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防犯ブログ

古美術盗総額7300万円! でも儲けが少ないのはなぜ?

茨城県警は、今年6月に強盗容疑で逮捕した男2人が、秋田、大阪、広島など全国17府県で、古美術品専門の盗みを四十数件繰り返したと供述していることを26日、明らかにしました。

県警が確認したところ、被害総額は約7300万円。
ただし、高価な品物は捜査の手が及ばないよう捨てたと供述したといい、刑事事件としての立件は見送るという。

県警の発表によると男らは、千葉県柏市藤心、元古美術商で韓国籍の無職の男(38)と、同県成田市不動ヶ岡、無職の男(37)の2被告(強盗罪などで公判中)。

2人は今年6月、カラオケ店から現金を奪った強盗容疑で逮捕されました。
その後の調べに、2010年10月頃から今年5月頃まで、バールで鍵を壊して寺や蔵に侵入し、古美術品の窃盗を重ねたと供述したという。

被害品の中には、富山県の寺が所蔵する県指定文化財の金のよろいかぶともあり、この寺だけで約1880万円の被害に遭っていました。

2人はインターネットの古美術サイトで品物を探し、盗品を古美術商に売るなどしていました。
しかし、希少価値のある品を捨てたため、もうけは少なかったという。
<読売新聞 11月26日(月)21時40分配信より>

これまた珍しい手口です。
盗んだ美術品の中で、希少価値のある品は売らずに捨てていたという泥棒2人組です。
もうけは少ないものの、希少価値のある品、高価な品を派手に転売すると、足がつくと考え、それを避けようとしたのでしょうか。
慎重な性格で、一獲千金よりも、細く長く犯行を継続しようと考えていたのかもしれません。

寺などの蔵、倉庫には年代物のお宝が眠っていることがあります。
泥棒もそれを知っていますからそれらを重点的に狙う者もいます。
また、それらの場所は通常は無人であることが多く、犯行の発覚が遅れ、自らが捕まる危険性も低いということを知っているのでしょう。

そのような無人の倉庫に防犯センサーや防犯カメラを設置しているところの方が少ないでしょうから、犯行の邪魔になるのは鍵や扉程度でしょう。
特殊なものでなければ、バールなどの工具を用いて破壊することが可能です。
これだけだと防犯対策をしているとは言えない状況です。

もちろん、何の道具も持っていない、準備もしていないような素人泥棒なら、鍵の施錠だけで効果があるでしょう。
鍵が掛かっているからここはあきらめようと、別の無施錠の倉庫を探そうと去っていくかもしれません。
ただそのような泥棒ばかりではありません。
侵入する気、盗む気満々で準備し、犯行に挑むプロの泥棒が多いような気がします。

さらに最初は経験が浅くとも、何件も犯行を重ねるにあたって経験を重ね、泥棒としてレベルアップしていく者もいます。
このような泥棒は非常に手強く、窓や扉の施錠、金庫保管程度では簡単に突破されてしまいます。
泥棒、と一言で言っても様々なタイプがいます。
また、どのような泥棒に侵入されるかを選ぶことはできません。
防犯対策は様々な泥棒に対しても対応できるレベルのものが必要です。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年11月28日)|記事URL| あとで読む

神戸 市営地下鉄駅長室の金庫から現金950万円盗まれる

26日午前4時45分ごろ、神戸市営地下鉄・西神中央駅の助役(45)から「駅長室の金庫から現金が盗まれた」と110番通報があしました。
神戸市交通局によると、駅の売上金など954万1千円が盗まれたという。
兵庫県警は窃盗事件とみて捜査をはじめました。

神戸西署と市交通局によると、金庫は駅長室の壁際に置いてあり、高さ180センチ、幅90センチ、奥行き60センチ。
当直の助役が午前4時36分ごろ、駅長室に入って金庫が開けられているのに気づきました。
盗まれたのは23、24両日の売上金などで、すべて紙幣でした。

金庫にはダイヤル錠とシリンダー錠があったが、助役は26日午前1時すぎの就寝前にシリンダー錠しか施錠しなかったという。
鍵は枕元に置いて他の駅員3人とともに駅長室近くの宿直室で寝たという。

