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防犯カメラだけでは犯罪を防ぐことが難しい状況?

最近、色々なニュースや新聞記事を目にする際、「事故現場の防犯カメラの映像によると・・・」という記載が以前より目立つように思います。
防犯カメラがついていることが珍しくない、コンビニ等一部の店舗や業種では、ついているのが当たり前というほどの普及率です。

その中で、防犯カメラの映像が犯人の特定や有罪の証拠として活躍していることは多くの人が認識しています。

ただ、犯罪者側から見ると、防犯カメラがついている状況、環境が珍しくない為、以前ほど防犯カメラを避ける傾向ではなくなってきているのではないかと思います。

ここは防犯カメラがついているからついていない別の場所を探そう、ではなく、どこも防犯カメラがついているからここで犯行を行ってしまおう。

防犯カメラの抑止力が弱くなっている、変質しているとも言えます。

つまり、最終的には防犯カメラの映像がもとで犯人逮捕につながっていても、その場では何らかの被害、盗難や破損被害を受けてしまっているということです。

被害者が一番求めていることは、まず被害に遭わないこと。
そして次に求めるのが犯罪者に狙われても、実質的な被害をゼロにすること。
防犯カメラや威嚇機器で犯罪者をその場から追い払うことで盗難や破損被害がゼロであることです。
被害に遭った後の犯人逮捕はその次ではないでしょうか。

実質的な被害をゼロにするには、犯罪者の敷地内の侵入を防ぐことで大きな効果を発揮します。
敷地内への侵入を検知すると威嚇機器が鳴動する。
周囲に人がいればさらに効果が上がります。
今後は、防犯カメラ+アルファの防犯対策が必須という時代になるかもしれません。

マンション12階から自転車投げつける

堺市堺区で今年8月、集合住宅の上階から落ちてきた自転車で住人女性(76)がけがを負った事件で、大阪府警堺署は19日、殺人未遂容疑で、大阪市生野区中川西、無職の男(26)を逮捕した。
男は「自転車を投げ落としたが、殺意はなかった」と容疑を一部否認している。

逮捕容疑は、8月28日午後3時15分ごろ、堺市堺区戎島町の「府営堺戎島住宅」で、12階の通路から他人の自転車を投げ落とし、通行中の住人女性に当てて殺害しようとしたとしている。

同署によると、住人女性は頭を切るなどの重傷を負ったが命に別条はない。男は集合住宅の12階の通路で知人男性と口論していたといい、「怒りにまかせて自転車を投げた」と供述しているという。女性と男は面識がなかったとみられる。

落とされた自転車は自転車置き場の屋根にいったん落ち、弾みでさらに落下して近くを歩いていた女性に当たった。自転車は府営住宅の住人の名義だった。

周辺の防犯カメラの映像などから男の関与が浮上。同署は男が集合住宅を訪れた経緯などを調べている。
<10/19(金) 9:43配信 産経新聞より>

76歳の見知らぬ女性に対して、怒りに任せてマンション12階から自転車を投げつけるというのは一体どのような心理状態からでしょうか。
この女性に対しての怒りではなく、何か別のことに腹を立て、その八つ当たりで誰でもよいから自転車を投げつけたのでしょうか。

マンションの12階から投げられた自転車のスピード、衝撃というのは相当なものでしょう。
直撃ではなかったのか重傷ではありますが、命に別状がなかったのは不幸中の幸いです。
しかし、このような恐ろしい目に遭ってしまうと、肉体的な傷だけでなく、心理的な傷も心配です。

このような犯人に対して何か対策を講じるというのはなかなか難しいことです。
衝動的に、怒りに任せて相手に危害を加えようとする相手を物理的に抑えることは困難です。
強いて言えば、現場に多数の防犯カメラがついていれば、これはまずいと瞬間的に考え、その場での犯行を思い留まらせることにつながる可能性もあるかもしれません。

警察官から拳銃奪おうとして男逮捕 自殺目的?

10日夜、兵庫県伊丹市の路上で警察官から拳銃を奪おうとしたなどとして37歳の男が現行犯逮捕されました。

強盗傷害などの疑いで現行犯逮捕されたのは兵庫県西宮市の自称アルバイトの男(37)です。
警察によりますと男は10日午後9時半すぎ伊丹市寺本の路上で男性巡査(22)が腰につけていた拳銃を奪おうとしたうえ逮捕を免れようと男性巡査の腹を足で蹴るなどした疑いが持たれています。
男性巡査は軽傷でした。

男は事件直前、自転車で乗用車と接触事故を起こし、現場で男性巡査が自転車の防犯登録を確認するなどしていたところ、犯行に及んだということです。
取り調べに対し、男は「警察官の拳銃を使って自殺したかった」と容疑を認めているということです。
<10/11(木) 7:45配信 MBSニュースより>

