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防犯ブログ

和歌山 学生のアパート狙う泥棒 長期休暇で不在のため

夏休みなど学生の長期休暇を狙いアパートに空き巣に入ったとして、和歌山北署は28日、岩出市高塚、無職の男(32)=窃盗罪などで公判中=を住居侵入未遂容疑などで逮捕し、窃盗など54件の容疑で和歌山区検に送検したと発表しました。
女性用下着760点、現金約88万円などを盗み、被害は総額約290万円。
容疑を認めているという。

逮捕容疑は、10年12月31日午前1時半ごろ、和歌山市中のアパート玄関ドアの郵便受けを取り外し、解錠して侵入しようとしたとされています。
さらに、07年末~10年末、和歌山大学周辺で54回にわたり、夏季・冬季休暇で帰省して留守になった学生のアパートなどに忍び込み、下着や現金などを盗んでいたとされています。
<毎日新聞3月29日(火)14時58分配信より>

大学は、夏と春に長期の休みに入ります。
大学にもよりますが、7月下旬から9月下旬まで、1月下旬から4月上旬まで長期の休みがあります。

年末年始は戸締りにご用心!という泥棒に注意しましょうという内容のポスターなどが掲示されることがありますが、年末年始やお盆、ゴールデンウィーク等の長期休暇で家を空ける場合は要注意です。

ターゲットとなる地域に電話を掛け、留守であることを確認して片っ端から侵入して荒らすという手口もあります。
留守電のメッセージに長期不在の内容を入れている場合、泥棒にしてみればゆっくり時間をかけて犯行を行うことができる家ということになります。
洗濯物が干しっぱなし、郵便物がポストから溢れ出ているなど、我が家は留守で、無人ですというアピールをしているようなものです。
新聞など定期購読しているものは、不在時には配達しないように連絡しておくなど、手間ですが行うべきです。
この少しの手間を省いてしまったために泥棒に入られてしまった、という後悔をしないように。

事前の防犯対策も面倒なものです。
自宅のどこを強化するか、狙われそうか、色々自分で調べてどこの業者に頼もうか、その費用の支払いはどうするかなど面倒なこと、お金のかかることが様々です。

これらを面倒くさがらずにやるかどうかで、泥棒に目をつけられるかどうかが決まるかもしれません。
自分が面倒だと思うことは、つまり相手(泥棒)にも面倒だと思わせる結果につながります。
この家は侵入するのに面倒そうだな、と思わせたら成功です。
そう思わせるには防犯センサーなどのシステム導入、防犯カメラの設置、鍵を複数つける、扉やガラスを割りにくいものに替えるなど様々な防犯対策があります。
分かりやすいのは番犬などもそうでしょう。

それらをかいくぐってまでその家に侵入するメリットは普通はありません。
そこまでしなくても、別の無防備な家を探す方が簡単だからです。
マンションの防犯対策

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投稿者:総合防犯設備士(2011年3月31日)|記事URL | あとで読む

元鍵修理店勤務の男がサムターン回しで住宅侵入 どんな鍵でも10秒以内!?

窃盗などの疑いで逮捕されたのは、板橋区の無職の男(37)です。

警視庁によりますと男は先月、豊島区のマンションで針金を使ってドアの外側から内側の鍵のつまみを回転させて開錠する「サムターン回し」という手口で部屋に侵入し、ダウンジャンパーなど3万円相当を盗んだ疑いがもたれています。

男はおよそ8年間、銀座の鍵の修理店で働いた経験があり、取調べに対し「どんな鍵も10秒以内で開けられる」などと容疑を認めているということです。

警視庁は、去年9月頃から板橋区や豊島区などのマンションを狙いおよそ50件、総額150万円にのぼる窃盗を繰り返していたとみて裏づけを進めています。
<TBS系(JNN)2月7日(月)14時5分配信より>

最近、侵入手口としてはあまりニュースに取り上げられていなかったサムターン回しによる侵入手口で50件、150万円もの被害が出ていたようです。
サムターンカバーやサムちゃんカバーというサムターンを回させない対策が取り上げられたこともありますが、今やその存在は忘れられているような気がします。
しかし、その犯罪被害がなくなった訳ではありません。
忘れたころに再び流行するというのは侵入手口に限ったことではないことはよく分かると思います。

