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防犯ブログ

東京 バール窃盗相次ぐ 古本店・つけ麺店など

バールを使って侵入する手口の窃盗事件が相次ぎました。

9日午前4時40分ごろ、東京・小平市の「BOOKOFF花小金井店」で、店内の異常を知らせるアラームが鳴りました。
警視庁によりますと、店の防犯カメラには2人組が入り口をバールでこじ開けて侵入し、ショーケースを割って携帯電話5台を盗み、逃走する様子が映っていました。
2人とも黒い帽子をかぶり、黒いウインドブレーカーを着ていたということです。

また、約20分後には、中野区のつけ麺店で、入り口をバールでこじ開けて店内の券売機が壊される窃盗未遂事件がありました。
都内では、ファミリーレストランなどで、バールを使った窃盗事件が相次いでいて、警視庁が関連を調べています。
<テレビ朝日系(ANN) 10月9日(火)18時0分配信より>

窃盗未遂事件というのは、泥棒が侵入をしようとして、最終的には何も盗まずに逃げた事件を意味すると思います。
しかし、侵入する段階で、扉や窓、シャッターをこじ開けるなどの破壊活動が必ず伴います。
建物内に侵入される、されないに限らず、無施錠でない限り、何かが壊され、そこから侵入されるでしょう。

無施錠だと思っていた泥棒に対しては、鍵が閉まっているだけでも効果があります。
鍵が一つだと思っていた泥棒に対しては、補助錠など二つ以上の鍵がついていれば効果があります。
鍵が二つ以上あると思っていた泥棒に対しては、扉に侵入を検知するセンサーがついていれば効果があります。
防犯センサーがついていると思っていた泥棒に対しては、さらに防犯カメラがついていれば効果があります。

このように一口に泥棒といっても様々です。
単独犯、役割分担している複数犯、経験の少ない泥棒、熟練の泥棒、スリルを楽しみ遊び半分の若者(犯罪という意識が低い)、凶器を持った泥棒、証拠隠滅の為には放火も辞さない非情な泥棒など。
これら全てに100%対応する防犯対策というのは現実的には存在しません。
相手がその気(自分が捕まるリスクを無視した犯行)になれば、何らかの被害は必ず被ってしまいます。

盗難車を用意し、車ごと店に突入してくる窃盗団。
これを物理的に何の被害もなく防ぐことは不可能です。
ただ、このような荒々しい、リスクを無視したような犯行は業種によって限られると思います。

例えば、宝石・貴金属店や金融機関のATM。
犯行が成功すれば、数百万円~数千万円の金品を手に入れられる可能性があります。
その代わり、警備も厳重ですし、防犯カメラに映像が記録され、周囲の人に気付かれ、顔を見られるなどのリスクが高いと言えます。
それを比較して実際に犯行を行うか考えるのだと思います。

一般住宅やその他の業種に関しては、そこまで考える必要はないと思います。(警戒するに越したことはありませんが)
防犯センサーや防犯カメラを設置し、それを外部に知らせることで、泥棒のターゲットから外れるという充分な効果はあるでしょう。
業種・業態、あとはどれだけ金品を保管しているかなどを考慮して防犯対策を行うべきです。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年10月10日)|記事URL | あとで読む

店の構造が同じで盗みやすかった・・・ チェーン店狙う4人組泥棒

近畿や東海の7府県にあるマッサージチェーン店や宝くじ販売店計50店以上で盗みを繰り返したとして、大阪府警捜査3課が男4人を窃盗容疑などで逮捕していたことがわかりました。

男らは「店の構造が同じで盗みやすかった。店の住所をカーナビに入力して次々狙った」と供述。
府警は、これらを含む計233件(被害総額約4500万円)の犯行を裏付けました。

逮捕されたのは、大阪府門真市北岸和田、塗装工の男(36)(公判中)、同、無職の男(35)(同)両被告ら。

捜査関係者によると、塗装工の男らは昨年10~12月、大阪や京都、三重などの同じマッサージチェーン店の計18店に侵入、売上金など計約640万円を盗んだほか、同7~12月には大阪や兵庫、愛知の宝くじ販売店36店から計約340万円などを盗み出すなどした疑い。

