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私立より防犯カメラが少ない 狙われる公立高校

公立高校を狙って盗みを繰り返したとして、大阪府警は12日、津市半田、派遣社員の男(62)を窃盗容疑などで逮捕したと発表しました。
白昼に保護者らを装って侵入し、体育などの授業で生徒がいない教室で財布を盗む手口。
大阪、兵庫、滋賀3府県で計46件(被害総額約178万円相当)の盗みを認め、「私立より防犯カメラが少ない公立高校を狙った」と供述しているという。

逮捕容疑は昨年7月11日朝、大阪市阿倍野区内の府立高校の教室などに侵入し、生徒6人と用務員1人が所有する財布(現金計11万9100円入り)などを盗んだとしています。

男は「防犯意識が高い小中学校より高校の方が盗みやすい。施錠されてない教室に入った」などと供述。
府警によると、男は大阪市内の家電買い取り店に盗んだ電子辞書を売却したのが分かり、逮捕につながりました。
<毎日新聞 1/12(木) 21:19配信より>

犯人の供述によると、防犯意識に関しては小中学校が高く、高校は低いため、盗みやすいとのこと。

確かに、小学校では不法侵入者による殺傷事件が大きなニュースになりましたし、中学校でも校舎の窓ガラスが割られたり、体操着が盗まれるようなニュースを目にすることがあります。
これらのことから防犯カメラを始めとする防犯対策を予算をとってしっかりしなければならないという意識の人が多いかもしれません。

一方、高校となると、未成年とは言え半分大人のような扱いです。
下手な武器を持って侵入しても大勢の生徒に抵抗、押さえ込まれてしまう可能性がありますから犯罪者も考えるでしょう。

ただ、大人に近いということはアルバイトや小遣い等でお金を持っている、高価なブランド品を身につけている、スマホを持っているなど泥棒からすれば魅力的なターゲットに思えるかもしれません。

保護者を装っての侵入ですから、他にも大学や専門学校等も含めて教育機関は防犯対策の見直しが必要ではないでしょうか。

現金より価値のある個人情報?盗難

千葉県松戸市の幼稚園で10日から11日にかけて事務所などが荒らされて入園願書が盗まれ、松戸東署で窃盗事件として調べています。

同署によると11日午前7時35分ごろ、同市金ケ作のさつき幼稚園から「窓が壊され、園の中が荒らされている」と110番通報がありました。
事務所の書庫室などに保管していた過去の入園願書約110枚が盗まれていました。

登園した送迎バスの運転手男性が、窓が破られているのを発見。
施錠した10日午後5時以降に侵入されたとみられます。
<千葉日報オンライン 1/13(金) 11:50配信より>

園児の入園願書という個人情報は現金より価値があるのでしょうか。
それとも事務所に侵入したけれども金目の物が見当たらなかったのか、それとも幼稚園を困らせてやろうと恨みがあるのか、泥棒の目的はありませんが、現金より価値があると判断した可能性はあります。

入園願書には入園志望など泥棒にとって関係のない情報もあるでしょうが、それ以外に自宅の住所や電話番号、両親の職業や年収等も記載されているかもしれません。
その情報を基に自宅への侵入を企てる者がいるかもしれませんし、それらをリストにしてダイレクトメール業者に売ろうとしているのかもしれません。

新聞、テレビ、雑誌等でビッグデータをどのように活用するか、という内容を目にすることが増えてきていますが、これからはまさに情報の時代です。
情報をうまく活用する者が生き残れるように思います。
それだけ情報の価値が高まり、犯罪者にとってもターゲットになるのです。

盗まれて困るような物はないという考えはもう古いかもしれません。
個人情報を悪用されると思いもしない被害を被る可能性があります。
物理的な防犯対策だけでなく、目に見えない情報を守るための対策も考えなければなりません。

千葉 住宅から現金2億5千万円、金の延べ棒6本盗まれる

千葉県警市川署は6日、同県市川市内の自営業の男性(55)方の2階建て住宅で、現金2億5千万円、ドルなどの外国通貨約1千万円相当分、金の延べ棒6本(時価1400万円相当)、腕時計などが盗まれる空き巣被害があったと発表しました。
被害総額は現金を含め2億7700万円相当。
同署が窃盗事件として捜査しています。

同署によると、5日午後6時10分ごろ、帰宅した男性の妻(51)が、1階の掃き出し窓が割られ、室内が荒らされていることに気付き110番通報しました。
自宅は午後3時10分ごろから約3時間無人だったようです。

現金は2階の書斎の机の下の紙袋に入っており、金の延べ棒は机の引き出しの金庫に入っていました。
男性は現金について「仕事のために自宅で保管していた」と話しているという。
<産経新聞 1/6(金) 17:38配信より>

一般住宅の窃盗被害としてはあまり例のない高額被害ではないでしょうか。
2億5千万円もの現金を自宅に保管していたこの自営業の男性の職業にも関心が集まりそうです。

この住宅の防犯対策の有無等は不明ですが、もし何も対策をしていなければあまりにも危険な状態であったと言わざるを得ません。
防犯センサーや防犯カメラの設置など数十万円から百数十万円の費用が掛かることは珍しくありませんが、その費用をケチったとしたら悔やんでも悔やみきれないでしょう。

もちろん、事前に防犯対策を講じていたからといって、今回の被害に遭わなかった可能性は100%にはなりません。
100%完璧な対策は存在しませんから同様に被害に遭っていた可能性はあります。
ただ、被害に遭う可能性の減少、もっと被害額を抑えることができた可能性は高かったと言えるでしょう。

