防犯ブログ

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2013年12月19日 中国人の空き巣犯 ガスバーナーで焼き破り100件

100件近くの空き巣を繰り返していたとみられる中国人の窃盗グループを逮捕です。

中国人の男(24)ら3人は先月、群馬県桐生市の住宅の窓ガラスをガスバーナーで焼いて破って侵入し、指輪や商品券など20万円相当を盗んだ疑いが持たれています。
警視庁によりますと、男らはガスバーナーを使った「焼き破り」という手口で、ほかにも埼玉県や栃木県で100件近くの空き巣を繰り返したとみられ、被害は2000万円に上るということです。

取り調べに対し、男らは「仕事もなく、生活費に困ってやった」と話し、容疑を認めています。
<テレビ朝日系(ANN) 5月20日(月)17時18分配信より>

泥棒の侵入場所としてまず狙われるのが窓及び窓ガラスです。
一戸建て住宅の場合、侵入口が窓という手口が6割近くにもなります。(警察庁統計資料 平成23年度)
扉の場合、ピッキングでの開錠など、時間をかけずに扉を開けることができれば侵入方法としては簡単です。
ただ、最近は補助錠の設置やピッキング対策、破壊しにくい鍵や扉に替えている場合など、扉からの侵入が難しい場合があります。
それに比べて、窓・窓ガラスというのは、昔から狙われている箇所にも関わらず、無防備な状態が続いています。

今回の事件でも、窓ガラスをガスバーナーで焼いて破る「焼き破り」という、昔ながらのと言いますか、ベタな手口での侵入方法です。
これがほとんどの住宅で通用してしまうところに、日本の住宅における防犯対策が浸透していないことを物語っています。
多くの外国人による出稼ぎ泥棒が多いのは、自国で犯行を行うよりも、侵入するのも簡単、多くの金品が盗み出せて、逃走するのも簡単なのでしょう。
場所を移動しながらさんざん犯行を繰り返し、その後ほとぼりが冷めるまで自国に帰れば、日本で捕まる危険性は低くなります。
日本がカモにされているのが非常に悔しくて悲しいです。

窓が狙われるは明らかですから、そこを強化すれば、少なくとも狙われる危険性は減少します。
この原理に従えばいいのです。
弱点を無くし、隙のない家、環境を意図的に作り上げることで、泥棒や犯罪者が自由に活動できないように制限できます。
これが防犯対策の効果です。

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