4人は盗難車を使い、深夜から早朝にかけて店を物色。
一晩に7件の犯行を重ねたこともあったといい、「マッサージ店は外から見て、レジが近くにあるので狙った。宝くじ販売店は狭くて金庫が探しやすかった」と供述しています。
<読売新聞 10月5日(金)15時17分配信より>

チェーン店は一度泥棒に入られると、連続して被害に遭う傾向があると言われていました。
今回の泥棒が供述しているように、店の構造が同じだったというのが狙われるポイントの一つでしょう。
一つの店舗を攻略すれば、同じ方法で別の店舗も攻略できる。
テレビゲームと同じような感覚で、難易度もほぼ同じなのかもしれません。

逃走車両としては盗難車両を使うというのも典型的です。
仮に自動車が目撃されたり、そのナンバープレートをひかえられても、検索してたどりつくのは自動車を盗まれた被害者です。
盗んだ方の加害者には行きつかないという仕組みです。
顔や姿が防犯カメラにしっかりと映り、全国指名手配され、大々的にテレビで顔が報道されるなどすれば、犯人として逮捕される可能性が出てきます。

今回の泥棒も約半年間で230件以上、被害総額が4500万円にも上るという窃盗事件です。
泥棒=すぐに逮捕されるとは限らないということです。
逮捕されるまでには次々と犯行を重ね、長引けばそれだけ被害者が出てくるということです。
被害者にならないようにするには自分の身は自分で守ることが最も確実な自衛策です。

防犯センサーや防犯カメラを設置し、他のところとは一味違うぞというところを外部(犯罪者を含む)にアピールすることです。
そうすれば、より難易度が低い他のところへターゲットを変えざるを得なくなります。
これが事前の防犯対策による犯罪の抑止力という効果につながります。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年10月05日)|記事URL | あとで読む

京都 宝石店に車が突入 高額商品は無事

4日午前3時10分ごろ、京都市伏見区の伏見大手筋商店街で、「宝石店に車が突っ込んだ」と近くの住民男性から110番通報がありました。
京都府警伏見署員が駆け付けると、宝石店「タカノ」(同区東大手町)に乗用車が後部からシャッターを破って突っ込んだ状態で停車していました。
店内のショーケースが割られ、中にあった腕時計や宝石などが奪われていました。
府警は窃盗事件として捜査しています。

同署によると、数人の男が徒歩で逃走するのを住民が目撃しています。
高額商品は金庫に入れていたため無事だったという。
現場は近鉄京都線桃山御陵前駅と京阪本線伏見桃山駅に近いアーケード街。
<毎日新聞 10月4日(木)11時45分配信より>

宝石店に車で突入し、シャッターを破って店内に侵入、ショーケースを割り、商品が盗まれたという事件です。
高額商品は金庫の中に入れており無事だったということです。
乗用車はそのまま乗り捨てて犯人は逃走していますから、最初から逃走用の車両として用意したのでしょう。

犯人が金庫まで手を出さなかった理由は不明です。
金庫が重かったのか、思いのほかショーケースを割るのに時間が掛かったのか、周囲に気付かれて騒ぎになったからか。

いずれにせよ、金庫の中の高額商品は無事だったせよ、多数の商品が盗まれ、シャッターは壊され、店内は割られたショーケースと破損した壁の破片が飛び散り、ひどい状態でしょう。
元の状態に戻すためには費用も時間も掛かります。

盗まれた商品は再度仕入れなければなりません。
納期も掛かるでしょうし、その費用はどうするのか。
保険を掛けていれば、保険金が下りるかもしれませんが、実際に振り込まれるまで日数が掛かります。
通常通り営業できるには相当時間が掛かるでしょう。

極端な例かもしれませんが、無施錠で扉を開けっ放しにしておいて、商品だけが盗まれる被害で済めば、そちらの方がありがたかったと実際に被害に遭った者なら考えるかもしれません。
事故後、この店の状態を誰が直してくれるのだろうか、と途方に暮れているでしょう。

侵入窃盗被害と聞くと、何か軽い犯罪で、物が盗まれるだけと思いがちですが、実際の犯罪被害現場は大違いです。
そのような事態にもなりえると想定した防犯対策が必要です。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年10月04日)|記事URL | あとで読む

