防犯ブログ



窃盗

苦労して金庫盗むも中身は書類だけ・・・

富士市内の電気工事業の会社事務所に侵入し、金庫1個などを盗んだとして、牧之原署は20日、建造物侵入と窃盗の疑いで、同市内に住む建設作業員の男=当時(19)=を逮捕しました。
男は容疑を認めています。

逮捕容疑は昨年9月4日から同7日の間に、他2人と共謀し、同市内の電気工事業の会社事務所に侵入し、金庫1個など(時価計約5千円)を盗んだとされます。

同署によると、金庫には会社の書類しか入っておらず、現金や貴重品は入っていなかったようです。
金庫は約100キロほどの重さで、その後付近の水路に捨ててあったところを発見されたという。
<産経新聞 6月21日(火)7時55分配信より>

3人で苦労して金庫を盗み出し、いざ開けてみると中には会社の書類だけだった・・・。
泥棒にしてみれば割に合わない結果でしょう。

しかもその金庫は時価5千円ということですから、転売してもお金にはならないものでした。

被害に遭った会社としては不幸中の幸い、被害金額としては低いかもしれませんが、その盗まれた書類が重要なものだったとしたら・・・。

例えば、会社の土地や建物の権利書や重要な契約書類、小切手や為替、手形など、現金でなくても価値のある書類はたくさんあります。
また、自社の情報ではなく顧客情報等の場合、それが流出したことによって管理責任を問われる可能性もあります。
仮に泥棒に盗まれた場合でその会社に直接の原因がなかったとしても、保管状態や管理体制、防犯対策に問題はなかったのかなど責任を追及されることも有り得ます。

今回の事件を良い糧とし、このような事件が起こらないよう、また万が一起こったとしても最小限の被害・影響に留まるような対策を講じるべきです。

ビニール傘を持ち去った場合、実際に検挙される可能性は?

病院にあったビニール傘を持ち去ったところ、被害届を出されてしまった。逮捕されるかもしれない――。このような投稿が5月中旬、インターネット掲示板に書き込まれて、話題になりました。

投稿した人は、治療でおとずれた病院で、ビニール傘を盗んだという。その後、傘の持ち主が被害届を出したため、警察に呼び出された。投稿者はシラを切ろうとしましたが、防犯カメラに映っていたそうで「逮捕されるかもしれない」と不安な心情を打ち明けています。

投稿者のように、自分のビニール傘がなくなっていたために、他の人のを持ち帰ったという人は少なくないかもしれない。投稿者も「ビニール傘盗まれたくらいで怒るのは理解できない」「何回も盗まれているんだからその分盗んでチャラ」などと主張しています。

日本の法律上、他人のものを盗んだら、窃盗罪に問われます。
今回のように、ビニール傘を盗んだ場合も罪に問われるのでしょうか。
また、実際に検挙されるようなことはあるのでしょうか。

●貴重品かビニール傘かで、犯罪の成否に変わりはない

「盗んだものが、貴重品かビニール傘かで、犯罪の成否に変わりはありません」

「窃盗罪は、他人の『占有』するものを盗んだ場合に成立します(刑法235条)。

今回のケースは、病院でビニール傘を盗んだということです。この場合、傘の持ち主か、あるいは病院がその傘を『占有』していることになります。したがって、窃盗罪が成立します。

一方で、電車の座席や網棚のように、一般人の立ち入りが自由にできて、管理者よる管理が十分に及んでいないような場所に置き忘れたものについては、他人の『占有』が否定されて、窃盗罪は成立しません。ただ、この場合は、『占有を離れた』他人のものを横領したことになり、占有離脱物横領罪が成立します(刑法254条)。

他方で、公道や駅の待合室・ホーム、バスの停留所、デパートのベンチなどの公共的な場所に放置されたものについて、持ち主がまだ時間的・場所的に離れておらず、持ち主がすぐに取りに戻ったような場合、まだ『占有が継続』していたとして、窃盗罪がみとめられた例もあります」