駅長室の入り口は3カ所あり、助役が起床した時はいずれも施錠されていました。
市交通局によると、駅長室や駅構内には防犯カメラがありますが、駅長室に置いてあった録画デッキが無くなっていたという。
<朝日新聞デジタル 11月26日(月)13時15分配信より>

市営地下鉄の駅長室から現金950万円が入った金庫が盗まれました。
金庫は開けられ、中の現金だけ盗まれたということですが、防犯カメラの映像を記録していると思われる録画デッキまで盗まれていたというところが珍しい手口です。

犯人は防犯カメラの映像を録画デッキで録画していることを知り、証拠隠滅のために持ち去り、処分したのでしょう。
内部の事情に詳しい者の犯行か、それとも非常に分かりやすい場所に録画デッキが置かれていただけなのか、どちらにしてもせっかく防犯カメラに録画し、さらに4人も当直の担当が居るにも関わらず、現金が盗まれてしまいました。
現状の防犯対策・体制が効果的に働かなかった、うまく活用できなかったという結果です。
犯人はこのような弱点の多い現状を知っていたのかもしれません。(内部犯行の可能性もあるでしょう)

このまま同じ対策・体制であれば、何の解決・改善にもなっていません。
今度は別の泥棒に狙われ、被害に遭ってしまう可能性が高いと言えます。
別の事件ですが、以前、神戸ポートライナーの駅でも売上金が盗まれる事件がありました。
神戸市の事前の対策の甘さ、体制が問題視されそうです。

もし、この売上金の盗難も含めて財政難となってしまった為、運賃を値上げするとなれば、市民の方は納得しないでしょう。
大切な血税の使い道を見直ししようという議論になるかもしれません。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年11月27日)|記事URL| あとで読む

東京 マンションで空き巣犯と鉢合わせ? 主婦殺害される

東京都板橋区のマンションで主婦(34)が殺害された事件で、女性は帰宅直後に襲われたとみられることが22日、捜査関係者への取材で分かりました。
台所の窓が割られており、警視庁高島平署捜査本部は、窓から侵入し室内を物色していた犯人と鉢合わせになった可能性があるとみています。

また、21日夕方に豊島区内のコンビニで、女性名義のキャッシュカードを使って現金自動預払機(ATM)から現金約20万円が引き出されていたことも分かりました。
捜査本部は犯人が引き出した可能性もあるとみて、店の防犯カメラの解析を急いでいます。

捜査関係者によると、司法解剖の結果、女性の死因は肺などを刺されたことによる失血死でした。
刃物は片刃で、犯人が持ち込んだとみられます。 
<時事通信 11月23日(金)0時15分配信より>

犯人は捕まっておらず、現時点で事件の詳細は分かりませんが、空き巣犯と家で鉢合わせになり、刃物で刺殺された可能性があるということです。
女性の帰宅時間がもう少し遅ければ、犯人と鉢合わせすることなく、物盗りの被害だけで済んでいたかもしれません。
また、逆に帰宅時間がもう少し早ければ、有人ということで、犯人が侵入をあきらめていた可能性もあります。

どちらにしても今さら悔やんでもどうしようもない事件です。
あの時こうしておけば、ああしておけばよかった、という事後の後悔は誰しもあることです。
お金が盗まれただけ(これも大変な被害ですが)なら、後悔し、次は被害に遭わないように対策を講じようと前向きに対処することもできます。
しかし、奪われた命は元には戻りません。
まさか、泥棒と自宅で鉢合わせて刺されるなんて、誰も想像していない事件です。

自分が犯罪に巻き込まれる可能性があると考えている人は少ないでしょう。
しかし、何の根拠もなしに、自分は犯罪とは無縁だと思いこむのはやめましょう。
もっと身近な問題として、日頃から意識することから始めましょう。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年11月26日)|記事URL| あとで読む

愛知 自宅寝室から800万円入りの金庫盗まれる

24日午前5時頃、愛知県一宮市猿海道、飲食業の男性(42)が仕事から帰宅したところ、現金約800万円が入った金庫がなくなっているのを見つけ、110番しました。
一宮署が窃盗事件して調べています。