どんな鍵でも10秒以内で開けられると豪語している泥棒ですが、元鍵の修理店に勤めていたということで、鍵に関する知識は豊富だったのでしょう。
それを犯罪に悪用する者ばかりではありませんが、現実では仕事で得た知識を犯罪に使おうと考える者がいます。

また、鍵だけの対策では泥棒の侵入を防ぐのは難しい、という場合が多いようです。
すこし前ならワンドア・ツーロックという一つのドアに鍵を2つ以上つけましょう、それによって、泥棒はこの家は面倒だ、侵入するのに時間がかかるから止めよう、と別のターゲットに移るということが言われていました。
しかし、この10秒でどんな鍵でもという泥棒を見ると、2つ鍵をつけても計20秒しか時間が稼げないということになります。
これでは対策としては不十分ということになります。

このような特殊技術を持った泥棒ばかりではありませんから、素人の泥棒に対しては充分効果を発揮するかもしれませんが、より高度な技術を持ったプロの泥棒に対しては、鍵だけの対策ではあまり意味がありません。
扉や窓を破壊されにくい材質への強化、窓や扉の開閉を検知するセンサーの設置、室内の温度変化を検知するセンサーの設置、敷地を赤外線センサーによる外周警戒、さらには防犯カメラを設置し映像を記録するなど、より強力な防犯対策が必要です。

一つの対策で多くの犯罪者からの侵入を防げた時代は終わりました。
様々なグレードアップした防犯対策をいくつも組み合わせることによってより侵入されにくいセキュリティハウスが出来上がるのです。
サムターン回しの対策
マンションの防犯対策

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投稿者:総合防犯設備士(2011年2月07日)|記事URL | あとで読む

東京都 マンションの4階女性宅に侵入 強盗と暴行未遂容疑の男逮捕

マンションの女性方に侵入して現金を奪い、暴行しようとしたなどとして、警視庁捜査1課は13日、強盗強姦未遂や窃盗などの疑いで、東京都北区上十条、無職の男(35)を逮捕しました。
同課によると、「強盗しようと思って入った」と容疑を認めています。

同課によると、女性はマンション4階の部屋に1人暮らしで、事件数日前、携帯電話やテレビを盗まれる空き巣被害に遭っており、同課は男が関与したとみて裏付けを進めています。

逮捕容疑は、昨年12月1日午前4時半ごろ、北区の女性(19)方に侵入。
寝ていた女性の手足を粘着テープで縛り、現金1万5千円やキャッシュカードを奪って近くのコンビニエンスストアの現金自動預払機で25万円を引き出した後、マンションに戻り、女性に暴行しようとしたとしています。

同課によると、男は事件前、古物商にテレビを売りさばいており、コンビニの防犯カメラ映像とも一致したという。
<産経新聞1月13日(木)14時28分配信より>

女性の一人暮らしとなると盗難目的の泥棒以外に、わいせつ目的の侵入者に対する警戒も必要です。
マンションの4階で12月ごろの朝4時半に侵入されたということですが、季節を考えると窓を開けっ放しにして寝ていたとも思えませんから窓ガラスを割ってか、ドアをこじ開けての侵入でしょう。

共用玄関がオートロックのマンションの場合、それに安心して個別のドアの施錠をしない、または忘れるということがあります。
しかし、住民を装えば、出入りする人と一緒に簡単に建物内に入れますし、配達を装えばこちらはインターホンで簡単に入れてもらえます。
〇〇〇をしているか我が家は安心、という油断は禁物です。
その〇〇〇を攻略する方法はいくらでもあります。
プロの犯罪者であれば特にそうです。

昔は有効だった防犯対策というのも多々あります。
ピッキングに対する錠の追加や補助錠の設置、下からは侵入しにくい高層マンション、こじ開けるのに時間がかかる金庫への保管。
もちろんそれぞれの防犯対策が全く意味がないということではありませんが、それらが普及している分、犯罪者側もその攻略方法を考え、逆防犯対策をしています。

高層マンションは下からよじ登っての侵入には強いですが、屋上などの上から下りてくる侵入方法なども増えています。
もちろんその場で思いついたような泥棒の犯行ではなく、熟練した泥棒の犯行です。
また、金庫もその場ではこじ開けずに引きずるなどして外に持ち出す犯行も増えています。
複数犯の犯行が増えてきたからでしょうか。

犯罪者は常に進化しています。
考え方から侵入の手口まで常に研究して最新の方法を用います。
それに対抗するには被害者となりうる我々も研究しその対策を最新の物にアップグレードしなければなりません。
防犯泥棒大百科(泥棒の心理、手口と最近の防犯事情を学びましょう!)

