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プリウスが泥棒に人気 エンジン音静かで逃走車両用?

今年に入りトヨタ自動車の人気ハイブリッド車(HV)「プリウス」が盗まれる被害が京都府内で相次いでいることが19日、京都府警への取材でわかった。盗まれたプリウスの6割が府内外で乗り捨てられており、車上荒らしなど別の犯罪の"足"として使用されている可能性が高いという。従来は逃走車としてスピードの出る富士重工業の「スバル レガシィ」が狙われるケースが目立っていたが、エンジン音が静かなプリウスが、新たなターゲットになっているとみられ、府警は警戒を強めている。

 府警によると、今年に入り、府内で盗まれたプリウスは17台(9月3日現在)。ほとんどの車に鍵はかかっていたが、犯人は盗難防止装置「イモビライザー」を不正に解除する「イモビカッター」を使うなどしたとみられる。

 日本損害保険協会の調査によると、プリウス盗は年々増加。平成21年11月に自動車盗難で保険金が支払われた事案を調査した際は、車種別上位20位に入っていなかったが、22年11月は22件(車種別7位)、23年11月は32件(同5位)と急増している。

 人気の高い車種だけに、転売目的の犯行ともみられたが、捜査関係者は「別の犯罪に使う目的でプリウスが狙われている」とみる。

 京都府内で盗まれた17台のうち約6割に上る10台が、府内だけでなく他府県でも乗り捨てられていたためだ。車内に消火器を噴射して証拠隠滅を図ったものもあった。さらに、盗難があった現場付近で、同じ時間帯に車上荒らしが続発していることも新たに判明、盗難車が逃走車両として使われた可能性が浮上している。

 捜査関係者によると、これまでは、窃盗犯などの"足"として、スピードが出るレガシィが盗まれるケースが多かったが、府内のレガシィの盗難被害は今年に入って1台のみ。

 捜査関係者は「犯人側がHV車のプリウス特有の静かなエンジン音に目を付け、格好の逃走車両として狙っている」とみている。

 府警は、被害防止のため、防犯カメラが設置された駐車場の利用などを呼びかけているが、施錠していても被害に遭うケースが後を絶たない以上、「盗難防止装置の改良など、メーカー側にも対策を強化してもらうしかない」(捜査関係者)と指摘する。

 トヨタ自動車広報部は盗難防止対策などについて、「警察と情報交換はしているが、個別具体的なことについては言えない」としている。
<産経新聞 9月19日(水)15時11分配信より>

プリウス自体が人気で泥棒が狙っているのかと思いきや、エンジン音が静かで逃走車両に最適であるとして人気が高まっているようです。
まずプリウスを盗み、その後、メインターゲットである別のところに侵入し、犯行後プリウスを逃走車両として利用するということでしょう。
自動車を盗むのも一苦労だと思うのですが、その後の本当の目的の為、犯行の成功率(逃走も含む)を高める為だけにプリウスを盗むという手口です。

泥棒は、一般的に音・光・目・時間の侵入防止4原則を嫌うと言われています。
① 音・・・ベルやサイレン音が鳴る、犬に吠えられること(周囲に気付かれ、人が集まってくることも)
② 光・・・フラッシュライトや人感ライトなどの突然の光に驚く(犯行時は極度の緊張状態にあり、光=有人だと感じる、暗闇だとさらに犯行しやすい)
③ 目・・・人に見られる、防犯カメラに映像を記録される(機械の目による監視、あとで捕まる危険性アップ)
④ 時間・・・侵入に時間(手間)がかかる(長時間の犯行は命取り、時間がかかると分かれば侵入を断念することも、常に短時間での犯行を目指す)

プリウスでの逃走は、音を嫌う泥棒がそれを避けるために行う事前対策と言えます。
この4つの内、どれか一つでも対策が行われていれば、それなりに効果があるのですが、逃走車両としてプリウスを盗むような泥棒が相手となると、一つでは不充分です。
相手も相応の対策がされていることは承知の上での犯行ですから、それをさらに上回る対策でないといけません。

