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洗濯機など焼く不審火2件、放火の可能性/横浜

洗濯機など焼く不審火2件が横浜で発生しており、放火の可能性があります。


●29日午前2時25分ごろ、横浜市西区平沼1丁目の鉄筋5階建てビルで、1階出入り口にあったコピー機や布団が燃えているのを車で通り掛かった男性(30)が見つけ、119番通報した。
また、午前4時10分ごろ、同市神奈川区三ツ沢南町の2階建てアパートで、1階居室前の通路に置かれていた洗濯機を焼いた。いずれも火の気がないことなどから、戸部、神奈川両署は放火の可能性があるとみて関連を調べている。

コピー機は廃棄処分のため、布団をかぶせた状態で置かれていた。コードは抜いてあったという。洗濯機は居住者の男性専門学校生(22)が使用しているものだった。

 ビルとアパートは約2キロ離れているという。
(3月29日 カナロコより引用)


廃棄処分のコピー機が布団をかぶせた状態で放置されていたのが放火された、というのは非常に問題だと思います。
廃棄処分のコピー機や空調器などを敷地内に侵入して持ち去る金属窃盗も全国で多発しています。
今回は放火で、たまたま車で通りかかった人が通報してぼやで済みましたが、最悪の場合火の手が上がって焼失、焼死者が出る、といったことも発生しています。
誰もが簡単に侵入できるようなところに布団など燃えやすいものや金属など狙われやすいものを放置する、というのは犯罪者を呼び寄せているようなものです。
即刻改めるべきです。

犯罪者は犯罪しやすい環境を選び犯行を重ねます。
防犯意識をきちんと持ち、できる対策を行うことが、犯罪に遭いにくい環境を作る事に繋がります。

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投稿者:総合防犯設備士(2010年3月30日)|記事URL | あとで読む

老人介護施設で火災。何故こうした悲劇が繰り返されるのか?

また、老人福祉施設で火災が発生し、7人が死亡するなど多数の被害が発生しました。
何故こうした被害をなくす事ができないのか?繰り返し発生する被害を検討したいと思います。

●13日午前2時25分ごろ、札幌市北区屯田4の2の認知症高齢者グループホーム「みらい とんでん」から出火、木造2階建て1棟248平方メートルを全焼し、焼け跡から入居者7人の遺体が見つかった。当直だった女性職員(24)は「1階ストーブから火が出ている」と119番通報した。札幌北署は1階居間の灯油ストーブ付近が火元とみて詳しい原因を調べるとともに、業務上過失致死などの疑いもあるとみて捜査している。

亡くなったのは60〜90歳代の男性3人と女性4人とみられ、全員が認知症だった。検視の結果、7人とも焼死とみられる。女性職員ものどにやけどをするなど重傷を負った。ホームには9人が入居しているが、女性1人は外泊中で、出火当時は入居者8人と女性職員1人がいた。玄関に一番近い個室にいた女性(83)は消防隊に救出され、けがはなかった。灯油ストーブは24時間、稼働していたという。

 個室は1階に6部屋、2階に4部屋ある。出火当時、入居者は各個室にいたとみられる。同ホームの管理栄養士によると、2階には自力歩行のできる3人が入っていた。各個室にはカギがかかっておらず、常時開けたままにしてあったという。遺体は1階から5人、2階から2人が見つかった。

 ◇スプリンクラーなし

 同ホームは運営会社「みらい25」が民家を改築し、05年12月、市の認可を受けてオープンした。
同ホームは消防法で年1回義務付けられている消火器、誘導灯などの点検報告を06年8月を最後に行っておらず、消火・通報などのマニュアル(消防計画)も提出していなかった。
この2点の違反事項について市消防局は08年9月と昨年5月、2回にわたって文書と口頭で行政指導(是正勧告)をしていた。また、スプリンクラーや施設用火災報知機は設置されていなかった。

