防犯ブログ

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2015年07月02日 インタ-ホン鳴らして留守確認、現金4千万円盗まれる

民家に侵入し現金約4千万円を盗んだとして、和歌山県警岩出署などは18日、窃盗容疑で、大阪市天王寺区北河堀町のリサイクル会社社長(29)、同市東住吉区杭全の同社社員(23)の両被告=いずれも住居侵入罪で起訴=を再逮捕しました。
2人は容疑を認めているという。

逮捕容疑は、1月8日午後1~5時ごろ、岐阜県大垣市の男性(67)宅に侵入し、カバンに入った現金4千万円と、約50万円が入った貯金箱を盗んだとしています。
盗んだ現金の多くは、遊興費に使ったようです。

同署によると、2人は5月21日、和歌山県御坊市内の建物に侵入したとして住居侵入容疑で逮捕され、捜査の過程で今回の事件が発覚しました。

インターホンを鳴らして留守であることを確認し、ガラスを割って侵入。
近畿圏内では平成25年末ごろから同様の手口の窃盗事件が相次いで発生しており、余罪を調べています。
<産経新聞 6月18日(木)16時51分配信より>


大阪の泥棒が岐阜まで出張し、民家から現金を盗んだという事件です。
和歌山での別事件で逮捕され、岐阜の事件が発覚したようです。

警察としては、岐阜で発生した事件は岐阜県内を重点的に捜査するでしょう。
他府県、特に離れれば離れるほど、捜査が困難となり、犯人特定にも時間が掛かるように思います。
今回の犯人もそこまで考えての犯行なのかもしれません。

ドラマや映画の見過ぎかもしれませんが、各都道府県の警察はそれぞれの管轄を重視し、過度の関与を嫌うところもあるかと思います。
お互いに協力し、情報共有をスムーズに行うことができる環境が整えば、犯罪者にとってはより脅威となるでしょう。


話しは変わりますが、今回の被害金額ですが驚きの現金4千万円です。
民家で、しかもカバンに入っていた大金です。

何年か前、民家、一般住宅での多額の現金窃盗事件のニュースが目立った時期がありました。
最近大きなニュースで取り上げられることは少なくなったように思いますが、事件としては発生し続けています。

当ブログでも何度か取り上げましたが、自宅に大金を保管することはお勧めできません。

金融機関がつぶれたらどうするのか?という疑問もあるでしょうが、大手の金融機関が破綻する可能性より、自宅に泥棒が入られる可能性の方がずっと高いと思います。
1金融機関で1千万円まで全額保護されますので、それ以上の金額の場合は金融機関を別に分けるか、無利息型は1千万円以上も保護されるようなので安心です。

金融機関への預け入れ、引き出しが面倒だという声に対しては、少しの手間で盗難被害に遭わずに済めば安いものではないでしょうか。

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