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投稿者:総合防犯設備士(2011年1月14日)|記事URL | あとで読む

住宅メーカーの元社員 合鍵使って侵入し女性の下着100枚盗む

合鍵を使って女性顧客のアパートに侵入、下着を盗んだとして、仙台北署は9日、住居侵入と窃盗の疑いで住宅メーカーの元社員の男(47)=住居侵入罪で起訴済み=を再逮捕しました。
自宅からは、女性用下着約100枚のほか、複数の合鍵が見つかっており、同署が鍵の入手経路などを調べています。

逮捕容疑は11月11日午後7時半ごろ、仙台市宮城野区内のアパートに住む看護師の女性(25)宅に合鍵で侵入。
下着1枚を盗んだとしています。

男は「ほかにも同じ手口で数10件のアパートに侵入し、下着を盗んだ」と供述。
男は同月17日、同市青葉区のアパートの女性宅に合鍵で侵入したとして、住居侵入などの疑いで逮捕されました。

住宅メーカー広報企画室によると、男はお客さま相談室主任として、集合住宅の補修や点検などを担当。
現場アパートも男の担当だったということです。
<産経新聞 12月10日(金)7時57分配信より>

住宅メーカーの元社員が以前務めていた職場で入手した合鍵を使って女性宅に侵入し、下着を盗んだという事件です。
これまでは下着の盗難だけで済んでいたかもしれませんが、エスカレートすると金品を盗んだり、女性に危害を加える危険性もありました。
その前に逮捕されて安心している人もいるかもしれません。

しかし、この住宅メーカーの顧客でまだ安心できない人もいるでしょう。
自分の家の合鍵を使って侵入されないか、また知り得た個人情報を悪用されないかなど。
個人情報入りのパソコンが盗まれるという事件がありますが、今回の事件は知り得た個人情報をもとに犯罪を犯していますので意味合いが違います。

この住宅メーカーの損失は測り知れません。
企業としてのイメージダウン、顧客に対する謝罪、今後の再発防止策の実施など、元社員の犯行とは言え、大きな責任を持たなければならないことが分かります。

必要以上に社員を疑うことはいけませんが、あらゆる事態を想定しなければなりません。
今勤めている社員が辞めた時に、顧客情報等を持ち出し悪用することができないかどうか、その防止策がとられているか。
または、今の社員が良からぬことを考えて、会社の損失になるようなことを行わないかなど。
社員教育の実施、社内管理体制の構築などが必要です。
働いている社員にとっては気持ちの良いことではありませんが、社内に防犯カメラを設置し、監視することも対策の一つです。
もし、強盗や顧客とのトラブル等が起こったときの証拠にもなりますので、社員を監視するという効果以外も期待できるでしょう。
労務管理・業務改善
事務所・オフィスの防犯事情

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投稿者:総合防犯設備士(2010年12月10日)|記事URL | あとで読む

茨城 アパートの空き巣210件 被害総額2600万円

茨城県警捜査3課とひたちなか西署は14日、昨年10月に特殊開錠用具所持禁止法違反の現行犯で逮捕された男が約210件(被害総額約2600万円)にのぼる空き巣の余罪を自供し、検挙したと発表しました。

同課などの調べによると、住所不定の無職、木村友和被告(30)=窃盗罪などで起訴、公判中=は昨年10月11日、許可なくドライバーを所持したとして逮捕されましたが、その直前に東海村の男性会社員(45)のアパートから現金や指輪など計約25万円相当を盗んだとして同月22日に窃盗容疑で再逮捕されました。

その後の調べに対し、木村被告は昨年3月から約半年間に約210件の空き巣を行ったと自供。
いずれも全長約30センチのドライバーで掃き出し窓を割って侵入する手口で、犯行場所の8割はアパート、時間は午後4時から8時の間でした。
被害は水戸市やひたちなか市が約90件、東京都内約120件。
木村被告は現場付近の簡易宿泊所に泊まって犯行を重ねていたということです。
<4月15日7時57分配信 産経新聞より>

