防犯ブログ

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2015年11月16日 公衆トイレでボタンがない! 金属盗の犯行

公衆トイレなどの金属製部品を盗んだとして、高山署は9日、窃盗の疑いで、岐阜県高山市の男(63)を逮捕しました。
署は容疑者宅から押収した金属製部品248点を公開しました。
容疑者は十数回盗んだと自供しているといい、動機は換金目的とみられます。

逮捕容疑は昨年11月27日、同市一之宮町の温泉施設のトイレと、下呂市幸田の公衆トイレから水洗押しボタンなどの金属製部品計10点(時価計1万4240円相当)を盗んだ疑いです。

署によると、昨年11月ごろから、両市や周辺で公衆トイレなどから金属製部品が盗まれる被害が相次いでいました。署は犯行に使ったとみられるレンチなどの道具も押収しました。
<岐阜新聞Web 11月10日(火)9時29分配信より>

金属盗なら盗んだものをリサイクルショップ等に転売して換金しようとするはずですが、金属製部品200点以上が犯人の自宅から押収されたということは、目的が別にあった可能性もあります。

ある程度数をまとめて転売しようと考えていたのか、トイレの部品収集マニアか、それともトイレ利用者が困るのを想像してひそかに楽しんでいたのか・・・。

いずれにせよ、トイレに入って用を足し、ボタンがないため水を流せないという状況は、他に例えようのない苦しみだったことでしょう。
お金に換えることの出来ない被害の一つです。

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