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「入院病棟なら簡単に入れた」 病院荒らしに注意

病室から財布などを繰り返し盗んだとして、大阪府警捜査3課と天王寺署は9日、窃盗容疑で住居不定の無職の男(45)を逮捕、送検し、28件の犯行(被害総額207万円相当)を裏付けて捜査を終えたと発表しました。
「入院病棟なら簡単に入ることができた。借金返済やパチスロに使う金が欲しかった」と容疑を認めています。

送検容疑は2月19日午後、大阪市天王寺区筆ケ崎町の病院で、病室の貴重品入れから女性患者(67)の財布を盗み、女性のキャッシュカードで現金103万円を引き出すなど、昨年10月上旬~今年4月下旬、大阪市内の病院を中心に、病室で盗みを繰り返したとしています。
<産経新聞 8月9日(火)16時40分配信より>


病院、その中でも入院病棟なら簡単に入ることができたというのが泥棒の証言です。

受付やナースステーションで誰がいつ見舞客や面会人として訪問したかという記録はどこの病院でもとっていると思います。

ただ、嘘の情報が書かれていても分からないでしょうし、また複数の見舞客が訪問した際、人数まできちんと記録しているかは疑問です。
また、入室後、別の部屋に移動することができる病院もあるでしょうから難しい問題です。
看護師さんも忙しい仕事ですから見舞客のことまで考えていられないというのが正直なところでしょうか。

病院という場所柄、患者さんの立場ではまず第一は自身の健康問題です。
それ以外のことは二の次になるのは当然です。
自分の財布等金品が盗まれるということは最初から考えていないでしょう。
犯罪者はその隙を狙っています。

盗難が発生した病院というのはイメージが良くありません。
今は患者さん側も色々な病院や医師を自分で選択しようという動き、考え方が徐々に拡がっています。

お医者さん=先生、間違ったことは言わない、絶対的な存在から、患者さん=お客様という考えのお医者さんも増えつつあると思います。
病院も客商売であると発言していた人をテレビで見たことがあります。

病院や医師の評判もインターネットという世界で誰もが共有できる時代になりました。
評判の良い医師には誰もがかかりたいと思うでしょうし、逆に評判の悪い医師は致命的になる可能性があります。
それが個人病院の場合だと商売を続けられるかどうかという問題にも発展しかねません。

病院も様々な問題を抱えています。

ポストから郵便物抜き取る いたずら目的の男逮捕

東京・新宿区で郵便ポストから郵便物を抜き取ったとして男が逮捕されました。

窃盗の疑いで逮捕されたのは新宿区に住む自称・無職の男(21)。
警視庁によると、男は今年5月、新宿区内の路上に設置されている郵便ポストの投入口に手を入れて、レターパックなど郵便物4通を抜き取った疑いが持たれています。
男は調べに対し、「いたずら目的だった。郵便物は全て捨てた」などと話しているという。
付近の防犯カメラの映像から男が浮上したという。

今年に入り、周辺の郵便ポストから郵便物が抜き取られる被害が相次いでいるということで、警視庁は関連を調べています。
<日本テレビ系(NNN) 7月20日(水)21時5分配信より>

ポストに投函された郵便物をいたずら目的で抜き取った男の事件です。

特定の誰かの個人情報を入出するなどの目的ではなく、単なるいたずらということですから迷惑な話です。

盗んだ郵便物は全て捨てたということですから、単に郵便物が届かないことで困る人がいることを想像して楽しんでいた、ストレス発散していたのでしょうか。

ただ、郵便物によっては相手先に届かないことで大きなトラブルに発展することもあります。
今はネットでの申込もありますが、大学入試の願書だったらその人の人生も左右しかねない問題です。
公共の場所に設置されている郵便ポストですが、今回の事件のように泥棒のターゲットになるということも想定した防犯対策が求められます。

例えば郵便ポストと防犯カメラはセットで設置し、盗難目的だけでなく郵便局員の回収時間や回収方法等をチェックするなど複数の効果が期待できる対策が効果的です。

リオ 警察とギャングの密約 「五輪中はおとなしくしてほしい」

体感治安が異常に悪い。
道を歩いていてもパトカーのサイレンがうるさいし、競技場では爆弾騒ぎで一時退避する事態もあった。
イラクのテロ現場やネパールの大地震など、危険な地域の海外取材は何度か経験があるが、これほどとは思わなかった。

原因はブラジルの景気低迷と貧富の格差。
悪名高きファベーラ(貧民街)がリオに約1千カ所もある。
犯罪者がファベーラに逃げ込んだら?と聞くと、警察官は「現金程度の窃盗だったら踏み込まない。被害がそれだけでは済まなくなる」と困り顔。
警察の権限が及ばない無法地帯だ。

まことしやかに噂されているのが、警察当局とギャングの"密約"。
ファベーラに巣くうギャングが、違法薬物取引などを見逃してもらえる代わりに、「五輪期間中はおとなしくしてほしい」と当局が要請したというのだ。

東京五輪でもテロに対する警戒は必要だが、「史上最も危険」とされるリオとは比べるべくもない。
外を歩くたびに、周りをきょろきょろ警戒しなくても済む東京が早くも恋しくなった。
<産経新聞 8月5日(金)7時55分配信より>

オリンピック真っ最中ですが、現地の治安はどうなのでしょうか。

記事によると、警察とギャングの間では密約が交わされているというニュースです。

平和な日本では信じられない話ですが、先日メキシコの治安に関するテレビ番組でも同じように警察や政府と麻薬組織との癒着が放送されていました。

その癒着を報道したジャーナリストを殺害するように警察庁長官が指示したという驚くような内容でした。

ジャーナリストは急いでメキシコから出国し、現在はアメリカで生活しているということです。


日本でも警察と暴力団との関係が報道されることはありますが、国全体や組織ぐるみとまではいっていません。
ごく一部の限られたところで行われていることなので多くの人は現実的な問題とは捉えていないでしょう。

