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泥棒、音と光大嫌い 警備システムは誇示を
葬儀場や葬儀中の留守宅を狙った窃盗事件があとを絶たない。
今年一月。葬儀中の留守宅ばかりを狙って空き巣を繰り返していた窃盗犯が大阪で逮捕された。逮捕された際、犯行に及んだ家からは現金百二十五万円と五十万円相当の商品券を盗み出しており、その後の調べでは約六年間にわたり六十九件の空き巣をはたらいていたことも判明。被害総額は約六千二百万円にも及び、悲しみに暮れる遺族に追い打ちをかけるような卑劣きわまりない犯行が明らかになった。 この犯人は、新聞や地域の広報誌などで訃報や葬儀の日取り、時間を確認、該当する家を事前に調べ上げていたという。葬儀中の留守宅に葬儀費用などとして多額の現金が保管されているケースも多く、犯人は葬儀の当日になって家族が家を空けるのを確認して留守宅に侵入し犯行に及んでいたわけだ。
一方、葬儀場での香典泥棒も頻発しており、注意が必要。香典泥棒は、喪服に珠数といった服装で葬儀出席者や親族など関係者になりすまして香典を持ち去る手口で、こちらも人の不幸につけ込む悪質な犯罪だ。 葬儀では、受付などを葬祭業者や親族に任せる遺族がほとんどとなっているため、受付で弔問客一人ひとりの顔と名前を確認するのは難しい。香典泥棒はこうした隙を狙い、葬儀が終盤に近づくころになって受付に近づき「家族が探していた」などと巧みに受付から人を遠ざけ、その間に香典を持ち去ってしまう。香典は数百方円もの大金が集まる場合もあり、注意しなければならない。
特に空き巣への対策としては、侵入者に「警戒中」であることを知らしめるシグナル類などの設置も抑止効果を発揮し有効だ。 また、日ごろから施錠確認を徹底するのはもちろん、家を長期間空ける場合は新聞や郵便物をとめておくなどといった対策も、簡単なようで防犯効果は高い。 近隣とのコミュニケーションを日ごろからよくとり、互いにひと声かけ合えるような信頼関係を築いておくことも、いざという時には心強い存在といえる。
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