宝石貴金属店などがその良い例でしょう。
車を建物内に突っ込んで侵入する手口や壁を破壊して侵入するような荒々しい大掛かりな手口に対しては、普通の対策ではとても対抗できません。
ある対策がどの業種・どの業態でも最適という訳ではありません。(もちろん効果が無いわけではありませんが)

一般住宅では充分な効果を発揮する対策でも、病院では充分ではないという場合もあります。
それぞれに最適な対策を選び、実行することでより効果的に働くと思われます。
また、一つではなく複数(二つより三つ、三つより四つ)の対策を組み合わせることで、より犯罪が犯しにくい環境となります。
そうすることで、他(無対策の家)との差別化を、外部(犯罪者含む)に対して明確にアピールすることで、よりターゲットになりにくくなるでしょう。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年9月20日)|記事URL | あとで読む

滋賀車上荒らし 現金1500万円と小切手1千万円盗まれる

3日午前10時35分ごろ、守山市守山の守山ふれあい公園駐車場で、乗用車の助手席ドアのかぎが開けられ、車内から、1千万円以上の額面の小切手が入ったかばんや、現金約1500万円が入った紙袋などがなくなっているのを、駐車していた京都府長岡京市に住む男性会社員(50)が見つけ、110番しました。
県警守山署は窃盗事件とみて捜査しています。

同署によると、現金は、この男性が勤務する会社の売上金で、小切手も会社のものでした。
現金を口座に預けるため銀行に向かう途中で、その前に市内の取引先に立ち寄るため車を施錠し約30分間車を離れたところ、被害にあったという。

車は男性の会社の所有で、男性が閉めていた助手席窓が数センチ開けられており、同署は何者かが窓のすき間から道具などを入れ助手席ドアを開けたとみて調べています。
<産経新聞 7月4日(水)7時55分配信より>

被害金額を考えただけでも恐ろしい事件です。
1500万円の現金と1千万円の小切手が駐車場に停めていた車から盗まれました。
銀行に預ける途中、取引先に立ち寄るため、車を停車させていた間に車上荒らしに遭ってしまいました。
悔やんでも悔やみきれない30分間でしょう。

少しの間だけだから大丈夫、問題ないという油断があったのか、時間が惜しかったのか。
先に銀行に預け、効率が悪くとも、それから取引先に向かうべきでした。
ただ後悔しても自分を責めても時間は戻せませんし、お金も手元には戻ってきません。
犯人が捕まり、お金が回収できることを祈ることぐらいでしょうか。
これからどうするかしかありません。

高額の現金を会社の外でも中でも所持している時間が長いほど危険です。
金融機関に預け入れることを最優先に考え、現金回収等もできるだけ避けた方がよいでしょう。
振り込み等に仕組みを変えていくことが必要です。

施錠しているだけという状態は、車に限らず、住宅や事務所、店舗でも同じです。
それだけでは防犯対策がしっかりしている、泥棒が敬遠する状態ではないことを認識すべきです。
危険な状態と考えても大げさではないでしょう。

今回は数センチ開いた窓のすき間から道具を入れてドアが開けられたようですが、少しの油断と隙を狙って泥棒は犯行を行います。
仮にすき間がなかったとしても、現金っぽい何かを発見したのであれば、何が何でもドアを開けようと試みたかもしれません。
ただ用心に越したことはありません。
少しでも泥棒があきらめそうな嫌がりそうな、そして狙われにくい環境をどうしたらつくることができるかを考えるべきです。
何もしないことが最も不用心です。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年7月05日)|記事URL | あとで読む

狙うのは「防犯カメラのない駐車場」 カーナビ窃盗犯220件

兵庫、京都両府県でカーナビなどを狙って車上荒らしを繰り返したとして、兵庫県警などは20日、窃盗容疑で明石市魚住町清水のリサイクル作業員の男(25)=窃盗罪で公判中=と播磨町大中の会社員(25)=同=の両被告を追送検、捜査を終結したと発表しました。

