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防犯ブログ

岡山 住宅に強盗、パソコン盗み逃走

21日午後2時半ごろ、北区伊福町2の住宅に男が侵入し2階からノート型パソコン1台を盗み、帰宅した小学6年生の男児(11)を台所にあったナイフで脅し逃走しました。
男児にけがはありませんでした。
岡山西署は強盗容疑で男の行方を追っています。

同署によると、男は身長約170センチ。
顔をマスクで覆い、黒色のジャケットに黒色のズボン姿でした。
<毎日新聞7月22日(金)12時57分配信より>

白昼堂々の犯行に驚きます。
とっさのことなのか、台所のナイフを用いて男児を脅したということですが、家人が在宅している場合は、強盗に変わるということも想定していたのでしょうか。
帰宅した小学生の男児にけががなかったのは不幸中の幸いでした。

もしこれで大けがをしたり、命を落としたらと考えると恐ろしい話です。
特に親御さんにしたら心配でどうしようもないでしょう。
外ではなく、家の中でのことですからなおさらです。

泥棒が犯行を行う場合は、衝動的に行うのではなく、事前に計画を立ててから実行することがほとんどと言われています。
突然犯行を思い立ち、いきなり侵入するのでは、そこにどのような対策がされているか分かりませんし、思わぬ事態を招くこともあります。
犯行が成功する確率が減り、自らが捕まるリスクが高まる為、そのような事態は避けるのが普通です。

事前に下見を行い、どの家に侵入するかをある程度決めておきます。
その際、ターゲットに選ばれるかどうかの分かれ目は防犯対策の有無でしょう。
防犯システムや防犯カメラが設置されているところをあえて狙おうと考える犯罪者は少ないでしょう。
つまり、事前に防犯対策をしておくことで泥棒のターゲットにならないという効果があるのです。
抑止力強化

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投稿者:総合防犯設備士(2011年7月28日)|記事URL| あとで読む

鳥取 金属盗対策に防護ネット設置

鳥取市は、秋里下水終末処理場(同市秋里)のスクラップ集積場から銅線などの金属くずが盗まれる被害が続いたため、防護ネットを設置するなど対策を講じていることを明らかにしました。
20日の市議会建設水道委員会で報告しました。

市下水道企画課によると、4月13日に匿名の通報が市にあり、確認したところ銅線などの金属くずが盗まれていることが分かりました。
市は鳥取警察署に被害届を提出。
盗難防止の防護ネットを設置するなどの対策を講じましたが、5月9日に再び盗難に遭ったことが分かりました。

2回で約2トンの金属くずを盗まれたことを受け、防護ネットがめくれるのを防ぐ重しや、人が近づくと自動点灯する防犯灯などを設置。
工事が終わるたびに業者に売却することも検討しているということです。

集積所の広さは約600平方メートル。高さ約2メートルのコンクリート壁で囲まれています。
同課は「スクラップと言っても市民の貴重な財産。盗難防止のための対策を徹底したい」と話しています。
<毎日新聞7月23日(土)15時42分配信より>

金属くずなどの金属盗が相次ぐ為、防護ネットを設置し、再発を防ごうとしています。
この対策がどれほどの効果を発揮するのかは分かりませんが、犯罪者がその気になれば金属くずを盗むことができてしまう状況に変わりはないように思えます。

防護ネットをめくることができないように物理的に対策するか、防犯カメラで映像を記録するか、侵入者を感知するセンサーをつけ現場で威嚇する等の対策の方が効果があるでしょう。
ネットがめくれにくくする、人感ライトを点灯させるというどちらかというと受け身の対策では弱いと思われます。
もっと強い対策が求められます。

この場所は侵入しやすい、盗みやすい、見つからない、逃げやすい、など犯罪者が犯罪を犯しやすい環境だと思われるようなポイント、弱点はそのままにしてはいけません。
資材置き場の防犯対策

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投稿者:総合防犯設備士(2011年7月27日)|記事URL| あとで読む

福岡 民家から5千万円相当盗まれる

福岡県川崎町の無職男性(63)から21日夜、「貴金属を入れていた金庫が盗まれた」と110番がありました。
県警田川署員が駆け付けたところ、木造平屋建ての洋室の窓ガラスが割れており、金庫がなくなっていました。

