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防犯ブログ

幼稚園を狙った犯行 1億9千万円もの被害

大阪、兵庫など近畿4府県の幼稚園などで盗みを繰り返したとして、大阪府警は28日、兵庫県西宮市の無職の男(47)(公判中)ら3人を窃盗容疑などで逮捕した、と発表しました。

府警は309件(被害総額約1億9000万円)の犯行を裏付けました。

男以外の逮捕者は大阪府吹田市の無職の男(40)、住所不定の無職の男(51)両被告(いずれも公判中)。

発表では、3人は昨年5月18日深夜、同府貝塚市内の幼稚園に侵入して3500円を盗むなど、2005年1月~11年7月、同様の盗みを繰り返したとされます。

3人は事務所荒らしをしていましたが、元窃盗犯と称する人物がテレビで、「園児がいる日中は警戒が強いが夜は甘い」と話すのを男(47)が見たことで、幼稚園に狙いを変更。
男(47)は「出入り口は引き戸で、シャッターがない場合が多く、侵入は簡単だった」などと供述しているという。
<読売新聞 6月28日(木)19時11分配信より>

元窃盗犯と称する男が音声を変え、顔にモザイクをかけてテレビ番組に出演することがあります。
自分はこういうところを狙った、ここが弱点だとかを紹介します。
一般の人に対して、防犯意識を高める目的、具体的な犯罪手口を知らせるなど犯罪をより身近に感じてもらう効果はあると思いますが、それを見た者が自分もやってみようと犯罪に悪用するケースもあるという事例でしょう。

それにしてもその手口を真似ただけで300件、被害総額にして1億9000万円もの犯行に成功することに驚きます。
最初は、テレビで見た手口を真似る程度だったのが、自ら泥棒としての経験を重ねるうちにより工夫を凝らして犯行を繰り返すようになったのかもしれません。
経験値を積んだ泥棒は非常に巧妙です。

警察に捕まるまでに多くの犯行を繰り返します。
被害者にしてみれば、捕まるまで待ってはいられません。
かといって、警察が24時間自宅や職場周辺を巡回してくれるわけではありません。

自分や自分の家族の身を守るのは自分たちしかいないということです。
いずれ捕まる犯罪者は多いでしょう。
それまでに多くの犯行を繰り返しますが、その被害者となってしまう可能性は誰にもあります。
その可能性を少しでも低くする、被害に遭わないように避ける目的が防犯対策の実施です。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年6月29日)|記事URL| あとで読む

割ったガラスで負傷 血痕のDNAから泥棒逮捕

大阪府内で昨年末から今年1月、貴金属店を狙った2件の窃盗事件があり、両方の現場に残された血痕のDNAが決め手となって大阪市東淀川区の男が窃盗容疑で逮捕されていたことがわかりました。

男は不動産会社経営の男(39)(起訴)。
起訴状によると、男は数人と共謀、昨年12月31日未明、門真市の宝石店でダイヤの指輪など13点(200万円相当)、1月19日未明には、高槻市の貴金属店からブランドバッグなど38点(240万円相当)をそれぞれ盗んだ、とされます。

捜査関係者らによると、いずれも窓ガラスやショーケースをたたき割って短時間に商品を盗み出す手口で、門真の店ではショーケース内と出入り口に向かう床面に点々と血が落ちていました。
府警は犯人がガラスで負傷したとみて捜査。
現場の血痕のDNAが、別の事件で逮捕されていた男のものと一致したため、4月に窃盗容疑で再逮捕しました。

男は当初、「店には行ったことがない」と否認していましたが、血痕のことを告げられると高槻事件の容疑を認めたという。
門真の事件は否認しています。

捜査関係者は「割れたショーケースに手を突っ込んだ時にけがをしたのだろう。2回とも負傷するとは」とあきれていました。
<読売新聞 6月28日(木)15時31分配信より>

