防犯対策
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工場の情報漏洩対策
工場で守らなければならない第一は、「情報」です。
工場には、取引先顧客情報、新商品情報、仕入情報などがあります。又、従業員とその家族のマイナンバー情報もあります。
こうした情報は「個人情報保護法」としてその管理を厳しく制限されています。
また、取引先や顧客情報、新商品情報が漏洩すると最も大切な「信用」も失うことになります。特に新商品に関しては図面だけでなく部品や計器も機密情報になります。
「情報漏洩を防ぐ」には、機密性が高い情報を取り扱っている部屋に自由に出入りできる人間をあらかじめ制限し、入退室管理を行うことが重要です。機密情報を管理している者以外が立ち入らないように万全の対策を取る必要があります。
カードや指紋照合または暗証番号入力式で解錠できる電気錠を設置し、誰が・いつ出入りしたかを自動的に記録します。
動画
防犯カメラと連動させ、自動録画することで、万が一情報漏洩が発生した時には、その時間帯の入室者の行動を動画確認することができます。
情報漏洩に関しては内部犯行と外部からの侵入者によるパソコン盗難とがあります。
外部からの侵入者対策に関しては先に述べた「自主機械警備システム」で狙わせない、敷地の中に入れない、建物の中に入れないというシステムが重要です。
関係者以外を建物に自由に出入りさせない
この入退室管理システムを建物への出入り口にも導入することで、社員以外は建物内への侵入をシャットアウトすることができます。
京都アニメーションの大量放火殺傷事件に見られるように、最近は「理由なき犯行」や「遺恨による犯行」が増えています。そうした不審者の侵入を防ぐことで大切な従業員の命を守ることができます。
コロナウィルス対策として、出入り口に体温確認ができるサーモグラフィーカメラを設置し、電気錠や入退室管理システムと連動。体温が高い社員や来客は入れないようにし、音声報知来器で様々なメッセージを流すシステムが有効です。