 火災について運営会社社長は「こういうことがあって動揺している。遺族の方にはできる限りのことをしたい」と話した。

 グループホームとは、国の介護保険制度(2000年4月施行)が在宅サービスに位置付ける認知症高齢者向け住宅。少人数で介護スタッフとともに共同生活を営む。入所者の定員は5〜9人。居室は個室が原則で、食堂や居間などの共用部分があり、家庭的な雰囲気の中で自立した生活を送ることができる。厚生労働省によると、介護保険制度開始時には全国で約270カ所だったが、09年11月時点で9966カ所と急増している。
( 3月13日毎日新聞より引用)

●消防法で年1回義務付けられている消火器、誘導灯などの点検報告を06年8月を最後に行っておらず、消火・通報などのマニュアル(消防計画)も提出していなかった。市消防局は08年9月と昨年5月、2回にわたって文書と口頭で行政指導(是正勧告)をしていたがまだ是正されていなかった。
●スプリンクラーや施設用火災報知機は設置されていなかった。
●ストーブの側に洗濯物を常時干していた。
といった点があり、「ずさん」としか言えない管理体制だと思われます。

以前に発生した「静養ホームたまゆら」の火災では、死者10人。引き戸について、いつものようにつっかい棒をかけて、(入居者が)外に出ないようにしていました。
今回は各部屋の鍵はかかっていませんでしたが、全員が要介護で自力では逃げることができないお年寄りばかりの施設にも係わらず、防災対策などが何もなされていないといわざるを得ない状況でした。

このグループホームなどは民家などを改良して運営しているところが多いようです。
資本力がないため、大規模な防災対策や建物の防火対策(壁を防火材に変更するなど)もままならないようです。
こうしたグループホームが急増する背景には、老人福祉施設への入居を希望しても入居先に開きができないため入居できないお年寄りが急増していることがあります。
国も都道府県も必要性は分かっていても予算がなく、新しい施設を入居希望数に対応できるだけ作ることができません。
そしてグループホーム自体でも、必要性は分かっていてもこうした防火対策などに予算を掛けられない状態なのかもしれません。

しかし、毎度の事ながら、実際に被害に遭って、悲惨なのは入居者であるお年寄りです。
火災が発生してしまってからでは逃げる事ができない状況であるのなら、火災となる前の炎の段階で早期発見をすることがもっとも効果的です。
火災感知器では天井まで火の手が上がってしまっていることが多く、それでは遅いのが実情です。
炎センサーなら10メートル先の7cmの炎を検知しますので、火災になる前の段階で検知することができます。

もちろんだんろ、石油ストーブがある部屋では使用できませんので、暖める暖房器具もセントラルヒーティングや床暖房、温風器などに変更する必要があります。
しかしそうすることで本当の意味でも安心が得られるのですからぜひご検討いただければと思います。

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投稿者:総合防犯設備士(2010年3月15日)|記事URL | あとで読む

神奈川県で外食産業でも全店禁煙。

「マック、ロイホなど神奈川禁煙開始 売り上げ減に不満の声も」
こんな見出しの記事を産経新聞で見かけました。

●神奈川県が全国で初めて飲食店にも禁煙や分煙の実施を義務付ける「受動喫煙防止条例」を4月から施行するのを前に、日本マクドナルドとロイヤルホストは1日、同県内の全店で禁煙にした。外食業界では受動喫煙の問題点は認識しながらも、「神奈川県で売り上げが落ち込むのは確実で、外食不況に拍車がかかりかねない」と懸念している。

マックは、同県内の298店で全面禁煙にした。すでに約180店舗で全面禁煙を実施していたが、条例施行前に全店に拡大した。店内にポスターを掲示し、喫煙者に理解を求めている。ただ、喫煙者の反発が出た場合は、店内に喫煙スペースを設けたり、喫煙席を完全に遮断するなどの分煙に切り替える可能性もあるという。

 ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」などを展開する外食大手ロイヤルホールディングスは、県内全59店で、客席部分について。全席禁煙にした。同県内では今後も、大手外食チェーンが全面禁煙に移行する見通しだ。
(3月1日産経新聞より引用)

