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2014年12月05日 栃木で馬盗み、九州で食肉業者に売却

栃木県警下野署は17日、厩舎(きゅうしゃ)から馬4頭(計100万円相当)を盗んだとして茨城県笠間市平町、アルバイトの男(26)を窃盗容疑で逮捕しました。
容疑を認めているという。

容疑は、8月3日午後7時半ごろから4日午前8時半ごろにかけて、栃木県内の乗馬クラブが所有する同県下野市下坪山の食肉馬用厩舎から馬4頭を盗んだとしています。
同署によると、馬運搬用のトラックなどを使って九州まで運び、食肉業者に売却したとみられます。

男は、2006年秋の兵庫国体馬術競技で優勝しています。
<毎日新聞 11月18日(火)1時15分配信より>


栃木で乗馬クラブの厩舎から馬4頭を盗み、トラックで九州に運び、食肉業者に売却した男が逮捕されました。
盗んだ場所と売りさばいた場所が遠ければ遠いほど、足がつきにくい、自分の犯行と特定されにくいと考えたのでしょうか。
栃木~九州~茨城とトラックで移動し時間と手間をかけた割には100万円というのはあまり得した気がしないのですが。

また、馬をいきなり持ち込んで売ろうとする者はほとんどいないでしょうから、すごく目立つ手口と言えます。
計画的に計算された賢い手口とは思えません。
思いつきや衝動的な犯行に近いのではないでしょうか。

馬の管理方法や体制は分かりませんが、1頭ずつ識別できるような番号を持たせることも必要だと思います。
蹄鉄などで分かるようにするなど方法はいくつもあるでしょう。

それにしても、持ち込まれた馬を簡単に買い取ってしまう業者もどうなのでしょうか・・・。
(その業者が怪しみ、その結果、犯行が発覚した可能性もありますが)

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