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工場・倉庫・重要施設の防犯

工場における犯罪

「工場は現金を置いていないので泥棒に入られない」と考えている方もまだまだ多いようですが、工場にも不審者が不法侵入したことによりいろいろな被害が発生しています。

平成20年、中国産ぎょうざの毒物混入等、食の安全問題においては、“どこで混入されたか”ということで、工場、倉庫、店舗など、製造・流通・販売のあらゆる場所で捜査が入るなど、どのように管理しているかが重要視されています。

工場における犯罪は 下記のようなものがあります。

  • 悪意を持った侵入者による犯罪
  • 従業員による犯罪
  • 出入り業者による犯罪

また、
犯罪の種類として下記のようなものがあります。

  1. 侵入窃盗(商品、仕掛品、什器備品)
  2. 放火
  3. 異物混入
  4. 機密漏洩

工場の犯罪の特徴

  • 大抵の時間は従業員の常駐・設備の稼動がされているので、「常に人がいる状態」であるため警戒が緩くなりがちである。
  • 現金を置いていないため、泥棒の被害には遭わないと考え警戒が緩くなりがちである。
  • 大規模になればなるほど、人員・設備の稼働率も高く、従業員の入れ替わりも多い。季節派遣社員なども多い。
  • 退職した従業員による犯行や、稼動中の工場で、使用してない箇所への犯行も、規模の大きい工場で発生しやすい犯罪である。
  • 工場関係者、出入業者や取引先など不特定の人間も工場付近には多い。
  • 工場団地など工場は周辺に複数の工場が存在している事も多い。
  • 来客として訪問した場合、受付があっても訪問目的以外の別の場所へは自由に行くことができる。
  • 知らない人が敷地内にいてもあまり気にしない傾向がある。

工場において不審者侵入などによるリスクとして考えられるもの

  • 工場内での盗難(商品、原材料品、仕掛品、什器備品、新商品情報、個人情報、現金)
    原材料の盗難に関しては特に注意が必要で、原材料の中には燃えやすいものや毒物となるものなどもあり盗まれた原材料が別の犯罪に悪用される可能性もあります。
  • 工場敷地内での窃盗(金属などの盗難)
    平成18年度頃より急増。廃棄した金属板、廃材、線材などが盗まれ換金されています。屋外に野積みされたままのものも多く狙われています。
  • 放火
    工場などは燃えやすい原材料や商品などもあり最も注意が必要です。一度燃えると、有害物質が発生し、地域住民に大きな迷惑がかかることもあります。
  • たばこの不始末などの火災
    工場内は禁煙のところがほとんどですが、火災対策は徹底する必要があります。古い木造の建物やゴミ箱、工場関連では、廃タイヤ、産業廃棄物、中古自動車(ガソリンやオイルが残っている)など、悪戯や熱気による自然発火で大きな火災を起こした例があります。
  • 異物混入
    原材料や仕掛品、商品への異物混入は企業にとって致命傷になります。泥棒の腹いせの場合もありますが、悪意を持って異物混入が目的の侵入もあり注意が必要です。
  • 生産ライン停止
    不審者が機材を破壊したりすることで生産ラインが止まると大きな損害になります。
  • 機密情報漏洩
    新商品情報など企業機密情報が盗まれたり漏洩する被害があります。
  • 駐車場での犯罪(車上荒らし)
    従業員、来客の乗用車の車上荒らしや自動車盗難。特に乗用車内のノートパソコンが盗まれ、その中に個人情報などが含まれると信用失墜につながります。
  • トラック、自動車の盗難
    自動車盗難が多発しています。

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