県警は昨年2月~今年2月の犯行220件を裏付け、被害総額は約2100万円にのぼります。
2人は防犯カメラが設置されていない駐車場の車を狙い、ドライバーで助手席の窓ガラスを破る手口で犯行を重ねていたという。

追送検容疑は昨年5月、加東市内の病院駐車場で乗用車からカーナビ(約25万円相当)を盗んだなどとしています。
<産経新聞 6月21日(木)10時27分配信より>

カーナビ泥棒が狙うのは、やはり防犯カメラがついていない駐車場でした。
カーナビを盗むことに成功しても、自分の映像が記録されれば、犯人として捕まってしまう危険性が高まります。
それを避けるには、まず外から見てもすぐに分かる防犯カメラ設置の有無で判断するのが簡単です。

逆に考えると、防犯カメラが設置されているところは被害に遭わなかった、狙われなかったということが言えます。
これが事前の防犯対策の効果です。

防犯対策は犯人を捕まえることを第一とはしていません。(防犯カメラの映像から犯人を特定する、証拠として録画するという使い方もありますが)
犯罪者に狙われない、狙わせない、ターゲットにならないということが目的です。
防犯対策済みのところは、犯人自らのリスクが高まる為、避ける、狙われにくいという効果を期待したものです。

侵入及び犯行の成功の難易度は、防犯対策がされているかによって大きく異なります。
何も対策されていない、さらに無施錠となると、その難易度はかなり低いものになるでしょう。
逆に防犯センサーや防犯カメラが設置されていれば、侵入することも難しいですし(警報音で周囲に知られる)、映像が記録されれば自分の顔や身体が映る可能性が高まり、結果として犯行は失敗に終わるということになります。

この難易度を高める、難しくするのが防犯対策を行う意味でもあります。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年6月22日)|記事URL | あとで読む

倉庫からカーナビ60台盗難 3月に続いて2度目

13日午前9時40分ごろ、車用品販売会社「若葉商事」(千葉市若葉区若松町)で、出勤してきた男性従業員が、倉庫で保管していた商品のカーナビゲーション約60台(計約1200万円相当)が無くなっているのを発見、110番しました。
同店は3月中旬にも、カーナビ131台など計約1452万円分の商品を盗まれたとして、県警に被害届を出しており、被害額は2600万円余となりました。

千葉東署によると、倉庫につながる事務所入り口のドアのガラスが割られていましたが、前日午後8時半ごろに最後の従業員が帰宅した際は異常はなかったという。
同署は何者かが閉店後の夜間にガラスを割り、ドア内側から鍵を開けて侵入したとみて、窃盗事件として調べています。
<毎日新聞 6月14日(木)12時54分配信より>

カー用品店の販売会社倉庫から2度に渡ってカーナビ190台(被害額2600万円相当)が盗まれたという事件です。
同一犯の犯行かは不明ですが、3ヶ月の間に2度も侵入窃盗被害に遭うというのは大変なことです。
被害額2600万円は被害者の負担となると、さらに深刻度が増します。
保険に加入していれば補償されるかもしれませんが、それだけでは済まない問題でしょう。

2度あることは3度あると言いますから、被害に遭う、狙われる根本的な原因を解決、取り除かなければ、再び同じような被害に遭う危険性だけが残っていると言えるでしょう。
犯罪者は我々にはない独自の嗅覚と言いますか、感性があります。
ここは侵入しやすいぞとか、この店はカモだなと感じるポイント等が共通していることがあります。
逆にここは危険だとか、危ない、手強そうだという危険察知の能力も共通しています。
これを利用して防犯対策を講じるのが効果的です。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年6月15日)|記事URL | あとで読む

