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新聞の訃報記事見て空き巣 告別式で不在の家狙う

新聞の訃報記事を見て告別式で不在の住宅を狙い、空き巣に入ったとして、警視庁捜査3課は、窃盗容疑で福岡県嘉麻市下山田、無職の男(63)を逮捕しました。
同署によると「老後の蓄えや遊興費ほしさにやった。1日10万円が目標だった」と容疑を認め、「告別式が始まって最初の1時間が勝負で、田舎の方が安心して盗みに入れた」と供述しています。

同課の調べでは、昨年12月ごろから静岡、福岡両県を中心に、告別式で不在の民家を狙った空き巣が約30件あり、関連を調べています。

同課によると、男は福岡県の自宅から新幹線で都内に上京した後、レンタカーで静岡県に向かい、新聞の訃報記事で住所や告別式の時間を調べていました。
「千葉や埼玉など(の地域版)には、訃報記事が掲載されていなかった」と供述しているという。

逮捕容疑は、今月7日午前10時50分~同日午前11時50分ごろ、浜松市の建設会社役員の男性(56)方に侵入し、現金1500円と指輪など計3点(時価計約4万円相当)を盗んだとしています。
<産経新聞 4月18日(水)13時36分配信より>

新聞の訃報記事を見て、告別式の為に家族が不在の住宅ばかりを狙った泥棒の犯行です。
この泥棒の供述から分かることは、
・告別式が始まって最初の1時間が勝負 → 告別式開始から1時間以内が狙われやすい(確実に無人の時間帯)
・千葉や埼玉などの地域版には訃報記事がない → 訃報記事が掲載されている地域は危ない
・福岡の自宅から新幹線で東京へ、その後レンタカーで静岡に向かう → 犯人の足取りが複雑で、特定されにくい

1日10万円を目標に掲げるぐらいですから、かなりの高確率で犯行が成功していたのでしょう。
泥棒にとって、無人というのは、最も好む環境の一つです。
例え、鍵が二つ(ワンドアツーロック)ついていようが、割りにくいガラスがついていようが、無人ですから、周囲に音を立てないように犯行を行うことができれば、時間のことは気にしなくてもよいということです。
時間さえかければ、大抵のことはできてしまいます。

しかも、告別式の時間が分かっている訳ですから、それが終わるまでは家人が戻ってくることはまずありません。(忘れ物を取りに戻った等を除けば)
こんな簡単な侵入先はありません。
防犯システムや防犯カメラがついていると話は変わってきます。

無人の場合でも、センサーが侵入者を検知すれば大音量で周囲に侵入者を知らせることができますし、防犯カメラの映像を記録することで、犯人特定につながる可能性が高まります。
このような泥棒が犯行対象として選ばない、選びたがらなくなるような対策を講じる必要があります。
無防備なままだと、泥棒の犯行を許すだけです。

投稿者:総合防犯設備士(2012年4月18日)|記事URL| あとで読む

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