発表によると、金庫は重さ約20キロで寝室に設置していたという。
男性が帰宅した際、玄関ドアの鍵が開いていました。
<読売新聞 11月24日(土)9時59分配信より>

本当に自宅から大金の入った金庫が盗まれる事件が目立ちます。
現金を手元に置いておかないと不安なのでしょうか。
自宅の防犯対策がほぼ完ぺきで、金融機関より安全だと確認できるのであれば、私も自宅に置いておきます。
しかし、どう考えても自宅より金融機関の大型金庫の方が安全です。

仮に金融機関に強盗が入って現金が奪われた場合や金融機関が破たんした場合、どちらもお金を預けている以上、その金額分は補償されます。
(普通預金の場合は、一金融機関で1千万円まで。当座や無利息型なら全額保護)
必要以上の現金は自宅に置いておかないのが一番です。
金庫に保管、一昔前であれば泥棒に有効な防犯対策の一つでした。
苦労して侵入したのに、金庫の中に保管かよ、と文句を言いながらあきらめてその場を去る泥棒、一昔前の漫画やアニメに出てきそうな一シーンです。

今では泥棒側も進化しました。
金庫保管は当然承知の上です。
その場で開けるのは特殊な技術や工具がないと無理ですが、その場から持ち去ることは可能です。
一人では重くて無理でも、複数人なら容易に持ち運べます。

その後でゆっくり時間を掛けて開ければよいのです。
特殊な工具でなくてもドリルで乱暴に開けることもできます。
その場で犯行を完結しなくてもよい、というのは泥棒側の大きな進化の一つではないでしょうか。
発想の転換とも言えます。

対して、我々が同じ対策をしていては意味がありません。
向うが進化しているのですから、こちらも工夫や改善などが必要です。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年11月24日)|記事URL| あとで読む

日本郵便社員が職場から年賀ハガキ1万2千枚盗む

職場の郵便局から来年の年賀はがきを盗んだとして警視庁愛宕署は22日、神奈川県横須賀市湘南鷹取5、日本郵便社員の男(58)を窃盗などの容疑で逮捕したと発表しました。
「換金目的だった」と容疑を認めているという。

逮捕容疑は、16日夜、同県逗子(ずし)市の逗子郵便局から年賀はがき1万2000枚(販売価格60万円)を盗んだとしています。

東京都港区の新橋駅付近の換金ショップに21日、大量の年賀はがきを持ち込もうとしているのを巡回中の捜査員が不審に思い、職務質問したことで発覚しました。

男は神奈川県内にある逗子、葉山、田浦の3郵便局の担当課長を兼務。
逗子郵便局の年賀はがきの保管場所の合鍵を作っていたという。
<毎日新聞 11月22日(木)12時54分配信より>

今の時期に大量の年賀はがきを換金ショップに持ち込めば、それは目立ちますし、明らかに怪しいと思われます。
その年賀はがきはどうしたんですか?と聞かれたら、何と答えていたのでしょうか?
(年賀状出そうと思って買ったけど、身内に不幸があって出せなくなったから売ろうと思った、とか?)

事前に保管場所の合鍵まで作っての計画的な犯行の割にはお粗末な結末です。
ネットで売る(それも怪しいですが)など、別の転売場所・方法があったと思いますが・・・。
この場合言えることは、盗もうとしたターゲットが間違いだったということでしょう。

大量に所有していたら明らかに不自然で怪しいようなものを盗んでも仕方がありません。
少量ずつしか転売できない、転売方法が難しい、となれば、苦労しても自分の利益になるまで、さらに苦労が必要です。
頻度、回数が増えれば、露出が増え、人と接する時間も人の数も多くなり、怪しまれる可能性がどんどん高くなります。
プロの泥棒はこの辺りも考えています。

侵入しやすい、盗みやすい、逃げやすい、転売しやすい、足が付きにくい(自分の犯行と気付かれにくい)、利益が大きい、これらの要素を総合的に判断してターゲット(侵入場所とそこにあるお宝)を決定します。
今回のように盗みやすくとも、転売しにくい、足が付きやすいのはターゲットにはなりにくいと言えます。

