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公共交通機関 日中の防犯対策

駅・電車で起こる事件とは

窃盗(スリ)、暴行(車内暴力など)、痴漢、これらの事件は、いつ自分の身に起こっても不思議ではありません。
誰でもが想像に容易いでしょう。しかし、1995年の地下鉄サリン事件もさることながら、凶悪な犯罪は日常で身近に起こり得る事です。

乗客のいる電車内の写真

◆小田急電鉄小田原線車内:2021年8月6日
 車内で発生した無差別刺傷事件。乗客の20歳の女子大生が重傷を負った他、合わせて10人が被害に遭った。

◆京王線布田駅-国領駅:2021年10月31日
 布田駅 - 国領駅付近を走行中の上り特急電車内で、自称24歳の男が刃物を振り回し5号車に油のような液体をまいて火を着けた

◆九州新幹線熊本駅-新八代駅間:2021年11月8日
 「さくら401号」の3号車で、福岡市在住の69歳の男性が通路に液体をまいて放火。京王線刺傷事件を真似しようと思ったという。

◆JR福島駅前:2021年11月15日
 JR福島駅で刃物持った男が暴れ女性が切りつけられた。

これらの事件は、いずれも身勝手な理由から犯行に及んだと見られています。
「幸せそうな女性を殺したかった」
「死刑になりたかった」
「火を付けて自殺をしたかった」
「誰でもよかった」

なぜ、電車内で事件は起こるのか

無人の電車内の写真

・ 不審者が乗車してくる想定をしていなかった
・ 入場チェックができていなかった
・ 車両内のセキュリティ体制が整っていなかった
・ 犯罪抑止ができていなかった
・ 緊急事態をすぐに乗客に知らせることができなかった

とはいえ、事件を未然に防ぐというのは大変難しい事です。
事件を未然に防ぐには手荷物検査が有効な対策だと言えますが、日本での導入は現実的とは言えません。
もし電車内で事件に遭遇したら、できるだけ犯人から遠くの車両に逃げることが大事です。
ゼロトラストの昨今、今まで性善説に基づいて成立していた事がこれまでのように成り立たないのも事実です。
防犯カメラは確信犯には抑止力にならないので、車内で何かが起きた時に、車掌や指令室で素早く現状把握できるシステム設置は有効であると言えます。

「自分の身は自分で守る」

走行中、密室となる電車内で凶行から身を守るにはどうしたらいいのでしょうか。

イヤホンで大音量で音楽を聴いたり、ゲームなどスマートフォンに夢中になったりして周囲の情報を遮断するのはリスクが高く、車内の変化に気付くのが遅れる可能性が高くなります。
普段から不審者がいないか周囲をしばしば見渡すことが身を守るためには重要です。
手荷物検査がなく不特定多数の人が出入りする電車は、悪意を持った人でも利用できる場所という認識をしっかりと持ちましょう。

普段の生活の中で、通勤や通学に使っている車内の「非常通報ボタン」や非常用ドアコック、消火器などの場所をしっかりと確認しておき、
危機管理の意識を高く意識するようにしておきましょう。

電車に乗っている女性の写真

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