時価500万円のダイヤの指輪や腕時計、預金通帳10冊など約40点、総額5000万円相当が入っていたといい、同署が窃盗事件として調べています。 
<時事通信7月22日(金)20時9分配信より>

盗まれてしまった貴金属類や現金には保険を掛けていたのでしょうか。
一般住宅で高額の家財や現金は保険を掛けるのが難しい(保険会社が引き受けを嫌がります)ため、おそらく全額は掛けていなかったと思われます。
つまり、その分は被害者の方の負担ということになります。

仮に泥棒が捕まったとしても、盗んだ金品をそのまま持っているとは限りません。
持っている可能性の方が低いでしょう。
ギャンブルや借金返済などで使ってしまったり、売り払って手元にはもうないというケースの方が多いようです。

盗難などの被害に遭った場合、保険を掛けていた場合を除いては、被害者の自己負担ということが多いのです。
何も盗られるものがないと考える人がいたとしても、建物やガラス、扉などが壊されれば、それも被害の一部です。
無施錠の扉から侵入され、部屋の中を荒らされることなく、金品だけがきれいに盗まれる、そのような窃盗事件はほとんどありません。
被害者の気持ちなど考えず、窓を割り、扉を壊し、部屋の中をめちゃくちゃに荒らし、最悪の場合は証拠隠滅の為に放火するというケースもあります。

このような無慈悲な犯罪者に対して、ただ警察を信じ、それに頼るだけでは、自分の身を100%守ることができるでしょうか。
犯人検挙率の低下などが言われていますが、こうなると自分の身は自分で守らなければなりません。
それが自衛の為の事前の防犯対策です。
一戸建て住宅の防犯対策

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投稿者:総合防犯設備士(2011年7月26日)|記事URL| あとで読む

徳島 スーパーから万引き1万2千点

徳島市のスーパーから保湿クリームなどを万引した男が窃盗容疑で逮捕され、徳島西署は22日、男の自宅から万引被害品とみられる約1万2千点の日用品を押収したと発表しました。

逮捕されたのは徳島市富田橋の派遣社員の男(29)。
逮捕容疑は今月9日、同市南島田町のスーパーで保湿クリームなど38点を万引したとしています。
同署が男の自宅を捜索したところ、化粧品や洗剤、電池など約千品目、約1万2千点(計560万円相当)の日用品を発見しました。

同署は、盗んだ日用品を携帯電話のオークションサイトで販売していたとみており、裏付け捜査を進めています。
<産経新聞7月24日(日)7時55分配信より>

1万2千点もの日用品を万引きした男の犯行です。
全て同じスーパーから盗んだかどうかは不明ですが、そうだとしたらそのスーパーは完全にカモにされていたということでしょう。
それだけ盗まれてようやく犯人逮捕につながったのですが、そこまで分からないというのも不思議です。

仕入れた商品、売れた商品、残った商品これらを比べて数が合わなければ、盗まれたか、処理漏れ・間違いということになりますが、それですぐに分からなかったとしたらそれは店側の管理問題ということです。
盗まれたのか、破損したのか、数が合わない理由が何なのか分からないというのは大きな問題です。

その辺りの管理方法を見直すのはもちろんですが、万引き犯が簡単に犯行を行えないような環境を作ることが必要です。
防犯カメラや万引き防止器、防犯ミラーなどの設置、従業員や警備員による巡回・監視の強化など、防犯対策の見直しと徹底です。
万引きが多発する店にはそれなりの理由があります。
犯罪者がその店で犯行を行う理由です。

犯行を行ってもすぐには発覚しない、店員が少ない・さぼっている、瞬間的に無人状態になることがある、防犯カメラがついていない、警備員もいないなど。
これらの理由を一つ一つ消し込み、犯行が行いにくい環境を作り上げることが効果的な防犯対策です。
店舗の万引き対策

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投稿者:総合防犯設備士(2011年7月25日)|記事URL| あとで読む

福井 病院荒らし105件の男逮捕

福井、静岡、石川各県警の共同捜査本部は21日、深夜に病院に侵入して空き巣を繰り返したとして、窃盗などの疑いで、金沢市湊、トラック運転手の男(47)=窃盗罪などで公判中=を追送検し、捜査を終了したと発表しました。

県警によると、男は平成20年以降、仕事で訪れた福井など9県で主に病院ばかりを狙って窓ガラスを割るなどして侵入、現金を盗みました。
共同捜査本部は105件(被害総額約640万円)の関与を裏付け、うち31件について送検しました。