泥棒から見て、あなたの家、職場は、ターゲットになりやすいでしょうか?
一度じっくり考えてみることをお勧めします。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年11月22日)|記事URL| あとで読む

クラリネット万引き 同系列店での転売失敗

19日、千葉市内で盗んだクラリネットをリサイクルショップで売ろうとした20歳の男が逮捕されました。
このクラリネットは男がわずか数時間前に近くにある同じ系列のリサイクルショップで万引きしたものでした。

窃盗の疑いで逮捕されたのは住所不定、無職の男(20)です。

警察の調べによりますと、男は、19日午前10時から午後1時の間に、千葉市美浜区のリサイクルショップで販売価格10万5000円のクラリネット1本を万引きした疑いが持たれています。

男はこのわずか数時間後におよそ10キロ離れた稲毛区内にある同じ系列のリサイクルショップを訪れ、このクラリネットを売ろうとしました。

 「店内をうろついていた」(店員)

しかし、盗まれたクラリネットのシリアルナンバーなどを聞いていた店員が盗品であることに気付き、警察に通報したということです。
取り調べに対し、男は「生活費が欲しくてやった」と容疑を認めているということです。
<TBS系(JNN) 11月20日(火)12時57分配信より>

クラリネットを万引きするという大胆な犯行です。
ニュースの映像で実際に盗まれたクラリネットを見ましたが、金属製のケースに入り、店内をうろついていたらかなり目立ちそうなものですが。
犯行時間は、午前10時から午後1時の間と、3時間の開きがあります。
正確な盗まれた時間が分からないということですから、防犯カメラとレコーダーでの記録は行われていなかったのでしょう。

もしくは、店内に防犯カメラは設置されているが、クラリネットが置かれていた周囲にはカメラがなく、映像として映っていなかったのかもしれません。
大きな店舗の場合、大抵防犯カメラは設置されています。
しかし、店内が広い、大きいということは、それをカバーするためには多くの防犯カメラが必要となります。
どうしても防犯カメラの死角ができてしまい、そこを狙われると、防犯カメラには映っていなかったということもあり得ます。

防犯カメラがどこを映しているか正確な位置、エリア、場所は、カメラが映っているモニターなどで確認しない限り分かりません。
(または、パソコンやiPadで遠隔で監視している場合もありますが)
ただ、経験を積んだプロの泥棒になると、だいたい防犯カメラがどこを映しているか、どこまで映像をカバーしているかが分かるようです。
ここはどのカメラもカバーできていない死角だから、店員さえ注意すれば、この場所での犯行は大丈夫だ、という感じかもしれません。

予算の関係で防犯カメラの台数が限られている場合は、特に重要な箇所(レジ回りや高額商品、狙われやすい商品)に設置し、その他の場所は、手の空いた従業員やアルバイトが見回りできるようにする、ステッカーや防犯ミラーなど低予算の機器を設置する、他のカメラの映像をモニターで映し出して見せるなど、何らかの工夫が必要でしょう。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年11月21日)|記事URL| あとで読む

メガネ大好き泥棒 通行人からひったくり20個

通行人から眼鏡をひったくったとして、県警捜査3課と南署は16日までに、窃盗の疑いで、横浜市南区大岡3丁目、自称自動車整備工の容疑者(37)を逮捕しました。
逮捕後、県警は同容疑者の自宅などから眼鏡約20個を押収。
同容疑者は「格好いい、ワクワクする眼鏡を見ると欲しくなった」などと供述しているという。

逮捕容疑は、10月30日未明、藤沢市湘南台2丁目の路上で、大学4年の男子学生(23)が掛けていた眼鏡(時価約6千円相当)をひったくった、としています。

同署によると、同容疑者はオートバイで帰宅途中、眼鏡を掛けた学生を発見。
学生に近づき、「横浜市泉区までの道を教えてください」と声を掛けました。
学生が道路を指さして説明している隙に、正面から眼鏡をつかんでひったくり、オートバイで逃走しました。

