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2018年03月01日 中外日報(平成30年2月28日)「防犯ズームイン(41)」(弊社提供連載)


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光と音で侵入者撃退


岐阜県白川町の大山山上に鎮座する大山白山神社は、718(養老2)年に僧・泰澄が白山比咩神社から祭神を勧請して創建したと伝えられる。国の天然記念物に指定される大スギをはじめとする300本のスギの大木が鎮守の社叢を形成し、境内は静謐な空気に包まれている。

同神社は昨年、神像や建物を飾る金具の盗難防止などを目的に、自主機械警備システムを導入した。鎮座1300年記念事業の一環として建物などを改修した際、設置された。

離れた場所にいても境内の様子が確認できる他、センサーが異常を検知すると人感ライトやサイレンが光や音などを発して、侵入者を威嚇・撃退する。

機器の配置などを工夫した「見せる防犯」により、下見段階で犯行を思いとどまらせる「狙わせない仕組み」を構築。抑止効果がはたらき、夜間でも安心という。

施工した岐阜県多治見市のセキュリティハウス黎明(古賀政男社長)によると、広い境内でも、機器の設置数には限りがあることから、「一つ一つの機器が最大限の効果が発揮できる配置を心掛けた」としている。

セキュリティハウス黎明は、セキュリティハウス・センター(京都市山科区)が全国展開する防犯機器専門ネットワークに加盟。ネットワークには現在、全国の138社が参加している。

問い合わせはセキュリティハウス・センター「SHネットワーク運営本部」∥075(584)6600∥まで。

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各種防犯機器を効果的に設置し、見せる防犯で抑止効果を高めた

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