防犯ブログ

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2014年02月07日 営業時間中に化粧品大量盗難 7店舗で130万円相当

静岡市葵、駿河両区にある同じ系列の総合薬局7店舗で3日から5日にかけて、国内製の化粧品が大量に盗まれる事件が発生しました。
静岡中央、静岡南の両署によると、盗まれたのは口紅やファンデーション、アイシャドーなど計約450点(計130万円相当)。
両署が窃盗事件とみて調べています。

静岡中央署によると、同市葵区では5日午後5~7時に3店舗が被害に遭いました。
一品当たり2500円以上の商品ばかりが狙われ、同署は転売目的で盗んだとみています。

3店舗の防犯カメラには、背格好の似た男が出入りしているのが写り、同一人物とみられるという。
男は30~40歳くらいで、身長約175センチの中肉。短髪で、黒いジャージにジーンズ、スニーカー、サングラス、マスクを身に付け、黒いショルダーバッグを掛けていました。
バッグの中に化粧品を入れて盗んだ可能性があるという。

静岡南署によると、同市駿河区では、3日と5日、ともに午前10時~午後4時に計4店舗で被害が発生しました。
<@S[アットエス] by 静岡新聞 2月7日(金)8時29分配信より>

営業時間中の窃盗被害は「万引き」という扱いになり、保険で補償されない可能性があります。
営業時間外の不法侵入や武器などで脅かされる強盗は、「盗難」として補償されるのですが、お客を装って店内に入り、そして物を盗む万引きは、対象外となってしまいます。

被害に遭われたお客様にとっては、どちらも同じ盗難による損害です。
それが保険で補償される場合とそうでない場合があるのは困ります。
だから保険を掛けているから安心とはならないのです。

侵入盗難被害に遭うことを想定した対策ではなく、被害に遭わない為の対策を行いましょう。
つまり、犯罪者が犯行を行いにくい、行えない環境を人工的に作り上げるのです。

防犯センサーによる外周警戒、防犯カメラ映像の記録による抑止効果、威嚇機器鳴動による侵入対策、扉・窓強化による犯行の長時間化など、いくつもの防犯対策を重ねるのです。
仮に一つが破られてももう一つが働く、さらにそれが破られてもその次が働くという具合に、侵入者が嫌気を感じるように圧力を強めるのです。

多くの人がそうですが、一つの対策を過信することです。
〇〇があるから大丈夫、☓☓をしているから安心、△△は破られないだろうなど・・・。
これら一つ一つの対策がうまく働き、侵入者を追い払うことができれば成功ですが、それがうまく機能しなかった場合、それも考えておく必要があります。
防犯対策の重ねがけ(ロープレの呪文みたいですが)をお勧めします。

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