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用途にあわせ導入 安全管理面でも重要
年末から年始にかけて多くの参拝客でにぎわう神社や仏閣。一年で最も繋忙を極めるこの時期は、半面、混雑に乗じた盗難被害や建物・備品へのいたずら、迷子なども多く発生する。そこで今回は、防犯機器の効果的な導入方法をあらためて考えてみたい。
現在、防犯意識の高まりや治安の悪化を背景にさまざまな防犯開連機器が発売され、業界各社によるシェア拡大と開発競争が激しく繰り広げられている。機器の多機能・高性能化は利用者にとって歓迎すべきことだが、ニーズをしっかり把握したうえで適切な機器と業者を選択することが肝要だろう。
まず、業者を選ぶ際に大切なのは、当然ながらセキュリティーの専門業者であること。販売だけでなく、施工から保守メンテナンスまで一貫した責任体制を整えている業者であれば、購入後のケアにおいても安心できるからだ。 「防犯設備士」や「総合防犯設備士」の有資格者がいる業者であれば、防犯診断を行なうなど建物環境や要望に応じたきめ細かなシステム提案をしてくれる。
次に、具体的な器材選びについては、監視カメラや侵入検知センサー、警報器などが基本。カメラには暗視タイプや赤外線カメラ、屋外用、屋内用などがあり、センサーも振動に反応するものから炎やガスに反応するものまで多岐にわたる。それぞれの用途や建物の特徴を踏まえたうえで、必要な機器を選びたい。 また、最近は静止画以外に動画を記録できるカメラも普及してきており、画像を記録するレコーダーも大容量の機器が増えている。従来は録画したビデオテープを定期期的に交換する必要があり煩雑だったが、デジタル録画する大容量ハードディスクレコーダーなら画像の劣化もなく、必要な画像を必要な時に再生できて便利だ。
防犯機器は、寺社を窃盗や放火といった犯罪から守るだけでなく、寺社の安全管理という視点からも重要。実際、三重県内のある神社では、境内で迷子になった子どもの捜索にカメラシステムが威力を発揮、事なきを得たというケースも発生している。
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