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防犯ブログ

帰宅したらビックリ! 泥棒が家で鶏を料理中

17日午後0時半ごろ、富山北署に富山市内に住む男性会社員(46)らが男を連れて訪れ、「帰宅したら知らない男が台所で鶏肉を料理していた」と話し、男を署員に引き渡しました。
同署は同市水橋辻ケ堂、無職の男(47)を住居侵入容疑で現行犯逮捕しました。

逮捕容疑は同日午前11時ごろ、男性宅の1階台所に侵入した、とされます。
同署によると、男は別の民家に窃盗に入り、冷蔵庫から手のひら大の鶏肉を盗み、すぐに逃走。
さらに、近くの男性宅に窃盗目的で忍び込み、ついでに盗んできた鶏肉を台所にあったフライパンで焼いていたという。

同署員が男性宅を調べたところ、調理途中の鶏肉がフライパンの上にあったという。

同署は男の自宅がガスなどを止められ調理ができなかった可能性もあるとみて、動機などを詳しく調べています。
<毎日新聞 5月18日(金)16時41分配信より>

被害者の男性はさぞかしビックリしたことでしょう。
家に帰ったら、見知らぬ男が台所で料理をしているのですから。
一瞬、帰ってくる家を間違えたのかと思ったかもしれませんね。

別の民家に侵入し、冷蔵庫から鶏肉を盗み、逃走。
その後、近くの男性宅に窃盗目的で忍び込み、そこで何か金品を盗んだかは不明ですが、台所を拝借して鶏肉を調理していたところを男性に見つかったという流れです。
調理せずにすぐに逃げ出せば、こんなに早く捕まることはなかったでしょう。
よほどお腹がすいていたのかもしれません。

結果と、そこに至るまでの過程だけを見れば、まぬけな泥棒小話として済みます。
しかし、仮に2件目に侵入した先が女性の1人暮らしで、帰宅した犯人と出くわしていたらと考えると、一転して恐ろしい話になります。

台所で調理していたいうことですから、包丁などの刃物が近くにあったことは間違いありません。
顔を見られたと逆上して襲ってきたら、通報されないように脅してきたら、人と場所が変わると結果も変わっていた可能性があります。

犯罪者は自分より弱い者をターゲットに選びます。
すり、ひったくり、侵入窃盗、詐欺、暴行、誘拐など、相手がもし反撃したときでも勝てる相手に対して仕掛けてきます。
腕に自信のある者なら別ですが、筋肉隆々のこわそうなおじさんに対して、すりやひったくりを挑もうとは犯罪者も思わないでしょう。
より確実に、より安全に犯行を行うことを目指すはずです。

その時にまず狙われるのが子供、女性、お年寄りです。
その中でも、子供一人で長時間の留守番、若い女性が暗い夜道の一人歩き、お年寄りが銀行で大金を引き出した直後など、さらに狙われやすい環境、時間帯、条件というものが存在します。

対策としては、これらの条件からできるだけ外れるように日頃から意識して行動することで避けられることもあります。
また、防犯システムや防犯カメラなど、その対策の助けとなる機器を設置することも効果的です。
人1人の力には限界があります。
それを機械が助けてくれます。
人の目だと監視し続けることは限界がありますが、防犯カメラだと24時間録画することも可能です。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年5月21日)|記事URL | あとで読む

新聞配達員 留守宅情報悪用して空き巣

東京都内の新聞配達員らが、民家が留守になるとの情報を悪用して空き巣に入ったとして、警視庁に再逮捕されました。

窃盗の疑いで再逮捕されたのは、新聞配達員の男(39)ら3人。
警視庁によると、3人は10年、東京・大田区の民家から現金1万円とパソコンなど29点を盗んだ疑いが持たれています。
男は新聞販売店に勤務していて、配達先から「入院するので、新聞配達を一旦止めてほしい」と依頼してきた情報を実行役の2人に伝えたという。

3人は「同様の手口で他にも十数件やった」と話しているという。
警視庁は、被害総額が900万円以上に上るとみて調べています。
<日本テレビ系(NNN) 5月7日(月)22時26分配信より>