同容疑者は「眼鏡を並べて眺めるのが好きだった」と供述しているという。
眼鏡20個は自宅やオートバイの荷台から見つかりました。
横浜市南区では今年に入り、同様の手口で眼鏡をひったくられる被害が数件発生しており、県警は関連を調べています。
<カナロコ 11月16日(金)23時45分配信より>

おかしな泥棒もいるものです。
格好いい、ワクワクする眼鏡を見ると欲しくなり、通行人からひったくり、自宅で並べて鑑賞していたという内容です。
ひったくりと言えば、手さげカバンやバッグを奪い、その中の財布やキャッシュカードなど現金化できる金品が目当ての犯行がほとんどです。

このように自分の趣味や好みを重視した犯行というのは珍しいと言えます。
眼鏡だけが盗まれた(ひったくられた)場合、大抵の場合、金額的に大したことがないから警察には届けない、ということもあるのでしょうか。(レンズやフレームが高価な場合も当然あります)

下着泥棒やコレクターなど、いわゆるマニアの犯行というものは、純粋がゆえに恐ろしい場合があります。
ストーカーなども最初は単なる収集家から、だんだんと相手に固執し、執着度が上がり、最終的には病的な犯罪者になってしまう場合もあります。
こうなったら単なる金品目的の泥棒より恐ろしい犯罪者です。
たかがひったくり犯とは侮らずに、犯罪者に対しては警戒・注意が必要です。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年11月19日)|記事URL| あとで読む

アメリカ 空港でiPadmini3600台盗まれる

AppleのiPad miniは大成功のようです。
もはや、犯罪者たちも放っておかない。
New York Postによると、航空貨物として荷下ろし後のiPad mini 3600台、150万ドル相当が、JFK空港で盗まれました。
それは、1978年に現金500万ドルと宝石90万ドル相当が盗まれた場所と同じ場所でした。

問題はiPadのサイズではありません、波のうねりのような動きです

盗人たちはどうやら、ねらったブツの全部は盗めなかったようです。
空港の職員が食事から帰って調べたら、3つのパレットが残されていました。でも、その前に彼らは、満杯のパレット2つ、150万ドル相当を盗んでしまったのです。
警察は内部者の犯行を疑っていますが、まだ容疑者は挙がっていません。

そのiPad miniは、中国にあるAppleの組み立て企業から合衆国に到着したばかりで、合衆国全域に配達される直前でした。
LTE iPad miniの最初のバッチは今週出荷の予定でしたから、その一部だったのかもしれない。
もしそうなら、期待していた3600名のAppleファンをがっかりさせることになりますが、でもAppleは店ごとの割り当て数量を再調整することによって、そのがっかりを目立たなくするかもしれない。

報道によると、犯人はわずかに二人です。
3600台ともなると、Craigslistなどでは目立ちすぎるから、彼らは売りさばくのに苦労するでしょう。
でも、たった二人で空港にトラックを乗り付けて、短時間で大量窃盗に成功するなんて、すごいことはすごいよな。
<TechCrunch Japan 11月16日(金)13時39分配信より>

新発売のiPad miniですが、すでに泥棒の間でも大人気のようです。
アメリカでは150万ドル相当、3600台が盗まれてしまったということです。
単にiPad mini好きな者の犯行ではなく、転売目的の犯行でしょう。
今なら高値で売れると判断してのことでしょう。
新品を入手することができない人もいるようですから、定価より高い値で転売することができるかもしれません。
このように人気の高い商品は、度々泥棒からも狙われることになります。

記事の中では、大量に売りさばくのに苦労するでしょうと推測していますが、それは個人での犯行だった場合です。
組織的に犯行が行われる場合、事前に役割分担をし、転売を担当している者もいるはずです。
明らかな盗品だろうと、大量だろうと、きちんと買い取ってくれる相手を見つけているのでしょう。

防犯対策と言うと、泥棒から身を守る、財産を守る為の防衛策が思いつきますが、それだけでなく、仮に物が盗まれてもその転売対策を行うのも防犯対策の一種です。
苦労して物を盗んでも、それが売れなければ、または売ろうとすると捕まる、犯行がばれるということになれば、最初から狙いません。
これで盗難という犯罪が減るのは明らかです。

