防犯ブログ

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2013年05月02日 千葉 自動車盗&空き巣被害急増 全国ワースト1位、3位

千葉県内で自動車窃盗と空き巣の被害が急増していることを受けて、県警は自宅を留守にする機会が多いゴールデンウイーク期間中の警戒態勢を強化します。
多発時間帯の集中取り締まりなどを進めるほか、「深夜や早朝に不審な人や車を見たらすぐに110番通報をしてほしい」と呼びかけています。

県警によると、今年1~3月までの自動車窃盗は全国ワースト1位の771件。
空き巣被害は同3位の830件が発生しています。
こうした状況から、県警は連休中の被害増加を警戒し、地域住民による声かけ運動や防犯パトロールを推進。事件発生時の初動捜査を強化するなど、検挙対策を徹底する構えです。

自動車窃盗は昨年同期と比べて4割以上増えており、千葉市や東葛地域のほか、佐倉市や四街道市などでも被害が目立つ。
車種はハイエースなどのワンボックス車やトラックといった貨物自動車が全体の約6割を占め、ナンバープレートの盗難も増加。
会社敷地内や月極駐車場など、複数の車両が駐車されている場所から盗まれるケースが多いという。

今年2月には柏市で、車の盗難を阻止しようとした男性が振り落とされて死亡する強盗殺人事件が起きました。
自動車窃盗が思わぬ事件につながる可能性もあるため、県警では住民らに警戒を呼びかけています。

また、空き巣被害は昨年同期の約1・5倍に増加。
こちらも東葛や京葉地域で被害が多く、一般住宅が全体の約7割を占めます。
夕方や夜間に室内の照明が消えているのを確認した犯人が侵入するケースが多いとみられます。

県警では対策として、ガラスを割られにくいタイプに変えたり、複数の鍵をつけたりするほか、「家を空けるとき、明かりをつけたままにしておくのも一つの手段」(捜査関係者)としています。
<産経新聞 4月26日(金)11時55分配信より>

千葉県で、自動車盗と空き巣被害が急増しているということです。
このような状況は一時的なものではなく、永続的な状態になる場合が多いようです。
犯罪が多い地域、犯罪が発生しやすい環境、犯罪者が好む場所として定着してしまうことが問題です。

犯罪者が気持よく犯罪が起こせてしまえる、これを許してはいけません。
犯罪者にそうさせない、楽をさせないために対策が事前の防犯対策です。

犯罪が犯しにくい環境を意図的に作り上げ、犯罪者を感知すれば即座に反応する防犯センサー、現場の映像を証拠として記録する防犯カメラシステムなど、犯罪者が嫌う対策を行えば効果が期待できます。

犯罪が多い地域という不名誉なイメージを払しょくするために、警察だけでなく、そこに住む人々も努力しなければ犯罪は減りません。

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