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放火・火災

大阪 ガチャガチャの硬貨狙って放火 自販機17台に燃え移る

「ガチャガチャ」と呼ばれるカプセル玩具の自動販売機をライターで燃やして中に入っている現金を盗もうとしたとして、大阪府警浪速署は21日、窃盗未遂と建造物等以外放火の疑いで大阪市西成区萩之茶屋、無職の男(45)を逮捕した。
容疑を認めているという。

逮捕容疑は11月9日深夜~翌10日未明、同市浪速区恵美須東の路上で、持っていたライターで自販機に火を付け、自販機内の硬貨を盗もうとしたとしている。

同署によると、自販機が設置されていたのは、通天閣近くの商店街「ジャンジャン横丁」にあるゲームセンター前。
自販機の火はほかの自販機17台に燃え移ったほか、商店街のアーケードなどを焼いた。
<11/21(火) 20:35配信 産経新聞より>

現場の状況は分かりませんが、営業時間が終了したゲームセンター前に置かれていたガチャガチャの自販機の小銭を狙って火をつけたところ、他の自販機や商店街のアーケードまで火が燃え移ったという被害です。

ガチャガチャは営業終了後、店内に移動できるものではなく、現場に据え付けるタイプのものだったのでしょうか。
もしそうなら、営業時間終了後のお客様も販売対象にしていますから自販機に近づかせないようにする対策は逆効果になります。

ガチャガチャも訪日客の小銭交換目的等で空港を始め、様々な場所で色々な種類のものが出てきているようです。
しかし、それほど大金が入っている訳ではありませんから、泥棒にしてみればそんなにおいしいターゲットとは思えません。

火をつけ、他の自販機に燃え移ることは泥棒も想定していなかったかもしれませんが、思わぬ大被害となってしまいました。

ガチャガチャに限らず、営業時間終了後も店外に出しっぱなしにしておくものは、それぞれ窃盗や破損被害に遭う可能性があることを想定しておくべきです。
可能ならば、店内に移動できるものは毎日移動する方が安心です。

中古車センター等で営業時間終了後もお客様が商品を見に来ることを想定している業種は特に、お客様とそれ以外の者との選別が非常に難しいです。
商品を買ってくれる可能性がある人の訪問は大歓迎ですが、窃盗や破損被害をもたらす者は敵でしかありません。
現場に応じての対策が必要です。

現金とゲーム機を盗んだ家に放火 23歳の男2人逮捕

静岡県藤枝市内の民家に侵入し、現金などを盗んだ上で放火したとして、藤枝署は8日、現住建造物等放火と窃盗などの疑いで、住所不定、無職の男(23)=住居侵入と窃盗容疑で逮捕=と、同県焼津市田尻の無職の男(23)=同=を再逮捕した。
同署は2人の認否を明らかにしていない。

再逮捕容疑は平成28年10月17日午前10時45分ごろ、静岡県焼津市岡部町の民家に侵入し、現金約1万5千円とゲーム機1台などを盗んだ上で、家に放火したとしている。

藤枝署によると、同住宅のリビング約60平方メートルが燃えたが、住人は外出中でけが人はいなかった。
両容疑者は昨年11月に焼津市内で空き巣を働いたとして逮捕されていた。
<8/9(水) 11:39配信 産経新聞より>

犯人が放火したのは窃盗の証拠を隠滅するのが目的でしょうか。
テレビドラマや小説などで出てきそうな、現実には起こりそうにないような手口ですが実際に発生しています。

窃盗で捕まった場合どのくらいの刑期になるのか分かりませんが、放火が加わると罪が重くなることは分かります。
もし、中に人が居たり、隣の家に火が燃え移るなどして死傷者が出た場合はさらに驚くほど罪が重くなるでしょう。
年齢的にも今回の犯人がそこまで考えていたかは分かりませんが、2人いればどちらかは分かりそうなものです。

ゆとり世代と言われる今の若者の中には、ゲームと現実の世界が混同していて、想像力が充分に働かず、罪の意識が薄いまま犯罪を行ってしまうことがあるのかもしれません。
こうしたら、その結果こうなるという先のことが読めないのかもしれません。

将棋の藤井四段が話題になりましたが、将棋が普及すると数手先のことを読む力が強くなります。
相手がこう指したら、自分はこう指す、そうしたら相手がこう指すから、次はこう差す、というのがどんどん増えていくことで何手も先のことが読めるようになります。

これは将棋に限ったことではなく、色々なことで応用できます。
相手がしそうなこと、考えそうなことを予測し、それに対応する答えや手段を事前に準備しておくと冷静に対応できます。