このような取り組みは個人ではどうしようもありません。
国や市町村、自治体など大きな組織で、長期的に取り組んでもらう必要があります。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年11月16日)|記事URL| あとで読む

ひったくりのプロ 一ヶ月の目標は200万円! 被害総額5千万円

自転車に乗った女性から約25万円が入った財布などをひったくったとして、警視庁捜査3課は、窃盗の疑いで、東京都台東区寿、無職の男(40)を逮捕しました。
同課によると、「生活費と不動産鑑定士事務所の開設費ががほしかった。月200万円を目標にしていた」と容疑を認めています。

同課によると、男は平成21年夏ごろから、東京都や千葉など4都県で数百件のひったくりに関与し被害総額は約5千万円に上るとみられます。
自宅の金庫から約1500万円が見つかりました。
男は「2千万円貯まったらやめようと思った」と供述しています。

逮捕容疑は、8月9日午後3時20分ごろ、東京都福生市本町の路上で、無職女性(65)の自転車の前かごからバイクで追い抜きざまに、現金約25万円入りの財布が入ったカバンなどをひったくったとしています。

同課によると、現場近くの防犯カメラの映像などから男の関与が浮上しました。
<産経新聞 11月13日(火)12時32分配信より>

ひったくりで生計を立てるだけでなく、金庫に1500万円も貯め、さらに2000万円貯まったら不動産鑑定士の事務所を開こうとしていたという驚きの泥棒です。
4年間で数百件のひったくりを行ったとみられ、被害総額は5千万円にも上るということです。

ひったくりというのは、手っ取り早く財布の入った現金を奪うことができますが、盗んだ後のカバンやカードの処分、顔やバイクのナンバーが見られる、反撃される可能性があるなど、必ずしも犯罪者側にメリットがある手口とは思えません。
その手口で、月に200万円を目標として犯行を繰り返していたというところが、まさにひったくりのプロと言えます。
お金を持っていそうなターゲットの選定や犯行場所、逃走方法など、これまでに犯行を繰り返したプロとしてのノウハウや技術を持っているのでしょう。

ひったくりで稼いだお金で事務所を開けたとして、それがうまくいかなくなれば、その資金のために、またひったくりを行っていたかもしれません。
普通に仕事をするのは馬鹿らしい、ひったくりを続ける方がよっぽど稼げる、とひったくりに専念していた可能性もあります。
一度、犯罪を犯して甘い蜜を吸ってしまったら、そう簡単に足を洗うことはできないでしょう。
犯罪者が逮捕され、刑務所で服役した後、再び犯罪に走るというケースが多いのも、そういう理由があるからでしょう。

仕事も無く、生活のためにやむを得ない事情で犯罪を犯してしまったというのならまだ同情の余地がありますが、今回の男に関しては、1500万円ものひったくり貯金を持っていたということですからあきれてしまいます。
捕まって本当によかったと思います。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年11月13日)|記事URL| あとで読む

コンビニ 万引きのほとんどがアルバイトによる犯行?

コンビニ歴21年・バイヤー歴15年の筆者がコンビニを選ぶ視点からお得情報、裏ワザまでを伝授! バックヤード事情を見れば毎日の生活が変わる――?

<今回のテーマ>
コンビニと万引き

『北の国から2002遺言』(フジテレビ)で、コンビニでバイトする内田有紀演じる結ちゃんが、お客さんの吉岡秀隆演じる純君に廃棄前の弁当をこっそり渡す......そんなシーンをご存知でしょうか?

北の大地で孤独に暮らす二人の心に、ほのかに点った恋が垣間見られる良シーンなのですが、実はこれがコンビニでの万引きを最もあらわした場面なのです。今回はそんな、コンビニで最も多く行われる犯罪・万引きについて紹介していきましょう。

●万引きの9割は内部犯 その手口とは?
まず平均的に、コンビニの商品ロス(商品が売れた記録がないのに在庫が無くなっている状態)の9割は、内部のアルバイト店員に原因があるといわれます。
そしてそれらは、商品の検品ミスなどではなく、内部人員による万引きだというのです。

