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2024年05月02日 親切装い「荷物持ってあげる」 その後、家に上がり込んで盗む

 荷物を運ぶおばあちゃん.png

 札幌市西区に住む女性の自宅に上がりこみ、財布などが入ったトートバッグを盗んだとして11日、56歳の男が逮捕されました。

 窃盗の疑いで逮捕されたのは、札幌市白石区東札幌5条5丁目に住む、無職の56歳の男です。

 男は、去年11月9日の午前11時前、86歳の女性が1人で住む札幌市西区の家に上がりこみ、財布や食料品などあわせて13点が入ったトートバックを盗んだ疑いが持たれています。

 警察によりますと、男は、買い物帰りで道路を歩いていた86歳の女性に「荷物持ってあげる」と言って、近づきました。

 男は、荷物を持って女性の自宅まで一緒に行った後、家に上がり込み、女性に水を要求。
女性が水を出そうとすると、すでに男はおらず、買い物で購入した乳飲料や果物、そして財布も入ったトートバックを盗んで逃げたということです。財布には現金およそ1000円が入っていました。

 被害に気づいた女性が「買い物をした荷物と財布を盗られた」と警察に通報。
防犯カメラなどの捜査から、容疑が固まったとして、事件から約5か月後の11日、56歳の男を逮捕しました。

 調べに対し、56歳の男は「わかりません」と話し、容疑を否認しています。警察は余罪なども含めて、詳しく調べています。


<4/11(木) 17:04配信 HBCニュース北海道より>


 仕事帰りに大きな荷物を持った女性を見かけることが時々あります。

 横断歩道や歩道橋を渡る際、荷物が重そうに見えて、荷物を持ちましょうか?と声を掛けようかと迷いました。

 行き先は分かりませんが、自宅や駅などの近くまで運ぼうかと考えました。

 ただ、いきなり知らない人から声を掛けられるのは不審がられると思い、今まで声は掛けたことはありません。

 

 今回の事件は、声を掛け荷物を運ぶまでは私が行いたかった善意であり、その後、荷物や財布を盗むのは悪意であり、その両方が同時に行われた珍しい現象です。

 ただ、結果としては悪意だけが残ってしまい、善意を利用しただけの汚い手口になっています。

 今後、同じように困っている人を見かけた際、声を掛けようとする人を躊躇させ、声を掛けられた人は泥棒かもしれないと警戒を強めるかもしれません。

 他人からの善意を信用できなくなり、そして自分も他人に対して善意を行わなくなる、そのような人が増えていくと息苦しい世の中になってしまいそうです。

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