長引く不況で外食離れが進む中、今回の全店禁煙で客離れの拍車がかかるのではないかとの考えも記事の中には記載されていました。
そういう見方もあるでしょうが、子どもの多いマクドナルドやロイヤルホストで、子どもが側にいるにもかかわらず平気でタバコを吸うというのは子どもたちの健康から考えると非常に問題だと思います。
体にいいものならまだしも、知らない間に有害物質を吸い込んでしまうのですからやはり全面禁煙は当然だと考えます。

こうした禁煙店舗となると、次に対応が必要なのはトイレでの喫煙防止。
学校などと同じで隠れて吸うという人が出てくるためです。
そうした場合に威力を発揮するのが「炎センサー

10メートル先の7cmの炎を検知し、メッセージで威嚇。
同時に管理室、警備室などに信号を送りますので、素早い対応が可能です。
トイレの個室などにタバコの灰が落ちている・・ということがないよう、ライターの炎を検知します。
この「炎センサー」。かなり多くの外食産業の店舗のトイレや百貨店・スーパーの売り場、トイレなどに設置されています。放火対策としても活躍しています。

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投稿者:総合防犯設備士(2010年3月02日)|記事URL | あとで読む

高円寺居酒屋の火災

多数の死傷者を出した高円寺のビル火災に関して、原因は出火元の厨房(ちゅうぼう)のダクトなどに付着した油に引火して、燃え広がった疑いがあることがわかりました。

ダクトの油に引火か 非常階段前に座布団山積み 高円寺ビル火災
東京都杉並区高円寺南のビル2階の居酒屋「石狩亭」で4人が死亡した火災は、出火元の厨房(ちゅうぼう)のダクトなどに付着した油に引火して、燃え広がった疑いがあることが23日、捜査関係者への取材で分かった。一方、店の非常階段は扉の前に座布団が積まれるなど使用困難な状態だった疑いも判明。警視庁捜査1課は火災発生時の状況を調べるとともに、防火管理が適切だったか関係者から事情を聴いている。

捜査1課などの調べでは、調理中の焼き物から火が出て、コンロにたまった油に引火。火柱となってダクトや壁の油に燃え移っていったとみられる。

一方で従業員が火に水をかけたり、ぬらしたおしぼりで消火を試みたとする証言もあり、高温の油に水をかけた場合に水分が膨張する「水蒸気爆発」を起こした可能性もある。

 店の天井に張られた装飾布に次々と延焼し煙が充満したとみられ、司法解剖の結果、4人の死因は一酸化炭素中毒だった。このうち客だったTさんとMさんは飲食していた座敷で倒れていた。
(11月23日 産経新聞より引用)


「水蒸気爆発」とは、水が非常に温度の高い物質と接触することにより気化されて発生する爆発現象のことです。
天ぷらなど揚げ物を調理中に油に火が点いた場合、火を消そうと水をかけると水蒸気爆発が起こるため、注意が必要です。

建物火災の出火原因で上位を占めるものは,こんろが起因するものが最も多く,特に天ぷら油を使用中に発生していることが多いのです。

一般に天ぷら油は,その温度が約360から380℃以上になれば,発火すると言われています。
●天ぷら油は過熱を続けると、口火がなくても自然に発火する。
●この発火に熱源の種類は関係ない。
●コンロの火を弱火にしても、15分〜20分も過熱し続ければ火はついてしまう。
●加熱を続けた場合の発火までの時間は油の量や油の新鮮度、ナベの形状等により異なる。浅いナベで少量の油でてんぷらをする場合にはほんの少しの時間で高熱となるため、より注意が必要。古い油も早く発火する。

天ぷら油をガスこんろで加熱すると,約10分で白煙が発生し,約20分後には発火点に達し火がつきます。
一度使用した天ぷら油は,揚げかす等があり,それが灯芯となって発火する時間が早くなることもあります。ほとんどの店では何度もてんぷら油を使用しているわけで、発火時間が早いということになります。

