防犯ブログ


  1. ホーム
  2. 防犯ブログ
  3. 犯罪手口

犯罪手口

相模原殺傷事件 容疑者は防犯態勢を熟知

相模原市緑区千木良(ちぎら)の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が死亡し、26人がけがをした事件で、殺人などの容疑で送検された元職員の容疑者(26)が、「裏口から施設に入った」と供述していることが捜査関係者への取材でわかりました。

正門付近の警備員室を避けたとみられ、神奈川県警は容疑者が施設の構造や防犯態勢を熟知していたことが事件につながったとみて調べています。

捜査関係者によると、容疑者は26日午前2時ごろ、東側の居住棟1階の窓をハンマーで割って110号室に侵入。
この部屋の入居者の女性(19)を殺害した容疑で送検されました。
園には警備員が常駐していますが、午後9時半以降は正門近くの管理棟で仮眠してもよいことになっており、当直の警備員は侵入に気づかなかったという。

容疑者は東棟から西棟に移動し、約50分間で計45人を襲ったとみられます。
この間、容疑者は結束バンドを使って職員5人を手すりなどに縛りつけました。
このうち1人が無料通信アプリ「LINE」を使って非番の職員に「すぐ来て。やばい」と連絡。
連絡を受けた職員が午前2時38分に最初の110番通報をしたという。
<朝日新聞デジタル 7月28日(木)15時39分配信より>

相模原の事件はニュースやワイドショー、新聞等で連日報道される中、侵入手口や動機、当日の防犯態勢などの情報も徐々に明らかになってきました。

このような犯罪者に対して被害を完全に防ぐことができるか?という問いに関しての答えはNOだと思います。

犯罪者が自分が捕まることや犯行が明るみになるリスクを恐れずにあのような犯行を行われると、犯罪自体を防ぐことは非常に難しいと言えます。
犯罪者が突然武器を出して無差別に人を斬りつけるのと同じです。


どのような対策を講じても被害をゼロにすることはできません。
ただ、被害を少なくするための対策は可能です。

例えば、敷地内、建物内への侵入者を検知してから働くシステムでは遅い場合があります。
敷地内、建物内への侵入自体を拒むようなシステム、初動が早いシステムが効果を発揮します。

敷地をセンサーでぐるりと取り囲み、侵入者を検知したらその場でベルやサイレン等で威嚇する。
仮に犯罪者がその場から逃げずにさらに内部に侵入しようとしても、建物内に居る人はそのベルやサイレンの鳴動音で侵入を知ることができますし、建物内に設置された受信機で侵入を検知したセンサーを表示させることもできます。

防犯カメラも犯罪抑止や犯行の記録には役に立ちますが、今回のような事件では残念ながら効果を発揮できませんでした。
犯罪の種類によって対策も色々と変えなければならないことを改めて感じさせられた事件です。
防犯対策を見直す機会とすべきでしょう。

京都 高齢者宅で電線点検装い500万円盗む

京都府警福知山署は12日、福知山市内の男性会社員(32)が、電線の点検を装って自宅を訪れた男に現金約500万円を盗まれた、と発表しました。
同署は窃盗事件として捜査しています。

同署によると、10日午後4時ごろ、上下水色の作業服を着た男が会社員宅を訪問。
応対した70歳代の母親に「電線を修理したので点検させてほしい」などと言い、電話の通話テストとして子機を持って2階に上がり、約10分後に帰りました。

会社員が11日夜、2階の自室のたんすから封筒入りの現金約500万円がなくなっていることに気付いたという。

男は40歳代で身長約170センチ、黒色の短髪で太っていたという。
同市内では5月31日にも、この男に似た男が80歳代の男性宅を訪れ、同様の手口で約5万円を盗んだといい、同署は関連を調べています。
<京都新聞 6月13日(月)23時30分配信より>

賃貸マンションに住んでいると、電気やガス、水道、電話回線等はオーナーや管理組合にてマンション単位で契約しており、各入居者では具体的な契約内容等が分かりにくい場合があります。

点検や保守等が何時行われますという案内が郵便ポストに入っていることはありますが、その業者が本当に依頼した先なのか分からない場合もあります。

極端な例かもしれませんが、業者を装って泥棒がマンションごと狙い、点検と称して建物内に入ろうとする可能性もあります。
疑えばきりがありませんが、ポストに入った案内で少しでも不審な点があれば、直接業者に電話をして確認する、マンションのオーナーや管理組合に確認するなどすべきです。