現場に残された犯人の血痕のDNAから逮捕につながったという事件です。
アメリカで放映されている人気テレビドラマのCSIシリーズでは、現場に残されたほんのわずかな証拠(血痕だけでなく、繊維の一部や液体など)から、犯人につながる手が掛かりを見つける科学捜査が行われています。
毎回、その捜査によって犯人逮捕につながるのですが、こんなところから指紋が採取できるのか、と驚くような方法で行われています。
指紋が採取できればすぐに警察のデータベースで検索し、過去に何らかの逮捕歴がある者であればすぐにヒットします。
毎回楽しみで見ているのですが、あの番組を見ているとアメリカの警察の捜査方法の凄さ、技術力の高さに驚かされます。

実際の現場では、あのドラマのような短期間で結果が出ないなどの大げさな表現等もあるようですが、それでも日本との差は大きそうな気がします。
今回捕まった泥棒は間抜けで、2つの現場で手を負傷し、どちらの現場でも血痕を残すという間違いを犯しています。
普通の泥棒はこんなことはありません。

ただ、このような泥棒に対しても、ほんのわずかな証拠から犯人逮捕につながる体制、捜査方法、機能が確立されれば、犯罪者がより犯罪を犯しにくい環境ができあがります。
これも大きな面での防犯対策、再発防止策の一環と言えるのではないでしょうか。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年6月28日)|記事URL| あとで読む

中年の万引き姉妹 テレビ盗み姉が妹に罪をなすりつけ

姉妹で液晶テレビなどを万引したとして、天理署は25日、窃盗の疑いで、大阪府八尾市久宝寺の無職の女(44)と桜井市金屋の無職の女(42)の両容疑者を逮捕しました。
2人は「お金がなかった」と容疑を認めているという。

逮捕容疑は、共謀し、25日午前11時20分ごろ、天理市内のショッピングセンターで、LED液晶テレビなど13点(計約1万2400円相当)をカートに入れ、レジを通さず店を出て盗んだとしています。

同署によると、犯行を目撃した男性店長(41)が呼び止め、同署に通報。
2人は姉妹で、姉は当初「妹がやった」と容疑を否認していましたが、妹の供述で共謀が発覚したという。
<産経新聞 6月26日(火)7時55分配信より>

いい年した姉妹の万引き犯です。
姉が「妹がやった」と、妹に罪をなすりつけようとしたのには笑ってしまいます。
妹の方も万引き犯ではありますが、ちょっと同情していしまいます。

親子、兄弟、姉妹で万引きを始めとした犯罪を共謀して行う事件がありますが、その計画を聞いたときにどちらかが止める、思い留まらせようとは思わないのでしょうか。
まあ、同じ血が流れているので血は争えない、似た者同士による犯行と片付けることはできますが、本来は家族が身を挺して止める、守らなければならないと思います。
この辺りも家族としての在り方やつながりが薄くなっている、変化しているからかもしれません。

防犯に関する考え方、意識も時代と共に変化します。
昔は当たり前だったことが、今では古い、対応できないということが多々あります。
また、ある程度進化が進み、このままではこれ以上の進化が望めないとなると、今度は今までは不可とされていたこと、却下されていたことを見直し、取り入れ、新たな取り組みとして実施されることにより、また別の道が見えてくることがあります。

○○○だから大丈夫、×××をしているから安心など考え方を固定してしまうと危険です。
犯罪者は思いもよらない手口で犯行を行う可能性があるからです。
常に自分がどのような状況・状態にあるのかを把握し、弱点があるかどうかを見直し、改善することが必要です。
すでに防犯対策が導入済みのところも同じです。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年6月27日)|記事URL| あとで読む

神戸 物流センターで金庫・トラック盗難

25日午前4時50分ごろ、神戸市須磨区弥栄台の「三興物流阪神物流センター」で、出勤した男性従業員(37)が「事務所が荒らされ、金庫がなくなっている」と110番しました。
金庫に入っていた現金約390万円や2トントラック1台(約160万円相当)などが盗まれており、須磨署は窃盗容疑で捜査しています。

