防犯ブログ



2015年7月

空き部屋注意! 詐欺事件の現金送付先で悪用

賃貸のアパートやマンションの空き部屋が特殊詐欺事件の詐取金の送付先として悪用される事件が相次いでいるとして、県警などは「配送厳禁」と書かれたオリジナルシールを作成し、集合ポストに貼り付ける取り組みを戸田市で始めました。
宅配業者に空き部屋があることを知らせるのが狙いで、全国初の取り組みという。


県警組織犯罪対策課によると、特殊詐欺の手口には振り込み型や手交型、送付型などがあるが、今年に入って現金を空き部屋に送らせた上、室内に勝手に受け子が侵入して住人を装い宅配便を受け取る新たな手口が出てきたという。

同課によると、不動産業者の間では近年、空き部屋のドアにダイヤルロック式のキーボックスを付けて鍵を管理しています。
詐欺犯らはこのシステムを悪用し、仲介業者や内覧希望者を装って空き部屋の住所を入手。
キーボックスの番号を盗み見るなどしてボックス内の鍵を取り出し、宅配業者が来る時間帯に室内に忍び込んだり、不在票を取って郵送物を受け取ったりするという。

県内では特殊詐欺事件での悪用被害は確認されていませんが、他人名義のクレジットカードで購入した商品を空き部屋に郵送させ、商品を受け取る手口が平成26年1月~27年6月に10件発生。
中でも発生が多く都内に近い戸田市がモデルケースに選ばれました。

県警は24日、戸田市文化会館で、約110の不動産業者が加盟する県宅地建物取引業協会南彩支部戸田ブロックに協力を要請。
同日から市内の空き部屋1千カ所にシールを貼り、宅配業者への注意を呼びかけます。

総務省によると、県内には25年現在、賃貸アパートなどの空き部屋が19万300カ所あり、県警は成果があれば今後も県内全域に活動を広げていくという。

集合ポストにシールを貼った不動産会社の女性社員(29)は「自分たちが管理する大切な物件が犯罪に使われるのは悔しい」と話しました。
同課の男性社員は「シールがあれば、空き部屋に郵送物が送られる不自然さに宅配業者が気づくきっかけになる」とコメントしています。
<産経新聞 7月25日(土)7時55分配信より>

空き部屋が特殊詐欺事件で悪用されているようです。
現金や商品の送付先として空き部屋、空き家を利用し、宅配業者からの荷物を直接受け取ったり、不在連絡表をもとに保管場所に受け取りに行くのでしょう。

空き部屋に忍び込み、宅配業者に配達させる場合は、受取のサインもしくは印鑑捺印は必要ですが、それさえクリアすれば自分の住所や名前が公になることはありません。
判取りで確認されても偽名にしておけば問題ありません。

日本での人口減少はこれからも続くでしょう。
人が減っても建物は新しく建てられます。
そうなると古い建物には人が住まなくなりどんどん空き部屋、空き家が増えます。

人が住まなくなったからと言ってすぐに建物を撤去しようとはならないでしょう。
撤去には費用が掛かりますし、無駄な費用がかかるぐらいならそのまましばらく置いておこうという気持ちになるのも仕方がありません。

ただ空き部屋、空き家が増えると、防犯面では良くありません。

今回の事件のように犯罪者が現金の送付先として利用するケース、不良のたまり場、麻薬の売買の場所、麻薬吸引の場所などに悪用される可能性が出てきます。
人が減るということは住民による監視の目が少なくなるということです。

人の目がないということはそれだけ犯罪を行っても気付かれない可能性が高くなるということです。

政府や自治体は空き家の撤去に対して、もっと多くの補助金の給付や罰則等を強化すべきでしょう。
空き家に対して、防犯センサーや防犯カメラの設置は現実的ではありません。
各自治体や町内などで住民同士の協力も不可欠です。

19歳大学生 コンビニでトレーディングカード開封して盗む

コンビニ店内で「遊戯王カード」などのパックを開封し、カード数十枚を盗んだとして、京都府警南署は22日、窃盗の疑いで、滋賀県守山市の専門学校生の男子生徒(19)を逮捕しました。
同署によると、容疑を認めているようです。

逮捕容疑は2月2日午後0時20分ごろ、京都市南区のコンビニで、陳列してあった「遊戯王カード」や「デュエルマスターズ」などのトレーディングカードの26パック(販売価格約5千円)を開封、中にあったカード数十枚を盗んだとしています。

