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放火・火災

元勤務先の出会い系喫茶店に侵入し放火 女装した27歳の男逮捕

女装姿で以前働いていた飲食店に火をつけ、現金を盗もうとしたなどとして、警視庁捜査1課は24日、放火や窃盗未遂などの疑いで、東京都文京区千駄木、アルバイトの男(27)を逮捕しました。
捜査1課によると、「カネに困り、やってしまった」と容疑を認めています。

逮捕容疑は6月9日午前2時半ごろ、台東区上野の雑居ビル2階にある閉店後の出会い系喫茶に侵入し、金庫から現金を盗もうとした上、店内に火をつけて2~3階部分の約75平方メートルを燃やしたとしています。

捜査1課によると、出入り口のドアが壊され、金庫をこじ開けようとした跡がありました。
男は昨年までこの店で働いており、店内の防犯カメラの映像などから関与が浮上。
かつらやスカートなどで女装しており、捜査1課は発覚を恐れて変装していたとみています。
<産経新聞 7月24日(木)13時31分配信より>


窃盗による被害は物が盗まれるという実質的な被害です。
それ以外にも窃盗に伴う被害があります。
侵入しようとして出入り口のドアが壊され、金庫がこじ開けられたものがそうです。
また、放火により建物が燃えてしまうのもそうです。

今回の事件で犯人が侵入先の飲食店に火をつけたのが、金庫をこじあけられなかった腹いせか、証拠隠滅目的なのか、詳しいことは犯人しか分かりません。
ただ、被害者にしてみれば、物が盗まれるだけでなく、色々な物が壊され、そして建物まで燃やされる可能性があるということです。

うちには盗られて困るようなものは無い、という考えの人もいるでしょうが、実際に侵入窃盗被害に遭ってしまえば、物が盗まれる被害だけでは済まないことが多いでしょう。

窃盗対策というより一歩前進した侵入対策を考えるべきでしょう。

千葉 高校で弓道場など4ヶ所で不審火

先月30日深夜、千葉県船橋市の高校で、弓道場や物置などが燃える不審火が相次ぎました。

午後11時半ごろ、「窓を開けたら弓道場のほうから炎が上がって黒い煙が見える」と船橋市の県立薬園台高校の近くに住む人から通報がありました。
消防などが駆けつけると、弓道場の机や椅子が燃えていたほか、近くの物置など合わせて4カ所から炎が上がっていました。

火はまもなく消し止められ、けが人はいませんでした。
当時、高校は無人で、いずれも火の気のない場所から出火していることから、警察は何者かが学校に侵入し、火をつけたとみて調べています。
<テレビ朝日系(ANN) 7月1日(月)10時55分配信より>

子供の頃、学校で嫌な行事が近づくと、冗談で、学校が燃えたら、学校がなくなったらその行事に参加しなくてよくなるのに、と考えた人も多いのではないでしょうか。
もちろん、子供が考える冗談で、本気でそう考える人はいません。
実際に学校が家事で燃えてしまったら大変なことになります。

明日から通う学校がなくなってしまうのですから。
新たに立て直すまで休みという訳にはいきませんから、別の地区の学校に臨時で通うなどの対策がとられるでしょうが、友達や先生とも離れ離れになります。
冗談では済まないような厳しい現実と直面することでしょう。

学校での火事というのはそれほど大変な事件です。
無人の学校であれば建物などの被害で済む可能性もありますが、授業中など人がいる間に発生した火事は、多くの犠牲者が出る危険性があります。
子供に対してそのような考えを持つ者がいるとは考えたくもありませんが、中には恐ろしい考えの犯罪者も存在します。

無人の場合、有人の場合、どちらも想定した侵入警戒対策、放火・火災対策をとる必要があります。
大切な学校、そして子供たちの命を守るための万が一の対策です。
その対策を実際に使うことがなく役目が終われば、それが一番です。