天ぷら油火災の多くは,天ぷらを揚げているときに電話がかかったり,来客の対応をするため,台所を離れていたときなど,ちょっとした油断が原因で発生しています。今回の居酒屋では原因はまだわかりませんが、一人で多くの料理を担当していますから「ちょっと目を離した隙に」という可能性もあるのではないかと思います。

天ぷら油火災が発生した場合,水をかけて消火しようとすると「水蒸気爆発」が発生し、炎が急激に拡大し,周囲に油が飛び散って大やけどをする場合があり,大変危険です。
「マヨネーズや野菜を投げ込むといい」などという消火方法もお勧めできません。絶対に止めましょう。


天ぷら油の火災に対する消火方法のポイント
●あわてて水をかけたりしない。
●消火器があれば消火器で消火する。この時,消火器の薬剤を鍋に向けて噴出すると,中の油が飛散するので,壁などで噴射の勢いを弱めてから鍋の中心へ移動して消火する。
●こんろの火を止め,鍋を覆うふたをして空気を遮断し,消火する。ただし,すぐにふたを開けると再び発火するおそれがあるので,油温の温度が十分下がるまでふたを開けない。
●濡れたシーツや大きめのタオルを使用して,ゆっくり鍋全体を覆い,空気を遮断して消火する。
 この時,炎でやけどしたり,慌てて鍋をひっくり返したりしないよう注意する。
●火が消えて安全な状態になってから,ガスの元栓を閉めること。
●鍋を屋外に搬送するのは,やけどの危険があるので注意すること。

そして、天ぷらをする時には、
●決してその場から離れない。
●電話や来客時には必ず一旦火を止める。
●過熱防止装置の付いたコンロを使用する。
●服に燃え移る可能性もあるため注意。

厨房には必ず消火器を常備し、設置場所はもとより、その使用方法もきちんと把握しておくことが重要です。
消火器自体も古くなると爆発することがありますので、購入時期も明記し、点検しておきましょう。

そして万が一火災が発生してしまった場合には、まず周囲に知らせることが重要です。
又、店舗などの場合には、お客様への避難誘導が重要です。
非常口に物を置いたりしていないか常日頃からチェックし、何かあった時にはすぐに避難誘導できるようにすることも重要です。
放火・火災対策

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投稿者:総合防犯設備士(2009年11月24日)|記事URL | あとで読む

韓国射撃場火災。現場の防災体制の不備

また雑居ビルで、防災体制の不備が原因と思われる大惨事が発生しました。

●釜山射撃場火災 日本人の死者は8人 火薬に引火の可能性
韓国・釜山市新昌洞の室内射撃場「ガナダラ実弾射撃場」で日本人観光客らが死傷した火災で、現地警察は15日、死亡した10人のうち8人が日本人とみられると発表した。警察当局は出火原因について、拳銃用の火薬か、火薬の混じった空気中の粉じんに、何らかの火花が引火し爆発を起こした可能性もあるとみて、従業員らから詳しい事情を聴くとともに、本格的な捜査を進めている。

・犠牲者の多くは射撃場隣の休憩室で倒れ、休憩室の燃え方も激しかった。一方、射撃場や弾薬庫の被害はそれほどひどくはなかった。
・室内射撃場全体には一般的に、火薬の微細な粉じんが空気中に漂っていることが多い。このため警察当局は、火が火薬に直接引火するケースのほか、空気中の粉じんに引火したこともあり得るとみている。
・今回の火災は、ボンという大きな音の爆発が伴っていた。
・射撃場は防音性能を高める必要があることや、銃弾が室外へ出ないようにするため密閉性が高い。
・火災で電気が切れていた場合、暗闇の中で逃げ出すのはかなり困難だったとみられている。
・射撃場にはスプリンクラーは設置されていなかった。韓国の消防法には、射撃場の防火設備に関する特別な規定はなく、スプリンクラー設置は義務づけられていない

監視カメラの映像を公開したが、出火の様子が映る前に映像は途切れていた。爆発が起きた際に電源系統に異常が起きて、録画が止まった可能性が高いという。
(11月15日 毎日新聞より引用)