同署によると、男子生徒は店員の目に付かない様にパックを開封、中からカードをとったあと、空のパックをほかの商品の後ろに置くなどして隠し、そのまま店から逃走したという。犯行の一部始終が、店内の防犯カメラに記録されていました。
<産経新聞 7月22日(水)16時23分配信より>


今回の犯人には通用しませんでしたが、コンビニ等で発生した窃盗事件において防犯カメラの映像が犯人逮捕に役立ったというのは、犯罪者へのけん制、そして抑止効果のPRになると思います。

多くのコンビニには防犯カメラが複数台設置されています。

強盗犯は別として、万引き犯に対しての効果はかなりあると思われ、犯罪者は防犯カメラに常に監視されている、映像を記録されている前提で犯行を行わなければなりません。

かなりのプレッシャーであり、捕まる危険性も高まります。

このような「危険な」状況下での犯行は、犯罪者達にとって望ましいものではありません。
より安全で快適な場所を見つけようとするのが自然です。

これからも店舗での万引きに対する防犯カメラの効果、これが広く、そして長く報道されることによって、徐々にではありますが、犯罪者達に浸透すれば、簡単に犯罪を犯すことができなくなるでしょう。

盗品と知らずに買い取った業者が警察に通報

大阪府吹田市で5月にあったビッグバンドのコンテストの予選直前に愛知学院大(愛知県日進市)の学生が楽器を盗まれた事件で、府警は14日、住所不定の無職の男(44)と大阪府東大阪市の塗装工の男(43)の両容疑者=ともに別の窃盗罪で起訴=を窃盗容疑で追送検し、発表しました。
楽器は売却先の楽器店が盗品と気づいて府警に連絡するなどし、すべて学生の元に戻ったようです。

淀川署によると、2人は5月9日、学生らが大阪市淀川区の宿泊先近くに止めた車からトランペットなど7点(241万円相当)を盗んだ疑いがあります。
「売ろうと思った」などと供述しているという。

事件の1週間後、兵庫県の楽器店に男が楽器3点を持ち込み、計約40万円で売却。
その後、被害に遭った楽器のシリアル番号を書いた学生のツイッターを店主が読み、「盗品と知らずに買った」と署に連絡しました。

店の防犯カメラ映像などから、府内で起きた別の自動車盗事件で逮捕した容疑者らが浮上。署は同容疑者の車から残る楽器4点を発見しました。

学生バンドは他の参加団体に楽器を借りて予選を通過しました。部長さん(21)は「本当によかった。8月の本選では感謝の気持ちを込めて演奏します」と話しました。
<朝日新聞デジタル 7月15日(水)10時46分配信より>


事実とは異なるでしょうが、窃盗事件の報道によるものなのか、盗品を買い取る業者=犯罪の加担者、加害者というイメージがあります。

もちろん盗品と知らずに買い取ってしまう業者が大半だと思うのですが、どうやって入手したのか疑いたくなるような大量の品数や高価な物が持ち込まれた場合、盗品ではないのかと疑うのが普通だと思います。

ましてや買取業を営んでいるその道のプロであれば、盗品かどうかは我々素人の嗅覚より優れているでしょう。
それに気付かなかったというのは、気付いていたけど気付かなかったふりをしていたと聞こえます。

被害に遭った学生のツイッターを読んだ店主が、盗品と知らずに買い取ったと警察に通報しましたが、このような良心的な買取業者が増えると、犯罪者にとっては転売しにくくなります。

SNSなどを利用した直接売買など、他にも転売の手段や方法はありますが、1つずつ潰していく事で、犯罪者が物を盗んでも売れない、換金しにくい環境をつくると彼らの行動・活動を制限することにつながります。

新築民家は狙い目 勝手口は無施錠が多い?

新築民家を狙って侵入して現金を盗んだとして、京都府警捜査3課などの合同捜査班は7日、住居侵入と窃盗の疑いで、兵庫県篠山市小枕の自動車販売仲介業の男(27)、同市黒田の総合請負業の男(27)の両被告=いずれも住居侵入と窃盗罪で起訴=を再逮捕しました。

昨年11月以降、京都府や福井県など5府県で、新築の民家を狙う手口の窃盗事件が相次いで発生。
2人は約70件の犯行を自供しており、被害総額は1千万円にのぼるとみられ、府警などが裏付けを進めています。

2人は「新築の民家は勝手口の扉のスライドガラスが無施錠なことが多いので狙った」などと供述しています。

府警は6日に同容疑で同市の土木作業員の少年(16)も逮捕。3人は「生活費や遊ぶ金が欲しかった」といずれも容疑を認めています。

逮捕容疑は、5月10日から13日までの間、福井県大飯郡おおい町の男性(45)宅など3軒の民家に侵入し、財布や財布内の現金計約8万円を盗んだとしています。

府警によると、再逮捕された2人は5月27日に、兵庫県丹波市の男性宅などに侵入したとして、住居侵入容疑などで逮捕されています。
<産経新聞 7月7日(火)20時13分配信より>