今回の電線の修理業者を装った泥棒にも言えることですが、いきなり何の前触れもなく自宅に来て、中に入らせてくれということはないと思います。
何らかのアナウンスを行うでしょうし、室内に入る場合は、入居者が在宅していることが条件となりますから、不在の場合はどうするのかと考えると怪しい場合は気付くはずです。

ただ、そういうことは日頃から意識していないとなかなか気付きません。
点検か、ご苦労様です、と何も怪しまずに受け入れてしまいがちです。

特に高齢者になると、その辺りの判断は難しくなります。
工事や作業員の人がまさか泥棒の変装した姿とは考えないからです。

こんな時に人間の補佐してくれるのが防犯カメラです。
映像を録画していれば警察を含めた第三者への証拠や情報としても活用できる可能性があります。

身体の不自由な人や高齢者が一人になる時間帯があって心配なお宅は、防犯カメラによる24時間の監視も考えてみてはいかがでしょうか。

警察OBの防犯指導を真似して泥棒50件

大阪府内や阪神地域で空き巣を繰り返したとして、兵庫県警捜査3課などは16日、窃盗容疑などで同府岸和田市上町、無職の男(46)=同罪などで公判中=を逮捕、送検したと発表しました。
県警によると、男は妻に「弁当箱を作るアルバイトをしている」と偽り、毎朝午前8時ごろに外出。
午前10時~午後4時にかけて犯行を行い、得た現金を毎月「給料」として渡していたという。

県警は、起訴された5件を含む計50件(被害総額約1890万円相当)の犯行を裏付け、捜査を終えました。

逮捕、送検容疑は昨年10月26日ごろ、兵庫県宝塚市の80代男性方に侵入し、現金約7万円と指輪など計14点(約28万8500円相当)を盗むなど、平成24年10月~昨年11月、同市や西宮市、大阪府池田市などの民家で窃盗を繰り返したとしています。

県警によると、男は「警察OBがテレビ番組で防犯指導をしているのを見てまねた」と供述しているという。
<産経新聞 3月17日(木)8時43分配信より>

テレビで元警察官や防犯アドバイザーが泥棒の手口や心理状態を詳しく紹介することがあります。

防犯対策の必要性や抑止効果を含めた防犯の啓蒙活動の一環と捉えている人が多いと思います。

ただ、逆の発想、泥棒側の視点で考えると、それらの対策がされている前提で侵入すれば成功する可能性が高い、その対策の弱点を突けば簡単に侵入できると考えるのも自然な流れと言えます。

あまり詳しく紹介し過ぎると、泥棒側が参考にしてしまう恐れもあるということが分かります。

ただ、あまり大雑把な紹介や説明だけだと、リアリティに欠け、視聴者が現実の問題として考えない可能性があります。
それはそれでテレビで時間を割いて紹介している意味が薄れてしまいます。

バランスや程度の問題かもしれませんが今後の課題になります。

新しい窃盗手口? 新しいごみ捨て場を確認して下さい、家の外に誘う

「ごみ捨て場の場所が変わりました」と言って案内するふりをし、住人が家から出た隙に共犯者が侵入して金品を盗む新手の窃盗(詐欺盗)が今年、県内で頻発していることが16日、県警への取材で分かりました。
野田市など複数の市で少なくとも十数件発生しています。
捜査関係者は「今まであまり聞いたことがない知能犯的な事案。十分に気をつけてほしい」と注意を呼びかけています。

捜査関係者によると、市役所職員などを名乗る人物が一般の戸建てや店舗、アパートを訪問し、住人を外に誘い出します。
訪問してくるのは若い男や女のケースが多いという。

先月7日に印西署管内で発生した事案では、20代とみられるスーツ姿の男が市役所職員を名乗り訪問。
「ごみ捨て場が変更になった。確認してください」などと80代の女性を誘い出している間に、何者かが約3万円を盗んだ。同管内では同28日にもスーツ姿の20代とみられる女が同様の手口で70代の女性を外出させ、その間に何者かがかばんを盗む事件がありました。
いずれも住人の外出は5~15分程度でした。

佐倉署管内の3市町でも被害が確認されています。
3月31日午後3時ごろ、八街市のアパートに市役所職員を名乗る30歳くらいの女が訪れ、1人で自宅にいた男性(68)を「ごみ捨て場が変わるので、現在の場所を案内してください」と外に誘い出しました。
男性の財布からは現金約4万7千円が抜き取られました。

