ニュースブログ

  • ワンポイントアドバイス
2013年12月19日 運送業における 防犯対策

犯罪状況

最近、金属盗、ガソリン盗、重機の盗難等、屋外で野放しになっている「モノ」の窃盗被害が目立ちます。
屋外と言えば、運送業者も関係してきます。

屋外には、大切なトラックがあります。業務中トラックは停車していませんが、業務終了後は駐車場に停車。停車中に、トラックにいたずらされたり、トラックの部品が盗まれたりする被害が頻繁に発生しています。

また、最近ではガソリンが盗まれる事件も耳にします。

想定されるリスク

盗難被害で一番困るのは、トラックが盗まれること。

1台数百万円、また1,000万円相当のトラックもあります。

万が一、トラックが盗られた場合業務を行えません。仕事を依頼していただいたお客様にも多大な迷惑をお掛けすることにもなります。

他に、守らなければならないものは沢山あります。
事務所内には現金・パソコンといろいろな「モノ」があります。
しかし、日々の業務に追われ防犯対策は後回しになっているのが現状のようです。

何か遭ってからでは遅すぎます。

運送業における防犯対策

運送業における防犯対策は、事故防止策と似ているところがあります。交通事故で一瞬にトラックが廃車になることも・・・。事故防止にドライブレコーダーを搭載されている会社があります。

急発進、急加速、長時間運転など危険な運転をしているときに、「急発進です。注意してください。」等のメッセージを流すことにより、事故を防止しています。つまり、事故を未然に防いでいます。

ドライブレコーダーのシステムは、トラック30台規模のところで1,200万円程度のコストが必要というモデルプランが、ある企業のホームページ上にありました。多額のコストをかけて事故防止につなげています。

防犯も同様です。メッセージを流すことや、大きな警報音を鳴らすこと、また、強い光で威嚇するなどして、犯罪者を撃退させ、犯罪を未然に防ぐ取り組みをします。
運送業を行っている会社の敷地は、通常敷地面積が広く敷地全体を常時人的に警備することは困難な状況です。
そこで、外周を全て赤外線センサー等で守る防犯システムをおすすめいたします。

  • 赤外線センサー等で外周を警備することによって、敷地内に不審者を侵入させません。
    さらに効果的な防犯対策は、赤外線センサーで警備していることを「セキュリティキーパー」を設置して『警戒中』であることを見せることです。
    夜間はセキュリティキーパーが点灯するので、警戒中であることが一目でわかります。
  • 抑止効果を高めるためには防犯カメラも重要です。
    犯罪者の心理として、人に見られることを嫌います。
    人の目に限らずカメラの目も嫌います。
    犯行現場を見られると捕まる可能性があるからです。
    犯罪者は、よほどの大金が無い限り捕まらない安全な場所を狙います。
    「ここはやめておこう」と思わせることが重要です。

通常、300坪程度の敷地で敷地全体を監視するには3台~4台のカメラが必要です。
トラックを停車している敷地内の防犯カメラは通常屋外に設置します。
屋外の場合、夜になると明かりがほとんどなくなるので、夜間対応のカメラ(デイナイト機能付カメラ)を設置します。

また、雨・風の影響を受けないように、ハウジング(カバー)でカメラを覆います。
カメラの中には、赤外線照明内臓のカメラもあります。
赤外線照明により真っ暗やみ(0ルクス)のところでもしっかり映像を捕らえることができます。 

加盟企業専用ページはこちら