同署によると、事務所の出入り口と倉庫のシャッターが開いており、こじ開けられたような形跡がありました。
現金やトラックのほか、電化製品6点(約13万円相当)や家具7点(約30万円相当)などが盗まれたとみられています。
24日午後11時ごろに従業員が退社した際は異常なかったという。
<産経新聞 6月26日(火)7時55分配信より>

物流センターで窃盗事件が起こりました。
その被害内容を見ますと、

・事務所出入り口と倉庫シャッターがこじ開けられる
・現金390万円入りの金庫盗まれる
・2トントラック1台(160万円相当)が盗まれる
・電化製品6点(13万円相当)が盗まれる
・家具7点(30万円相当)が盗まれる

分かっているだけでこれだけの被害が発生しています。
記事には載っていませんが、その他にも室内が荒らされたり、金庫を引きずり、壊されたものもあるでしょう。
被害者からすれば踏んだり蹴ったりの状態です。

物流センターでの被害ということですから、全て自社の持ち物とは限りません。
お客様の荷物を預かったり、別の業者から配送を委託されることもあるでしょう。
もしそれらが盗まれたり、壊されたりしたら、大変なことになります。

お客様に対しても、泥棒に入られました、申し訳ありません、弁償します、では済まないケースもあるでしょう。
信用、信頼、個人情報流出、イメージダウン、対応の不備など目には見えないものが多数存在します。
保険を掛けているから補償できる、というお金だけの問題ではありません。

仮に泥棒被害に遭う前の元の状態に戻そうとした場合、お金も時間も人も労力も掛かります。
被害に遭ってからこそ分かる大変さもあると思います。
そのような思いをしない為に、被害に遭わない為の防犯対策を行うのです。
防犯対策をしていたからと言って、被害に遭う可能性がゼロになる訳ではありません。
しかし、何も対策をしていない場合と比較すると、被害に遭う可能性はかなり低くなるでしょう。
それが防犯対策の効果です。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年6月26日)|記事URL| あとで読む

85歳の女スリ逮捕 ジャムをつけてその隙に・・・

戸部署は21日、住所不定、無職の女(85)を窃盗容疑で現行犯逮捕しました。

逮捕容疑は同日午前11時25分ごろ、横浜市西区南幸1のザ・ダイヤモンド地下街通路で、通行人の無職女性(78)の帽子にジャムをつけ、女性が汚れをふいている間にショルダーバッグから現金約7万円が入った財布を盗んだとしています。

同署によると、女は女性に背後から近づき帽子にブルーベリーのジャムをつけた後、「帽子が汚れている」と話しかけたという。
帽子をふいているすきに女性が肩に提げていバッグのファスナーを開け、財布を取り出しました。

今月に入り、近くで同様の被害が3件発生しており、警戒中の署員が取り押さえました。

女は「お金がなかった。ほかにも何件かやった」と容疑を認めているという。
<毎日新聞 6月22日(金)13時3分配信より>

85歳の女スリにびっくりです!
泥棒でなければ元気なおばあちゃんと親しみがわくのですが、スリはいけません。
相手の帽子にジャムをつけ、その隙に財布を盗もうとするとは手口も非常に巧みです。
最近でも中国か韓国で発生した同じような手口がニュースで紹介されていましたが、まさかそれを取り入れての犯行でしょうか。

それにしても85歳の女性が泥棒とは誰も想像しません。
ジャムがついていますよ、と言われれば何も怪しむことなく、汚れの方をまず確認するでしょう。
この女性の普段の生活や貧窮状況は不明ですが、もし犯罪を行わなければ1人で生活できないということであれば、それも大きな問題です。(窃盗とは別の社会的な問題でしょうか)

人を疑うことを常とする必要はないかもしれませんが、混雑時、ラッシュアワー時、逆に閑散とした状況や暗がりの一人歩きなど状況に応じて警戒しなければならないことがあります。
いつでもどこでも安全、安心と考えていては、犯罪者の格好のターゲットになりうる場合があります。

どこでも防犯カメラが設置され、常に監視されているイギリスのような防犯カメラ天国であれば話は別ですが、日本だとそのような場所はまだ少ないです。
そうなると自分の身は自分で何とかしなければなりません。
犯罪被害にできるだけ遭わない努力が必要です。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年6月25日)|記事URL| あとで読む