幼稚園駐車場で車上盗1400万円 保護者狙いの犯行

幼稚園や保育園に子供を送迎する保護者の車などを狙い、大阪など10府県で盗みを繰り返したとして、大阪府警捜査3課と岸和田署は12日、大阪市西成区橘1、無職の男(37)(起訴)を窃盗容疑で逮捕したと発表しました。

178件(被害総額約1458万円)を裏付け、うち8件(同約384万円)が起訴されました。

発表では、男は2010年5月11日午前8時頃、奈良市の私立幼稚園駐車場で、子供を送ってきた母親が車内に置いていた手提げかばんから1万7000円などを盗むなどした疑い。

08年8月~昨年10月に、近畿5府県のほか、三重、石川、福井、岡山、広島各県の幼稚園などの駐車場で車上狙いを続けていたといい、男は「子供の送迎では、短時間だからと車内に現金を残したまま車を離れる保護者が多かった」と供述しているという。
<読売新聞 4月13日(金)15時25分配信より>

子供の送迎の為に訪れた幼稚園の駐車場を狙った車上荒らしです。
短時間の為、財布等を車内に残したまま車を離れる保護者が多かったと、犯人は供述しているようです。
駐車場への駐車ですから、安心と油断があったのでしょう。
これが路上であれば、短時間でも財布等は持って外に出ていた可能性もあります。

駐車場にもよりますが、ただ広い場所に、線で駐車スペースを区切っているところは、普通の路上と、防犯面で言えば差がありません。
むしろ、駐車場への駐車という点だけを考えれば、路上より長期間、車を離れ、その間は所有者が戻らないとも予測できます。
犯行時間を考えれば、その方が犯罪者は好むでしょう。

施設の駐車場というのは案外、防犯面で無対策のところが多いようです。
金融機関などでも、施設内の防犯はバッチリ対策を行っているのに対して、敷地内の駐車場は無防備のまま。
お金を引き出して敷地内の駐車場に戻ってきた後、犯罪者に狙われる(ひったくり、車上盗、強盗など)ことがあります。

施設、建物側が重要なのは分かりますが、利用者が訪れる際は、どちらも利用します。
どちらもしっかりと防犯対策されていれば、より安心して利用できるでしょう。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年4月13日)|記事URL | あとで読む

酔った男にパトカー盗まれる キー付けたまま駐車

4日午前7時ごろ、相模原市南区の団地の外周道路で、110番通報を受けて駆けつけ、キーを付けたまま駐車してあった神奈川県警のパトカーが、歩いてきた男に盗まれました。

すぐに気づいた警察官が、走って100メートル近く追跡し、運転していた無職の男(73)を取り押さえ、窃盗容疑の現行犯で逮捕しました。

男は、酒に酔っていて無免許の疑いもあり、取り調べに対し「外周道路を一周したかった」などと供述しているということです。

神奈川県警は、「施錠の確認など指導を徹底し再発防止に努めたい」とコメントしています。
<TBS系(JNN) 4月4日(水)19時5分配信より>

キーを付けたまま駐車してあったパトカーが一時的に盗まれたという事件です。
赤色灯点灯によるバッテリー上がりを防ぐため、エンジンをかけたままだったようです。
男は酔っており、パトカーで近所を一回りしてみたかったと供述していることから、盗んで転売するなど悪質な犯行ではないようです。

しかし、仮に盗まれ、それが転売される、犯罪に悪用されるなど、二次的な被害が発生する恐れもあります。
盗んだパトカーで警官を装って要人に近づく、侵入窃盗犯罪で逃走車両として使うなど、犯罪者が考える用途はいくつもありそうです。
つまり、被害者側もそのように悪用される可能性があることを踏まえて、日頃から使用、管理を行う責任もあると言えるでしょう。
いい加減な気持ちでいると、後で大きな問題に発生し、後悔することもあるでしょう。

