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茨城 寺に空き巣被害3200万円

6日午後8時45分ごろ、茨城県ひたちなか市栄町の寺院「華蔵院」の男性住職(67)から「家の中が荒らされている」と110番がありました。
県警ひたちなか東署員が駆け付けたところ、敷地内にある木造2階建て住居1階の窓ガラスが割られ、中にあった現金約2100万円、貴金属類など約20点(1100万円相当)がなくなっていました。
同署は窃盗事件とみて調べています。 
<時事通信 5月7日(月)10時11分配信より>

お寺に現金2100万円、貴金属1100万円が置いてあったことに驚きます。
お寺によっては貧しく、質素な生活を余儀なくされているところもあると思いますが、場所によっては大金を持っているようです。
現金はなくとも、仏像など骨董的価値のある物もありますから、泥棒にとってはターゲットにしやすい業種と言えるでしょう。

お寺で、銀行を頻繁に利用しているという話はあまり耳にしません(あまり良いイメージを与えませんし)ので、現金をそのまま金庫等に保管しているところが多いのかもしれません。
その点は泥棒から狙われる大きなポイントとなります。
現金、うまくいけば大金を得られるチャンスがあるからです。

商品のように転売する必要がありませんから、犯行後、盗品から自分の犯行が特定されることがありません。
全ての紙幣の通し番号を管理しているのであれば別ですが、普通はそこまでしません。
お寺に侵入するなど、罰当たりな泥棒がいると考える人もいるかもしれませんが、日本において宗教的な理由での犯罪抑止効果というのは年々薄れているような気がします。
神社だから、教会だから狙われにくいとは言えないご時世です。
外国人による窃盗団が増えたのも理由の一つでしょう。
どこでも泥棒被害に遭う危険性があります。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年5月07日)|記事URL | あとで読む

仏像盗難 取引価格高騰、さらに需要が・・・

仏像持ち去りが増加する背景には、ブームを背景にした取引価格の高騰があるとみられています。
貴重な仏像が海外に流出する事例も少なくなく、関係者は危惧しています。

盗品の売買は正規ルートでは行えないため、取引に暴力団関係者の関与が疑われています。
専門に扱う業者は「仏像ブローカー」と呼ばれ、特定されやすい国宝や重文よりも、文化財に指定されていない仏像を選ぶ傾向にあり、滋賀県内で盗難された仏像でも大半が文化財の指定がありませんでした。

滋賀県では県暴力団排除条例が8月から施行され、暴力団関係者の資金集めの制限が広がったため、県警は暴力団関係者が仏像の売買を新たな資金源とする動きが増えるとみて警戒を強めています。

県警幹部は「暴力団は金になることにはめざとい。仏像を海外に転売する裏のルートに暴力団関係者が絡んでいる可能性が高い」と話します。
<産経新聞10月20日(木)0時15分配信より>

仏像の盗難による数の減少、それによる取引価格の高騰、さらに盗難が増え、さらに価格が上がるという悪循環が繰り返されます。

仏像というものは新しいものが次々に生まれる訳ではないと思いますので、取引される場合、現存の仏像が対象となります。
仮に新しいものが生まれたとしても、おそらく古いもの程価値があるでしょうから、あまり需要がある(価値が高い)とは言えないのでしょう。

絵画や骨とう品などと同様に、かなり特殊なものです。
このような価値が分かりにくく、場合によっては非常に高額なものは、保険の対象とすることができない場合が多いようです。

犯罪者に狙われる危険性が高く、また、コレクター(収集家)の間では非常に価値が高いが、一般的にはそうでもないという曖昧なものは、保険業界では敬遠されます。(保険の引き受けを嫌がります)

そうなると、万が一盗まれたり、被害に遭った場合は、自分で何とかするしかなくなります。

無防備なまま家に置いておくというのは危険です。
扉の施錠や金庫への保管だけでは防犯対策が充分とは言えません。
防犯カメラや防犯システムなど本格的な防犯対策も併用すべきです。

保管しているものの価値に合わせて対策も変えるべきです。
数百万円もの価値がある仏像を置いている寺が無対策というのはあまりにも危険です。
相応の費用や手間を掛けた防犯対策をすべきです。
寺社仏閣の防犯対策

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投稿者:総合防犯設備士(2011年11月02日)|記事URL | あとで読む