「生活費やパチンコ代に使った」と供述しているという。
男は、福井市内の個人病院に窃盗目的で侵入したとして、窃盗未遂容疑などで今年3月に逮捕されました。
<産経新聞7月22日(金)7時55分配信>

病院は安全なところでないといけません。
利用する患者さんもそうでなければ安心できません。

不審者に対しては、人の目による監視も必要ですが、それを補う意味でも防犯カメラや建物の入退出管理などを行うべきです。
また、高齢者の方や子供が勝手に病院内から出ないように、携帯型の送信機を持った人しかドアが開かないようなシステムも併用するとより安心です。

防犯対策がきちんとされている安心・安全な病院ということも宣伝のポイントになるのではないでしょうか。
泥棒に入られた病院、それだけでイメージは決して良くはありませんから。
病院の対策

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投稿者:総合防犯設備士(2011年7月22日)|記事URL| あとで読む

火事場泥棒に行こう 茨城の男2人逮捕

◇「100件やった」
東日本大震災直後、茂木町で窃盗事件があり、茨城県の男2人が逮捕、起訴されていたことが20日、分かりました。
2人は「火事場泥棒に行こう」と示し合わせ、「100件ほど」の同様の事件があると供述しているということです。

捜査関係者によると、2人は茨城県筑西市、自動車修理業の男(37)▽同県鉾田市、無職の男(45)の両被告=窃盗、建造物侵入罪などで起訴。
 
起訴状によると、両被告は震災発生翌日の3月12日ごろ、茂木町の会社事務所のドアをこじ開けて侵入。
アタッシェケース1個など(時価計約4400円)を盗んだとしています。
県警は4月に2人を逮捕。
宇都宮地検が5月12日に起訴しました。

事件直前、両被告は「火事場泥棒に行こう」と話し合ったという。
捜査関係者によると栃木、茨城県などで同様の窃盗や自動車盗などを「100件ほどやった」と供述しているほか、別の共謀者の存在をほのめかしているといい、両県警が裏付け捜査を進めています。
<毎日新聞7月21日(木)11時59分配信より>

東日本大震災に乗じて火事場泥棒を約100件行った2人組みの男が逮捕されました。
この2人が地震を起こした訳ではありませんが、災害に乗じて犯行を企てる犯罪者が存在するということです。
火災も同じです。
火災現場に偶然居合わせた者が窃盗などの犯罪を犯すということもあるでしょうが、そのような偶然性の事故よりも可能性が高いのが自ら火事を起こす放火犯です。

火を点けてから犯行を行うのか、犯行を行ってから証拠隠滅の為に火を点けるのかの違いはあるにせよ、窃盗と火災被害は無関係ではありません。
全て燃えると自分の手がかりを消すこともできますし、邪魔な防犯システムや防犯カメラという証拠も消すことができると多くの放火犯は考えているのかもしれません。

物が盗まれるという被害で済めば、不幸中の幸いかもしれません。
もし火を点けられて建物全焼、他の家まで類焼、人の命も奪うという事態を招く恐れもあります。
泥棒の侵入対策と並行して火災対策も必要です。
放火対策
一戸建て住宅の火災対策

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投稿者:総合防犯設備士(2011年7月21日)|記事URL| あとで読む

橋桁60トン盗難! 転売目的?

15日午前11時頃、東京都品川区豊町の建設中の都道トンネル内で、保管されていた鋼製の橋桁計約60トン(約3500万円相当)が盗まれているのを都建設局職員が発見し、警視庁荏原署に通報しました。

トラックや重機を使って組織的に運び出されたとみられ、同署は転売目的の窃盗事件として捜査しています。

同署と都建設局によると、盗まれたのは、工事現場から約6キロ離れた「呑川(のみかわ)新橋」の拡幅工事に使われる予定だった長さ約29メートル、幅約5・6メートルの橋桁。9分割して、建設中のトンネル内に保管されていました。

トンネルは都が管理しており、出入り口にはゲートが設置され、一般車両は通行できないようになっていました。
ゲート横の関係者用のドアのカギが外されており、何者かがドアからトンネルに侵入した後、内部からゲートを開け、重機やトラックを使って運び出した可能性が高いという。
<読売新聞7月15日(金)21時48分配信より>

