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相次ぐ交番襲撃対策 石川県内全ての交番に防犯カメラ設置

交番の襲撃が全国的に相次ぐ中、石川県警は来年度、県内全ての交番に防犯カメラを設置することになりました。

(記者リポート)
「富山県や宮城県で相次いでいる交番襲撃事件を受け、石川県警は新年度、交番の防犯強化に乗り出します」

現在、石川県内にある交番の数は64。このうち56の交番に防犯カメラが設置されていません。

交番が襲撃される事件が全国的に相次ぐ中、石川県警は新年度全ての交番への防犯カメラの設置を決め、予算案に1300万円あまりを計上しました。

また、緊急時に盾の代わりとなる案内板の設置と防護盾の配備を進める方針です。

石川県の新年度予算案は、20日開会の県議会に提案されます。
<2/19(火) 14:00配信 石川テレビより>

交番襲撃事件、動機の一つに拳銃の強奪目的があります。
奪った拳銃をさらに別の事件で悪用する目的でしょう。
金品が盗まれる被害よりもさらに深刻で、被害に遭ってしまった交番や警察に対しての非難も考えられますから対策は必須と言えます。

全ての交番に防犯カメラを設置し、さらに防護盾の配備も進める方針ということですが、これだけでは不充分のような気がします。
複数の警官による勤務体制のための増員や防御のための拳銃使用体制の見直しなども行うべきではないでしょうか。
働き手の減少から警官の人員不足も今後は考えられます。
人の数だけに頼らない対策も考えていかなければなりません。

工場から部品1100点665万円相当盗まれる 出入業者逮捕

滋賀県大津市にある東レの工場に侵入し、機械部品1100点665万円相当を盗んだとして、出入していた48歳の配管工の男が逮捕されました。

窃盗と建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、大津市の配管工の男(48)です。
警察によりますと、男は去年9月から先月にかけて大津市の「東レ滋賀事業場」に侵入し、ポリマーフィルターと呼ばれる不純物をろ過する機械部品など約1100点665万円相当を盗んだ疑いがもたれています。

男はこの工場の出入り業者で、警察の取り調べに対して、「間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察は共犯者がいる可能性も含めて捜査を進めています。
<2/18(月) 19:10配信 MBSニュースより>


工場の出入業者が機械部品1100点665万円相当を盗んだという事件です。

部品の大きさ等は不明ですが1100点も盗まれたというのは大変なことです。

数ヶ月間に渡って少しずつ盗み出したということでしょうが、その部品の在庫管理等がどのように行われていたのかも疑問です。
盗まれたことにも気付かなかったというなら大問題です。

一般的な事務所や店舗においても、出入業者や仕入先、配達業者などが自由に出入りところは多いと思います。
言い方は良くありませんが、その人たちの誰かが良からぬ考えからその事務所や店舗内の備品や金庫、社員の私物等を持ち出そうとしたら、それを阻止することは難しいのではないでしょうか。

泥棒などの犯罪者、招かざる客の侵入を阻止するには物理的な防止策をとることで対策できますが、彼らは招かざる客ではなくこちらが招いている客ですから侵入を阻止すると色々と支障が出てきます。
侵入は阻止せず、犯行だけを防ぐ対策が必要です。

防犯カメラは犯行の抑止力にはなりますが、犯行自体を防ぐことにはつながらない場合があります。
建物や部屋の入退出の履歴確認は効果があるでしょうが、これも絶対ではありません。
様々な対策を併用し、ここはセキュリティがしっかりしている、仮に盗み出すことができても後で自分の犯行だと確実にばれてしまうと相手に思わせることで犯行を行わせないようにすることでしょう。

監視カメラの効果に関するアンケート 4割が知らない

インターネットリサーチを手掛けるNEXERは、防犯カメラの販売・設置を行うWhite&Greenと共同で「防犯カメラに関するアンケート」を実施した。
栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川に在住のボイスノート会員を対象に、1月1~30日の期間で実施。集計対象が1283人だった。

監視カメラの設置に防犯効果があることを知っているかどうか聞いたところ、42.3%が「知らない」と回答したという。最近では、画像解析技術や通信技術の向上によって、防犯カメラが街のさまざまな場所に設置されている。
防犯カメラを取り付けることで犯罪件数が減少した事例が多数あり、防犯カメラを設置すること自体が犯罪抑止力になるとの見方がある。

4割以上が「知らない」との回答だったため、NEXERでは「防犯に対する意識の低さの表れと言える」と捉えている。
<2/8(金) 17:00配信 BCNより>


監視カメラ設置に防犯効果があることを知っているか聞いたところ、4割の人が知らないという回答だったようです。
知らないと答えた人はどのような効果があると思っているのでしょうか。
もしくかすると、お金持ちが従業員や家族を監視するために、防犯というより趣味や趣向目的でつけるという印象を持っている人がいるのかもしれません。
または、防犯効果、抑止効果というよりも犯行の状態を記録している、事後の記録目的という印象なのかもしれません。