住宅やアパート、マンションでは、窓ガラスを破る侵入手口が最も多いと言われていますが、この泥棒はまさに典型的なタイプでしょう。
ホームセキュリティという言葉がCMやテレビ番組などで紹介されることが増え、一般的にも浸透していますが、まだまだ実際にセキュリティシステムを導入している住宅は少ないでしょう。

泥棒にしてみれば、導入しているところは避け、何も対策されていないところを狙うのは簡単なことです。
これだけ窓ガラスが狙われているのに無防備なままのところが多いのが現実です。
人がいないことを確認し、周囲から怪しまれない状況で目立たない服装をしていれば問題なく犯行に及ぶことができるということになります。

無人かどうかの確認は簡単です。
チャイムを鳴らして誰も出てこなければほぼ無人でしょうし、郵便物や新聞などが溜まっていれば長期不在の可能性もあるなど推測できます。
電話帳で電話番号を調べて人がいるかどうか実際に掛けて確かめるという泥棒もいます。
ただ今留守にしています、などのメッセージを流すのも無人だと知らせる危険な場合があります。

ガラスを割られにくい材質の物に替えて強化する、セキュリティシステムや防犯カメラを設置するなどお金を掛けた防犯対策が無理(予算的に)、もしくは抵抗がある場合は、上記のような無人確認ができないように心掛けることから始めましょう。

例えば家の中が片付いていないや敷地内がゴミで溢れているというのも狙われる要因になります。
ごちゃごちゃしすぎていて、何が盗まれたか分からないため、犯行の発覚が遅れる。
侵入形跡が分からないほどゴミがあり、犯人特定の証拠も消えてしまうなど。
そうなると、泥棒にとっては絶好のターゲットとなります。
あまり防犯対策とは関係ないだろうと思うような意外なことが実は泥棒から狙われる要因となる場合があります。
空き巣と忍び込み泥棒が目をつけるポイント

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投稿者:総合防犯設備士(2010年4月16日)|記事URL | あとで読む

賃貸マンションに新手口。空き室のベランダから隣へ侵入。大阪

昨年度より大阪市内で新手の空き巣が横行していることがわかりました。
空き室のベランダから隣へ移動して侵入する手口で、異動などにともなう転居が増える4月から5月にかけては、毎年最も空き室が増える時期。
空き室が増える引っ越しシーズンで注意が必要です。


賃貸マンションの空き室に侵入し、ベランダづたいに隣室に入って現金などを盗む手口の窃盗事件が昨年9月以降、大阪市内で多発していることが捜査関係者への取材で分かった。
空き室は改装や入居希望者の案内など、複数の業者が出入りするため簡易な鍵だけで施錠されていることに目をつけ、集中的に狙っているとみられる。
府警は同一グループによる新手の連続窃盗の疑いもあるとみている。

事件は大阪市中央区、西区、浪速区で発生。
今年2月22日に中央区材木町のワンルームマンションで20代の女性会社員宅が荒らされ、高級ブランドバッグや現金が盗まれるなど昨年9月以降少なくとも約20件の被害が確認されているという。
被害品の一部はリサイクルショップで換金されていた。

 狙われた部屋は、ほとんどがマンション中層階にもかかわらず侵入が難しいベランダ側のガラスが割られる手口が酷似。
いずれも隣室が空き室で、そこからベランダづたいに忍び込んでいたことが判明した。

 賃貸マンションの空き室は、次の入居者が決まるまで、内装業者や入居希望者を案内する不動産会社などの業者が出入りする。
その都度、ドアの鍵を借りる手間を省くため、管理会社が一時的に暗証番号ダイヤル式の南京錠などを取り付けていることが多いという。

 一連の被害では、これらの南京錠が切断されるなどして侵入されたほか、一部は長期間無施錠だった空き室から侵入されたケースもあるという。
(4月3日16時7分配信 産経新聞より引用)

こうした被害の多発を受けて、大阪府内の賃貸住宅管理会社など約110社でつくる日本賃貸住宅管理協会大阪府支部では加盟各社への注意喚起に乗り出したようです。
同支部では「空き室の管理が問題となれば管理会社の姿勢が問われかねない。複数の業者がスムーズに出入りできる方法を検討し、住人が安心できるよう対策を講じたい」としています。