旅行などで長期間、家を空ける際、防犯目的で新聞配達をストップすることがあります。
新聞を配達しても受け取る者がいなければ、ポストは新聞であふれ、長期間無人だということを外部に知らしめるだけです。
まさかその情報を悪用して泥棒に入る者がいるとは・・・。

普通は業務上、知り得た情報(個人情報を含む)は、他の者に漏れることが無いように、慎重に扱います。
情報の提供者(ユーザー)も相手を信用し、当然、そのように扱われると信じています。
残念で恐ろしいことですが、それを悪用して犯罪を犯す者もいるのです。

常に誰かを疑う必要はありませんが、そのように悪用される可能性があることも認識しておくと、防犯対策も立てやすいかもしれません。
頼りになるのは自分だけという言葉がありますが、誰か、何かに依存し続けると、どこかで裏切られたり、期待していた効果が得られないこともあります。
自分の身は自分で守るという自主機械警備システムをご検討下さい。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年5月08日)|記事URL | あとで読む

新聞の訃報記事見て空き巣 告別式で不在の家狙う

新聞の訃報記事を見て告別式で不在の住宅を狙い、空き巣に入ったとして、警視庁捜査3課は、窃盗容疑で福岡県嘉麻市下山田、無職の男(63)を逮捕しました。
同署によると「老後の蓄えや遊興費ほしさにやった。1日10万円が目標だった」と容疑を認め、「告別式が始まって最初の1時間が勝負で、田舎の方が安心して盗みに入れた」と供述しています。

同課の調べでは、昨年12月ごろから静岡、福岡両県を中心に、告別式で不在の民家を狙った空き巣が約30件あり、関連を調べています。

同課によると、男は福岡県の自宅から新幹線で都内に上京した後、レンタカーで静岡県に向かい、新聞の訃報記事で住所や告別式の時間を調べていました。
「千葉や埼玉など(の地域版)には、訃報記事が掲載されていなかった」と供述しているという。

逮捕容疑は、今月7日午前10時50分~同日午前11時50分ごろ、浜松市の建設会社役員の男性(56)方に侵入し、現金1500円と指輪など計3点(時価計約4万円相当)を盗んだとしています。
<産経新聞 4月18日(水)13時36分配信より>

新聞の訃報記事を見て、告別式の為に家族が不在の住宅ばかりを狙った泥棒の犯行です。
この泥棒の供述から分かることは、
・告別式が始まって最初の1時間が勝負 → 告別式開始から1時間以内が狙われやすい(確実に無人の時間帯)
・千葉や埼玉などの地域版には訃報記事がない → 訃報記事が掲載されている地域は危ない
・福岡の自宅から新幹線で東京へ、その後レンタカーで静岡に向かう → 犯人の足取りが複雑で、特定されにくい

1日10万円を目標に掲げるぐらいですから、かなりの高確率で犯行が成功していたのでしょう。
泥棒にとって、無人というのは、最も好む環境の一つです。
例え、鍵が二つ(ワンドアツーロック)ついていようが、割りにくいガラスがついていようが、無人ですから、周囲に音を立てないように犯行を行うことができれば、時間のことは気にしなくてもよいということです。
時間さえかければ、大抵のことはできてしまいます。

しかも、告別式の時間が分かっている訳ですから、それが終わるまでは家人が戻ってくることはまずありません。(忘れ物を取りに戻った等を除けば)
こんな簡単な侵入先はありません。
防犯システムや防犯カメラがついていると話は変わってきます。

無人の場合でも、センサーが侵入者を検知すれば大音量で周囲に侵入者を知らせることができますし、防犯カメラの映像を記録することで、犯人特定につながる可能性が高まります。
このような泥棒が犯行対象として選ばない、選びたがらなくなるような対策を講じる必要があります。
無防備なままだと、泥棒の犯行を許すだけです。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年4月18日)|記事URL | あとで読む

収集家仲間の自宅からビックリマンシール2500枚盗む

ビックリマンチョコの付録シール約2500枚を盗んだとして、北海道警札幌豊平署は16日、札幌市豊平区、無職の男(34)を窃盗容疑で逮捕しました。
容疑は2月10日午後4時~12日午前2時ごろ、同区の男性契約社員(31)の自宅に侵入。
シール(時価計約35万円)を盗んだとしています。