新築民家の勝手口扉はスライドガラスが無施錠であることが多いので狙ったというのが今回捕まった泥棒の供述です。
一見すると、新築より古いお宅の方が無施錠のところが多いように思いますが、実際に約70件もの犯行を自供していることから無視できません。

この記事を見た人のコメントに、新築の家の方がローンが残っており、生活は厳しく、手持ちの現金は少ないだろうとありましたが、現金は無くとも、新居に引っ越す際、電化製品やパソコン、家具などを新しく買い替えており、それが狙い目というのが泥棒の読みでしょうか。

新築の方が戸締りには気をつけようと防犯意識が高いと思うのですが、それも日が経つにつれ薄まり、油断が生じるのかもしれません。
そういった油断に乗じて犯罪者が犯行を行います。

新築だろうが既築だろうと無施錠は絶対にいけません。
ちょっとごみ捨てに、ちょっとそこのコンビニまで、と無施錠で外出したとします。
その状況を泥棒が見ていたらどうでしょうか。

悠々と無施錠の扉から侵入し、とにかく金目の物だけ奪って逃走すれば、短時間で完全犯罪に近いものが行えます。
泥棒が見ていることはないだろう、と思われるかもしれませんが、もちろん個人にターゲットを絞って犯行を考えることは少ないでしょう。
しかし、ターゲットを探している最中に、明らかに無施錠で外出した者がいれば、そこをターゲットに考えるのは自然です。

犯罪者のターゲットにいかにならないかというのが防犯対策の基本です。

インタ-ホン鳴らして留守確認、現金4千万円盗まれる

民家に侵入し現金約4千万円を盗んだとして、和歌山県警岩出署などは18日、窃盗容疑で、大阪市天王寺区北河堀町のリサイクル会社社長(29)、同市東住吉区杭全の同社社員(23)の両被告=いずれも住居侵入罪で起訴=を再逮捕しました。
2人は容疑を認めているという。

逮捕容疑は、1月8日午後1~5時ごろ、岐阜県大垣市の男性(67)宅に侵入し、カバンに入った現金4千万円と、約50万円が入った貯金箱を盗んだとしています。
盗んだ現金の多くは、遊興費に使ったようです。

同署によると、2人は5月21日、和歌山県御坊市内の建物に侵入したとして住居侵入容疑で逮捕され、捜査の過程で今回の事件が発覚しました。

インターホンを鳴らして留守であることを確認し、ガラスを割って侵入。
近畿圏内では平成25年末ごろから同様の手口の窃盗事件が相次いで発生しており、余罪を調べています。
<産経新聞 6月18日(木)16時51分配信より>


大阪の泥棒が岐阜まで出張し、民家から現金を盗んだという事件です。
和歌山での別事件で逮捕され、岐阜の事件が発覚したようです。

警察としては、岐阜で発生した事件は岐阜県内を重点的に捜査するでしょう。
他府県、特に離れれば離れるほど、捜査が困難となり、犯人特定にも時間が掛かるように思います。
今回の犯人もそこまで考えての犯行なのかもしれません。

ドラマや映画の見過ぎかもしれませんが、各都道府県の警察はそれぞれの管轄を重視し、過度の関与を嫌うところもあるかと思います。
お互いに協力し、情報共有をスムーズに行うことができる環境が整えば、犯罪者にとってはより脅威となるでしょう。


話しは変わりますが、今回の被害金額ですが驚きの現金4千万円です。
民家で、しかもカバンに入っていた大金です。

何年か前、民家、一般住宅での多額の現金窃盗事件のニュースが目立った時期がありました。
最近大きなニュースで取り上げられることは少なくなったように思いますが、事件としては発生し続けています。

当ブログでも何度か取り上げましたが、自宅に大金を保管することはお勧めできません。

金融機関がつぶれたらどうするのか?という疑問もあるでしょうが、大手の金融機関が破綻する可能性より、自宅に泥棒が入られる可能性の方がずっと高いと思います。
1金融機関で1千万円まで全額保護されますので、それ以上の金額の場合は金融機関を別に分けるか、無利息型は1千万円以上も保護されるようなので安心です。

金融機関への預け入れ、引き出しが面倒だという声に対しては、少しの手間で盗難被害に遭わずに済めば安いものではないでしょうか。

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