狙うのは「防犯カメラのない駐車場」 カーナビ窃盗犯220件

兵庫、京都両府県でカーナビなどを狙って車上荒らしを繰り返したとして、兵庫県警などは20日、窃盗容疑で明石市魚住町清水のリサイクル作業員の男(25)=窃盗罪で公判中=と播磨町大中の会社員(25)=同=の両被告を追送検、捜査を終結したと発表しました。

県警は昨年2月~今年2月の犯行220件を裏付け、被害総額は約2100万円にのぼります。
2人は防犯カメラが設置されていない駐車場の車を狙い、ドライバーで助手席の窓ガラスを破る手口で犯行を重ねていたという。

追送検容疑は昨年5月、加東市内の病院駐車場で乗用車からカーナビ(約25万円相当)を盗んだなどとしています。
<産経新聞 6月21日(木)10時27分配信より>

カーナビ泥棒が狙うのは、やはり防犯カメラがついていない駐車場でした。
カーナビを盗むことに成功しても、自分の映像が記録されれば、犯人として捕まってしまう危険性が高まります。
それを避けるには、まず外から見てもすぐに分かる防犯カメラ設置の有無で判断するのが簡単です。

逆に考えると、防犯カメラが設置されているところは被害に遭わなかった、狙われなかったということが言えます。
これが事前の防犯対策の効果です。

防犯対策は犯人を捕まえることを第一とはしていません。(防犯カメラの映像から犯人を特定する、証拠として録画するという使い方もありますが)
犯罪者に狙われない、狙わせない、ターゲットにならないということが目的です。
防犯対策済みのところは、犯人自らのリスクが高まる為、避ける、狙われにくいという効果を期待したものです。

侵入及び犯行の成功の難易度は、防犯対策がされているかによって大きく異なります。
何も対策されていない、さらに無施錠となると、その難易度はかなり低いものになるでしょう。
逆に防犯センサーや防犯カメラが設置されていれば、侵入することも難しいですし(警報音で周囲に知られる)、映像が記録されれば自分の顔や身体が映る可能性が高まり、結果として犯行は失敗に終わるということになります。

この難易度を高める、難しくするのが防犯対策を行う意味でもあります。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年6月22日)|記事URL| あとで読む

リスク管理は身近なところから。「まさかの預金ゼロ」

先日、ある買い物をしたときに、突然クレジットカードが使えなくなりました。

最近、クレジットカードの会社が新しい会社になったという
お知らせが自宅に届いていたので、
移行処理がうまくいかなかったのかなと思いました。

そして、慌てることもなくカード会社に問い合わせてみると、
なんと預金残高がゼロということを知らされました。
理由はどうであれ、カードの引き落とし口座に
全くお金が無い状態だったのです。

それからその日のうちにカード会社に未払金を
支払いましたが、未払いの記録はデータとして残ると言われました。

これが、もし商売をやっていたら...、信用問題です。
どのような事情であれお金を支払っていない事実は事実です。
「まさか、銀行口座の預金がゼロになっていたとは!」
といっても、仕方がありません。
リスク管理ができていなかったこと反省し、
二度と同じようなことを繰り返さないように対策を講じます。

これは、防犯でも言えることです。
「まさか・・・。」
被害に遭ってから、自宅に侵入されて現金が奪われたり、
車が車上荒らしにあったり、情報がいっぱい入ったパソコンを盗まれたり、
リスク管理が徹底できているかといえば、旨をはってできているとは言い難いものです。

身近の誰かが侵入被害に遭った。
また、新聞やテレビ、インターネットのニュースで、
犯罪被害を知ったときは、自分に対する警告と思っていいかもしれません。
ニュースは、なかなか自分ごととは思えないことが多いのが実情です。

被害に遭ってからでは遅すぎます。
被害に遭う前の予防
犯罪を未然に防ぐ「防犯」をお忘れなく。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年6月22日)|記事URL| あとで読む