同署によると、シールは収集家の間で高値で取引されます。
男は約1200枚を古物商などに売り、11枚で計約6万円を得たケースもあったようです。
自身も収集家で、インターネットで知り合った被害者宅を訪問したことがあったようです。
留守中、アパート2階の窓から侵入したとみられます。「生活費に困ってやった」などと容疑を認めているという。

製造元のロッテ広報室によると、チョコが発売された77年以来、シールが人気になりました。コレクター商品を扱う東京都の古物商によると、86年販売の「ブラックゼウス」は1枚20万円という。
<毎日新聞 4月16日(月)21時8分配信より>

ビックリマンシール・・・昔、小学生の頃、夢中になって集めました。
チョコよりもシールの方が大事で、家に食べていないチョコがいっぱいありました。(捨てずにちゃんと全部食べていましたよ)
集めたシールが実家に置いてあるかもしれません。
保存状態が良く、シールの種類によってはとても価値のあるシールがあるようです。(ブラックゼウス、懐かしいです!)

インターネットで知り合った収集家仲間の自宅に侵入し、シール2500枚を盗んだ男が逮捕されました。
収集家として、そのシールが欲しくて盗んだのか、転売目的で盗んだのか、その両方かもしれません。
物を盗むのは、転売目的の泥棒だけではありません。
熱心な収集家がどこで道を踏み外すのか、一転して犯罪者に変わることもありえます。

誰が狙っているか分かりませんから、大切な物を保管している場合は、それを守る為の対策が必要です。
現金なら金融機関に預けるという方法がありますが、それ以外の物だと、貸し金庫等に保管するのが安心でしょう。
それができないなら家の中に保管し、防犯システム防犯カメラで監視するのが効果的でしょう。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年4月17日)|記事URL | あとで読む

岡山 観光案内所から金庫盗まれる 25万円相当の被害

10日午前1時15分ごろ、備前市日生町観光情報センター「サンバース」で警報装置が作動し、約10分後に警備員が駆けつけたところ、出入り口の窓ガラスが割られ、事務所内から金庫(重さ約80キロ)がなくなっていました。

日生町観光協会によると、同日昼ごろ、現場から約27キロ離れた兵庫県内の龍野西インターチェンジ付近の路上で通行人が金庫を発見。
金庫内の現金2万円や収入印紙など約25万円相当は抜き取られていました。

同協会は備前署に盗難の被害届を提出。
備前市内では先月、市役所本庁舎の窓ガラスが割られ、現金約2万円がなくなる事件が発生しており、同署は窃盗事件として関連を調べています。
<産経新聞 4月11日(水)7時55分配信より>

重さ80キロの金庫、普通に考えれば、その中に金品を保管しておけば安心と思うのが自然です。
しかし、その考え方が危険な時代になってしまいました。
どのように持ち去ったのかは不明ですが、現場から27キロ離れた路上に、現金等は抜き取られ捨てられていました。

今回は観光案内所が被害に遭い、一ヶ月前には市役所本庁舎でも侵入窃盗事件が起こっています。
すこし前ですが福井でもいくつかの公民館で窓ガラスが割られ、現金等が盗まれる被害に遭っています。
犯罪者達が公的施設に目をつけ出しているのかもしれません。

従来は、防犯対策は手薄だが、現金をあまり置いておらず、侵入するメリットが無い、と。
最近は、たとえ現金はなくとも、テレビのモニターやパソコン類、エアコンの室外機等の金属類など盗むべき対象はいろいろある、と。
防犯対策が手薄な分、侵入しやすく、自分が捕まる危険性も低いだろう。
このように考える者が出てきたとも考えられます。

防犯対策が未導入、弱い、という公的施設は、早急に見直しや改善を行うべきです。
あくまでも推測ですが、今後も泥棒のターゲットとなりうる可能性が高いと思われます。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年4月11日)|記事URL | あとで読む

