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2013年12月20日 まだまだ不足、「自分の安全は自分で守る」の意識

日本の安全について、「はじめから与えられてもらっているもの」という気持ちを持っている人がいまだに多く見うけられます。海外では古くから「自分 の安全は自分で守る」ことは当たり前だったのですが、島国であり他国(民族)からの侵略や危険が少なかったことや長期にわたる鎖国、単一民族、世界に誇る 警察・交番制度、近隣とのコミュニケーションが取れているなど自然と安全の要素が備わっている現状がありました。

しかし最近では交通や情報が発達し海外との交流が深まる中、日本の安全を逆手に取った犯罪が全国に広がっています。外国人のみならず、日本人の 犯罪者の考えや感覚も大きく変化しています。それに対して一般国民の意識は、潜在的に安全に対する不安要素は抱えながらも未だに「対岸の火事」、「自分に は無関係」を決め込むことが多いのです。その心の隙間に犯罪者がつけこみ被害が増加しているのが現状なのです。

日本には日常的に役立つ諺が数多くあります。「転ばぬさきの杖」という言葉にもありますように、何かがおこる前に安全対策の第一歩として一人一 人が意識面を「自分の安全は自分で守る」に変えていくことからはじめ、その上でセキュリティシステムを含めた防犯対策が求められます。

安心・安全は自己防衛(self defense)が基本です。

自己防衛のポイント

  1. 狙われにくくする。
    明らかに留守と思わせない対策。近隣からの見通しを確保する環境作り。
  2. 侵入しにくくする。
    防犯性の高い鍵にする。面格子を付ける。常夜灯やセンサライトを設置する。
  3. 周囲に異常を知らせる。
    セキュリティシステムを設置し、侵入があれば音と光で威嚇すると共に周囲に異常を知らせる。

具体的にセキュリティシステムを検討される際は、専門家(防犯設備士)と相談しながら、建物や周囲の環境に応じた最適なシステムを構築されることをお勧めします。


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