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2018年07月03日 中外日報(平成30年6月29日)「防犯ズームイン(45)」(弊社提供連載)


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地域の安全見守り


三重県桑名市の浄土宗十念寺は8世紀中頃、行基菩薩の創建と伝わる。寺地は何度か移転し、慶長年間(1596~1615)の町割りによって現在地に移った。

境内に七福神が祀られ、毎年11月23日には恒例の「七福神まつり」が営まれる。当日は大正琴や舞踊の奉納、無病息災を願う餅投げなどがあり、多くの参拝者でにぎわう。

同寺は今年4月、犯罪の抑止や、境内周囲の公道の安全確認が地域の防犯協力につながるとの考えから、防犯カメラを導入した。

導入の決め手となったのは、遠隔での映像確認と機器の信頼度の高さ。多忙な住職にとって外出先からの確認が便利と好評で、セキュリティー専門企業によるシステム構築なので安心という。

システム導入を手掛けたセキュリティハウス北東京・東海(名古屋市中区)は、導入のポイントを「境内の厳かな雰囲気を損なわないように隠蔽配線した。本堂を見渡せるポールの配線も埋設して施すなど工夫した」と話している。

セキュリティハウス北東京・東海は、セキュリティハウス・センター(京都市山科区)が全国展開する防犯機器専門ネットワークに加盟。ネットワークには現在、全国の138社が参加している。

問い合わせはセキュリティハウス・センター「SHネットワーク運営本部」∥電話075(584)6600∥まで。

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地域への防犯協力も考えて今年4月に防犯カメラを導入した十念寺

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