丹後市のセキュリティハウス京都北(冨田耕二社長∥総合防犯設備士)は、京都市山科区のセキュリティハウス・センターが全国展開する防犯機器専門ネットワークに加盟。ネットワークには現在、全国の138社が参加している。

問い合わせはセキュリティハウス・センター「SHネットワーク運営本部」∥075(584)6600∥まで。

(ルビ)
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(写真説明)
「元伊勢」、「丹後一宮」として格別に崇められている籠神社

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