問題なのが「空き室への出入り業者がその都度鍵を借りる手間を省くため、南京錠など簡易な錠前にしたり、無施錠の状態でいる」ことです。
そうした防犯対策がなされていない空き室に侵入し、ベランダ沿いに移動し、隣の入居スペースへベランダの窓から侵入して空き巣を繰り返していたものと推測します。
作業着姿で移動していても、空き室のリフォーム業者かと誰も不審に思わないでしょう。

賃貸マンションの場合、入居者がセキュリティシステムなどを設置すると、退出時に現状復帰させる必要があるため費用がよけいにかかることで、何も防犯対策をされないケースも多いようです。
しかし、賃貸マンションこそ、隣の人の顔も知らない等コミュニティが不完全。昼間無人の居室が多い。夕方照明が付かないことで簡単に無人であることがわかるんど、泥棒に好まれる条件が揃っています。

こうした賃貸マンション向けに最適な防犯システムがあります。
オール無線の「自主機械警備システムNEXT]です。
室内用の侵入検知センサー「パッシブセンサー」も据え置きタイプのものがあります。
ベランダ、玄関に各1個置いて侵入者を検知し、その場で[サイレン・フラッシュ付き受信機]
で、異常発生時にはサイレン音で知らせることができます。
[リモコン]でセキュリティシステムのオン・オフの制御もできます。
そして管理会社・入居者など管理者の携帯電話に異常発生時はもちろんのこと、誰が、いつセキュリティを解除して入室したか、いつ解除したかがメール送信されますので、出入業者の動向も把握できます。

こうしたセキュリティシステムを設置することで、本当の安心・安全が確保できます。

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投稿者:総合防犯設備士(2010年4月05日)|記事URL | あとで読む

マンション1階の留守宅ばかりを狙い「焼き破り」

マンションの1階ばかりを狙って侵入を繰り返していた泥棒。その手口をご紹介します。


●草津署が2月に窃盗の疑いで逮捕し、窃盗罪で起訴された大阪市浪速区無職男(47)が、マンション1階の留守宅ばかりを狙い、近畿一円で約60件にのぼる総額約120万円の窃盗を重ねたと自供した。

昨年11月19日、草津市のマンション1階の留守宅2軒に侵入。
1軒で時計(約30万円相当)と1万5千円の商品券を盗み、他の1軒は未遂に終わった疑い。

ガスバーナーで窓ガラスを熱した後、水をかけて冷やして割り、鍵を外して侵入したという。

「昨年6月に会社をやめ、インターネットで侵入手口を調べて8月から窃盗を始めた。月約10件ペースでやった」と話しているという。
窓に小石を投げ、反応を見て留守宅を見つけていたという。

 同容疑者は昨年11月19日、草津市のマンション1階の医師宅に侵入し、現金3万円などを盗んだとして、起訴された。
(3月31日京都新聞より引用)

窓に小石を投げたり、インターホンを鳴らして反応を見て「不在者確認」を行う。
窓ガラスを「焼き破り」で割り、そこから侵入する。

こうした侵入手口でマンション1階を狙って犯行を繰り返していました。

この泥棒はマンション1階を狙っていましたが、そんな泥棒だけではありません。
たしかに1階、2階は侵入しやすい、ということですが、上階だと侵入されないか?というと、そういうことではないのです。
実際には、マンションの上階だけを狙う泥棒も存在しています。
何故なら、上階にいけばいくほど「防犯意識が低くなり、無施錠が増える」からです。

マンションの場合、オートロックが入っているマンションも多いのですが、これまた「オートロックのマンションを狙う」泥棒がいます。何故ならオートロックに安心して「防犯意識が低くなり無施錠が増える」からです。

つまり、泥棒によって好むターゲットは異なる、ということです。
共通点は「防犯意識が低いところを狙う」ということです。

1階でも、最上階でも、マンションの中に入ってしまえば泥棒の意識は一緒です。
不在で、無防備なところを探します。
多くのマンションのベランダ窓はクレセント錠前のみ。
このクレセント錠前は防犯機能はほとんどない、といっても過言ではありません。
「ガラス破り」で割られて、そこから手を入れられ開けられてしまいます。

マンションの場合、小石を投げる、インターホンを鳴らす・・以外にも不在を知られてしまうことがあります。
夕方になって室内照明がつかない・・それが不在を表すことになるのです。