大阪 無施錠の家狙い窃盗繰り返す 6年間で2300万円被害

無施錠の民家を狙って盗みを繰り返したとして、府警捜査3課などは29日、常習累犯窃盗容疑で大阪市西成区萩之茶屋の無職の男(39)=同罪で起訴=を逮捕、送検し捜査を終結したと発表しました。
同課は、平成17年11月~昨年8月にかけ、府内や奈良県などで約2300万円の被害を裏付けたという。

逮捕容疑は、昨年6月17日午前3時半~4時半ごろ、同市生野区林寺の民家に侵入し、腕時計や指輪など計11点(時価計56万円相当)を盗んだとしています。

同課によると、男は「生活費に使った」と容疑を認めているという。
<産経新聞 3月30日(金)7時55分配信より>

大阪府内で、しかも無施錠の民家というのがまだ存在しているということに驚きます。
ひったくり被害日本一など、不名誉な犯罪多発地域というイメージのある大阪ですが、そんな大阪にあって無施錠の家があるということです。
盗難という同じ被害ですが、ひったくりと侵入窃盗は違うと考えているのかもしれません。
または路上や屋外ではなく、屋内だから、自分の家だけは安心、大丈夫という何の根拠もない自信を持っている人が案外多いのかもしれません。

犯罪が多いということは、犯罪者にとって犯罪を行いやすい、やりやすいと感じているということです。
結果として犯罪者が好む環境を提供してしまっているということになります。
その逆である、犯罪者が嫌う、敬遠するような環境を作り上げると、犯罪が減るということは明らかです。
その手段が事前の防犯対策です。

具体的には、防犯カメラの設置と映像の記録、防犯灯で夜間も明るく照らす、住民同士の挨拶による声掛けで不審者の行動を制限、警察と協力して防犯パトロールを行う、放火対策としてボランティアによる巡回など。
機械による対策だけでなく、人と人とが協力して行う防犯対策を併用することで、より犯罪が起こしにくい、犯罪に強い環境ができます。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年3月30日)|記事URL | あとで読む

双子のじゃんけん泥棒 負けたら見張りと侵入役

県警捜査3課と港北署などは22日、窃盗などの疑いで、川崎市宮前区、塗装工の男(21)、同区、双子の兄の大工(21)、同市高津区、弟の無職(21)のいずれも男の3容疑者=いずれも窃盗罪などで起訴=を追送検しました。

県警によると、3人は「(空き巣を)100件やった。遊ぶ金が欲しかった」などと供述。
県警は、昨年3~11月、横浜、川崎両市の北部地域の一戸建てを狙った空き巣など79件(被害総額現金約1千万円、貴金属など約3800万円)を繰り返していたとみています。

追送検容疑は、3人は共謀し、昨年10月20日、横浜市青葉区の男性会社員(66)方に侵入。
現金9万円などを盗んだ、としています。

県警によると、じゃんけんで勝った2人が実行犯、1人が見張り役で、無施錠の窓や玄関の小窓をたたき割るなどの手口でした。
盗んだ貴金属は売りさばいており、双子の兄(24)=盗品等処分あっせん罪などで起訴=も加わっていたという。
<カナロコ3月22日(木)21時30分配信より>

じゃんけんで勝ったら実行犯、つまり建物内で盗む役です。
負けたら、見張り役と侵入役、窓や扉の破壊を担当するという役割分担による犯行です。
さらに、盗んだ貴金属の転売は、また別の者(双子の兄)が担当するという小窃盗団です。

最初から泥棒を目指していたのではなく、遊ぶお金欲しさに犯行を繰り返し、泥棒としての経験を積むことによって、逮捕されるまでに100件もの犯行に成功したのでしょう。
一般人と犯罪者の境目が難しくなっているように思います。
情報が溢れているからでしょうか、誰でもその気になれば侵入窃盗の犯罪を犯すことができてしまいます。
それを考えるか、そして実行するかが大きな分かれ目ですが、その境目が曖昧だと感じる人も多いのではないでしょうか。

また、単独犯ではなく、複数犯による役割分担も逮捕を逃れていた要因の一つと思われます。
複数の方が犯行に掛ける時間も短時間化につながりますし、周囲に気付かれそうと分かれば、すぐに逃走することもできます。
それぞれが自分の役割に集中できますから、精度も高まるでしょう。