市役所でまた盗難 窓割られ現金6万円他 当直2人は気付かず

20日午前5時40分頃、北海道江別市高砂町6の江別市役所で、1階の窓ガラスが割られているのを巡回中の警備員が発見。

道警江別署員が調べたところ、1、2階の机の中から職員の親睦会費など約6万5500円や切手110枚(8800円相当)がなくなっていました。
同署は窃盗事件とみて調べています。

発表によると、荒らされたのは1階の会計課と納税課、2階の政策調整課で、ほかにも別館1階など3か所で侵入しようとした痕跡があったようです。
1階で2人が宿直をしていましたが、被害に気付かなかったという。

同市役所では昨年12月にも別館のガラス戸が割られ、現金約30万円が盗まれています。
<読売新聞 6月20日(水)16時52分配信より>

巡回していたのが、市役所に常駐の警備員なのか、警備委託している警備会社の者なのかは分かりませんが、その他に当直2名が市役所内にいるにも関わらず、侵入窃盗の被害に遭ってしまいました。
昨年12月にも同様にガラス戸が割られ、現金30万円が盗まれる被害に遭っています。

同一犯による犯行か、それとも同じように、市役所は絶好のターゲットになるだと感じた犯罪者なのかは分かりません。
どちらにしても、何らかの狙われやすいポイント、犯罪者が好む何かがそこには存在しているのでしょう。

公民館や市役所など、いわゆる民間ではない、公的な施設における侵入窃盗被害が目立ちます。
単に報道が偏っているだけという可能性はありますが、昨年から断続的に全国各地で発生しています。
それほど大金や高価なモノが集まっている訳ではありませんし、件数としても爆発的に増加、流行している訳でもありません。
犯罪者にとって穴場的な、密かな狙い目になりつつあるのかもしれません。

今の状態のままでいれば、この市役所はまた何らかの被害に遭う可能性が高いと言わざるを得ません。
弱点を放置、無防備な状態のままでいる訳ですから、そこを突かれる、狙われるのは当然です。
勝負や試合でも自分の弱点が明らかな場合、まずそれを克服する、強化するのが第一歩です。
相手が誰で、どのような手口で犯罪を企んでいるのか分からない現状では、余計に自分を守る、強くする方法しかありません。
その手段の一つが、防犯対策と呼ばれるものです。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年6月21日)|記事URL| あとで読む

勤務先で現金250万円盗み、別の日に事務所放火、全焼

勤務先に保管されていた現金を盗んだとして、県警捜査1課と守山署は14日、窃盗の疑いで、大津市仰木の里の会社員の男(47)=非現住建造物等放火容疑で逮捕、起訴=を再逮捕しました。
同署によると、「盗んだことは間違いない」と容疑を認めています。

再逮捕容疑は、今年3月31日正午ごろ、勤務先の自動車修理会社「オートボディTAKE」事務所内の机に保管されていた社員8人分の給料となる現金約250万円を盗んだとしています。

県警によると、男は同社社員で営業を担当しており、集金も行っていました。
昼休みで誰もいなくなった事務所内で、現金を盗んだという。
男は、4月9日に同社事務所を放火、全焼させたとして、非現住建造物等放火容疑で5月に逮捕され、同罪で起訴されています。
<産経新聞 6月15日(金)7時55分配信より>

ある日の昼休み、無人の会社事務所で社員の給料分250万円を盗んだ男が、9日後、同事務所を放火、全焼させたという事件です。
証拠隠滅の為に、盗んだ直後に放火するという手口はありますが、なぜ9日後にわざわざ放火したのでしょうか。
現金が盗まれたことで大騒ぎになり、警察の捜査が事務所内に及ぶ前に証拠隠滅しようとして放火したのかもしれません。

さらに不思議なのは、逮捕されたのは放火容疑が先で、その後現金を盗んだ窃盗の疑いで再逮捕されています。
もし放火しなければ、窃盗の罪で逮捕されることは、免れた可能性もあります。(すぐに内部の犯行だと分かると思いますが)
やぶへびだったような気もします。
さらに放火の罪が増えた分、大きな間違い、判断だったと言えるでしょう。