それを防ぐ、完璧に防ぐことができなくても防ごうとする為に対策を講じることが必要です。
そのような危機意識、防犯意識を持つことから始めなければ、何も変わりません。
被害者になって初めて犯罪被害の恐ろしさ、危険性、被る損失などを実感する人も多いと思います。
それを先に、事前に対策を講じることで、避けられる可能性があるのです。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年4月05日)|記事URL | あとで読む

5年連続ワースト1位 ハイエースが狙われる理由

「ハイエースが5年連続で1位!」。
何のランキングかというと、なんと「盗難された車」のランキングなのです。
社団法人日本損害保険協会が3月21日に発表した『第13回 自動車盗難事故実態調査結果』によると、損害保険会社が2011年11月に保険金を支払った自動車盗難の事案のうち、もっとも多かったのはハイエース(トヨタ)の盗難でした。しかも5年連続でのワースト1位。
その事実の背景に、いったい何があるのでしょうか。

ハイエースは積載量の多いワンボックスカーで、身近なところでは宅配業者や電気工事事業者が使っていたり、送迎バスとして利用されたりしています。そのため「商用車」というイメージのあるハイエースが「最も盗まれている自動車」だと聞くと、不思議に思う人もいるはずです。
実際、この調査結果でも2位にセルシオ、3位にランドクルーザー、4位にクラウンと高級車や多機能なSUV車が名を連ねており、ハイエースだけが浮いているようにも見えます。

同協会の調査結果では、ハイエースが盗まれる理由として1つは「耐久性に優れ部品の汎用性もあり、海外での人気が高い」こと、もう1つは「イモビライザの標準装備が進まずセキュリティが低いことから、自動車窃盗団の標的となっている」ことを挙げています。
しかし、耐久性や汎用性のある車は他にもあるはずで、盗難防止のためのイモビライザについても新型車については標準装備が進みつつあるという。
ならばなぜ...と考えたとき注目したいのが、ハイエースの持つ「改造車のベースとしての魅力」です。

ハイエース愛好者のなかには、周りに流線形のエアロパーツをつけたり、内部を改装したりして楽しむ人たちがいます。
そうした人たちのために専門誌が発行されており、ハイエースを専門に改造する専門店も多数存在します。
ある専門誌では、約200もの専門店が紹介されていました。
彼らは後部座席に革張りのソファを設置してラウンジのようにしたり、競技バイクやスキー板といった大型のレジャー用品を運搬するための改造を施したりする「バニング」の腕を競います。
専門誌でとりあげられているのはいずれも、こうした改装に300万円以上をかけている人ばかり。車体そのものよりも改造費のほうが高くついていることも珍しくないようです。

そうした視点で捉えると、ハイエースはすでに充分に高級車であり、機能面でもSUV車に勝るとも劣らないことがわかります。そこにも、セルシオやランドクルーザーよりも「盗まれる理由」があると考えられそうです。
冒頭に挙げた調査によれば、車両の盗難が最も発生する場所は屋外の契約駐車場で、全体の41.2%。ところが屋内の契約駐車場での盗難は全体の1.6%とグッと下がります。
まずは駐車場を入念に選ぶところから始めたほうがよさそうです。
<オリコン 4月4日(水)10時0分配信より>

ハイエースの盗難、というニュースをよく目にしました。
自動車に詳しくないもので、なぜハイエースが狙われるか、よくわかっていなかったのですが、この記事を見るとその理由がわかります。
愛好者が改造したパーツ目当て、もしくは改造後に価値が上がった車両本体が犯罪者に狙われる理由の一つということです。
取り付けたパーツをばらして、別の自動車に再利用することもできるし、改造車に興味のある愛好者へも高く転売できるということのなのでしょう。

改造に300万円以上もかけるのが普通ということです。
一般的に改造というと、本人だけの好みを活かしたり、性能を改良するもので、お金を掛けるというイメージがあまりないのですが、自動車に関しては、ソファを革張りにするなど、お金を掛けて高級感をさらに高めるという意味合いもあるようです。
その為にはお金を惜しまない、愛好者達が多いようです。
専門誌だけで200も存在しているということですから、その愛読者の数はかなりのものでしょう。

