防犯ブログ

  • 窃盗
2014年05月29日 福島 勤務先の衣料品販売店から現金300万円盗んだ男逮捕

勤務する衣料品販売店から売上金約300万円を盗んだとして、いわき東署は20日午後5時、盗みと建造物侵入の疑いで、いわきの会社員の男(23)を逮捕しました。

逮捕容疑は昨年11月24日午後10時ごろ、勤務している同市鹿島町の衣料品販売店で、事務所に設置された金庫から売上金約300万円や伝票などを盗んだ疑い。

同署によると、男は一度退社した後、営業時間外の店に侵入しました。
逮捕時まで同店に勤務していたようです。
<福島民友新聞 5月21日(水)11時8分配信より>


窃盗事件が発生し、外部からの侵入の形跡がない場合、まず疑われるのが内部の事情に詳しい者の犯行です。
現従業員、元従業員、出入り業者(配達員、清掃員、警備員)などが考えられます。

今回逮捕された男は、勤務先の衣料品販売店から売上金約300万円を盗みました。
一旦退社し、その後営業時間外に無人の店舗に侵入したのでしょうか。
その侵入方法が、泥棒が扉やガラスを破壊して侵入するような方法ではなかったからなのか、内部犯行を疑われ結果として逮捕されました。

被害に遭ってしまった店舗の詳しい状況は分かりませんが、男が犯行に及んだには及んだだけの事情があったかもしれません。

例えば、売上金があまりにも無造作に保管されている、商品の在庫管理がずさん、防犯センサーや防犯カメラが設置されていない、自分一人の無人の時間帯が多いなど。
つまり、自分が犯行を行なっても、最終的には見つからない、捕まらないのでは?と思わせる事情が存在しているのは確かでしょう。

そのように思わせてしまうのはもちろん本人の都合や責任ではありますが、そう思わせないようにするのも店舗側の対策として効果があることでしょう。
悪い考えが起きないように、防犯カメラで店内をしっかり監視、映像の記録するというのも一つの対策です。
そこで働く人からすれば少し窮屈な感じはあるでしょうが、万が一の強盗対策にも役立ちますから、安心・安全対策にもなります。

加盟企業専用ページはこちら