これは金属盗難と言ってよいのでしょうか。
鋼製の橋桁約60トンが盗まれるという普通では考えられない事件です。
単独犯ではなく、複数犯による計画的な犯行なのでしょうが、橋桁60トンというのが想像がしにくいほどの重さですし、大きさで言うとどのくらいになるのでしょうか。

重機やトラックなどで運び出された可能性が高いということですが、何台で何往復して盗み出したのか。
その盗む間、周囲には気付かれたなかったのか、また、盗み出した後、どのように保管しているのか。
謎が多い事件ですが、現実に起こった窃盗事件です。

このようなものまでが盗まれるのですから、これは盗まれない、我が家は安心だということは考えられない、または考えてはいけないと言えます。
何が標的で、どのような手口で侵入されるのか簡単には想定できないでしょう。

橋桁をトンネル内に保管していた建設局職員もまさか盗まれるとは想像もしていなかったのではないでしょうか。

犯罪の手口は日々進歩・進化し、時に大きく変化します。
それら全てに対応できる万全の対策というものは存在しません。
一つ一つの手口に対して、一つ一つの対策を講じ、できるだけ弱点を少なく、弱みを見せない環境を自ら作り上げることが必要です。
それが自分の身は自分で守る、防犯対策です。
事後行うのではなく、事前に予防することに意味があります。
防犯は予防こそが大切です

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投稿者:総合防犯設備士(2011年7月20日)|記事URL| あとで読む

節電詐欺・窃盗にご用心

再実施の可能性も残る計画停電。
猛暑の夏、「節電」をうたい文句にした悪質な訪問販売や不審な電話などが相次いでいることが19日、東京電力や関西電力などへの取材で分かりました。
東電などはインターネットのホームページ(HP)で注意喚起。
「不審に感じたらすぐに問い合わせてほしい」と呼び掛けています。

東電や関電には、東日本大震災後、社員や関係会社社員を名乗って節電機器や小型変圧器の購入をあっせんされたり、省エネルギーのアンケートを装って家族構成などを聞き出そうとされたりした顧客から問い合わせがありました。

計画停電などに乗じた手口で、ブレーカー調査などの名目で自宅に上がり込み、金品を盗む事件も起きているという。

中部電力でも「メーターやブレーカーの取り換え工事代を請求された」などの相談が複数寄せられ、同社は、今後被害が増える可能性があるとし、6月7日からHPで注意を呼び掛けています。 
<時事通信7月19日(火)5時10分配信より>

今あらゆるメディアの話題の中心になっているのが「節電」です。
これから夏本番ということもあり、エアコンの電力等で電気代が気になる月でもあります。
誰もが関心があり、家計にも直接影響を及ぼすことですから、無関係な人などいません。

そのようなことに着目するのが得意なのが犯罪者です。
節電をうたった悪質な訪問販売や不審電話などが相次いでいるようです。
ブレーカー調査などという手口で自宅に上がり込んで金品を盗むという手口も起きているということですから注意が必要なだけでなく、その対策も必要です。


自分は騙されるはずがないという自信を持ち続けるのは危険です。
もしかすると騙されてしまうかも、という謙虚さ、注意深さが必要です。
少しでも怪しいと感じたら、その場で決断を下さず(お金を支払う、家の中に招き入れる)、家人と相談するから待ってほしいとか、折り返しこちらか連絡するなど、一旦相手を遠ざけることです。

相手もその辺りは敏感ですから、怪しまれていると感じたら逃げ出すか、もしくは急いでいると強引に迫ってくるかのどちらかです。
そこで正体を見せるでしょう。
電気工事やガス会社の人が突然訪問して、今から工事させて下さいなどと言うことはまずありません。
その点も充分考えて、そこをまず最初のボーダーラインとして考え、そこを超えて来る者は疑ってもよいのかもしれません。

用心に越したことはありません。
防犯対策も同じです。
こんな防犯システム大げさ過ぎるなと感じる人がいるかもしれませんが、それぐらいがちょうどよいと言える世の中です。
詐欺について

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投稿者:総合防犯設備士(2011年7月19日)|記事URL| あとで読む