これだけ人気がある、たとえ一部の熱狂的なファンだとしても、かなり強力な需要が存在しているということになります。
犯罪者は強い需要を見逃しません。
それに対する供給が、窃盗などの犯罪だとしても、もうかると分かれば関係ありません。

記事にもありますように、屋外と屋内の駐車場では、被害に遭う可能性が大幅に変わるということです。
可能な限り、屋内の駐車場を選ぶと共に、屋外の駐車場は、何らかの防犯対策が行われているところを探すべきです。
防犯カメラや、敷地内への侵入を防ぐセンサーなどが設置されたところでないと、利用者としては心配です。
駐車場側とすれば、そのような防犯対策済みの駐車場でないと、利用されない恐れがあるということに注目すべきです。
屋外でだだっ広いだけの駐車場では、利用者に対するセールスポイントにはならない、防犯面でのマイナスイメージの方が大きくなるケースも想定されます。

防犯対策済みであっても、被害に遭うことはあります。
100%完璧ではないでしょうが、防犯対策をすることによって、被害に遭う可能性はグンと減ります。
これが事前の防犯対策の効果となります。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年4月04日)|記事URL | あとで読む

関東一円で窃盗5年9ヶ月 139件2500万円被害

埼玉県警捜査3課と加須署は27日、窃盗と覚せい剤取締法違反容疑で逮捕、起訴された加須市北小浜、無職の男(44)が、5年9カ月にわたり関東一円でカーナビなどを専門に139件(時価計約2449万円相当)の窃盗や器物損壊を繰り返していたことを確認したと発表しました。

捜査3課によると、男は平成18年2月から23年11月にかけて、埼玉、茨城、群馬、栃木の4県で、現金や乗用車、カーナビなどを盗んだ疑いが持たれています。

捜査3課によると、男は盗んだ車は現場から数キロ離れた場所に止めた上、カーナビやカーステレオなどを取り外してリサイクルショップに売却、生活費や覚醒剤の購入費に充てていたという。
加須市内のリサイクルショップにカー用品がたびたび持ち込まれるのを捜査員が確認、運転免許証から男が浮上しました。
<産経新聞 3月27日(火)17時20分配信より>

昨日のブログで、中国で宝くじ中毒者が犯罪に走る恐れがあると紹介しましたが、実際に日本で、覚せい剤欲しさに窃盗を繰り返していた男が逮捕されたニュースです。
関東一円で5年9ヶ月に渡って窃盗や器物損壊を繰り返していたということですが、ようやく逮捕されたと見た方がよいでしょう。

逮捕された要因の一つが、盗んだカー用品をリサイクルショップに持ち込んで転売していたのですが、その頻度が多く店側が不審に思ったのか、それとも警察の捜査によってか、犯人特定につながったようです。
同一店への持ち込みではなく、様々な店に持ち込んでいれば、犯人特定までさらに時間が掛かった可能性もあります。
店側に不審に思われないように、一度持ち込んだ店には持ち込まない、など徹底しているプロの泥棒もいるかもしれません。

買取店において、盗品の可能性がある、少しでも怪しいと感じたら、警察に通報するようなシステム、制度が徹底されれば、泥棒にとってはやりにくくなります。
ネットオークションや掲示板を利用した個人売買など、他にも転売方法はありますが、一つ一つ改めていくことで、犯罪者に不都合が生じる体制、制度の構築が、犯罪の減少につながるはずです。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年3月28日)|記事URL | あとで読む