神社の券売機から現金盗難 メーカーの男逮捕

東京都千代田区の靖国神社で展示施設の券売機から現金を盗んだとして、警視庁麹町署は14日、窃盗容疑で自動販売機メーカー社員の男(34)=大田区下丸子=を逮捕しました。
同署によると、「構造を知っている機械だったのでやりやすかった」と、容疑を認めているという。

逮捕容疑は6月9日午後2時ごろ、太平洋戦争などに関する展示をしている靖国神社の「遊就館」の入場券券売機2台から、現金計約3万8000円を盗んだ疑いです。 
<時事通信9月14日(水)13時15分配信より>

神社に設置された自動販売機のメーカー社員による窃盗事件です。
自社の商品ということで構造も知っていた為、犯行が行われたようです。

あってはならないことですが、このような事情に詳しい者による、ある種内部犯行的な犯罪が行われることがあります。
おそらくその券売機の周辺は無人になることがあり、また、防犯カメラなども設置されておらず、券売機自体をクリアできれば簡単にお金を盗むことができるのでしょう。

侵入窃盗犯罪において、狙われるところは大体決まっています。
建物内への侵入に関しては、窓や扉など侵入手口は限られています。
また、金品の窃盗に関しても、金庫やレジなどがあればそこが狙われますし、券売機や自動販売機、両替機など明らかに現金があると思われるところは狙われます。
一般住宅の場合は、タンスや棚、仏壇の引き出しなど、現金や貴金属類を保管しやすい場所をまず物色するでしょう。

このような狙われやすい箇所をピンポイントで監視する、警戒する防犯対策が効果的です。
その箇所に防犯カメラを設置し映像を記録する、侵入警戒センサーを設置し侵入者を検知する、などの防犯対策です。
狙われやすいところを守る、強化するのが防犯対策の基本です。
一般住宅で一番狙われるのが窓ガラスというデータがありますが、そこを重点的に強化すれば、必然的に狙われにくくなるのは当然でしょう。
それが事前の防犯対策の効果です。
泥棒の侵入方法(泥棒の手口を知ろう!)
泥棒が狙いを定めるまで

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投稿者:総合防犯設備士(2011年9月22日)|記事URL | あとで読む

韓国窃盗団 日本の寺院は警備甘い

日本にある韓国文化財を盗みに行くための渡航費用を稼ごうと、韓国内で窃盗を繰り返していた4人組が検挙されました。
忠清北道・永同警察署は13日、京畿道、忠清北道一帯の工事現場で建築資材を盗み転売していた容疑(特殊窃盗)で、38歳の男ら4人を拘束しました。
また、38歳の男の父親を手配しました。

警察によると、男らは4月17日午前2時ごろ、京畿道・華城の道路工事現場から時価900万ウォン(約66万6000円)相当の建築資材を盗むなど、3月末から今月初めに25回にわたり1億ウォン相当の建築資材を盗み出し、古物商や中古資材商に転売した疑い。

手配中の父親が「日本の寺院は警備が甘く、保存されている韓国の文化財を盗んで持ち込み韓国内で転売すれば大金になる」と提案したことで犯行を共謀し、航空券購入費用などを準備するために窃盗を繰り返していました。

警察によると、容疑者4人は3~4月に個別に数十回、日本を訪れており、日本のある寺で窃盗を計画したものの参拝客などが多くあきらめたことがあったという。
4人のなかには、日本の事情に詳しく寺への案内役を務めていた韓国人留学生も含まれています。

警察は4人の韓国内での余罪と、日本での犯行の有無を調べています。
<聯合ニュース 6月13日(月)9時10分配信より>

日本の寺院で保存されている韓国の文化財を盗んで持ち帰り、韓国内で転売しようとしていた窃盗団が逮捕されました。
まず、日本への渡航費用を稼ぐ為、韓国内で窃盗を繰り返していましたが、日本に行く前に韓国内で逮捕されたということです。
日本の寺院は警備が甘いという情報・分析を行い、さらに盗んだ後は、韓国内に持ち帰るということも計画していたようです。
盗んだ後も韓国内に持ち込むことは可能と踏んでいたのでしょう。
日本の犯罪に対する甘さ・弱さを見越しての犯行でしょうか。