自分が犯罪者になったと考えると、防犯カメラが設置されている場所では犯行は避ける、なぜ避けるかを考えて下さい、自分が捕まる危険性が高くなると考えると分かりやすくイメージできると思いますが、そこまで連想して考える人がまだまだ少ないのでしょうか。

防犯に対する啓蒙活動が行き届いていないのでしょう。

札幌 住民の反発で防犯カメラ撤去

札幌市白石区の本郷町内会(約千世帯)は13日、市の補助金を見込んで昨年設置した防犯カメラ全4台について、撤去することを決めた。
一部住民からプライバシーへの配慮を求められたためで、撤去は市内で初めて。
町内会が事前に撮影範囲について住民の同意を得なかったため、反発が起きた。
市は今後、各町内会向けの手引にある住民合意の具体的な手続きを改善する方針だ。

この事業は市内の実業家による寄付金を使い、2018年度から3年で動画撮影のカメラ計2千台を補助する計画。
1台当たり16万円を上限に購入費や設置費を補助する。
1町内会当たり4台までで、市は昨年5月に設置を呼びかけた。1日現在、本郷町内会を含む28町内会が計72台分を申請している。

本郷町内会は昨年6月、役員と各班長の約30人による代表者会議で設置を決めた。
設置場所は幼稚園や住宅の前など4カ所。
画像には道路や一部の集合住宅の出入り口が写るが、住民には町内会報で設置を知らせただけで、写る可能性がある住民の同意を受けていなかった。

同町内会は13日の臨時役員会で、「姿がカメラに写るのは肖像権の侵害」という住民の声に配慮して撤去する方針を説明した。会長(83)は「防犯のために必要だと考えたが、肖像権の問題があるならば、カメラを外すしかない」と話している。
<2/14(木) 7:02配信 北海道新聞より>

住民の反発で防犯カメラを撤去するという最近では珍しい事件のように思います。
プライバシーの侵害よりも防犯を重視する風潮が強く、仮に設置場所や設置目的に多少の疑問を持っていても防犯を盾にされると文句が言いにくい傾向があるように思います。

地方自治体やマンションの管理組合などが防犯カメラを設置する場合、利用者やその費用を負担する者に防犯カメラを設置する目的や管理方法、運用方法などをきちんと理解してもらった上で行わなければならないということがよく分かったニュースでもあります。

我々防犯に携わる者としては考えさせられる決定です。

東京都港区 落書き対策で防犯カメラを無償貸与

東京都港区が区内全域の「落書き実態調査」を23区で初めて実施したところ、六本木や麻布、新橋などの繁華街、高級住宅地を中心に計1121件が確認されたことが分かった。
区は2020年東京五輪・パラリンピックを控え「景観の悪化は治安の悪化につながる」(防災課)と憂慮。
同じ場所に繰り返し落書きされる例が多いため、区は19年度から、防犯カメラを無償貸与して再犯防止に乗り出す。】

同課によると、区は18年7~8月、警察からの情報などを参考に、調査員が区内全域(20・37平方キロメートル)を巡回して落書きを確認した。落書きは約半数が麻布地区(六本木、広尾、西麻布など)に集中。
残りは芝地区(新橋、田町など)に多く、民家や個人商店の壁、シャッターへの落書きが目立った。

全体の約8割は1平方メートル以下の小さなものだったが、中には約50平方メートルある壁一面に書かれたものもあったという。ほとんどがアルファベットかイラストで「何を意味しているのか不明な、まさに落書き」と同課は話す。

区は17年度に落書き対策事業を始め、これまで住民や個人商店主を対象に、無償で清掃業者の派遣、薬剤や道具の提供を行ってきた。しかし「落書きされやすい場所があり、消しても書かれるイタチごっこ。終止符を打ちたい」(同課)として、防犯カメラの無償貸与を決めた。

区は19年度予算案に、前年度比2倍超の計917万2000円を盛り込み、防犯カメラ計35台を用意。希望者に無償で貸し出し、設置も区が請け負う。防犯カメラの映像は、個人情報保護などに関する区の要項に基づいて運用・管理する。
<2/4(月) 9:24配信 毎日新聞より>


落書きが多い場所=治安が良くない場所というイメージが強いです。
防犯カメラという単発の防犯対策でどれだけ落書きを防ぐことができるのかに注目です。
効果があれば防犯カメラの見られているという抑止効果が犯罪を未然に防ぎ、その場での犯行を阻止したということになります。

ただ、カメラに映る前にカメラを壊してしまおうとする犯罪者の手口に対しては効果がありません。
カメラ自体は自らの身を守るための手段を持っていないからです。
防犯カメラを設置しても効果がなかった場合は、治安を改善させるための根本的な対策が必要になるでしょう。

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