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2017年07月21日 群馬 電車の表示器盗んだ運転士逮捕

安中署などは22日、列車の行き先案内表示器などを盗んだとして窃盗の疑いで、前橋市東片貝町の鉄道会社社員(47)を逮捕しました。
調べに対し容疑を認め「電車内には合鍵を使って侵入した」と供述しています。

逮捕容疑は5月4日午後11時から翌5日午前6時10分ごろまでの間、JR横川駅に停車していた普通列車内に侵入し、行き先案内表示器と案内表示幕各1点(計23万7800円相当)を盗んだとしています。

同署は22日、容疑者の自宅を捜索し、被害品を含む表示器3点と表示幕6点を押収しました。
同駅では3月にも表示幕2点が盗まれる被害があったほか、栃木県内でも同様の被害が発生しています。
同署は余罪があると見て調べています。容疑者は前橋市内にある鉄道会社の運転士。
<6/23(金) 7:55配信 産経新聞より>


列車の行き先案内表示器というものがどのようなものなのか分かりませんが、もし列車の運行に影響を及ぼすようなものであれば大変です。

驚いたのが列車内には合鍵を使って侵入したという供述ですが、社員は合鍵を自由に持ち出し可能なのでしょうか。

もしそうなら管理体制が不安ですし、特定の個人を信用し過ぎる体制、依存する体制には疑問を感じます。

今回は表示器が盗まれる被害でしたが、夜間侵入し運行に影響が出るような不正な細工も行うことが出来てしまう状況にあるということです。
列車の整備やチェック等はあるでしょうが、その合間や隙を狙われての犯行も考えられます。
合鍵に関しても二人以上の承認がないと使用できないなどの相互監視・管理体制が望ましいのではないでしょうか。

また、必要が無い限り列車には近づくことが出来ないような入退室制限を設けるべきでしょう。

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