マンションの防犯対策としては
●マンション全体を「防犯マンション」にする。防犯カメラを設置し、不審者が侵入しにくい環境を作る。
●入居者スペースの防犯対策を実施する。窓には補助錠(窓ロック)を設置し、簡単に短時間で侵入されない工夫をする。万が一侵入された場合にも「窓・扉開閉検知センサー」が検知しその場で大音量の音で威嚇撃退するホームセキュリティを設置する。
●マンション全体で「防犯」に対して考える。挨拶をすることを徹底し、知らない人が入りにくい環境を作る。

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投稿者:総合防犯設備士(2010年3月31日)|記事URL | あとで読む

外国人による窃盗。

外国人による刑法犯の検挙件数は平成20年2万3千202件、平成17年3万3千37件から比べると減っていますが、まだまだ非常に多い状態です。
その外国人による窃盗ニュースが2件ありますのでご紹介します。

●空き巣50件、2000万円か=容疑で韓国人2人逮捕−警視庁(10月8日時事通信)
マンションに侵入し、現金などを盗んだとして、警視庁捜査3課などは8日までに、窃盗などの疑いで、韓国籍の自称ゲーム機卸業男(39)=東京都新宿区大久保=と、韓国籍の自称貿易商男(40)=同=を再逮捕した。同課によると、2人とも容疑を認めているという。
 昨年11月からバールでマンションの窓をこじ開けて侵入するなどの手口の空き巣が都内で約50件(被害額約2000万円相当)起きており、関連を調べている。
 2人は短期ビザで出入国を繰り返し、国際郵便で盗んだ金品を韓国に送っていたという。 

●密入国し空き巣107件か=容疑で中国人2人逮捕−警視庁(時事ドットコム9.月15日)
 民家で腕時計などを盗んだとして、警視庁捜査3課などは15日までに、窃盗容疑で、中国籍の無職男(35)=千葉県野田市蕃昌=ら2人を逮捕した。同課によると、「密入国の際の借金返済と家族への仕送りのためにやった」と述べ、容疑を認めているという。
 7月下旬から9月9日の間、東京、千葉、埼玉各都県で空き巣107件を繰り返し、計2000万円相当を盗んだ疑いがあるとみている。
 逮捕容疑は先月20日午前7時10分から午後9時の間、世田谷区の男性銀行員(42)宅に侵入し、腕時計や現金など54点(計362万円相当)を盗んだ疑い。

どちらも短期間に荒稼ぎをした金額は非常に大きく、密入国を繰り返して空き巣を重ねていました。

外国人の犯罪を国別に見てみると、
検挙件数で中国が49.6%、ブラジル21.0%、韓国6.1%、ベトナム4.9%、コロンビア4.2%。
検挙人員では中国37.1%、ブラジル11.2%、韓国10.5、ベトナム9.4%、フィリピン7.5%。
外国人による凶悪犯検挙数は平成21年上半期、前年同期に比べ13.6%増えています。

外国人の窃盗の特徴は
「組織化」「分業化」「凶悪化」「短時間化」
そういう外国人の窃盗団に犯罪対象とさせないためには
「狙わせない」「入らせない」防犯システムが必要です。

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投稿者:総合防犯設備士(2009年10月08日)|記事URL | あとで読む

モンゴル人の空き巣。マンション中高層専門に屋上からベランダに外壁伝い侵入。

またも「スパイダーマン」。
モンゴル人の空き巣男が逮捕されましたが、その侵入手口には本物の「スパイダーマン」もびっくりです。

●マンション7階のベランダから室内に侵入し、ノートパソコンなどを盗んだとして、警視庁捜査3課は窃盗などの疑いでモンゴル国籍で東京都アルバイト男(25)を逮捕した。「生活が苦しく、盗んだものは秋葉原で売った」と容疑を認めている。

6月中旬以降、江東区などでマンションの中高層階ばかりを狙った約50件の空き巣事件が発生しており、容疑者の関与を調べている。

容疑者は8月18日夕から19日未明までの間、江東区有明のマンション7階の女性会社員(28)方に侵入。ノートパソコンなど5点(時価計9万円相当)を盗んだ疑いが持たれている。

屋上から外壁をつたって、最上階の7階の部屋に侵入。その後、盗んだテレビなどを女性の部屋にあったシーツにくるんで、再び屋上まで外壁をよじ登ったという。
(9月30日 産経新聞より引用)

