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72ヶ所で金庫破り 3人組逮捕

県東部や北関東などの6県で金庫破りを繰り返したとして、県警捜査3課と千葉、茨城、群馬県警は6日までに、窃盗などの疑いで、越谷市船渡、健康補 助食品等販売業の男(29)、同市弥十郎、無職の男(42)、同市船渡、建設作業員の男(30)=いずれも窃盗罪などで公判中=の3容疑者を逮捕、追送検 しました。

逮捕、追送検容疑は今年2月から6月にかけて、春日部市備後東のスポーツジムで現金100万円とテレビを盗むなど、72カ所に侵入して計約901万円の金品を盗んだ疑い。

同課によると、3人はフットサル場やテニスクラブ、弁当小売チェーン店など事務所が狭く、金庫の位置が分かりやすい店舗を狙い、短時間で窃盗を繰り返していました。
県内では33件の犯行に及び、うち10件が越谷市内でした。

県警は犯行に使われていた車が春日部ナンバーだったことなどから男(29)らを割り出しました。
盗んだ金について3人は「遊興費に使った」と供述しているという。
<埼玉新聞 11月6日(水)23時40分配信より>


大事な物は金庫に保管、それで安心、と一昔前は思っていました。
ところが、最近の泥棒の手口を見ていますと、金庫内保管だけの防犯対策では弱い、大切な物を守りきれないと感じる事件が多いです。
今回の3人組の泥棒も約5ヶ月間の間に、計72ヶ所に侵入し、それぞれ金庫を破り、金品を盗むことに成功しています。

犯行を重ねるにつれ、金庫の保管場所など、一定のルールや法則があることに気付き、さらに犯行のスピードや手口が磨かれていったのでしょう。
開けやすい金庫、メーカーや形など、金庫破りに関する知識も増えていったと思われます。
この金庫なら何度も破ったと自信を持っている型式などもあったのではないでしょうか。

金庫全てがそうではないでしょうが、一般的な金庫、昔から使われている旧式の物は、おそらくそれが売りだされていた頃は、泥棒に対しても抜群の効果があったのでしょう。
仮に建物内に侵入されても、金庫内保管ということで泥棒が犯行をあきらめ、退散するという事件も多くあったと思われます。

しかし、時代が変わり、泥棒の進化し続けています。
侵入する為の手口や道具、泥棒をこじ開ける工具、持ち出す機械など、昔は無かったもの、一般的でなかったものが、今や多くの人が簡単に手にすることができるようになりました。

それに対して金庫が古いままでは、とても対抗できません。
普通は、金庫を頻繁に買い替えることはないでしょう。
壊れることも少ないですし、古くなったから使えないということもありません。
一度購入したら、相当な年数使うのが当り前です。
泥棒はそういう点にも目をつけているのかもしれません。

ただ、全ての金庫を否定するのではなく、あくまでも古い金庫のことです。
最新の金庫であれば、開けることが難しく、床に据え付け、固定し、簡単に持ち出しができないように施されているでしょう。
泥棒に対して犯行の時間稼ぎというのは効果がないわけではありません。

ただ、万全ではないので、金庫だけの防犯対策に頼るというのは危険だと思うのです。
その金庫が破られると、あとは何も犯行を防ぐ対策がないということになります。
金庫が破られた後の対策も考えると、より犯行を犯しにくい環境に近づくことでしょう。
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