「エアコン室外機泥棒」激増中の理由

真夏を思わせる暑さが日本列島を襲うなか、とんでもなく迷惑な泥棒が増えています。
夏の必需品であるエアコンの、それも室外機ばかりを盗むというのです。

6月に愛知県北名古屋市で逮捕された男は、愛知県内で80件もの犯行を繰り返していたという。
男を逮捕した、同県の西枇杷島警察署の副署長に聞きました。

「逮捕したのは30歳の男で、昨年11月頃から廃品回収業を始めましたがあまり稼げず、室外機を盗むようになったと供述しています。実は最近、エアコンの室外機を狙った犯行が増えています。愛知県内では一昨年が160件、昨年は251件と急増し、今年は5月末ですでに275件も発生していますね」

このままのペースだと、一昨年の倍は確実に超えそうだ。なぜ室外機ばかりが狙われるのでしょう?

「窃盗の手口にも特徴があります。犯行時間は昼間が多く、堂々と犯行に及んでいます。廃品回収業者や電器店を装うんです。はたから見るとエアコンの付け替え工事にしか見えない。狙われやすいのは、アパートの空き部屋などに設置された室外機です。外から見てカーテンもなく、人がいないのがわかりやすいため、盗みやすいようです」(副署長)

屋外に"無防備"に置いてあり、業者を装えば盗みやすいわけです。
気になるのは盗んだ室外機の使い道。
ひょっとして、格安エアコンとして転売するのでしょうか?

「いえ、室外機には銅を使った部品があって、それを産業廃棄物処理業者に持っていくといくらかで引き取ってくれるようです。鉄くずだと1キロ当たり30円ほどらしいですが、それに比べて銅は割がいいようです。逮捕した男も、『室外機は1台3千円で引き取ってくれる』と供述しています」(副署長)

そこで、愛知県内にある産廃処理業者に話を聞いてみました。

「ここのところちょっと値を下げているけど、銅の世界相場は高いからね。2008年に史上最高値を記録して、リーマン・ショックで暴落しました。それがまた徐々に上がってきて、今年2月には、再び過去最高値圏にまで戻してきました」

でも、なぜ今、そんなに銅相場が高騰しているの?

「銅相場高騰の原因は中国の消費増。ほかの国とは比べものにならないくらいの消費量だよ。だから、スクラップにされた銅は中国への輸出に回されるものが多い」(産廃業者)

こうした銅相場を敏感に感じ取っているのが室外機泥棒というわけですか。産廃業者が比較的多く集まる名古屋市港区内の産廃業者幹部がこう教えてくれました。

「今、銅は泥棒からすれば、手っとり早くカネになる"おいしい"ネタだろうね。なかでも一番高いのは1号銅線といって、業界では"ピカ線"と呼んでる。ピッカピカに光ってるからピカ線ね。これなら、1キロ当たり約700円ちょっとになる」

室外機にはそんなピカ線がタップリ?

「いや、室外機は違うな。ピカ線ではなく、室外機内部のラジエーターに使っている銅管に値がつくけど、ピカ線に比べたら半分以下ぐらい。しかも、ラジエーターだけで持ち込んだ場合の値段だ。室外機のままだと分解処理する手間がかかるから、さらに安くなる。ただし、値がつくとはいえ、エアコン室外機は家電リサイクル法にもとづいて、家電リサイクル券が貼られた物が指定の処理業者に持ち込まれることになっているから、盗まれた物が正規ルートで扱われることはない。裏で処分している業者がいるのは確かだろうな」(産廃業者幹部)

やはり裏のルートがあるのでしょうか。

「数年前から中国人の産廃業者が増えてきて、スクラップを買いあさってるよ。そのまま本国へ輸出するんだろう。一応、県や市での営業許可は得ているんだろうけど、中に入ってみないと何をやってるかはわからないからね。1キロ当たり110円ほどで室外機をそのまま引き取る業者がいると聞いたことがあるよ」(産廃業者幹部)

室外機の重さは家庭用でだいたい30キロほど。つまり、1台3千円程度で、逮捕された男の供述とも一致します。それにしても、この男、これまでに80件の犯行を重ねたということですが、1台3千円として24万円。本当に割がいいかどうかは甚(はなは)だ疑問です。

最後に、名古屋市内の大手家電量販店のエアコン売り場で、運悪く室外機を盗まれた場合の対処法について聞いてみました。
「室外機だけ買ってもダメです。メーカーや機種によってガス圧なども違いますし、室内機ごと買い替えるしかありませんね」