結論として、今回のようにビニール傘を盗んだ場合、窃盗罪が成立するということです。

●「負の連鎖」を断ち切るべし

だが、ビニール傘を誰かに持ち去られて、よく似た別の傘を持ち帰るという人は少なくないかもしれません。この場合も罪に問われるのでしょうか。

「もし、自分の傘ではないと気づいていた場合、『故意』に盗んだことになり、窃盗罪が成立します。

一方で、自分の傘だと勘違いして持ち帰った場合には、犯罪の『故意』がないということになり、持ち帰った行為について、窃盗罪は成立しません。

ただし、勘違いして持ち帰った場合でも、あとになって他人の傘だと気づいたのに、自分の物のように使い続けたとしたら、あらためて占有離脱物横領罪が成立することになります」

では、実際に検挙されるようなことはあるのだろうか。

「法律上の犯罪が『成立』することと、実際に検挙されて『罪に問われる』かどうかは、少し別の話になります。放置されたビニール傘を盗んで検挙されるケースは、実際にはほとんどないでしょう。

しかし、現行犯で持ち主に捕まったり、警察に通報された場合や、ストーカーや嫌がらせなどで特定の個人を狙った悪意のある場合、いつも同じ場所で常習的に盗んでいる場合などは、警察から注意や警告を受けたり、ケースによっては逮捕・勾留されて刑事罰を受けることになる可能性もあります。

いずれにせよ、雨の日に傘が盗まれるとイヤな気分になるものです。だからといって、自分も、他の人の傘を盗むのでは、イヤな気分の連鎖が止まりません。そんな『負の連鎖』を断ち切って、いっそのこと雨に濡れたほうが気分は晴れやかになるかもしれません」
<弁護士ドットコム 5月22日(日)6時57分配信より>


盗んだら罪に問われるというのは当たり前の考え方ですが、それすら持っていない人が多いことに驚きます。


自分は何回も盗まれているから1回ぐらい他の人のものを盗んでもいいだろう、それでチャラになるというのは、単なる自分勝手な考え方です。

何回も盗まれている人もいるかもしれませんが、1回も盗んだことがない人がほとんどだと思います。

また、何回も盗んだことがある人は、自分は1回も盗まれたことはないという不公平な場合もあるでしょう。

そういう人はいつか痛い目にあうはずです。


自分が人のものを盗むことによってその人が不快な思いをするということを認識すべきです。

また、盗んだものの金額、被害金額の大きさで罪が重くなる、軽くなるということがあってはいけないと思います。

安いものだから盗んでもいいでしょう?それで訴えることはないでしょう?という考えは改めるべきです。

観賞用多肉植物盗難多発 1株100万円以上の売買も・・・

鑑賞用の多肉植物「ハオルシア」を狙った盗難被害が、昨年8月から4月にかけて少なくとも全国6府県で十数件相次いでいることが6日、日本ハオルシア協会(愛知県豊川市)への取材で分かりました。
高値で取引される中国への輸出を目的に窃盗グループが犯行を繰り返しているとみて、捜査関係者が調べを進めています。

同協会によると、全国の愛好家や栽培業者の被害総額は推定で十数億円規模に上るという。
静岡県内では、富士宮市のほかに静岡市葵区、藤枝市で計5件の被害を確認しています。

いずれも夜間にビニールハウス内に侵入するか外壁を破り、数百本~千数百本の苗を持ち去る手口。監視装置を導入したものの、死角から侵入したケースもあったようです。

ハオルシアは、南アフリカ原産の小型植物。
近年、中国の富裕層を中心に人気が高まっており、取引相場は10年前の10倍以上に高騰しています。
主にインターネットオークションを介して取引され、1株100万円以上の高値で売買されるものもあるという。
<@S[アットエス] by 静岡新聞 5月7日(土)7時50分配信より>