4月21日には酒々井町の戸建て住宅の女性(76)が、同28日には佐倉市のアパートの女性(43)が、いずれも20~30歳くらいの役場職員を名乗る女に同様の手口で誘い出され、それぞれ8千円と、6千円の入った財布を盗まれました。

茨城県警によると、同県でも今年はこれまで8件、昨年は7件の同様の被害が確認されているという。
手口が酷似しており、同一犯の可能性もあるとみられています。
<産経新聞 6月17日(水)7時55分配信より>


自宅を訪問し、ごみ捨て場が変わったので確認して下さいと家の外に誘い出し、その間に共犯者が家の中に侵入し、現金を盗み出すという手口です。
ターゲットは高齢者が多く、犯人の顔や特徴を覚えていないだろうというのが犯人の読みかもしれませんが、自宅を訪問し、外に呼び出し、10分程度会話をする訳ですから、かなりリスクの高い手口のように思います。
あまり頭の良い犯人ではなさそうですが、これまでに15件も同様の被害が発生しているようですから、注意が必要です。

防犯カメラの設置というと、事務所や店舗に設置するというイメージが強いと思いますが、一般住宅でも玄関や屋外に設置し、不審者対策、違法な訪問販売業者対策、不法侵入者対策としても活用できます。
また、防犯カメラが設置されていることで、犯罪を企てる者がいたとして、ここはやめておこうと抑止力を発揮する可能性があります。

一般住宅での防犯カメラ普及率もいずれ高くなると思います。

ストリートビューで標的探し下見 窃盗グループ14人逮捕

インターネット上で街並みの画像が見られるグーグル社の「ストリートビュー」で下見した電気設備会社から銅線を盗んだとして、兵庫県警は18日、同県高砂市に住む建設作業員の男(20)=事件当時19歳=ら19~43歳の男14人を窃盗や建造物侵入の疑いで逮捕・送検したと発表しました。
2013年11月~昨年5月に同県加古川市や高砂市などで計57件総額約2300万円相当の被害を裏付けたという。

送検容疑では、建設作業員の男は昨年1月下旬、加古川市内の電気設備会社の倉庫に侵入し、銅線185点(約130万円相当)を盗んだ、などとしています。

県警によると、全員が容疑を認め、銅線は換金して生活費などに充てたという。
遊び仲間や建設現場での知り合いで、主に2~5人のグループに分かれてレンタカーを使い、深夜に盗みを繰り返していました。

男らは、ストリートビューを使って「電気会社」のキーワードで検索し、盗みに入る電気設備会社の倉庫などを下見していた。
<毎日新聞 2月18日(水)20時37分配信より>


ストリートビューを使ってターゲットの下見というのは一昔前の手口としては考えられませんでした。
インターネットが普及したこの20年ほどで犯罪の手口も大きく変わりました。
ただ、変わらないことは事前に下見を行ったうえで犯行に及ぶという点です。

例えば、侵入しようと考えていた会社のすぐ近くに交番や警察署があったとしたらどうでしょうか。
窃盗どころの話しではありません。

また、非常に人口密度の高い場所だとしたら、人通りの多い場所だとしたらどうでしょうか。
建物の中に侵入しようと窓ガラスを割る、扉をこじ開けるなどもし大きな物音を出したら一発で周囲に気付かれてしまいます。

その泥棒側のリスクを軽減してくれるのが現場の下見です。
自分にとって都合の良い環境を選んでターゲットとするのです。
そうすることで、成果を上げる可能性は高まりますし、自らが捕まる可能性は低くなります。

その習性を利用するのが防犯システムの導入です。
防犯システムが導入されているのが外から見ても分かると、ターゲットに選ばれにくくなるのは明らかです。

防犯システムが作動し、結果として泥棒が捕まるという直接的な効果より、この抑止力と呼ばれる泥棒が犯行を思い留まる効果の方が実は高いと言えるかもしれません。

Google

WWW を検索
www.securityhouse.net を検索


このページのトップに戻る


あなたの不安・気になる防犯、お気軽にお問い合わせください!!

フリーダイヤル 0120-8484-24

制作・著作

COPYRIGHT © 2010-2013 SECURITY HOUSE CENTER CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED.WebSitePlanProduced bybitSEODESIGN