防犯対策を行う際は、まず敵である犯罪者をよく知ることです。
どのような心理状態なのか、何を嫌がるのか、逆に何を好むのか、それを情報としてい知っておくことで、その対策も立てやすくなります。
犯罪者の嫌がることを行い、好むことを避ければ、それが防犯対策として効果を発揮するのは明らかです。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年3月24日)|記事URL | あとで読む

雨水ポンプ場に侵入 銅線27キロ盗んだ男逮捕

雨水ポンプ場から銅線を盗んだとして、天理署は20日、窃盗などの疑いで、住所不定、無職の男(23)を逮捕しました。
「売って金にするつもりだった」と容疑を認めているという。

逮捕容疑は、19日夕~20日未明の間、天理市嘉幡町の市管理の雨水ポンプ場に金網フェンスを破って侵入し、銅線約27キロを盗んだとしています。

パトロール中の署員が、同ポンプ場から東約500メートルの路上で、自転車の荷台に銅線を積んだ男を発見。職務質問したところ、犯行を認めたという。
<産経新聞 3月21日(水)7時55分配信より>

銅線が盗まれる被害で済んだのは不幸中の幸いかもしれません。
もし、犯罪者がポンプ場内の貯水タンク等に毒物を混入するなどしたら、市民の命を脅かす大きな犯罪となりえます。

映画やドラマなどで、過激なテロリストが大量殺人を行う為の手口として出てくることがありますが、現実的に起こっても不思議ではありません。
実際、今回の事件の窃盗犯は、金網フェンスを破ってポンプ場内への侵入に成功しています。
ポンプ場内に侵入しても、最も重要な施設内、貯水池等には近づけないように厳重な警備体制がとられているのかもしれませんが、市民としては不安を感じることでしょう。

貯水池や発電所など重要施設に対する防犯対策は、普通の事務所や店舗に対するものと同じではいけません。
二次的、三次的な被害が発生する恐れがあるのであれば、それを未然に防ぐための対策、最小限の被害に抑える為の可能な限り強固な対策がとられる必要があります。

人の命に関わるような被害を被る恐れがある場合は特に注意しなければなりません。
通常は無人だからとか、盗まれるような高価なものは置いていないというのは、侵入を許してしまう理由にはなりません。
犯罪者という相手側の立場、心理状況も考えた上での防犯対策こそが実態に沿っていると言えます。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年3月21日)|記事URL | あとで読む

バイク用品店から400万円入り金庫盗まれる

12日未明、大阪市住之江区のバイク用品店で、店の扉がこじ開けられ、現金400万円が金庫ごと盗まれる事件がありました。

事件があったのは、大阪市住之江区にあるバイク用品店「ドライバースタンド住之江2りんかん」で、12日午前2時30分頃、警備会社から「警報装置が作動した」と110番通報がありました。
警察が駆けつけたところ、従業員が出入りする店の通用口が、バールのようなものでこじ開けられていて、店内から、店の売上金など約400万円が入った金庫が盗まれていました。

当時、店には誰もいませんでしたが、事件の約10分前まで清掃業者が店内の掃除を行っていたということで、警察は窃盗事件として捜査を始め、不審者の目撃情報などがないか詳しく調べています。
<日本テレビ系(NNN) 3月12日(月)14時44分配信より>

個人経営の店舗などで、ちょっとした用で経営者が店を空けることがあります。
クリーニング店や自転車店などを訪問した時、店内に誰もおらず、誰かが帰ってくるのをしばらく待ったという経験をした人もいるのではないでしょうか。
私もその時は、レジにお金もあるのに不用心だなあと感じたことを覚えています。

今回、被害に遭ったバイク用品店の場合は、深夜2時過ぎ、営業時間外に行われた犯行ですからかなり事情は違います。
しかし、その約10分前まで清掃業者が店内の掃除を行っていたということですから、犯人はその辺りの内部事情に詳しい者、もしくは事前にしっかりと下見や調査を行い状況を把握していたかのどちらかでしょう。