自転車に乗っていた男が乗用車と接触事故を起こし、警察官が自転車の防犯登録を確認しているときに拳銃を奪おうとして暴行したという事件です。
拳銃を奪おうとしたとありますが、防犯登録を確認され盗難車だとばれる前に拳銃を奪って殺そうとしたとも考えられます。
もしそうなら非常に恐ろしい事件です。

日本で拳銃を持っているのは警察官と暴力団くらいで、まだまだ銃による殺傷事件は諸外国に比べれば少ないです。
しかし今後はそうとは限りません。
テロ事件が発生するなど治安が悪化すると、相手が銃を所持している可能性があります。
銃を所持した相手に対する防衛対策など簡単にはできません。

目には目をではありませんが、銃には銃をという考え方が広まると、現在の日本の低犯罪発生率が大幅に悪化すると思われます。
日本の安全は世界に誇れるものだと思います。
銃が一般社会で当然のように出回る状況は避けなければなりません。

海外で銃乱射事件が発生すると銃規制を掲げる人が増えます。
一方、銃を所持することによって自分の身を守ろうとする人が増え、結局銃の数が増えているように思います。
どちらの意見にも一長一短あり、どちらも自分や家族の身を大事に考えているにも関わらず、全く別の主張となり、そして出口のない泥沼の状態に陥っているように思います。

7年間の恨み晴らした 住宅外壁や車をペンキで汚す

千葉県警館山署は10日、建造物損壊と器物損壊の疑いで鴨川市、無職の女(70)を逮捕した。

逮捕容疑は8月1日午後11時15~50分の間、館山市に住む無職の男性(74)方の住宅外壁と自家用車1台、不動産経営の男性(59)=同市=が管理する私道(計約132万円相当)に赤色のペンキをかけて汚した疑い。

同署によると、防犯カメラ映像などから女が浮上。女は無職の男性と顔見知りだったといい「7年間の恨みを晴らした」と容疑を認めている。

同署には同様の被害で無職の男性から被害届が複数件提出されており、関連を調べている。(本紙、千葉日報オンラインでは実名報道)
<10/11(木) 9:45配信 千葉日報オンラインより>

一戸建て住宅を購入した場合、何か特別な事情がない限り、その場で一生を過ごすことが考えられます。
地価が大幅に上昇して高額売却できた、転勤・転職でそこから離れなければならないなどです。
そう考えると家の購入というのは非常に大きな買物です。

今回の事件のように、隣近所に変な人が住んでおり、その人と友好的に付き合うことが出来ればよいですが、うっかり怒らせたり、恨みを買うことがあると、この被害者のような目に遭ってしまうこともあります。

家を購入するときに隣近所の人となりまでは分かりません。
周囲や家の中まではチェックすることができてもそこまでは分かりません。
運悪く恐ろしい人が近くにいると後々面倒です。

可能であれば、前に住んでいた人の評判や意見等を聞くことが出来れば参考になります。
悪評の場合は仲介する不動産業者が阻止すると思いますが・・・。

自分の家や家族に害をなすのは犯罪者とは限らないということです。
そういう意味でも防犯カメラや防犯センサーなど、対犯罪者対策として導入するのではなく、広義において自分達を害する者全てに向けた対策として考えてもよいのではないでしょうか。
こんな迷惑な人がいるかと思うと防犯カメラで守られていないと大変です。

交番に侵入しポリ袋に火をつける

無人の交番でポリ袋に火を付けたとして、東京新聞の販売店従業員の男が逮捕されました。

男(43)は3日午前2時すぎ、東京・荒川区の交番に侵入して凍結防止剤が入ったポリ袋に火を付けた疑いが持たれています。警視庁によりますと、事件から12時間後に警察官が現場付近の防犯カメラに映っていた男と服装などが似ていた男を見つけ、職務質問しました。

男はその際に容疑を否認しましたが、今は「ライターでダンボールに火を付けて交番の駐車場に置いた」などと容疑を認めています。
<10/4(木) 17:04配信 テレ朝 newsより>


今回の事件では交番に火をつけたポリ袋が置かれ、別の事件では警察官が傷付けられたり、容疑者が脱走するなど警察がらみの犯罪や事件が増えてきているように思います。

警察と言えば犯罪を取り締まる番人、犯罪者にとっては天敵、最大の障壁というイメージがあるのですが、その警察に対して攻撃を仕掛ける大胆な犯罪者が珍しくないような感じです。

これは世界各地で起こっているテロ事件も影響しているかもしれません。
標的は誰であっても関係ない、攻撃を仕掛けることが重要というような考えが広がっているのでしょうか。

警察だから安全とは言えない時代なのかもしれません。
警察に防犯対策を行うというのも少し変な感じがしますが、警察にこそ最強の防犯対策が導入されていてもおかしくないように思います。
犯罪に強い組織としてアピールするには警察の防犯への取り組みを見直すチャンスかもしれません。

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