犯罪事件が発生すればすぐに警察が捜査を始めますし、一般人が捜査に関して関与することがありません。
一定期間が過ぎ、その後捜査を継続してもらうために警察から金品を要求されることが驚きです。

国によって治安状況は異なります。

それぞれの国によって最適な防犯対策も異なります。

日本では効果のある防犯対策であっても別の国では全く役に立たない対策もあるということです。

4年後行われる東京オリンピックではどのような防犯対策がとられるでしょうか。

また、リオではこのまま大きな問題が発生せずにオリンピックが閉幕できることを願うばかりです。

空き部屋を不正購入商品の送付先に 4ヶ月で60件以上

不正に買った商品を空き部屋に送り、取りに行かせていた男が、警視庁に逮捕されました。

中国人の大学生の男(25)は、複数のインターネット通販サイトで、不正に入手した他人のクレジットカード情報を入力し、腕時計やUSBメモリなど、あわせておよそ42万円分を盗んだ疑いが持たれています。

発注した商品は、アパートの空き部屋に配達させ、共犯者が取りに行っていました。
男らは、同じ手口で、2015年末から、2016年3月までに60件以上、被害総額200万円分ほどの窃盗を繰り返していたという。
<フジテレビ系(FNN) 7月12日(火)17時29分配信より>

運送会社から荷物を受け取る際、判子を押すか、名前をサインします。
あとで誰が受け取ったか、判取りという形で確認することはできますが、受け取った人が本当にその名前の人なのか、また、性別や年齢等を記録するような仕組みにはなっていないと思います。

これを悪用したのが今回のような空き部屋への商品配達です。
毎回同じ住所を使っていると、クレジットカード不正利用の被害者の訴えですぐに分かってしまいそうなものです。
しかし、利用する空き部屋をローテーションや複数用意することで、自らの犯行がより分かりにくくなります。
窃盗団が組織ぐるみで行う可能性があります。

インターネットの普及により商品の購入が非常に楽になりました。

その日に頼んでその日のうちに届くようなサービスを行っている会社もあります。
運送会社との関係がより身近なものになっており、サービスも多岐に渡っています。

最初に述べた運送会社の判取りというものも今後は変えていく必要があると思います。
受け取った人の顔を写真で撮る(撮られる人は嫌でしょうが)とか、指紋認証での受け取りにするとか、電子サインで筆跡を登録するとか、色々な方法が考えられます。

実際に出来るかどうかは分かりませんが、テレビや映画ではその登録された指紋や電子サイン自体を外部から不正に書き換えるようなシーンもあり、現実的に運用するにはまだまだ多くの問題が残されています。

相模原殺傷事件 容疑者は防犯態勢を熟知

相模原市緑区千木良(ちぎら)の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が死亡し、26人がけがをした事件で、殺人などの容疑で送検された元職員の容疑者(26)が、「裏口から施設に入った」と供述していることが捜査関係者への取材でわかりました。

正門付近の警備員室を避けたとみられ、神奈川県警は容疑者が施設の構造や防犯態勢を熟知していたことが事件につながったとみて調べています。

捜査関係者によると、容疑者は26日午前2時ごろ、東側の居住棟1階の窓をハンマーで割って110号室に侵入。
この部屋の入居者の女性(19)を殺害した容疑で送検されました。
園には警備員が常駐していますが、午後9時半以降は正門近くの管理棟で仮眠してもよいことになっており、当直の警備員は侵入に気づかなかったという。

容疑者は東棟から西棟に移動し、約50分間で計45人を襲ったとみられます。
この間、容疑者は結束バンドを使って職員5人を手すりなどに縛りつけました。
このうち1人が無料通信アプリ「LINE」を使って非番の職員に「すぐ来て。やばい」と連絡。
連絡を受けた職員が午前2時38分に最初の110番通報をしたという。
<朝日新聞デジタル 7月28日(木)15時39分配信より>

相模原の事件はニュースやワイドショー、新聞等で連日報道される中、侵入手口や動機、当日の防犯態勢などの情報も徐々に明らかになってきました。

このような犯罪者に対して被害を完全に防ぐことができるか?という問いに関しての答えはNOだと思います。

犯罪者が自分が捕まることや犯行が明るみになるリスクを恐れずにあのような犯行を行われると、犯罪自体を防ぐことは非常に難しいと言えます。
犯罪者が突然武器を出して無差別に人を斬りつけるのと同じです。


どのような対策を講じても被害をゼロにすることはできません。
ただ、被害を少なくするための対策は可能です。

例えば、敷地内、建物内への侵入者を検知してから働くシステムでは遅い場合があります。
敷地内、建物内への侵入自体を拒むようなシステム、初動が早いシステムが効果を発揮します。

敷地をセンサーでぐるりと取り囲み、侵入者を検知したらその場でベルやサイレン等で威嚇する。
仮に犯罪者がその場から逃げずにさらに内部に侵入しようとしても、建物内に居る人はそのベルやサイレンの鳴動音で侵入を知ることができますし、建物内に設置された受信機で侵入を検知したセンサーを表示させることもできます。

防犯カメラも犯罪抑止や犯行の記録には役に立ちますが、今回のような事件では残念ながら効果を発揮できませんでした。
犯罪の種類によって対策も色々と変えなければならないことを改めて感じさせられた事件です。
防犯対策を見直す機会とすべきでしょう。

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