「商品をこっそり持ち帰る」のは当然NGですが、「からあげやポテトフライの揚げ物をひとつ多く揚げてしまったので、それを食べてしまう」「友達に陳列期限が切れた廃棄商品をあげてしまう。もしくは自分で持って帰る」なども内部万引きとなります。

さらに悪質な「レジから金を抜く」という犯行もありますが、アルバイト交替時にレジ精算を実施するので、誤差が発覚する可能性が高いため、あまり一般的ではありません。
それでも、会計時にお金を受け取った後、レジの取消キーを押して清算を取り消し、お客さんから預かった売上金をポケットに入れるといった、手の込んだ手口を使う場合もあります。
これは、単品で買われ、つり銭の端数が出ず、内税で消費税の計算をしなくていい雑誌やタバコの会計時に行われる場合が多いようです。
この方法は、お客が複数の商品を購買した場合には、多少手間がかかりますが、売り上げをたてた後で、商品の返品処理を架空でして、金を万引きするという大胆な手口もおこなわれています。

特にタバコは、従業員による不正な万引きが横行しています。
タバコは、店舗が受ける利益が10%しかなく、また、店舗の売上構成の約30%をしめる主力商品なので、1カートン万引されると、売上損失としても大きい。
当然、店舗ではタバコの在庫管理表をつけていますが、アルバイトが在庫管理表を自ら記載する場合があるのと、管理する品揃え数及び在庫数も多いため、たばこの内部万引きの管理が、コンビニ万引きで一番の重点ポイントと考えられます。

●防犯カメラは必ず見ている!
このようにコンビニではさまざまな場面で万引きが起こっていて、これらの多くは、3カ月に1回程度行なわれる棚卸しで発覚しています。
商品ロスは、全店で高額に発生している訳ではなく、オーナーの店舗管理能力の低い1割前後の店舗で問題となっています。

万引き発生店舗では、こうした状況の改善と実態調査のため、アルバイト全員を対象に、聞き取りを中心とした個別のロス面談をオーナーやSV(店舗巡回員)が実施しています。

なお、この面接を実施すると、店舗で信頼して仕事を任せている、リーダー格のベテランアルバイト主婦や普段はまじめでしつけが行き届いたような学生バイトなど、ビックリするような人が、大胆な不正の告白をすることもあります。
具体的すぎてここでは明かせませんが、実施する側としては、ちょっと人間不信にさえなってしまうようなエピソードが満載です(苦笑)。

具体的な防犯対策としては、店内に設置された防犯カメラがあげられます。
特にレジ周りには注意が向けられているなど、厳しい対策がとられています。
防犯カメラの多さについては、コンビニがスーパーなどの小売業態と比較してお客による万引きが少ない要因とも言われています。

また、廃棄商品の持ち帰りへの対策としては、徹底した社員教育しかないのが現状です。

平均1日1店舗1万5千~2万円分の時間ロスによる廃棄が出ているので、もったいないし、頑張っているアルバイトに還元しても良いのでは......と思われるかもしれません。
だが、アルバイトに廃棄をあげると冒頭の北の国からのように、店にある商品が何でもタダであるように感じてしまうため、アルバイト不正の後押しになっていることが、ロス面談などからも発覚しているのです。

●万引きは犯罪です! 
もちろん、少ないとはいえ外部犯(客)による万引きの例も後を絶ちません。
これらに対しては、商品取り扱いの側でうまく対策をしている事例もあります。
近頃コンビニ店頭で主流になっているアマゾンやアップルのギフトカードは、店頭に陳列されている時は無価値で、レジでスキャンしたあとに、額面の価値が出るPOSアクティベートという仕組みを取っています。
これは万引き大国・アメリカから持ち込まれた仕組みなのです。

また、単純ですが、アルバイトによる大きな声でのあいさつ接客が最も効果的だとも言われています。

近年は、たばこや飲料などカテゴリー別に全ての売上在庫管理が、各チェーンシステムで個店別で出来るようになったため、どのカテゴリーから、商品ロスが出ているか、リアルタイムで把握出来るようになり内部不正は激減しました。

