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2014年01月16日 岡崎のセキュリティー会社iPadで防犯監視アプリ-販売1年で500社(岡崎経済新聞WEB掲載)

1363880380_b.jpg岡崎のセキュリティー専門会社「セキュリティハウス」(岡崎市祐金町)がiPad防犯監視アプリ「i-NEXT」を開発して間もなく1年がたつ。

※左写真:遠隔操作で、さかのぼって録画した動画をiPadで見ることができる。
岡崎のセキュリティー会社iPadで防犯監視アプリ-販売1年で500社

家庭や事業所に設置した防犯カメラをiPadでリモート操作して、どこからでも不在中の様子を見ることができる。ドアの施錠や解除、シャッターの開閉や照明・換気扇・空調のオンオフ操作も可能。複数画面の切り替えやズーム表示などのほか録画機能も備え、iPadの録画ボタンを押す前にさかのぼって動画を保存できる。事前録画開始時間は何秒でも設定変更可能。

「不審者の侵入や万引を監視するほか、工場の稼働状況確認などに使ったり、ショールーム案内や従業員の現場教育などにも使ったりと用途は幅広い」と社長の神谷英次さん。登録したiPadやiPhoneからしか見られないよう機密保持を施し、「万が一、iPadを盗難紛失した場合もすぐに使えないようにすることができる」

パソコンとブラウザーを使った「i-NEXT」としての販売開始は2010年10月。同年5月に日本でiPadが販売されると、神谷さんは「このデバイス(端末)を使えば使いやすい防犯システムができる」と手応えを感じたという。「iPadと心中してもいいくらいほれ込んだ。抱きかかえて生活していたようなもの」

1363881329_photo.jpg「当時、日本では今ほど簡単にアプリ開発をできる環境が整っていなかったうえに、開発者も見つからなかった」と話す神谷さん。「アプリ開発の経験を積みたいので作らせてほしいという人と知り合い開発をお願いしたところ、1週間もしないうちにプロトタイプを作ってきてくれた」と振り返る。

同社は1972(昭和47)年、に「アイコ防犯」として創業。1994(昭和59)年、京都市に本社を構える「セキュリティハウス・センター」から一部出資を受けフランチャイズ加盟した。「i-NEXTの開発は岡崎の当社が行ったが、京都のFC本部が賛同してくれて、全FCにメーンサービスとして販売を展開している」という。

「i-NEXTの開発は岡崎の当社が行ったが、京都のFC本部が賛同してくれて、全FCにメーンサービスとして販売を展開している」。現在全国で約500件の導入があるという。顧客の要望を受けバージョンアップを重ねる。

システム導入は23万円から(監視カメラ代等別途)。アプリは「AppStore」から無料ダウンロードできる。Android版の開発の予定はない。

※右写真:ビジネスフェア展示コーナーの様子。神谷社長(右)と営業部河合課長(左)
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