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2017年11月27日 洛南タイムス2017.11.23(木)「『防犯のプロ』がアドバイス」

宇治平等院
診断で対策を確認

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<掲載一部抜粋>

世界遺産の平等院で22日、文化財を守るための防犯診断が実施された。
専門家や警察など「防犯のプロ」が、設備点検や防犯対策の確認を行った。

<中略>

府防犯設備士協会の友田彰夫副会長は
「防犯をしっかりやっている事、対策を取っている事のアピールも重要。
監視体制が整っている事を見せしめる看板の設置も効果的と思う。
また発券所など、現金を扱う場所の警戒策も練っては」とアドバイスした。

宇治署の塚原稔生活安全課長は「犯罪者は必ず、犯行前に下見をする。
境内はもちろん、周囲の道路や駐車場も定期的に巡回しては。
観光客や市民なども巻き込み、『多くの目』で守る取り組みも進めて」と述べた。

平等院の横井聖喜執事は「専門家と警察、2つの視点からアドバイスをもらえ、参考になった。
貴重な文化財を次の世代へ受け継ぐため、防犯体制をより一層強化していきたい」と話していた。


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