このように考える外国人犯罪者は多いのでしょう。
日本で行われる窃盗団の犯行を見るとよく分かります。
しかもすぐに逮捕される訳ではなく、何十件・何百件と犯行を行った後、ようやく逮捕されるというケースが目立ちます。
おそらく盗まれた金品が被害者の手元に戻ってくることは少ないでしょう。

日本は他の国と比べると、銃による傷害・殺人事件が発生する件数も少なく、安全・安心というイメージが強い平和な国です。
ですから犯罪者は逆のイメージを持ちます。
犯罪を犯しても捕まりにくい、逃げやすいというイメージです。
日本を甘く見ているのでしょう。

このことは国だけでなく、地方や町などの自治体に関しても同じです。
ある地域は、無施錠の家が多く、自分は犯罪とは無縁だと考えている人が多く、犯罪に対して鈍いと犯罪者が感じたとします。
おそらくその地域は突然発生する犯罪事件に対しても、迅速に対応できないだろうとも感じるでしょう。
そうなると絶好とターゲットとなりうるのです。

このように犯罪者から思われないように日頃から防犯対策を行い、犯行が行いにくい環境を作り上げることが必要です。
防犯システムの導入事例(用途・業種別)

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投稿者:総合防犯設備士(2011年6月16日)|記事URL | あとで読む

さい銭泥棒 盗んだお金で京都観光 趣味は神社仏閣参拝

京都府内や千葉県の寺社でさい銭を盗んだとして、南丹署は、住所不定、無職の男(41)=常習累犯窃盗罪で公判中=を送検し、男による広域窃盗事件の捜査を終えたと14日発表しました。

同署によると男は神社仏閣の参拝が趣味で、たびたび京都を訪れて祇園祭などを見学。
滞在費が少なくなると近くの寺や神社のさい銭を盗んで、観光を続けていたとみられています。

送検容疑は昨年1月~9月、京都市内の寺などに忍び込み、さい銭箱を壊すなどしてさい銭やお布施を盗んだとされています。

捜査で裏付けされた被害は74件、約80万円に上ります。
同署によると、昨年7月には祇園祭を見学した後、同19日夜に左京区松ケ崎の寺にあったさい銭箱から約9万5000円を盗んだという。
金が手に入るとホテルを予約し、さらに京都観光を楽しんでいたということです。
<毎日新聞3月15日(火)15時17分配信より>

神社にもよると思いますが、盗んださい銭だけで京都観光を何度も行えるほどの金額になるのが驚きです。
74件、80万円に及ぶということですが、これだけ見ると数をこなせば比較的割りの良い犯行とも思えます。
普通の神社ではさい銭が盗まれるとは想定していないでしょう。
他の神社で盗まれたり、ニュースなどで報道されることはあっても自分の神社でそのような犯行が行われるとは夢にも思わないでしょう。

しかし、考えてみれば、屋外に箱に入れただけの現金を置いているのですから、危険と言えば危険です。
罰当たりな犯行は行わない、という考えで見れば、さい銭を盗むような悪いものは少ないと思います。
しかし、今回の泥棒のように、趣味は神社仏閣参拝と言っているにも関わらず、平気でさい銭泥棒を繰り返し、そのお金で観光を行うという普通に考えたら信じられない犯行が起こっています。

東北の大地震でも、被害が深刻であった町や村すら、窃盗被害の対象になっているようです。
これらが全て日本人の犯行とは言えませんが、日本人のモラルの低下も影響しているのかもしれません。
どこかの知事のように天罰だとは言いませんが、このような罰当たりで信じられない犯行を繰り返す犯罪者からは自分で身を守らなければなりません。

彼らが武器を持って襲ってくるなら武器や防具で武装するという対策になりますが、実際はそうではありません。
我々の財産を盗もうと侵入してくるのです。
その侵入を防ぎ、簡単に盗み出すことができないようにするのが防犯対策です。
侵入検知
抑止力強化(狙わせない)

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投稿者:総合防犯設備士(2011年3月16日)|記事URL | あとで読む

和歌山 釣り鐘盗まれる 

和歌山県田辺市中辺路町道湯川の「蛇形(じゃがた)地蔵」で、地蔵のほこら近くにつるしていた鐘(高さ約50センチ、直径約30センチ)が盗まれていたことが分かりました。
関係者が田辺署に被害届けを出し、同署が窃盗の疑いで捜査しています。

