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2016年11月25日 商談中にロレックス2個盗んだ男逮捕

商談中に高級腕時計を盗んだとして、福岡県警は9日、住所不定、無職の男(22)を窃盗の疑いで逮捕し、発表しました。
容疑を認めているという。

中央署などによると、男は7月1日午後1時50分ごろ、福岡市中央区天神2丁目の「福岡パルコ」内にあるスイス製腕時計「ロレックス」専門店で、腕時計2個(計357万6千円相当)を盗んだ疑いがあります。

「時計を買いたい」と店員に伝え、商談室に入って商品を閲覧。
「他のモデルの在庫を確認してもらえますか」と頼み、店員が離れたすきに持ち去ったという。

署の説明では、別の窃盗容疑で兵庫県警に逮捕された際に今回の事件への関与を認め、「2個とも質に入れた」と供述したという。
<朝日新聞デジタル 11/9(水) 21:58配信より>


商談中に商品が盗まれた場合、「買物盗」という犯罪の種類で警察が判断する場合があります。

ただ、保険業界では「買物盗」も「万引き」と同じ扱いとなり、損害保険では補償対象外となるのが一般的です。
それぞれニュアンスは異なりますが、同じ犯罪の種類で分類されます。

「強盗」はまた異なり、凶器や言動で店員を脅すなどして商品を盗む場合です。

また、営業時間中に店員が無人の状態で泥棒に入られた場合も万引きとして補償対象外になるなど、保険の対象になるか、ならないかの判断は事故が発生した原因や内容によって変わってきます。

万が一の被害に対して、保険に入っているから大丈夫だと安心ばかりはしていられません。
もちろん、保険や共済などの補償は、万が一の被害に対して強い味方になる場合が多いですが、補償対象外になる被害もあるということは認識しておくべきでしょう。

補償だけに頼らず、それ以外の防犯対策、例えば防犯カメラなどで商品を守ることでより安心できます。

防犯対策は一つより二つ、二つより三つと、二重・三重で講じるとより安全な環境ができます。
一つ一つが重複して無駄になるということはありませんので犯罪者が犯罪を犯しにくい環境をつくりましょう。

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