現金は書斎の机の下の紙袋に入っていたということですからこれは容易に持ち去ることができます。
また、金の延べ棒は机の引き出しの金庫の中に入っていたということですから、金庫ごと盗むことも、その場で壊すなどして開けることもできたかもしれません。
これらの弱点を補うことができれば、少なくとも泥棒に気持ちよく仕事をさせることはなかったでしょう。

今回の泥棒がこの被害者を最初からターゲットにしていたのなら別ですが、防犯対策がされていない家を物色し、入ってみたらびっくり、こんな大金と金を手に入れることができたなんて・・・今はそう考えているかもしれません。

もし自宅が被害に遭ってしまったらどのくらいの被害額になるか、一度計算してみてはいかがでしょうか。
そうすると、それを防ぐことができる可能性が高まる防犯対策の値段が高くないことが分かるかもしれません。

トラック窃盗90台被害1億8千万円 4人グループ逮捕

クレーン付きトラック約90台を盗んだなどとして、札幌厚別署は、苫小牧市明野新町3丁目、会社役員の男(37)ら男4人を窃盗と窃盗未遂の疑いで逮捕・送検したと20日発表しました。
盗んだトラックをむかわ町内のヤードで解体し、エンジンやクレーンなどの部品を30万~50万円で転売していたという。

ほかに逮捕・送検されたのは会社員の男(27)=同市明野新町1丁目=、会社役員の男(36)=同市船見町2丁目=、会社員の男(27)=同市日吉町3丁目=の3容疑者。
4人とも窃盗罪で起訴されています。

署によると、4人は2011年6月~今年8月末、苫小牧市や日高町、札幌市などでクレーン付きトラック86台(計1億7800万円相当)とタイヤ326本(計940万円相当)を盗み、トラック5台を盗もうとした疑いがあります。
4人とも「生活費にするため、解体して転売した」などと供述しているという。

4人は2人以上で車で巡回。無施錠でキーがついているトラックを見つけると、運転して盗んだという。
4人は柵などがないヤードに無断で入って解体していたといい、署は、必要な機材は自分たちで持ち込んでいたとみています。
<朝日新聞デジタル 12/20(火) 20:50配信より>

トラック90台の窃盗というのは規模が大きくてうまくイメージできません。
盗んだトラックは、タイヤやエンジン等の部品に細かく解体され転売されたのでしょう。
部品レベルにまで解体されてしまったら、どのトラックから盗まれたものなのか特定することは困難になります。
窃盗犯もそのことをよく知っているのでしょう。


4年後に東京オリンピックを迎えますが、新しい施設等を建築する際、金属類が不足し、その価格が高騰する可能性があります。

中国の好景気が続いた時は金属類の需要が高まり、それに応じるかのように金属窃盗が日本でも多発しました。
金属なら何でも良いかのようにあらゆる物が盗まれる対象となりました。
そのことによってこれは大丈夫だろうという安心や過信も崩され、多くの人の防犯意識を高めるきっかけになったことは唯一良かった点でしょうか。

最近はその意識も少し薄れているように感じます。
再度、気を引き締め、金属窃盗への注意が必要です。

アメリカ 元泥棒が教える「家を守るための4つの対策」

泥棒から家を守る方法を一番よく知っているのは、泥棒です。
元・泥棒が、家に侵入されないためにやった方がいいことを教えてくれました。

オレゴン州ポートランドの「KGW News」の事件記者であるKyle Iboshi氏は、86人の窃盗の受刑者を対象に、どのように家に侵入したのか、泥棒を防ぐためにできることは何かをアンケート調査しました。
すると、誰にでもできる主な防犯対策が4つ浮かび上がってきたのです。

1.照明を当てて家が見えるようにし、植木はきちんと手入れする。
2.外出する時はテレビかラジオをつけたままにし、照明も少なくともひとつはつけたままにする。(これがアンケート調査で一番多い回答でした)。
3.可能であれば、使っていない車を敷地内の見えるところに停めておく。すべての回答者が、車が停めてあるのが見えたら、その家には入らないと答えました。
4.近所の人に予定を知らせておき、不審者や怪しい動きがあったら報告してもらうようにする。

他には、犬を飼う(小型犬ではなく大型犬)、防犯システムのサインやステッカーを掲示する(必ずしも効果があるとは限りません)、防犯カメラを見えるところに設置するなどもありました。

もっと詳しく知りたい人は、以下のリンク先(http://www.kgw.com/news/investigations/we-asked-86-burglars-how-they-broke-into-homes/344213396)をチェックしてみてください。

<ライフハッカー[日本版] 12/3(土) 12:10配信より>


日本においても元・泥棒が音声を変え、顔にモザイクをかけてテレビ出演することがあります。
その際、泥棒の手口や心理状況など泥棒だからこそ分かる情報が出てきます。

今回の記事はアメリカの泥棒ですが日本でも共通している内容は多いと思います。
セキュリティの面では一般家庭に関しては日本よりアメリカの方が普及しています。

中流家庭でもセキュリティがついている家が多い印象です。
(アメリカのテレビドラマや映画では必ずセキュリティシステムの警戒ON・OFFのシーンが出てきます)

日本でも増えてはきましたが、まだまだお金持ちの対策という印象が強いかもしれません。

今後、価格も下がり、より身近な対策になり、ほとんどの家で採用されるようになるかもしれません。


マンションや一戸建て住宅など、最初からセキュリティシステムがついているところが増えてきています。
これからの数十年で家の建て替え等で普及率が高まるかもしれません。

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