洋菓子店シャトレーゼで5月から窃盗15件発生

全国に約450店舗を展開する洋菓子店「シャトレーゼ」で、5月から、現金の窃盗事件が大阪府を中心に15件相次いでいることがわかりました。

5月、大阪・大阪狭山市にあるシャトレーゼの販売店の事務所に、夜中、何者かが押し入り、店内にあった現金と、客の個人情報が書かれた入会申込書を盗みました。
7月には大阪・茨木市の販売店で二十数万円が盗まれ、今月に入ってからも大阪府と京都府、兵庫県の計13店舗で未遂も含めて同様の被害が相次いでいます。
一晩で約100万円を盗まれた店もあるという。

捜査関係者によると、防犯カメラの映像などから、目出し帽をかぶった4~5人が事務所のドアをこじ開けて侵入し、金庫ごと現金を盗む手口が目立つという。
警察は、連続窃盗事件として捜査を進めています。
<日本テレビ系(NNN) 8月16日(木)12時36分配信より>

シャトレーゼは京都でも馴染みのある洋菓子店です。
全国展開している450店のうち、未遂も含めて15件も窃盗事件が発生しているということです。
単なる偶然にしては多すぎる件数です。

同一犯かは不明ですが、チェーン店であれば、営業時間、店内のレイアウトや防犯対策の内容、金庫の保管場所など共通する点も多いのでしょう。
意図的に同じチェーン店ばかりを狙った可能性もあります。
一つの店舗への侵入に成功すれば、別の店舗への侵入も容易に行えると考えたのかもしれません。

牛丼チェーン店のすき家で強盗事件が多発していたのも、それぞれの店舗の現金管理方法や店員の勤務体制、店内のつくりなど、共通する点が多く、それが狙われる原因でもあったのでしょう。

チェーン店の場合、複数の店舗で、様々な点が共通しているのも消費者の利点というか、選ばれるポイントの一つだと思いますが、そこを逆用するというか、狙われるポイントになる可能性もあります。

それぞれ別の防犯対策を実施するのが難しいのであれば、より強力な防犯対策を講じるのか、社内の管理体制、社員教育を徹底するなど、チェーン店ならではの強みを活かすべきです。
あのチェーン店は防犯対策がしっかりしているから狙いにくい、と犯罪者が感じるぐらいにならなければ危険です。
そう思わせるための事前の防犯対策です。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年8月17日)|記事URL | あとで読む

「警備機器のない個人経営の店を狙った」出店荒らし81件

筑紫野署などの合同捜査班は29日、中央区、無職の男(29)=建造物侵入、窃盗罪などで起訴=と、東区、無職の男(30)=建造物侵入未遂、器物損壊罪で起訴=について、福岡市など9市3町の美容室や飲食店で出店荒らしを繰り返したとして、窃盗容疑など6件で福岡区検に送致し、捜査を終結したと発表しました。

送検容疑は、2月21日、共謀の上、閉店後の東区内の総菜店に侵入し、現金約4万円とレジ内のコインケースなど3点(時価合計約3万円)を盗んだなどとしています。

捜査班によると、2人は共謀して15件、男(29)は単独で66件の窃盗や建造物侵入事件について関与を認めており、被害総額は約400万円に上るという。
「警備機器を置いていない個人経営の店を狙った」と供述し、盗んだ金は生活費や遊興費に使ったという。
<毎日新聞 5月30日(水)12時57分配信より>

福岡県内で出店荒らし81件を行っていた2人組の供述によると、「警備機器を置いていない個人経営の店を狙った」ということです。
捕まった泥棒の生の声ですので、非常に信ぴょう性が高く、防犯対策を立てる場合の参考になります。
つまり、警備機器がついていれば狙わなかったということです。
事前に防犯対策を行うことの有効性を証明していると言えます。