または、会社によほど恨みがあったのか、お金を盗むだけでは飽き足らず、事務所を放火、全焼させたという可能性もあります。
動機は犯人本人しか分かりません。

どちらにしても、この会社が大きな損害を被ったことは事実です。
社員の給料が盗まれ、事務所は放火で全焼し、しかもその犯人は社員だったという衝撃の事実、イメージダウン、信用失墜など様々な影響が考えられます。
保険に加入していれば、給料及び建物や備品類は補償される可能性もあるでしょうが、それ以外に大きなものをたくさん失ったと言えるでしょう。
おそらく社員はそれらを今、自分の肌で感じとっているでしょう。

死傷者が出なかったことだけが救いとも言えますが、このような事件は稀で、普通は起こらないかもしれません。
しかし、犯罪者が引き起こす様々な人災は、どのような影響を及ぼすか分かりません。
これらを全て事前に想定することは難しいでしょう。

しかし、このような被害に遭わないように、それを避ける、または100%は無理でも避けられる可能性を高めることは可能です。
放火や火災を最小限の被害に留めるための炎センサーの設置や、侵入・窃盗犯を監視するための防犯カメラ設置など様々な対策があります。
現場によって、気になる点、弱い点、狙われそうな点など異なります。
それぞれに応じた最適の防犯対策、防犯システム、防災システムをご提案いたします。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年6月20日)|記事URL| あとで読む

山形 小中学校で盗難相次ぎ警備装置導入

飯豊町は13日、火災や防犯の緊急通報警備システムが設置されていなかった町内小中学校、幼稚園・保育園、公民館の計14施設に今月からシステムを導入するための一般会計補正予算案約429万円を町議会最終日に提案し、全会一致で可決されました。

5月末の夜に町立飯豊中でノートパソコンやデジタルカメラなどが盗まれ、コンピューター室のサーバーに水がかけられる被害がありました。
3月下旬にも町立さゆり保育園でパソコン、プリンター、コピー機に水がかけられ、書類や園児の着替えが盗まれました。
このため急きょ、警備会社の緊急通報の警備システムを導入することにしました。
補正予算は6月からの10カ月分。来年度以降も継続します。

同町では小学校4校、中学校1校、同じ場所に小、中学校がまとまる1カ所に火災通報装置がありますが、窃盗などの侵入者を防ぐ警備システムはついていなかったようです。
<毎日新聞 6月14日(木)12時2分配信より>

今や中学校にコンピュータ室なるものがあるのですね。
インターネットやパソコン操作を小中学校で教える時代なのでしょう。
私が初めてパソコンに触ったのは大学の電算室という場所でした。
時代が変わったことを改めて実感します。
将来、必ず役に立つ、出来なければ困る、取り残されてしまう、ということなのでしょう。

そうなると、最低でも生徒一クラス分のパソコンが存在するということですから、泥棒にとってはますます狙いやすい侵入先となりえます。
また、今回被害に遭った小中学校では、火災通報装置はあるものの窃盗などの侵入者を防ぐ対策はされていなかったということです。
このような学校は全国的に見ても多いと思われます。
防犯と防災、どちらを優先的に対策するかと言われればおそらく防災でしょう。

火災、地震、洪水など人命に直接影響を及ぼす災害ですから、まずその対策が急がれるのでしょう。
防犯の方は、国家規模等で考えればテロ対策等がありますが、普通、個人、一企業で考える場合、人命に影響を及ぼすことは少ないと考えられます。
泥棒に入られても、盗難・破損被害のみが発生し、人が殺傷されることは少ないと考えるのが当然です。
防災の方が優先される理由でしょう。

ただ、防災の方は、主に相手が災害(放火対策等もありますが)ですから、予測し得ない攻撃(被害)を行ってきます。
それに対して、防犯の方は、相手が人間です。
対人間ですから、行動もある程度予測できます。
その予測した行動に対する予防策が防犯対策となります。

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投稿者:総合防犯設備士(2012年6月19日)|記事URL| あとで読む

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