泥棒などの侵入者対策も同様です。
相手がどこから、どのように侵入してくるかを予測し、そうさせないための防犯対策を事前に行うことで犯行を阻止することができるのです。

アスクル倉庫火災の長期的影響

アスクルの物流倉庫火災は発生から丸6日経過し、鎮圧した。建物の窓が少ないため効果的な放水が難しく、倒壊の危険性などから屋内消火も難航したのが、長期化した要因とみられる。専門家は初期消火の重要性を指摘し、「巨大な倉庫ほど火災のリスクは大きい。企業は法令以上の自主的な対策を」と呼び掛ける。

火災が発生したのは16日午前9時15分ごろ。1階で段ボールが燃えていると従業員が119番した。北西部から出た火は2、3階に上がり、倉庫全体へと拡大。19日未明には南東側で2度、爆発が起きた。スプレー缶に引火したとみられ、再び火勢が増した。

入間東部地区消防組合によると、建物2、3階は窓が少ない上、商品を保管する棚にも遮られ、外から燃焼部分に直接放水するのが困難だった。内部は高温になり、火災の影響で建物がゆがんで倒壊する恐れも。17日、重機で外壁に穴を開けて放水を開始。内部の温度が下がった20日には屋内消火にも着手したが、破裂音がしたため退避した。

同消防組合は「初めて経験する大規模な倉庫火災で、手探りの中、一進一退の消火活動が続いた」と振り返る。

倉庫は2013年7月に開設。パソコンや文房具、洗剤など約7万種類の商品が保管されていた。アスクルは、スプリンクラーや防火シャッター、消火器といった防火設備について「消防法の規定にのっとり設置、施工していた」と説明するが、具体的な台数などは明らかにしていない。22日に現場を訪れた社長は「従業員が初期消火に当たり、その際に煙を吸って病院に運ばれた」と述べた。

東京理科大大学院国際火災科学研究科の教授(建築・都市防災)は「倉庫は日光や外気による商品の品質変化を防ぐため構造上、窓が少ない。いったん火災が発生すると、煙が充満して暗くなり、内部での消火活動が困難になる」として、初期消火の重要性を強調する。

鎮火後は「防火設備の作動確認や従業員の証言などから、初期消火の検証が必要」と指摘。同様の倉庫を所有するほかの企業に対しても、「法令を守るだけでなく、火災のリスクを想定して対策を立ててもらいたい」と話した。
<埼玉新聞 2/22(水) 22:40配信より>

16日に発生したアスクル物流倉庫の火災ですがようやく鎮火しつつあるようです。
これまでに鉄骨3階建て延べ床面積約7万2千平方メートルのうち、約4万5千平方メートルを焼失したということですからすさまじい被害です。
丸6日間鎮火に費やしたということですが、昨年12月に新潟で発生した糸魚川大火災では30時間での鎮火ということですからそれと比べてもかなり時間が掛かったという印象です。
ただ、今後の問題は山積みでこの火災が及ぼす影響は長期化すると思われます。

周囲の住民に対する煙や臭い、有害物質などの健康被害、補償などの問題。
火災発生原因の特定と再発防止策等の顧客への説明。
社内管理体制の見直しと定期的な訓練等の安全対策の実施。
商品の発送遅延に対するお詫び等。
被害に遭った商品や設備の購入や被害を免れた商品の選別。
アスクルブランドのイメージアップ対策。
部外者が思いつくだけでも多数の問題があります。

発生した被害に対しては後から「たら」「れば」を言ってもどうしようもありません。
幸いにも人命を損なう事故にならなかったことは不幸中の幸いでしょう。
また、この事故を教訓として、他のメーカーでは自社の安心・安全対策を見直す良いきっかけにもなったようです。
火災事故の恐ろしさが世間に伝わり、どのようにすれば対策できるか、また、被害を拡大しないための対策の必要性などが認知されたのは良かった点でしょう。

火災などの防災対策も泥棒などの防犯対策と同じで、被害を未然に防ぐ、被害を拡大させないということが重要です。
被害に遭わないことがベストですが、万が一被害に遭ってしまってもその被害を最小限に抑える。
この為の対策を事前に行うべきです。
被害に遭わない限り、事前に対策を行うという決断をするのは勇気がいります。
自分のところは大丈夫だという根拠のない自信を誰しも持っています。

放火対策であれば、建物内に侵入させない、建物に近づけさせないように敷地をセンサーで守る。
被害を最小限に抑えるためには、犯人がライター等で火をつければ、約7センチの炎を検知するセンサーで威嚇機器を鳴らす。
発見する時間が早いほど迅速な消火活動にもつながります。
また、防犯カメラを多数設置することで、放火犯への抑止効果になります。