個人経営の店を狙ったというのは、住居併用型店舗の場合、多くは警備機器が導入されていません。
まさか、うちが狙われるとは思っていないでしょうし、警備機器にお金を掛けていられないという状態のところが多いでしょう。
そうなると、扉や窓の施錠、せいぜい手提げ金庫に保管しているぐらいでしょう。
泥棒から見れば、建物内が無人で、侵入にさえ成功すれば、たとえ得られる金品は少なくとも、楽な現場でしょう。
地方に行けば、扉や窓も無施錠というところもありますから、そんなところは絶好のターゲットになります。

泥棒の被害に遭うかどうかは運の問題ではなく、現場の状況次第です。
泥棒にとって好ましい環境かどうか、ということです。
泥棒が侵入しやすい、気持ち良く仕事ができる環境だと狙われやすくなりますし、その逆に、泥棒にとって侵入しにくい、自らが捕まる可能性が高いところは敬遠します。
これらを逆算して行うのが事前の防犯対策です。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年5月30日)|記事URL | あとで読む

古美術店から日本刀12本(1500万円相当)盗まれる

28日午前3時10分ごろ、大阪府豊中市千里園1の古美術店「関西美術」から、棒のようなものを抱えて出てくる不審な2人組の男を、新聞配達中の女性(51)が見つけ110番通報しました。
府警豊中署員が駆け付けると、店内から日本刀12本(計1500万円相当)と現金約5万円入り手提げ金庫がなくなっていました。
同署は窃盗容疑で男らの行方を調べています。

同署によると、盗まれた12本には、室町時代後期の天文10(1541)年に作られた「備前長船清光(びぜんおさふねきよみつ)」(300万円相当)なども含まれます。
店の出入り口ドアの鍵穴をドライバーのようなものでこじ開けた跡がありました。
刀を保管していた店内のガラスケースは施錠していなかったようです。

男らは黒っぽい服装に覆面をしていました。
ワゴンタイプの車に乗って国道176号を大阪市方面に逃走し、別の小型車がすぐ後ろについて走り去ったという。
同署は3人以上の犯行グループとみて調べています。
<毎日新聞 5月28日(月)10時48分配信より>

刃物などの取り扱いに関して、管理責任の基準が存在するかどうか分かりませんが、刀を保管している店内のガラスケースを施錠していなかったというのは問題ではないでしょうか。
仮に施錠していたとしても、被害を防げたかどうかは疑問ですが、少なくとも泥棒にとってそれを突破するのは手間ですし、時間もかかります。
また、こじ開ける際、周囲に大きな音が出る可能性もありますから、今回より明らかに犯行の難易度は高まります。

ターゲット、今回の場合は、商品である刀と手提げ金庫になりますが、ここにたどり着くまでの障害が出入口ドアだけというのはあまりにも弱いと言えます。
もし盗まれても、盗んだのは泥棒で、我々は被害者だ、盗まれた後のことは知らない、とは他の消費者には言えないでしょう。

どんな管理をしていたのか、と批判を浴びるのも仕方が無い気がします。
盗まれただけでなく、それを犯罪に悪用される恐れがあるようなものは、取扱責任、保管責任が生じていると言えるのではないでしょうか。
公には批判されなくても、そのような被害が遭った場合、その企業イメージは明らかにダウンするでしょう。
その被害を最小限に抑えるための対策が求められます。

今後このような被害に遭わない為の具体的な対策をどうするのかということです。
例えば、重要な箇所の扉に履歴管理のシステムを導入し、入退出を管理することで、持ち出しを厳しくする。
建物の敷地内を防犯センサーで取り囲み、不審者の侵入を警戒する。
防犯カメラ+録画装置を設置し、映像を記録し、犯罪者の犯行を抑止する。
何らかの対策を講じ、そのことを公表することで、企業イメージダウンを避けようとするのも有効だと思われます。

企業イメージのように目に見えないものが損なわれると、元の状態に戻す、アップさせることは大変難しいものです。
それを未然に防ぐためにも、日頃から警戒し、その対策を考え、そして実行に移すことが大切です。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年5月28日)|記事URL | あとで読む

茨城 宝石店から貴金属3000万相当盗まれる

茨城県石岡市の宝石店で、ダイヤの指輪など約3000万円相当が盗まれました。

9日午前4時ごろ、石岡市のネモト宝飾店で、「男が入り口のガラスをたたき割っている」と近くに住む男性から110番通報がありました。
その後、店の2階に住む経営者が確認したところ、480万円のダイヤモンドの指輪など貴金属約200点が盗まれていて、被害額は3000万円に上るとみられています。

