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古美術店から日本刀12本(1500万円相当)盗まれる

28日午前3時10分ごろ、大阪府豊中市千里園1の古美術店「関西美術」から、棒のようなものを抱えて出てくる不審な2人組の男を、新聞配達中の女性(51)が見つけ110番通報しました。
府警豊中署員が駆け付けると、店内から日本刀12本(計1500万円相当)と現金約5万円入り手提げ金庫がなくなっていました。
同署は窃盗容疑で男らの行方を調べています。

同署によると、盗まれた12本には、室町時代後期の天文10(1541)年に作られた「備前長船清光(びぜんおさふねきよみつ)」(300万円相当)なども含まれます。
店の出入り口ドアの鍵穴をドライバーのようなものでこじ開けた跡がありました。
刀を保管していた店内のガラスケースは施錠していなかったようです。

男らは黒っぽい服装に覆面をしていました。
ワゴンタイプの車に乗って国道176号を大阪市方面に逃走し、別の小型車がすぐ後ろについて走り去ったという。
同署は3人以上の犯行グループとみて調べています。
<毎日新聞 5月28日(月)10時48分配信より>

刃物などの取り扱いに関して、管理責任の基準が存在するかどうか分かりませんが、刀を保管している店内のガラスケースを施錠していなかったというのは問題ではないでしょうか。
仮に施錠していたとしても、被害を防げたかどうかは疑問ですが、少なくとも泥棒にとってそれを突破するのは手間ですし、時間もかかります。
また、こじ開ける際、周囲に大きな音が出る可能性もありますから、今回より明らかに犯行の難易度は高まります。

ターゲット、今回の場合は、商品である刀と手提げ金庫になりますが、ここにたどり着くまでの障害が出入口ドアだけというのはあまりにも弱いと言えます。
もし盗まれても、盗んだのは泥棒で、我々は被害者だ、盗まれた後のことは知らない、とは他の消費者には言えないでしょう。

どんな管理をしていたのか、と批判を浴びるのも仕方が無い気がします。
盗まれただけでなく、それを犯罪に悪用される恐れがあるようなものは、取扱責任、保管責任が生じていると言えるのではないでしょうか。
公には批判されなくても、そのような被害が遭った場合、その企業イメージは明らかにダウンするでしょう。
その被害を最小限に抑えるための対策が求められます。

今後このような被害に遭わない為の具体的な対策をどうするのかということです。
例えば、重要な箇所の扉に履歴管理のシステムを導入し、入退出を管理することで、持ち出しを厳しくする。
建物の敷地内を防犯センサーで取り囲み、不審者の侵入を警戒する。
防犯カメラ+録画装置を設置し、映像を記録し、犯罪者の犯行を抑止する。
何らかの対策を講じ、そのことを公表することで、企業イメージダウンを避けようとするのも有効だと思われます。

企業イメージのように目に見えないものが損なわれると、元の状態に戻す、アップさせることは大変難しいものです。
それを未然に防ぐためにも、日頃から警戒し、その対策を考え、そして実行に移すことが大切です。

投稿者:総合防犯設備士(2012年5月28日)|記事URL| あとで読む

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