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2013年09月26日 万が一の被害に備えて・・・。

万が一の被害に対する備えとして対策を行いましょう、という表現を使うことがあります。
我々の業界に置き換えれば、万が一の盗難被害に対する備えとして防犯対策を行いましょう、となります。

自宅が泥棒に侵入され、盗難被害に遭う可能性・危険性というのは万が一(実際はそれほど低くないと思いますが)かもしれませんが、被害に遭うと、想像以上に大きな損害を被ることがあります。

単に物が盗まれるという被害に留まらず、扉や窓などが破壊され、室内は荒らされ、それらの修繕や後片付けには時間も費用も掛かります。
壊れた扉や窓はそのままにはしておけません。

泥棒に入られた=盗難だけではないということがほとんどです。
そうならない為に、あらかじめ防犯対策を講じ、侵入者に狙われない環境、犯罪者が嫌がる環境を意図的に作り上げることをお勧めしています。

そのようにご提案しても、中には、うちは大丈夫、我が家には金目の物は置いていない、と自信を持たれている方がいます。
万が一の被害に備えて、大金を掛けて事前の防犯対策を行うのはちょっと・・・と敬遠する方もいます。


話は少し変わりますが、
先日の台風28号の被害で、近畿地方を中心に大きな被害となりました。
我々の会社は京都にあり、通勤で市営地下鉄を利用する者が多いのですが、御陵という駅の一部が水没し、約1週間、地下鉄が運休という事態になりました。

正直、このような事態を個人的には想定していませんでした。
JRは、人身事故等で電車が遅れたり、運休するということは頻繁にありますが、京都の市営地下鉄ではそのようなことはほとんどないように思います。
地下鉄は大丈夫という根拠のない自信を持っていました。

ところが、その地下鉄が一週間利用できないということで大変困りました。
地下鉄以外のルートで会社と自宅の往復をしなければならなくなりました。
時間もお金も余分に掛かりますし、何より徒歩の時間が増えました。

万が一の被害というのは、数字に直すと1万分の1、つまり0.01%となりますが、現実的に考えるともっと大きな数字(パーセント)となります。
甘く考えてはいけない数字だということを台風被害で実感しました。

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