防犯ブログ



2017年7月

運送会社社長宅で謎の盗難 被害総額2700万円

5日午前5時15分ごろ、小美玉市野田の運送会社「沼田機業」の事務所兼住宅で、同社の男性社長(53)が現金約1200万円と貴金属など10点以上(時価計1500万円相当)が盗まれていると110番通報しました。
石岡署が窃盗事件として調べています。

同署によると、建物は1、2階が事務所で3、4階が男性社長の自宅になっています。
4階の金庫から現金約1千万円がなくなったほか、3階の部屋などからも現金約200万円と腕時計や貴金属などがなくなっているという。

男性社長は1人暮らしで、金庫がある部屋で就寝していました。
同日午前5時ごろ、3階に下りると部屋が荒らされており、4階に戻って金庫を確認したところ、現金がなくなっていることに気付いたという。
金庫は施錠されており、こじ開けられた形跡などはなかったようです。
1階のトイレの窓枠が外されており、同署は侵入経路や手口などを詳しく調べています。
<7/6(木) 7:55配信 産経新聞より>

運送会社の社長宅での窃盗事件です。
被害者の社長は金庫がある4階で就寝しており、早朝に3階に下りると部屋が荒らされ、そして4階に戻ると金庫の中から現金が無くなっていたということです。

金庫は施錠されておりこじ開けられた形跡はなかったということです。
犯人は社長が寝ている間に堂々と金庫を開け、中の現金を抜いて、その後3階で貴金属類を盗んだのでしょうか。

社長が3階に下りたわずかな間に4階の金庫をこじ開けずに現金を盗むということは、時間的にも難しいと思われますから、やはり社長の就寝中の犯行でしょうか。
そうだとすると犯人が物音を立てずに巧みに犯行を行ったのか、社長が疲れて爆睡していたのかのどちらかかもしれません。

会社の運転資金等も置いていたのかもしれませんが、事務所兼自宅の社長宅での盗難事件は被害総額が大きいのが特徴の一つです。
また、いずれも金庫に保管というのが共通していることが多いですが、防犯システムや防犯カメラが設置されていないことが多いように思います。
信じられるのは自分だけ、金庫でがっちり守りましょうという社長を勝手に想像してしまいます。

2700万円もの現金や貴金属類を常時置いておくのですから、それらを守るために数十万円・百数十万円の費用を掛けるのは損だとは感じないように思いますが、お金持ちにはそれはもったいないと思うのかもしれません。
私なら怖くて置いたまま外出することはできませんが・・・。

これまでのブログでも何度も言っていますが、大金は自宅には置かない、金庫を過信しない、防犯システムや防犯カメラで事前の防犯対策を行う、従業員や関係者を信用し過ぎない、これらを一つではなく複数組み合わせることで、防犯意識の高い、犯罪が起こしにくい環境作りの第一歩となります。

群馬 電車の表示器盗んだ運転士逮捕

安中署などは22日、列車の行き先案内表示器などを盗んだとして窃盗の疑いで、前橋市東片貝町の鉄道会社社員(47)を逮捕しました。
調べに対し容疑を認め「電車内には合鍵を使って侵入した」と供述しています。

逮捕容疑は5月4日午後11時から翌5日午前6時10分ごろまでの間、JR横川駅に停車していた普通列車内に侵入し、行き先案内表示器と案内表示幕各1点(計23万7800円相当)を盗んだとしています。

同署は22日、容疑者の自宅を捜索し、被害品を含む表示器3点と表示幕6点を押収しました。
同駅では3月にも表示幕2点が盗まれる被害があったほか、栃木県内でも同様の被害が発生しています。
同署は余罪があると見て調べています。容疑者は前橋市内にある鉄道会社の運転士。
<6/23(金) 7:55配信 産経新聞より>