5年連続『ハイエース』の盗難被害最多⇒防犯意識の高まりが、盗難被害を減少させる。

盗難被害のニュース検索すると、
5年連続『ハイエース』の盗難被害最多というニュースを見つけました。
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2012年03月21日18時31分 提供:オリコン
日本損害保険協会が21日、「第13回 自動車盗難事故実態調査結果」
を発表し、盗難被害が最も多いのは、ワゴンボックスカー
『ハイエース』であることがわかった。
『ハイエース』の盗難被害最多となるのは2007年の調査から5年連続。
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盗難被害が多い理由として記事に記載されていたのは、

◆盗難予防装置であるイモビライザーの標準装備が進まず
セキュリティが低いこと。

確かに、盗難予防装置がついていない車は狙われやすいと思います。
盗難予防対策をしている車と、対策をしていない車と比較すると、
窃盗犯は対策をしていない車の方を盗むでしょう。
簡単に盗むことができる他、捕まりにくく、
確実に現金化できるからです。
『ハイエース』は、たくさんの荷物や人を運ぶことができる他、
丈夫で長持ちするというイメージがあるので海外でとても人気。
車を簡単に解体でき、不正輸出されるケースが多いとされています。

盗まれないためには、最低限盗難予防装置を設置する必要です。
5年連続『ハイエース』の盗難被害最多という実情を考えてみると、
5年間、盗難予防装置の設置が普及しなかったとも言えます。

話は少しことなりますが、
5年連続『ハイエース』の盗難被害最多の記事の下に、
カーナビ盗難の件が掲載されていたので、
興味深く読んでみたところ、
おもしろい内容でしたのでご紹介いたします。
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カーナビ被害は昨年に比べ、件数と被害額ともに減少。
ユーザーの防犯意識が向上し、
防盗性の高いカーナビの普及が被害縮小につながった。(次省略)
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ユーザーの防犯意識が向上して、被害が縮小につながった事例です。
ハイエースに限らず、身の回りのすべての防犯にも言えることです。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年3月23日)|記事URL | あとで読む

駐車中の車のサイドミラー 次々と謎の破損被害

車のサイドミラーばかりが狙われました。

被害を受けたのは、横浜市緑区の駐車場などに止められた車26台です。
警察によりますと、今月12日と13日の2日間で、車のサイドミラーばかりが壊されたり、ミラーの部分だけが取り外されていました。
車のほかの部分に被害はありませんでした。

警察は、同一犯による器物損壊、窃盗事件の疑いがあるとみて調べています。
<テレビ朝日系(ANN) 3月15日(木)20時15分配信より>

単なる愉快犯の仕業でしょうか。
駐車場に停車している車のサイドミラーばかりが壊されたり、盗まれる(取り外される)被害が多発しています。
自動車本体の盗難ではなく、その一部を壊す、盗むという手口です。

自動車本体を盗みだすのは大変です。
自動車に防犯装置がついているものも多いですし、運び出すのに大型の運搬車なども必要になります。
逃走中も目立ちますし、複数犯でかなり大掛かりな犯行となります。

しかし、自動車の一部であるサイドミラーを盗みだすのは簡単です。
それ自体を守る為の対策がされていることはほとんどありませんし、短時間で、多くのミラーを盗みだすことも可能です。
質より量という考え方に基づいた犯行として想定することもできます。

深読みし過ぎで、単なるいたずらであれば良いのですが、他の地域で同じ手口の被害が多発することが懸念されます。
その場合、泥棒のターゲットになるか、ならないかは、防犯対策の有無で決まることが多いと思われます。
防犯カメラなどの防犯対策がされている駐車場とそうでない駐車場、どちらが犯行を行いやすいかは明らかです。

泥棒の犯行を物理的に防ぐことは難しい場合があります。
ただ、できるだけ泥棒の犯行対象とならないようにすることは可能です。
防犯対策を行い、さらにそれを外部にアピールします。
ここはきっちり防犯対策をしていますよ、とアピールすることで、泥棒側は、じゃあ、そこはやめて別のところを探そうということになります。
それが事前の防犯対策を行う大きな狙いです。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年3月16日)|記事URL | あとで読む

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