無人の店内に高額商品や現金をそのまま置いておくのは非常に危険だということです。
金庫保管も万全ではありません。
金庫に入れていたから安心していた、その他の対策は何もしていなかった、という窃盗事件が非常に増えています。
侵入者にしてみれば、扉や窓という侵入を妨げる障害をクリアできれば、その後に待ち受けるのは金庫だけという状況の場合、その金庫がどれだけの脅威となるかが問題です。

その場で、短時間で金庫を開錠することは難しいかもしれません。
特殊な専門技術が無ければ、素人には不可能と言えます。
しかし、その場から盗み出すことは可能です。

数十キロ、もしくは百キロ以上の重量耐火金庫であっても、複数人、もしくは特殊な道具があれば、車に載せて持ち出すことはでいます。
金庫がらみの窃盗事件が多いのは、この持ち出しによる手口が増えているからです。
開くことが難しい金庫でも、運び出し、別の場所でゆっくりと時間を掛ければ、破壊することもできます。
ドリルなどで側面から穴を開ければ、中の金品を抜き取ることができるでしょう。

金庫の存在意義、価値を否定するものではありませんが、金庫だけに依存し、防犯対策の全てを負わせるのは非常に危険です。
金庫も含めて、防犯センサー防犯カメラ、扉・窓の強化など複数の防犯対策を組み合わせることでより強力な防犯対策となります。
防犯対策の一つのパーツ(欠片)と考えればよいでしょう。
いくつものパーツを組み合わせることで「完成」に近づきます。
防犯対策に、完璧なもの、完成形はありませんが、それに少しでも近づけることができれば、より強力で効果的な防犯対策と言えるでしょう。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年3月13日)|記事URL | あとで読む

連続窃盗1億円!留守宅を物色、怪しまれると不動産会社名刺

貴金属などを狙って民家の空き巣を繰り返したとして、神戸北署は1日、窃盗容疑で神戸市長田区宮川町の無職の男(50)=窃盗罪などで公判中=を追送検し、捜査を終結したと発表しました。
平成20年1月~昨年10月の160件の容疑を裏付け、被害総額は約1億760万円(うち現金約1350万円)にのぼりました。

同署によると、男は「生活のためにやった」と容疑を認めているという。
家族には「不動産会社で働いている」と話して出勤を装い、留守宅を物色する際は怪しまれないように不動産会社名が入った名刺を持ち歩いていました。
侵入する民家は事前に電話番号を調べて電話をかけ、不在を確認していたという。

追送検容疑は昨年9月、神戸市北区の民家の窓ガラスを割って侵入し、現金約50万円と約230万円相当の宝石を盗んだなどとしています。
<産経新聞3月2日(金)7時55分配信より>

別のニュースによると、犯人は過去に不動産関係の仕事をしており、神戸市内の新興住宅街の事情や場所を熟知していたようです。
最終的には、侵入先の不在を確認するために公衆電話からかけた非通知の受信記録から、公衆電話が特定され、そこについていた防犯カメラの映像から犯人が割り出されたということです。

① 元不動産業の男 ⇒ 住宅街の事情や場所に詳しい
② 留守宅物色 ⇒ 怪しまれても不動産会社の名刺を提示
③ 侵入する家に事前に電話 ⇒ 不在の確認

元々泥棒が行うと言われていた電話などによる不在の確認だけでなく、さらに不動産関係者、怪しまれた場合の名刺提示などの手口が明らかになっています。
泥棒が逮捕された際、このように泥棒の具体的な手口や心理状況、侵入ターゲットの選定方法など詳しいことが明らかになれば、今後の防犯対策の参考として大いに活用されることでしょう。

泥棒のことは泥棒に聞くのが最も真実に近いと言えるかもしれません。
テレビ番組やニュースで、元犯罪者が顔を隠し、声を変えてインタビューを受ける場面がありますが、泥棒しか知り得ないような情報を提供してくれます。
そのことを犯罪を防ぐ側である我々セキュリティハウスが活かすことができれば、犯罪に対してより効果のある対策を提案することができます。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年3月02日)|記事URL | あとで読む

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