蛇形地蔵は同市本宮町との境界近く。
国道311号の小広トンネル東から、林道を約6キロ入った場所にあります。

鐘はお参りの際に鳴らすために設置していました。
月1回地蔵周辺を清掃している管理者が16日、なくなっているのを発見しました。

鐘をつるしていた支柱の金属が何かで切断されていました。
盗む時に使われたのか、支柱にロープが掛かっていたほか、ほこらにしまっていた台が近くに置かれていました。
10月半ばごろに清掃した時には異変はなかったという。

地蔵では毎春、盛大なもちまきで例祭が営まれるなど、いまもあつく信仰されています。
地元の語り部は「蛇形地蔵に足を運ぶたび、鐘を鳴らすのが楽しみだった。牛馬童子像の損壊事件といい、熊野古道周辺が荒らされるのは地元住民としてとても情けない」と話しています。
<紀伊民報 11月23日(火)17時9分配信より>

和歌山では寺社から仏像盗難が多発するなど事件が続いていますが、今度は釣り鐘が盗まれるという事件が発生しています。
釣り鐘自体に何らかの防犯対策を施しているところはほとんどないでしょう。
まさか盗まれる対象とは考えないからです。
ほとんどが、誰もが自由に近づけ、鐘を突くことができる環境ではないでしょうか。

盗んだ目的が金属窃盗なのか、歴史的な価値を見出してのことなのか分かりませんが、何らかの目的があるのは確かです。
被害者の方にすれば、おそらくお金に換算することのできない大切な鐘でしょう。
盗まれたから、じゃあ別の鐘で代用をという訳にはいかないと思います。
可能であれば、そのままの状態で戻ってくることを望んでいるはずです。

しかし、盗品が被害者の方に戻ってくることはほとんどないと思います。
仮に犯人が捕まってもその時にはその盗品は売られ、そのお金も使われていることがほとんどでしょう。
外国人等の窃盗団が、何十件、何百件と犯行を繰り返し、数年後に逮捕されることも多々あります。

残念ながら警察に頼っているだけでは不安は解消されない厳しい世の中というのが現実です。
自分の身は自分で守り、大切なモノには事前に防犯対策を行い、盗まれる対象から外すことが大切です。
寺社・仏閣の防犯対策

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投稿者:総合防犯設備士(2010年11月24日)|記事URL | あとで読む

和歌山 木の枝にガム付けてさい銭箱から1000円札抜き取る

和歌山東署は17日、和歌山市西庄、無職の男(48)を窃盗容疑で逮捕しました。

逮捕容疑は同日午前11時25分ごろ、同市和田の竈山神社の賽銭(さいせん)箱から1000円を盗んだとされています。
同署によると、賽銭箱付近に設置された防犯ビデオに、木の枝の先にガムを付け、箱から1000円札を抜き取って逃走する男の姿が映っていました。
午後4時ごろ、男が神社に戻ってきたため宮司が110番通報、駆けつけた署員が逮捕しました。
容疑を認めています。
<毎日新聞11月19日(金)12時48分配信より>

防犯ビデオ(防犯カメラ)に犯行の一部始終が収められていたようですが、犯人は防犯カメラの存在に気付かなかったのでしょうか。
普通の犯人は現場に防犯カメラがついていればその場での犯行を躊躇します。
もっとベテランの犯罪者なら事前の下見の段階で、防犯カメラや防犯システムの有無を確認し、ついているところは敬遠することがほとんどでしょう。
経験の浅い犯罪者、その場での思いつきの犯行ほど、衝動的で、その場の状況を確認せずに犯行を行うことが多いようです。

これらの全ての犯行に対して、完全な完璧な防犯対策というものはありませんが、事前に防犯対策をしておくことにこしたことはありません。
防犯対策は、例えば下見をしている犯人の映像が映っていたり、警報ベルに驚いて犯人が逃げた、というように分かりやすく実感できる場合と、遠くから防犯システムの有無を確認し、その家をターゲットにしなかったという効果を実感できないケースもあるでしょう。
防犯カメラに何も映っていなかったり、防犯システムが作動していなくても、それを遠くから感じ取った犯人がそのまま逃げたということで充分に抑止力として働いていることもあります。
一番良いのは何も作動しないことではないでしょうか。
寺社仏閣の防犯対策

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投稿者:総合防犯設備士(2010年11月22日)|記事URL | あとで読む