神社のさい銭箱にお金なく 腹いせに放火

警視庁高尾署は10日、東京都八王子市館町、無職の男(48)を非現住建造物放火の疑いで逮捕しました。
同署によると、容疑を認めているという。

逮捕容疑は、2月11日、同市裏高尾の千代田稲荷神社の拝殿にライターで火をつけ、木造の拝殿1棟(14平方メートル)を全焼させたとしています。

火事3日後の2月14日、同神社のさい銭箱からさい銭を盗もうとしている男を、警戒していた警察官が発見。
窃盗未遂容疑の現行犯で逮捕したところ、放火について供述しました。
11日にも神社のさい銭箱を物色しましたが「金がなかったから火をつけた」と話しているという。
<毎日新聞 4月11日(木)12時54分配信より>

泥棒に入られた上に、放火されるというのは、泥棒被害の中でも最悪の結果の一つでしょう。
ましてや、さい銭箱の中に現金がなかったという理由で、建物が燃やされては堪りません。
泥棒の腹いせ目的で放火されるというのは被害者としても到底納得がいかないでしょう。

しかし、他人の財物を許可なく盗もうとしている時点で泥棒に倫理観や慈悲などを求めても意味がありません。
無慈悲で自分勝手な犯罪者から自分や家族の身体、そして財物を守るのは自分しかありません。
早期発見、初期対応、抑止力強化など、様々な防犯対策、火災・放火対策がありますので、ぜひご検討下さい。

長崎グループホーム火災 消防法違反11件発覚

長崎市は14日、市内69カ所のグループホームを緊急立ち入り検査し、うち9カ所でカーテンやじゅうたんに防炎対策を施さないなど計11件の消防法違反があったと発表しました。

グループホーム「ベルハウス東山手」で死者4人を出す火災が起きたことを受け、長崎市は「ベルハウス東山手」を除く市内すべてのグループホームを検査。
スプリンクラーや消火器の設置状況など、消防法が守られているかを調べました。

検査では、家具の防炎対策が不十分=5件▽年2回の消防訓練を実施していない=3件▽年1回の消防用設備点検結果を消防署に報告していない=2件▽警報設備が不十分=1件--の計11件の消防法違反が見つかり、それぞれ指導しました。

また、広さが275平方メートル未満でスプリンクラー設置義務がないなどの理由で現在も設置していないグループホーム9カ所について、市は現在、その理由などを聞き取り調査しています。
田上市長は14日の記者会見で「調査を踏まえ、工事費用が負担となっているのであれば、市独自の制度の創設も含め検討する」と語りました。
<毎日新聞 2月15日(金)16時29分配信より>

大きな事故、事件、災害、問題が発生してから初めて具体的な対策を考える、行うということが往々にしてあります。
誰しもがそうですが、自分が被害に遭うとは考えていない、心配していないということです。

地震や津波、洪水などの大規模な自然災害の場合も同様です。
事が起こってからの対策では、被害が発生してからの事後の、受け身の対策と言えます。
それでは被害で失われた人命、財産は元には戻りません。

もちろん、何らかの対策を事前に行っていたからといって、被害に遭う可能性がなくなる訳でも、被害を完全に防ぐことができる訳でもありません。
被害に遭う可能性を低くし、被害内容を最小限に留めるための対策です。
これも受け身の対策ではないかと考える人がいるかもしれません。
しかし、人災にしても、天災にしても、防ぎようがない、どうしようもない被害というものがあります。
東日本大震災など、仮に完璧に近い対策をしていたとしても、どうしようもなかったでしょう。

泥棒に侵入される場合や放火犯に放火されるような被害も同様です。
相手がリスクを無視して犯行を実行すれば、被害者は防ぐこともできずどうしようもありません。
ただ、何もしないことが問題なのです。

防犯カメラや防犯センサーを設置し、泥棒に対して威嚇すれば、それだけ狙われる可能性は減少します。
放火犯に狙われて家に火をつけられても、スプリンクラーでの初期消火や、炎を検知するセンサーで早急に検知するなどの対策を事前にしておけば、全焼する被害が一部損、ボヤ程度で抑えられるかもしれません。
何もせずに運任せにしておくことこそが危険なのです。

対策にはお金が掛かります。
防犯、防災にお金が回せない中小企業や小さな施設に対しては、国や市町村が援助するなどの制度が必要です。
誰もが簡単に利用でき、すぐに対策ができるような制度が整備されれば、きっと犯罪も自然災害による被害も少なくなるでしょう。

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