農作物の収穫シーズンになると様々な農作物や果物の盗難事件が発生しますが、観賞用の植物もターゲットになっているようです。

品種等によって異なるでしょうが、1株100万円以上で売買されるものもあるようです。
テレビなどで紹介されることもありますが、盆栽で数千万円以上の価値があるものもあります。

高齢化社会が進み、個人の趣味も多様化し、色々な分野でそれぞれの愛好者がいます。

一般的な価値と愛好者の間での価値には大きな開きが発生している場合がありますが、犯罪者にとってはそこが狙い目です。
一般的にはそれほど価値がなさそうなものでも一部の人にとっては価値が高いというものを盗もうと考えます。

こんな物を盗まれないだろう、これは価値がないだろうという考えは、時代や環境、状況の変化によって変わることがあるということを認識しておくべきです。

茨城 自宅から現金5100万円入りアタッシェケース盗難

14日午後1時35分ごろ、茨城県ひたちなか市勝倉に住む無職の男性(84)が、自宅1階から現金約5100万円の入ったアタッシェケース1個と預金通帳2通がなくなっていることに気付き、男性の長女が110番通報しました。
1階玄関近くの掃き出し窓が割られ、鍵が開けられていたため、県警ひたちなか署は多額窃盗事件として調べています。

同署によると、男性は長男夫婦と孫の4人暮らし。男性は朝から長女と病院に行っており、残りの3人は仕事に行っていて不在だったようです。
男性が最後にアタッシェケースを確認したのは、10日午前9時ごろという。
<産経新聞 4月14日(木)21時31分配信より>

自宅から5100万円という大金が入ったアタッシェケースが盗まれました。

一般住宅で5000万円もの現金が置かれていることに驚きましたが、被害に遭われた男性が84歳ということから、高齢者が自宅に大金を置いていることは珍しくないことが分かりました。
この被害者に限らず、昔の人ほど銀行を信用せず、自宅の方がより安心、安全と信じている人もいるのかもしれません。

高齢者宅=現金があるという図式が成り立つと、泥棒にとってターゲットが選びやすくなります。

その家の住人が高齢者だけかどうかは、一戸建て住宅の場合、下見の段階で分かります。
高齢者だけで3人以上で暮らしていることは少ないでしょうから、ほとんどの場合1人暮らしもしくは夫婦2人のどちらかです。
2人で外出したことを確認すれば、その時点で家の中は無人ということになります。

無人で家の中には現金がある可能性が高いとなるとまさに絶好のターゲットです。
しかも高齢者相手ですから、余程の相手でなければ抵抗されませんし、捕まえられることなく容易に逃走できると考えるでしょう。

今後、高齢者がさらに進む日本では、高齢者宅の防犯対策を真剣に考えなければならなくなるでしょう。

墓地で草むしり中にバッグ盗難

鳥栖署は2日、現金約36万円が入っていたショルダーバッグなどを盗んだ疑いで、住所不定、無職の容疑者(68)を逮捕しました。

逮捕容疑は同日午前11時~11時半ごろにかけ、鳥栖市内の墓地で、80代女性が荷物を置いて草むしりをしているすきに、現金入りのバッグや財布など(時価合計6万8千円相当)を盗んだ疑い。
<佐賀新聞 4月3日(日)11時19分配信より>


墓地での盗難と言えば、お供え物や掃除道具、または墓石が思いつきますが、草むしりや掃除をしている人の持ち物を狙うという手口です。

確かに墓地で盗難被害に遭うとはあまり考えません。

故人やご先祖さまへの感謝や報告を兼ねての墓参りですから、気持ち的には一瞬、俗世間から離れる人も少なくないでしょう。
その時はどうしても心が無防備になってしまいます。
犯罪者はそこを狙っているのです。

油断せず、貴重品は出来る限り肌身離さず持っておくことです。

墓地に防犯カメラがついているようなところは少ないですから、金品は自分の力だけで守るしかありません。

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