同じような射撃場では06年4月にやはり韓国のソウル市内の室内射撃場発生しています。
この時火災では、1人が死亡、日本人観光客ら7人が負傷しました。
原因は射撃による火花が近くの火薬に引火した可能性が高いとみられています。

今回の射撃場も非常に狭い場所で10名も客がいたら一杯だったと言われています。
そうした過密な中で火薬の微細な粉じんが空気中に漂っていてそれに引火した可能性が高いのではないかと思います。
一瞬の爆発とその後の猛烈な炎、そして有毒ガス。
もしこの店にスプリングクラ−が付いていたら・・・ここまでの惨事にはなっていなかったと思います。
防音のため、窓もなく、雑居ビル・・・というのは以前日本で発生したカラオケボックスでの火災とイメージがダブります。
不慣れな場所で、電気が切れ真っ暗闇。まして言葉も通じない・・・
海外でのこうしたレジャー施設の防災対策もまだまだ十分ではなく、自分の身を守るためには、最低限出口や避難路などは把握しておく必要があるように思います。
なかなか観光に行っていてそこまで考えるのは大変ですが、ツアーを企画する旅行会社などがお客様に説明することが必要だと思います。

火災対策・避難誘導

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投稿者:総合防犯設備士(2009年11月16日)|記事URL | あとで読む

中学校で不審火

宮城県の中学校で不審火が発生して480人が避難する騒ぎとなりました。

●6日午後3時ごろ、宮城県石巻市蛇田、市立蛇田中学校の校舎1階の金工室から煙が出ているのを廊下にいた男子生徒が発見、教員が燃えていた段ボール箱を消火器で消し止めた。けが人はなかった。室内に火の気はなく、石巻署は不審火とみて調べている。
燃えた段ボール箱は木製棚に置かれ、中には柔道着などが入っていた。
当時は放課後で、校内にいた生徒ら約480人が一時校庭に避難した。

●9月24日午前8時25分ごろ、福岡市博多区三筑の市立三筑中学校2階の理科室で、教壇横の机から炎が上がっているのを女性教諭が発見し、職員室に連絡した。駆け付けた男性教諭2人が消火器やバケツの水で間もなく消火。建物への延焼やけが人はなかった。
燃えたのは使われていない古いカーテンで、以前から机の上に置かれていた。近くにマッチが散らばっており、これで火を付けたとみられる。理科室は鍵のかけ忘れで、ドアが開いていたという。

いずれもイザからの引用ですが、学校で「放火」がこんなに頻繁に発生しているとは、非常に恐ろしいと思います。
昨年度学校(保育園)で22件の放火が発生しています。

学校に放火をするというのは、何らかの学校に対する不平不満、社会に対する不平不満がある人間によると思います。
普通不平不満があったとしても放火といった行動を行うまでには至らない。
ところがそうした行為を行ってしまう、というのは、制御できないものすごい負のエネルギーがあるのか、それが悪い事であると感じることができないかのどちらかではないでしょうか。愉快犯であったとしても、心の中での負のエネルギーが引き金になっていることは同じです。
どちらにしても問題は非常に根が深いものであると言えます。
そうした抜本的な解決にならないにしても、放火がしにくい環境を作る事は可能です。
●燃えやすいものを放置しない。
●死角を作らない。(見通しを良くする)

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投稿者:総合防犯設備士(2009年10月22日)|記事URL | あとで読む

現金盗んだ後に放火 自称霊能力者の女とその信者逮捕

大阪市西成区で昨年5月、会社役員宅に放火したとして、東成署捜査本部は23日、現住建造物等放火と窃盗などの疑いで、大阪市東成区中道、自称霊能力者の無職の女(52)と自称信者で元介護士の女(53)=別の放火罪などで起訴=を逮捕しました。
自称霊能力者は容疑を否認し、自称信者は「自称霊能力者の指示で盗みに入り、火をつけた」と認めているという。