マンションの場合、一般的には1階、2階が空き巣などに狙われやすいのですが、以外に多いのが「中高層」のマンションの高層階の被害です。
今回の空き巣と同じように、一旦屋上まで上り、ロープを伝ったり、隣の外壁を伝ったりして下の階のベランダに下りて、「無施錠」のベランダの窓から、又はガラスを割って侵入、ベランダを伝って隣の部屋に侵入・・を繰り返す空き巣が多いのです。
平成20年4階以上の共同住宅の侵入窃盗認知件数は1万0638件。
その内29.5%が「無締まり」つまり施錠忘れ、施錠していないところからの侵入です。いかに中高層マンションが「防犯意識が低いか」がわかります。
「ガラス破り」が28.2%。ベランダのクレセント錠が防犯面ではいかに弱いかがわかります。簡単にガラスを割ってそこから手を突っ込んでクレセント錠を開けて侵入しているのです。
「合鍵」が10.1%、郵便受けなどに合鍵を置いていたり、どこかでその部屋の合鍵を作られての侵入です。

侵入口としては「窓」が45.3%、「表出入り口」が45.7%。
窓、表出入り口の2箇所をいかに強化し、侵入されないようにするかが重要です。
特にオートロックの設置されたマンションは「侵入されない」と変に安心して無防備になっている嫌いがありますが、大きな間違いです。
窓、扉には補助錠を設置する、というのは最低限の対策です。
窓・扉開閉検知センサーを設置し、侵入があった時点でその場でベル・サイレンで威嚇撃退するとともに、メールで異常発生を瞬時に知ることがマンションの防犯対策の基本です。

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投稿者:総合防犯設備士(2009年10月01日)|記事URL | あとで読む

無施錠窓から腕を突っ込みドア解錠。100件空き巣?

「窓から腕を突っ込みドア解錠」という侵入手口での空き巣を100件行なったと思われる窃盗犯が逮捕されました。

●アパートの部屋から現金約80万円を盗んだとして、警視庁捜査3課は常習累犯窃盗の疑いで、住所不定、無職男(47)を逮捕した。
玄関ドア近くの無施錠の窓を開け、格子間の約7センチのすき間から腕を突っ込み、ドアを解錠していたという。

 同様の手口でアパートを狙い、東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県で約100件の空き巣(1000万円相当)に関与したとみられる。発覚を遅らせるため、逃げるときには再び玄関を施錠していた

 逮捕容疑は8月18日、千葉県市川市のアパート2階の男性会社員(50)方に侵入、タンスの中にあった約80万円を盗んだとしている。
(9月3日 産経新聞より引用)


「玄関ドア近くの無施錠の窓を開け、格子間の約7センチのすき間から腕を突っ込み、ドアを解錠」
アパートの構造を考えてみてください。扉の横に窓があり、格子が付いている・・という構造になっているアパートはたくさんあります。

格子があるために安心して施錠をしていない入居者が多いため、この男のように格子の隙間から手を入れてドアを開けて侵入する手口で100件もの空き巣による窃盗が成功しているのです。
そして、この男は侵入した形跡を消すためにドアを締めて逃走しています。
そうなるとこの手口では外観上わかりません。(引き出しなどをきちんと元に戻してたんす預金などだけを盗むと何日も犯行に気がつかないということにもなる可能性があります。

まず防犯対策としてすることは、
●窓の無施錠(施錠しない状態)をやめる。必ず施錠する。特にトイレ、風呂場の窓。
●格子を過信しない。今回のように手を差し入れたり、外から簡単に外したりする。中には
数十センチの隙間から侵入するという窃盗犯もいるため注意が必要。格子は防犯性能の高いタイプで、外から簡単に外せない特殊ビスのものに変更する。
●窓・扉には補助錠を追加する。窓ロックなど抑止効果の高いタイプを推奨。
●窓・扉開閉検知センサーを使用した「侵入警戒システム」を設置する。
●アパート全体が「防犯意識が高い」防犯環境を作り上げる。死角がないかを確認し、死角には補完するための防犯カメラなどを設置する、人感ライトを設置するなどを行い、犯行しにくい環境を作り上げる。

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投稿者:総合防犯設備士(2009年9月03日)|記事URL | あとで読む

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