警察によりますと、通報した男性は、ガラスを割って店に侵入する男と目出し帽をかぶって店の前で見張りをする男の少なくとも2人を目撃していました。
男らは、黒っぽいワゴン車で逃走していて、警察は多額窃盗事件として捜査しています。
<テレビ朝日系(ANN) 5月9日(水)13時34分配信より>

宝石店に泥棒が侵入しました。
入口のガラス戸をたたき割って侵入するという原始的で荒々しい手口です。
案の定、深夜の犯行ですが、近くの住民が気付き、警察に通報したということです。

犯行を目撃され、犯人の姿、逃走車両なども見られていますからかなりのリスクがあります。
しかし、その対価として3000万円にも上る貴金属類を盗むことに成功しています。
今後、警察に逮捕されるかは分かりませんが、そうならずに貴金属類の転売にも成功すれば、非常においしい犯行と言えるでしょう。
そうなれば、きっと味をしめて、別の宝石店にも侵入しようと考えるはずです。

ガラスが割れる音、住民に知られる・見られる、防犯システムの威嚇音、防犯カメラへの記録、シャッターや陳列棚、警備員の駆け付け、警察への通報など、一般的な宝石店でとられている防犯対策と、それが働いた時の効果ですが、いずれも泥棒の犯行を思い留まらせるには至らないことが多いようです。
これらの対策は想定の範囲内、計画を中止、変更するには及ばないという判断をしているのでしょう。

危険性はあるが、一発成功すれば大金を得られる、このように考える泥棒がいる間は、宝石・貴金属店を狙う者は減らないでしょう。
泥棒が犯行をあきらめる、最初からターゲットとして選ばない、+アルファの対策や条件が必要です。
一番良いのは、侵入に成功しても盗む商品がない(別の安全な場所に保管している)という環境が一番だと思いますが、現実的な店舗の営業時間・状況を考えると、実行するのは難しいでしょう。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年5月09日)|記事URL | あとで読む

貴金属店で盗難 500点700万円相当の被害


7日未明、茨城県土浦市の貴金属店で貴金属およそ500点、700万円相当が盗まれているのが見つかり、警察は窃盗事件として捜査しています。

7日午前3時40分ごろ、土浦市・川口にある貴金属店「一新堂」で、異常を知らせる警報が鳴ったと警備会社から警察に通報がありました。
警察官が駆けつけて調べたところ、ピアスおよそ400点のほかネックレスや指輪などあわせて500点、700万円相当がなくなっていました。

警察によりますと、店舗の入り口のシャッターが壊されていて、ショーケースのガラスが割られ貴金属が盗まれていたということです。店は6日午後7時に営業を終えていて、警察はその後、未明にかけての防犯カメラの映像を解析するなど調べを進めています。
<TBS系(JNN) 4月7日(土)12時47分配信より>

記事を見る限り、被害に遭った店舗には、シャッター、ショーケース、警報システム、防犯カメラがそれぞれ設置されていたことが分かります。
にもかかわらず、侵入され、大量の商品が盗まれる被害に遭ってしまいました。

他の業種や店舗では充分と思われる防犯対策、防犯体制でも被害を防ぐことができませんでした。
泥棒側からみれば、この対策は想定済み、想定の範囲内ということでしょう。
犯行が成功すれば、最低でも数百万円の金品を得ることができる宝石・貴金属店。
通常の防犯対策では安心できません。

手間だとしても、営業時間外は、商品類をガラスのショーケースよりもっと頑丈な保管場所に移す。(金庫なら安心とも言えません)
仮に侵入を許しても、それ以上の犯行を継続させないフォグガードによる侵入者の視界遮断。
普通の対策+アルファの宝石・貴金属店ならではの特殊対策が必要です。
泥棒の裏をかく対策ではないと到底対抗できないでしょう。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年4月09日)|記事URL | あとで読む