埼玉 5神社で連続放火 さい銭泥棒が証拠隠滅のために

埼玉県東部の神社で相次いで発生した連続不審火で、埼玉県警捜査1課などは6日、非現住建造物等放火未遂容疑で、住所不定、無職の男(33)=特殊解錠用具所持禁止法違反罪で起訴=を再逮捕しました。
「火をつけたことは間違いない」と容疑を認めています。

男の再逮捕容疑は、10月24日午後9時50分ごろ、埼玉県宮代町百間の蓮谷稲荷神社で、さい銭箱に火を付け燃やそうとしたとされています。

一連の不審火をめぐっては、このほかにも10月20日から25日にかけて、春日部市、越谷市、杉戸町の計5神社で火災が発生。男は「全部自分がやった」と関与を認めているという。
「さい銭を盗む目的で神社に行き火を付けた。証拠が残るのをおそれて火を付けた」と供述しており、県警は現住建造物等放火や窃盗容疑でも立件する方針です。

男は10月26日午後8時ごろ、春日部市梅田の雷電神社で、さい銭箱の近くにいるところを、警戒中の春日部署員が職務質問。男の車の中からバールが発見されたため、特殊解錠用具所持禁止法違反の現行犯で逮捕されました。

男は10月上旬に出所。
一旦県内の実家に帰宅した後、車上生活を送っていました。
逮捕時の所持品は10円だったという。
<産経新聞 11月7日(日)16時8分配信より>

盗難と火災、それぞれ別の被害だと思いがちですが、このように盗難被害から火災被害へ発展する場合もあります。
今回は証拠隠滅目的ですが、他にも、自分がせっかく苦労して侵入したのに盗むものがないという勝手な理由から腹を立ててその腹いせに放火するという被害も発生しています。

盗難被害の場合は、壊されたり盗まれてもお金や時間をかければ元の状態に戻せることもあります。
しかし、火災被害の場合は、建物や人の命を損なう危険性があります。
被害額が莫大なものになる場合もありますし、人の命を損なった場合は元の状態には戻せません。

事前の対策を行うのは、そのような大切なものが万が一の被害に遭わない為です。
さい銭というせいぜい数千円の現金を盗む為に、神社全体が放火されてしまうというのは、被害者の方からすれば許せない、考えられないことでしょう。
あのとき〇〇〇の対策をしておけばよかった、などと後悔するという言葉では到底済ますことができない被害となるでしょう。

もちろん事前に対策を講じていれば、全ての被害を未然に防ぐことができる、という訳でありません。
しかし、被害に遭わない可能性はぐんと高まるのは明らかです。
対策を講じているところとそうでないところ、どちらが犯罪者にとって犯行を行いやすいかは明らかです。
寺社仏閣の防犯対策
住宅の火災対策

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投稿者:総合防犯設備士(2010年11月08日)|記事URL | あとで読む

神奈川 寺のさい銭箱盗んだ男逮捕

横須賀署は7日、窃盗の疑いで、横須賀市出身で住所不定、無職の男の容疑者(46)を再逮捕しました。
逮捕容疑は、8月16日午後5時半ごろから翌日午前7時半ごろまでの間に、同市馬堀町の浄林寺で、現金約4千円が入ったさい銭箱1箱(時価5万5千円相当)を盗んだとしています。

同署によると、同容疑者は「知らない」などと供述し容疑を否認しています。
浄林寺に設置されていた防犯カメラにさい銭箱を盗む同容疑者の姿が写っていたことなどから、容疑が浮上したということです。

同容疑者は9月10日、バールを隠し持っていたとして、特殊開錠用具所持禁止法違反容疑で逮捕、起訴されていました。
<カナロコ 10月7日(木)19時15分配信より>

さい銭箱ごと盗まれる事件が発生しました。
盗まれた現金は4千円ということですが、さい銭箱自体が5万5千円相当の価値があるようです。
これまでもさい銭が狙われる事件が多数発生していますが、大抵は現金が数十円から数千円盗まれるという事件が多かったように思いますが、さい銭箱自体を盗み出す手口は珍しいのではないでしょうか。
しかし、今回さい銭箱が盗まれ、それ自体に価値があることが分かったので今後はさい銭箱自体を盗み出そうとする手口が増えてくるかもしれません。