逮捕容疑は昨年5月25日午前11時25分から午後2時25分ごろ、大阪市西成区松の会社役員宅の出入口を壊して侵入しました。
現金約4万円などを盗み、ライターで布団に火をつけ、家屋を半焼させたとしています。
けが人はなかったようです。

捜査本部によると、2人は高校時代の同級生で、自称霊能力者は「不動明王を信仰する霊能力者だ」と周囲に話していました。
自称信者は、お布施としてこれまでに9千万円を自称霊能力者に渡したということです。

自称霊能力者は放火された会社役員の家が事件当日は法事のため留守にすることを知っていたということです。

自称信者は放火事件など4件で立件されており、自称霊能力者の指示があったと供述したため裏付けを進めていました。

<7月23日14時20分配信 産経新聞より>

「自称霊能力者」胡散臭さ100%の響きです。
個人的には霊の世界や霊能力というものを信じている訳ではありませんが、真面目に取り組んでいる人がいても、このような犯罪者がいるとそれだけで全体が悪く見られてしまいかねません。

侵入され現金が盗まれた後に家屋が放火されるという、被害者にとっては最も大きな被害を被ってしまった事件です。
現金が盗まれただけなら、保険などで補償され、結果的に損はしなかったという場合もあるでしょうが、建物の被害となると別です。

建物に対しても火災保険を掛けておけば補償されますが、それ以外の家財や現金、備品等の被害もあります。
仮にそれらすべてに充分な保険を掛けていれば良いのですが、保険の掛け忘れや勘違いなどで、被害に対して充分な補償を受けられない場合もあるのではないでしょうか。

また、お金の補償だけでは済まない問題もあります。
買い替え、建て替え、その時間、手間、費用など、それらの損失はお金には換算できないものでしょう。

保険を掛けているから大丈夫、我が家には盗られて困るような物は何もない、など被害に遭う前には楽観的に考えることはできます。
しかし、被害に遭うとその考えは一転するでしょう。
まさか自分が被害に遭うなんて、こんなはずじゃなかった、あの時防犯対策しておけば・・・などと後悔することになるかもしれません。
そうならない為の事前の防犯対策です。
火から守る(防犯対策)
放火対策・遠隔操作システム

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投稿者:総合防犯設備士(2009年7月24日)|記事URL | あとで読む

空き巣に入った家を証拠隠滅のために放火

空き巣に入った家に放火した女(25)が逮捕されました。

2月10日午前1時半ごろ、千葉県東金市田間の大学生の男性(19)が住むアパートの1室で、室内の布団にライターで火をつけて、同室(約27平方メートル)を焼いた疑いです。
調べによりますと、女は前日、同じ家に空き巣に入ったして、すでに窃盗罪で起訴されていますが、「空き巣をしたことを謝りに行ったが、誰もいなかったので証拠隠滅するために火をつけた」などと供述しているようです。

女は、男性が入居以前の昨年末ごろまでこの部屋に住んでいたようですが、お互いに面識はないようです。
<5月28日8時4分配信 産経新聞より>

空き巣したことを悪いと思い謝りに行ったが、誰もいなかったので急に気が変わり、証拠を消すために空き巣よりもっと悪い放火犯に変わったということでしょうか。
以前住んでいた家ということで、警察に疑われる可能性を考えての犯行でしょうか。
誤りに行ったという供述自体が怪しいものですが、このように盗まれるだけでなく、証拠隠滅や腹いせに放火されるケースも発生しています。

ガラスが割られただけ、多少部屋が荒らされただけの少額の被害で済めば不幸中の幸いですが、最悪の場合、放火によって家を失い、家族の命が危険にさらされる可能性もあります。

侵入者に対する事前の防犯対策だけでなく、放火などの火災対策もしておくとより安心です。
犯罪者にとって犯行を行いにくい家や環境であることを印象づけることができます。
一戸建て住宅の火災・放火対策
住宅の火災対策

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投稿者:総合防犯設備士(2009年5月28日)|記事URL | あとで読む