愛知 宝石店で窃盗被害1700万円

23日午前3時25分ごろ、愛知県岡崎市伝馬通の宝石店「エンド-」の警報装置が作動し、約10分後に県警岡崎署員が駆け付けたところ、店内が荒らされて現金約40万円と時計や宝石などの貴金属(時価約1700万円相当)が盗まれていました。

同署の調べでは、店出入り口のシャッターがバールのようなものでこじ開けられ、陳列ケースのガラスが割られて宝石などが盗まれていました。
店内奥の事務所からは貴金属や現金が入った金庫(高さ1メートル、横と奥行き各80センチ)が持ち去られていました。
22日は閉店後、午後7時ごろに経営者の男性(64)が施錠して帰宅したという。

同署は犯行が短時間で、大型の金庫を持ち去っていることから、複数犯による窃盗事件とみて捜査しています。
<毎日新聞 3月23日(金)11時22分配信より>

1700万円の宝石の盗難被害、相当な金額です。
それ以外にも、現金と金庫が盗まれ、出入口のシャッターがこじ開けられ、陳列ケースも壊されています。
被害総額は2000万円近いものになるでしょう。

シャッターあり、金庫保管、警報装置付きの店舗でも、宝石・貴金属店の場合は、被害を防ぐことはできません。
犯罪者側もこの程度の防犯対策、障害があることは想定の範囲内なのでしょう。
一般住宅や別の業種の店舗や事務所だと充分だと思われる防犯対策であっても、宝石・貴金属店のような高額商品を多数置いているところに対しては、対策として不充分という場合があります。

業種や業態、実情を理解した上で、それぞれ防犯対策を考える必要があります。
せっかくお金を掛けて導入したのに、購入者の意に沿わない無意味な対策となってしまう可能性があります。
これで大丈夫、安心だという過信と油断は禁物です。
本当に大丈夫だろうか?と、常に疑うぐらいの方がいいでしょう。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年3月23日)|記事URL | あとで読む

風呂に行くと泥棒58件 京都の町屋狙う

西陣の呉服問屋など京町家を狙って窃盗を繰り返したとして、京都府警五条署などは17日、京都市中京区壬生賀陽御所町、芸能プロダクション社長の男(48)=窃盗罪などで公判中=を窃盗容疑で京都地検に最終送検したと発表しました。
被害は58件で約1350万円に上ります。
容疑を認めているという。
容疑は08年11月~11年10月、京都市内の呉服問屋などに侵入し、現金を盗んだとされます。

同署によると、男は8年前に芸能プロダクションを設立しましたが、事業に失敗。
借金が約4000万円まで膨らみました。
インターネットサイトなどで窃盗の手口を研究。
妻には「風呂に行く」と言って外出し、木造の町家を狙って盗みに入っていました。

男は「町家は玄関の引き戸が解錠しやすかった」などと供述しているという。
<毎日新聞1月18日(水)16時1分配信より>

今回の事件のように、何らかの共通点があるとそれを利用して、その後犯行を繰り返すケースがあります。
間取りが共通している、防犯対策が共通している、金品の保管場所が共通している、現金が集まる日が共通しているなど。
一度侵入に成功すると、同系列の別店舗や今回のような同業種に連続して侵入・窃盗を繰り返す泥棒がいます。
何かしらのコツのようなものを掴んで、それ以降の侵入に活かし、より効率的で時間短縮した犯行が行えるのでしょう。

ですから、どこかの店や事務所で窃盗事件が発生したとしたら、それは他人事、自分には関係ないという事件ではなく、その泥棒が今度狙うのは自分の店自分の家なのかもしれないと危機感を持つことが大切です。
同じ泥棒だけを警戒するのではなく、その手口を真似て別の泥棒が犯行を行うことも考えられますから、幅広く想定しなけらばならないでしょう。

防犯センサーや防犯カメラを、大金をかけていきなり設置しなさい、と言われるのは抵抗があるという方は、まず危機感を持って、自分の周囲の環境がどうなのかを見直すことから始めるべきです。
その中で、弱点やもろいところ、狙われやすそうなポイントなどが浮き彫りになってくるかもしれません。
まず己を知ることから始めなければ何もできません。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年1月20日)|記事URL | あとで読む

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