列車の行き先案内表示器というものがどのようなものなのか分かりませんが、もし列車の運行に影響を及ぼすようなものであれば大変です。

驚いたのが列車内には合鍵を使って侵入したという供述ですが、社員は合鍵を自由に持ち出し可能なのでしょうか。

もしそうなら管理体制が不安ですし、特定の個人を信用し過ぎる体制、依存する体制には疑問を感じます。

今回は表示器が盗まれる被害でしたが、夜間侵入し運行に影響が出るような不正な細工も行うことが出来てしまう状況にあるということです。
列車の整備やチェック等はあるでしょうが、その合間や隙を狙われての犯行も考えられます。
合鍵に関しても二人以上の承認がないと使用できないなどの相互監視・管理体制が望ましいのではないでしょうか。

また、必要が無い限り列車には近づくことが出来ないような入退室制限を設けるべきでしょう。

別荘から貴金属30点盗難 1700万円の被害

24日午後5時ごろ、滋賀県高島市新旭町饗庭の別荘で、室内にあった腕時計やネックレスなどの貴金属品類計約30点(1750万円相当)がなくなっているのを外出先から戻った別荘の使用者で、飲食店経営の男性(69)=石川県七尾市=が見つけて110番通報しました。
高島署が窃盗事件として調べています。

同署によると、別荘の窓が開けられ、何者かが侵入した形跡があったという。
24日午前11時ごろ、男性の友人が別荘から外出してからは無人だったという。
<6/25(日) 8:39配信 京都新聞より>


基本的なことですが、別荘のような常に人がいない場所には高価な貴金属類を置いておかないようにすべきでしょう。
仮に金庫や頑丈なケース等に保管されていても、無人の時間帯が長い訳ですから、一旦敷地内、建物内に侵入さえしてしまえばゆっくり時間をかけて犯行を続けることができます。

また、被害の発覚は、次に現場へ人が行った時になることもありますから、そうなると犯人逮捕の可能性が低くなることもあるでしょう。

防犯システムは侵入者対策として、防犯カメラは窃盗の抑止力として効果があると思いますが、金品を置いていない建物だけの対策にお金を掛けるというのも抵抗があるかもしれません。
ただ、建物の値段というのは土地を除けば最も高価な財産の一つとも考えられます。
建物が傷付けられたり、汚されたりすればそれらを修繕、清掃するのは大変です。

ガスや電気、水道等が破損すればどれぐらいの費用がかかるのでしょうか。
外部からの侵入対策を行っていないということは、それらが危険に晒されている可能性が高いということです。
何も盗られる物はなくても、傷付けられると困る物はたくさん存在しているのです。

パワースポットで人気が出ると泥棒に狙われるかも?

熊本県警高森署は12日、窃盗の疑いで阿蘇郡内の自称アルバイトの男(52)を現行犯逮捕しました。
逮捕容疑は同日午前7時45分ごろ、高森町内の神社のさい銭箱から現金約2万8000円を盗んだ疑い。

この神社は森の中に灯籠が並ぶ参道が壮観で、近年は「パワースポット」として観光客の人気が上昇。
署によると5月末からさい銭盗の被害が相次ぎ、神社から被害届が出ていました。

12日は張り込み初日で、早速の成果に「神様がパワーをくれたのかも」と、署幹部も不思議な御利益を実感。
<6/13(火) 9:44配信 西日本新聞より>

パワースポットとして人気が出るとそれだけ泥棒にも目をつけられるかもしれません。
通常さい銭泥棒による盗難被害額は数百円、数千円程度の報道が多いように思いますが、今回は約3万円でした。

もっと強力なパワースポットとして人気があるところなら訪問客も多く、自然とおさい銭も増えるはずです。

さらにさい銭箱には普通防犯対策がとられていませんから、せいぜい南京錠など施錠している程度でしょうから泥棒にとっても犯行が行いやすい相手と言えます。

また、さい銭箱自体が歴史のある貴重な場合、それ自体がさい銭を盗む際傷付けられる恐れがあります。
現金の損害より箱の被害の方が被害者にとっては痛手となることもあります。

また、建物等に木材が使われていることが多い神社は火災の心配があります。
放火対策にも気をつけなければなりません。

さらに仏像や石像等、その神社の象徴とも言えるご神体自体の盗難や破損被害も何らかの対策が必要です。
そう考えると、犯罪とは無縁のような神社ですが、守るべきものがたくさんあるように思えてきませんか?

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