放火以外の対策は、燃えやすい商品は集めて保管しない、屋外にはできるだけ物を積まない、スプリンクラー等の設備を増設する。火災発生時の消火活動も考慮した配置方法も検討するなど。
防災対策と防犯対策が重なるところもありますので、どちらも見直しを行うべきです。

4人の消防隊員が火災現場からテーブル盗む

千葉県いすみ市の消防隊員が火災現場の住宅からテーブルを盗んだとして、消防本部が警察に届け出ていたことがわかりました。

夷隅郡市消防本部によりますと、いすみ市の大原消防署の男性消防隊員4人は、火災で全焼した住宅のベランダから去年12月、石でできた直径90センチのテーブルの天板を盗んだということです。

4人は強風であおられていたトタン屋根を固定するため、火災後に放置されていたこの住宅に出動。
作業を終え、一旦は消防署に戻りましたが、テーブルを盗むために消防車で再び現場に戻っていました。

消防本部は1日、窃盗にあたるとして警察に届け出ましたが、4人のうちの1人は、「どうせ捨てるからもったいないと思った」と話しているということです。
<TBS系(JNN) 3月2日(水)13時37分配信より>


消火活動を終え、一旦消防署に戻り、そのあと再びテーブルを盗むために現場へ、しかも消防車を使って戻ったという消防隊員4人による窃盗です。
どうせ捨てるからもったいないということで現場から持ち去った、盗んだということです。

捨てるかどうかは被害者の考え次第です。
ただ捨てるまでは被害者の所有物です。
他の人が勝手な判断で持ち去るのは、窃盗、犯罪となります。

消防隊員が消防車を使ってそのような行為をすることはさらに問題だと思います。
市民の税金を使って運営している消防署の隊員がそのような意識・認識では困ります。
捨てるだろうから処分したのと、捨てるだろうからもったいないのでもらったでは全然話が違います。

公務員など市町村や国のために働く立場の人々には他の職業とは別の倫理観のようなものが望まれても仕方がないとは思います。

京都連続放火事件 逮捕された少年「火遊びした」

京都市伏見区で今年8月、夫婦が死亡するなどした4件の連続放火事件で、京都府警は5日、4件すべての放火への関与を認めていた同区内の無職少年(17)(別の窃盗容疑などで逮捕)について、同事件とは別の日に放火をしたなどとする現住建造物等放火容疑などで再逮捕しました。

少年は再逮捕容疑を認め、「火遊びした」などと供述。
府警は今後、4件の放火についても慎重に裏付け捜査を進めます。

発表では、少年は5月14日午前0時50分頃、同区羽束師鴨川町の民家ガレージで衣服などに火を付けて民家を燃やそうとし、7月29日午前3時45分頃には同区横大路中ノ庄町の住宅兼店舗(2階建て、約290平方メートル)のガレージに放火、建物を半焼させた疑い。

府警は、少年が9月、同区内の民家で37万円を盗んだとして、11月16日に窃盗容疑などで逮捕。
少年は取り調べの過程で連続の4件を含め、「何か所かに火を付けた」などと、放火への関与を自ら説明していました。
<読売新聞 12月5日(金)20時56分配信より>

殺人とは別の意味で恐ろしい犯罪が放火です。
火災自体は自然災害や被害者の過失等で発生する被害ですが、犯罪と知りながら故意に火災を発生させる放火は、その犯罪者の意思も当然ですが、被害の大きさも恐るべきものです。

今回逮捕された少年は、火遊びしたと供述していますが、民家で37万円盗むという手口から見て、遊びではなく、放火と窃盗も含めた恐ろしい犯罪です。
また、結果的に2人を死に追いやった可能性があることから考えても、単なる火遊びでは済みません。
加害者側は単に火をつけて、燃えるところが見たかったという意識だったかもしれませんが、結果は人の命を奪う暴力以外の何ものでもありません。


もし逮捕された犯人が、今でも後悔や被害者に対する罪の意識を感じていないのだとしたら、話題の精神病質者、サイコパスと呼ばれる人なのかもしれません。

ニュースなどで犯罪者が捕まり、テレビカメラに向かって笑顔でピースサインしているような人もこのくくりに入ると言われていますが、このような人たちが増えてきたのか、実際に事件が起こっても、それほど珍しさを感じなくなってきたように思います。
社会がそのように変化し、感度や感覚が全体的に鈍くなってきたのかもしれません。

このような人たちに目をつけられる、ターゲットにされてしまうと、簡単には立ち向かえません。
普通の感覚、常識が通じない可能性が高いのです。
この対策をしておけば大丈夫とは言えなくなりますから、一般的な対策+アルファの工夫が必要でしょう。

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