現金を盗み出す際、さい銭箱を破壊して現金を取り出そうとする手口が懸念されていましたが、今後はさい銭箱ごと盗まれるリスクがあるということです。
さい銭箱と言っても寺社ごとに違うと思いますが、多くの寺社では古くから使用し、お金には換えることのできない貴重なものを置いているところもあるでしょう。
現金が盗まれる被害自体はそれほど大した被害額にはならなくても、さい銭箱となると別です。

それを元の状態に戻すのは、お金や時間をかけても不可能な場合もあるでしょう。
このように被害に遭うと非常に困るモノというのが多数あります。
寺社の場合は、仏像も同様でしょう。
それ自体一般的な価値はそれほどなくとも、他に換えることのできない唯一無二の存在であることもあるでしょう。
そのような大切なものを守るために事前の防犯対策が必要です。
さい銭泥棒対策

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投稿者:総合防犯設備士(2010年10月08日)|記事URL | あとで読む

和歌山 仏像盗難急増 今年に入って20件、65体盗難

和歌山県内で今年に入ってから仏像の盗難が相次いでいます。
被害は24日までに20件、65体。
8月中旬以降に増え、今月だけで7件あります。
地域は紀北から徐々に南下しており、印南町で3件発生しました。
県教委は「紀南地方でも注意してほしい」と呼び掛けています。

被害の仏像は1体を除き、自治体の登録を受けていない未指定の文化財。
大半が住職のいない「無住」の寺や、管理する人のいないほこらに保管されており、鍵がない所も多い。

こういった寺社は祭りや法要など年に数回しか参拝されないため、被害時期の特定さえ難しい。
県教委は「8月中旬以降に被害が目立つのは、盆や彼岸の供養で訪れる機会が増えているからでは。田辺市以南で被害はないが、盗難に気付いていない可能性もある」と指摘しています。

県教委によると、県警に被害届のあった仏像の盗難は2007年に3件、08年に5件だったのが、09年は15件に増えました。
仏像マニアに売ったり、ネットオークションで売りさばいたり、海外に流出している可能性もあるという。

未指定の文化財は写真や大きさなどの記録が整備されておらず、捜索の手掛かりは少ない。
県教委は盗難被害があるごとに市町村教委に防犯情報を発信。
所有者への注意喚起や写真などの記録を呼び掛けています。

ただ、市町村の文化財担当は人数が限られており「未指定のものまで管理できない」と困惑の声もあるようです。

他県では県警に文化財担当を設置したり、自治会や寺社向けにパンフレットを配布したりといった対策を打ち出しているという。

県教委文化遺産課は「熊野古道を多くの人が訪れてくれるのはうれしいが、文化財の保全上は不安がある。未指定の文化財は管理が緩く狙われやすい。地域で文化財を守る意識を高めていきたい」と話しています。
<紀伊民報9月27日(月)17時31分配信より>

あまり大きな報道はされていないようですが、今年に入って和歌山で仏像盗難が相次いでいるようです。
昨年でしょうか、仏像盗難が全国で多発し、連日のようにニュースや新聞などで報道されていました。
被害に遭った寺社の大半が住職のいないところで、鍵がないところが狙われているようです。

あえて大きなところを狙わず、小さな人がいないところばかりを狙った犯行でしょう。
大きな寺社には、有名で価値の高い仏像が置いている可能性が高いと思いますが、小さな寺社ではその逆で、それほど価値が高い仏像は置いていないと思います。
その代わり、無人だったり、無施錠や鍵をつけていない寺社が多いのかもしれません。
そこに狙いをつけた泥棒の犯行でしょう。

また、小さな寺社ほど、人目には触れていないが、掘り出し物のような仏像が眠っている可能性もあるのかもしれません。
いわゆる「お宝」に巡り合える可能性があるのでしょう。
祭りや法要など年に数回しか参拝されないところを狙うことで、犯行の発覚を遅らせ、犯人特定に結びつく証拠が出ないように考えている犯罪者もいるようです。
犯罪者にここはもろくて弱いと思われる「弱み」を見せるとすぐに付け入れられてしまいます。
その弱みを一つずつ潰して弱点を無くしていくことが防犯対策の積み重ねです。
一気に解決しようとせずに、一つずつクリアしていくことが着実です。
お寺・神社・重要文化財の防犯
寺・神社の犯罪事情

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投稿者:総合防犯設備士(2010年9月29日)|記事URL | あとで読む

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