美濃で連続放火。福岡、青森でもスーパーで放火。

ゴールデンウィークが終わりました。新型インフルエンザは今のところ日本国内に持ち込まれておらず、水際の防御が効いているようです。泥棒と一緒で、ウィルスも入れてしまうと対処が大変ですので、入れる前に対応するという現在のやり方はもっと徹底すべきだと思います。「日本は騒ぎすぎ」などといっている渡航客は、何かあってからの責任をどう考えるのかと怒りを感じます。

そんなゴールデンウィーク中にも「放火」は全国で発生しています。

●中濃地域で、連続不審火が相次いでいる。5日未明にも、美濃加茂市と川辺町で2件の連続不審火が発生した。
 加茂署によると、午前1時45分ごろ、同市島町のタイヤショップ「サンキョウ」の倉庫で敷地内に積まれていた約400本の古タイヤのうち約100本が燃え、3階建て鉄骨倉庫延べ300平方メートルが全焼した。同2時ごろには、このタイヤショップから東に約9キロ離れた川辺町西栃井の三井石油丸栄石油川辺SSタイヤ置き場で、タイヤ置き場にあったごみが燃えた。いずれもけが人はなかった。2件とも付近に火の気はなく、加茂署が連続不審火として調べている。
 中濃地域では、3日夜〜4日午後にかけても、御嵩町内で枯れ草約90平方メートルが焼けるなどの計5件の連続不審火があった。また、3日未明には、美濃加茂市内で、車販売所の駐車場にあった乗用車6台が全半焼するなどの不審火が直径約2・3キロの範囲内で計5件発生。関市内でも2日未明に、リサイクルショップ敷地内に投棄されたチャイルドシートが燃えるなど2件の不審火が発生している。(5月6日 毎日新聞より引用)

●4日午後1時10分ごろ、福岡市中央区天神4丁目のダイエーショッパーズ福岡店4階の子ども服売り場で、ハンガーでつるしてあった子ども用のスーツ6着が燃えているのを女性客が発見、店員が消火器で消し止めた。近くにいた数人の客が避難した。福岡中央署は、何者かが火を付けたものとみて、器物損壊事件として捜査している。
現場は北側の非常口付近。店員の女性は「天井ぎりぎりまで炎が上がり、煙が充満しました」と話していた。
(5月5日 西日本新聞より引用)

●29日午後3時ごろ、青森市矢田弥生田のスーパー「ザ ビッグ青森東店」で、文房具などがある1階雑貨売り場から出火、約0・1平方メートルを焼いた。けが人はなかった。現場に火の気はなく、青森署は放火の疑いがあるとみて調べている。同店によると、発生日は休日だったため、店内には普段より多くの客がいたという。
(5月1日 毎日新聞より引用)

岐阜県の放火の場合、敷地内に侵入し、野積みされているタイヤや、ゴミ、チャイルドシート、駐車してある自動車に放火しています。
これは放火対策の基本である「敷地内に燃えやすいものを放置しない」ということができていないことと、私有地に不審者が簡単に侵入できてしまっている点に問題があります。

又、福岡や青森のスーパーの事例では売り場の商品などが放火されています。
ゴールデンウィーク中のため家族連れなど通常より多くの客が入店していた時期だけに、店員の目が行き届いていない隙をつかれたのではないかと推測します。
店内に放火することにより、お客様が避難し、大きな混乱が起きます。避難、消火、その後の消防や警察の調査など営業できない時間もあり、スーパー自体が受ける被害は、燃えた商品以上に大きなものがあります。
十分な避難誘導など対応ができたかどうかも、お客様への信頼面で大きな評価となるものと考えます。

放火対策としては、「放火しにくい環境を作ること(予防)」と、「放火を早期発見し初期対応すること」の両面の対策が必要です。
●「放火しにくい環境を作る(予防)の具体策
・敷地内に不審者が侵入できないように外周警備を実施する。
・不審者が侵入した時点で照明を点灯させる人感ライトを効果的に敷地内に設置する。
・道路からの見通しを良くする。死角をなくし、防犯灯を増やす。
・敷地内に燃えやすい物を放置しない。(古新聞・古雑誌・ゴミ・ダンボール・タイヤなど)
防犯カメラを設置し、死角をなくす。監視していることをステッカーなどで表示し、抑止効果を働かせる。
・「警備中」という大きな文字で不審者に警備が万全であることを建物外で知らしめ抑止効果を働かせる。セキュリティキーパー。