防犯カメラの多いコンビニでの万引きは、大きなリターンもない割にリスクが非常に高い。
軽い出来心で万引きをしてしまうのかもしれないけど、そもそも万引きは、金額の大小問わず刑法235条の窃盗罪に当たるれっきとした犯罪。
こうした犯罪が起きないようにすることは、犯罪者を増さないようコンビニ側も社会的責任として、更なるアルバイト教育と仕組みによる管理徹底が必要かもしれません。

なぜならコンビニでの万引きで、一生を棒に振るなんてことが現実的になってきたのですから。
<Business Journal 11月11日(日)14時12分配信より>

コンビニで発生している万引きの9割が内部犯行による万引きという驚きの記事です。
確かに店内には強盗対策・万引き対策としての防犯カメラがほぼ完備されています。(防犯カメラのないコンビニを探す方が難しいですね)
コンビニで何らかの犯罪を計画しても、防犯カメラに自分の姿・格好・顔・場合によっては音声も記録されてしまいます。

これは非常にリスクが高い環境と言えます。
現金に関しても、レジ内には万札は置いておかない、こまめに金融機関へ預け入れるなど、強盗に対して大金を渡さないように(物理的に不可能に)するために教育・対策が徹底されつつあるようです。
記事にもありますように、コンビニでの犯行は、大きなリターンもない割にリスクが非常に高いと言われるゆえんでしょう。
にも関わらず、コンビニで万引きが発生するのは、大きな落とし穴があったからです。

それが従業員(特にアルバイト店員)による内部犯行です。
内部犯行と聞くと、組織に対しての裏切り、不正、横領など、より犯罪のイメージが大きいですが、万引きも同様です。

店の倉庫に無造作に置いている商品を持って帰った、店で販売している商品(肉まんやコロッケなどの食品)を自分用に作って食べた、賞味期限で廃棄する弁当を知り合いにあげた、などほんの出来心といいますか、罪の意識のないちょっとしたいたずら程度に考えている人が多いのかもしれません。

ただ、自分が経営者の立場だったらそのようには考えられません。
お客さんに売れば、売上が計上され利益が出る商品を、従業員が勝手に盗む・食べる・人にあげる、つまり、売上も利益も一緒に盗られていることと同じです。
自分の物ではなく人の物を盗っている訳ですから、立派な犯罪行為です。

経営者としてみれば、その商品を販売し、利益を得てこそ商売が成り立ちます。
商品の仕入だけでなく、店の賃料・光熱費・人件費・レジや棚などの設備、こういったものが全て、商品の販売価格には含まれております。
お金を掛けて商品を準備したのに、それをタダで配れば(盗まれれば)、ただ損しているだけです。
万引きが多発し、経営に深刻な影響を与えるというのは、この蓄積が大きな被害金額となっているからです。

人にもよるでしょうが、短期間で自分のこずかい稼ぎだけが目的の大学生を心から信用することはできません。
向うとしては、気に入らないことがあればすぐに辞める気ですし、ある程度稼げればそれで辞めようと考えている者がほとんどでしょう。
真剣にコンビニで働きたい、将来は自分でコンビニを経営したい、そのために勉強したいと考えている人の方が少ないでしょう。
このような人に、絶対的な忠誠心や信用を預けるのは不安があります。

もちろんそのような人ばかりではないでしょうが、疑う、慎重になるのに越したことはありません。
犯罪(万引き)が容易に行えてしまう、行っても見つかる可能性は限りなく低い、または完全犯罪という状況になると、多くの人が悪い考えが頭によぎってしまうものです。

それを実行するかが犯罪者との違いですが、さきほど言ったような罪の意識が低そうな万引き(商品を勝手に食べる)などは、そもそもそれが犯罪だという認識すらないのかもしれません。
人に責められて、初めて確かに犯罪だと気付く人が多いのかもしれません。

経営者としてはこのような状況を放置してはいけません。
自衛のための対策を講じ、状況を好転させなければ、自分が損をします。
店内の自衛策として防犯カメラを設置するのは当然ですが、店の内側、つまりバックヤードや倉庫にも防犯カメラを設置し、誰であっても盗みが簡単には行えないないような環境を作り上げることが効果的でしょう。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年11月12日)|記事URL| あとで読む

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