●放火を早期発見し初期消火をする具体策
・炎の段階で検知する「炎センサー」を設置する。10メートル先の7cmの炎を検知できる。その場で音声による警告を行うとともに、事務所・警備室などに連絡が入り、すぐに現場を確認できる。
・防犯カメラと連動させることにより、炎センサーが働いた時点の映像も事務所・警備室などで確認できる。同時に自動録画することで事後確認も可能。
放火対策

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投稿者:総合防犯設備士(2009年5月07日)|記事URL | あとで読む

仕事のストレスで放火。発見者を装う。

不況や社会の閉塞感が高まると犯罪が多くなります。
「むしゃくしゃして」といった理由で「放火」が増えます。
今回ご紹介する放火犯は、発見者を装っていました。

●東京都杉並区で2月、民家やアパートに放火したとして、警視庁捜査1課は現住建造物等放火の疑いで、北海道北見市春光町、牛削蹄(さくてい)師の見習い、男(27)を逮捕した。同課によると、容疑者は当時は現場近くに住み、とび職の見習いをしていた。「仕事でストレスがたまり、どうにでもなれと思ってライターで火をつけた」と容疑を認めている。
2月3日午前3時40分ごろ、杉並区井草の2階建て住宅の1階車庫内で火をつけ、約85平方メートルのうち約77平方メートルを焼損させた上、約5分後にも近くの3階建てアパートの半地下にある車庫に火をつけて、約175平方メートルのうち約29平方メートルを焼損させた疑いがもたれている。

住宅に住んでいた親子が煙を吸い、軽傷を負った。容疑者はアパートの火災で発見者の1人を装っていたが、同課は現場付近の防犯カメラの映像などから、容疑者の犯行と断定した。
1月以降、周辺で数件の不審火が相次いでおり、同課は関連を調べる。
(4月30日産経新聞より引用)

●埼玉県警鴻巣署は13日、現住建造物等放火未遂の疑いで、再逮捕された鴻巣市大間の会社員男(30)。
平成20年10月15日夜から16日未明にかけて、鴻巣市の農業の男性(51)の木造2階建て住宅兼作業場の1階軒下にあった紙の米袋に火をつけた疑いがもたれている。
男は容疑を認め、「サイレンの音が好きで、聞きたかった。騒ぎになって、消防車が何台来るか興味があった」などと供述しているという。付近では20年9〜10月にかけて、類似の不審火が数件発生している。
(IZA4月13日より引用)

「むしゃくしゃしてどうにでもなれと思った」「サイレンの音が好きで、聞きたかった。騒ぎになって、消防車が何台来るか興味があった」「騒ぎになるのが楽しかった」
投げやりな身勝手な放火容疑者たちの言葉ですが、放火はそうした身勝手な人間の身勝手な理由により行われる最も卑劣な犯罪の一つだと思います。
大切な住宅、家財、そして命さえ危険にさらす放火火災。

そこから身を守るためには、防犯意識を持ち防犯対策を実施することが大切です。
放火の被害に遭わないための防犯対策/
●敷地内に不審者を入れない。
●敷地内の建物周辺に燃えやすいもの(古新聞・古雑誌・ダンボール・ゴミ)や灯油などを置いておかない。
●ゴミ出しは決められた日の時間に実施し、ゴミ置き場にゴミを長い時間置いておかない。
●家の周辺を見直し、見通しを良くする。(塀を低くする。見通しの良いフェンスに変える。植木を剪定する)
●防犯灯や人感ライトなどで夜間犯人が隠れることができる死角をなくす。
●炎の段階で検知する炎センサーを設置する。10メートル先の7cmの炎を検知する。

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投稿者:総合防犯設備士(2009年5月01日)|記事URL | あとで読む

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