アドバイスになってない! こうなったら、これからは室外機を厳重に保管するしかない......って、どうやって!? トホホ。
<週プレNEWS7月11日(月)12時51分配信より>

エアコンの室外機が狙われる理由が詳しく載っています。
1台盗んで3千円、80台で24万円。
けっこうなお金になるようですが、1台当たり盗み出す手間や時間、運ぶ手段に一時的な保管場所等考えると、確かに割りの良い犯行とは言えません。

一番の問題は、盗まれた被害金額に比べると、被害者に与える実質的な影響の大きさです。
エアコンの室外機が盗まれると、エアコンが正常に動作しません。
実は、現在進行形の話ですが、我が家でもエアコンの室外機の調子が悪く、非常に困っています。

日曜日にマンションの管理会社に見に来てもらったところ、エアコンの室外機が動いておらず、「送風」程度の冷風しか出ていない、とのこと。
エアコンメーカーに問い合わせて、部品を調達の上、再度伺います、と言ってそのまま帰ってしまいました。

それから数時間後、エアコンメーカーから直接連絡があり、いつ来てもらえるかと確認したところ、最短でも15日後!しか予定が立たないということでした。
エアコンの出張修理が多く、すでに予定が一杯ということでした。
15日間もエアコンなしではどうしようもない、と今から憂鬱です・・・。

夜は徐々に気温も下がってきますから、扇風機と送風しか出ないエアコンを併用すれば、何とか寝ることができますが、問題は休日の日中です。
平日は、仕事で外出しているのでいいのですが、休日は家でゆっくり過ごせない状況です。
暑くてイライラしますね。
エアコンのきいた図書館などの公共施設で昼間は過ごそうかなと今から考えています。

私事の話で申し訳ありませんが、要は、エアコンの室外機がなくなる、故障する、正常に働かない、と大変な状況に陥るということです。
今身に染みて感じています。

私は盗難被害に遭ったわけではありませんが、エアコンの室外機が盗まれた被害者の方も同じ気持ちを感じるでしょう。
盗まれる際、荒々しく盗まれると、修理の時間もさらに掛かるでしょう。最悪は室外機の交換、さらにはエアコンごと交換ということも有り得るでしょう。
1台3千円という被害金額だけでは到底済みません。

エアコンなしで過ごしたら1日3千円あげると言われても嫌です。
それほどエアコンに依存している訳ですが、それが使えなくなると大変なことになります。
侵入・窃盗被害は、単なる金額的な被害だけでなく、このように日常生活に大きな支障をきたす場合もあるのです。
一戸建て住宅の防犯対策

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投稿者:総合防犯設備士(2011年7月14日)|記事URL| あとで読む

茨城 民家に侵入1250万円相当盗まれる

10日午後8時ごろ、土浦市中荒川沖町の無職女性(50)が夫とともに帰宅すると、室内が荒らされ、鏡台から指輪やネックレスなど15点と宝石箱など(約1250万円相当)がなくなっていました。
1階洋間の窓の鍵が開いており、窃盗事件とみて調べています。(土浦署調べ)
<産経新聞7月12日(火)7時55分配信より>

茨城の民家に侵入者があり、宝石類など1250万円相当の盗難被害に遭われました。
1階洋間の窓の鍵が開いていたということですが、侵入者が開けたのか、もしくは被害者の方が閉め忘れたのか・・・。
詳しい状況は不明ですが、どちらにしても窓からの侵入ということです。

一般住宅での侵入手口で最も多いのが窓ガラスを破っての侵入です。
玄関の扉より、窓の方が破壊しやすく、また、意外と開けっぱなしの上外出するという人も多いかもしれません。
玄関の鍵を閉め忘れたかどうかはとても気になりますし、もし忘れていたら可能であればすぐに家に戻るでしょう。
しかし、窓を閉め忘れた場合はそれほど焦る人も少ないでしょう。

換気する意味でも少し窓を開けたまま外出しようかと考える人もいるかもしれません。
しかし、鍵を開けたままというのは言うまでもなく危険な状態です。
鍵を掛けた状態でも平気で窓を破壊して侵入する手口が当たり前です。
開けたままというのは論外ですし、泥棒にとってはこれほど侵入しやすい建物はないでしょう。

しかも今回の被害金額は1250万円にも及びます。
これは鍵を掛けることだけでは不用心としか言いようがありません。
せめて家の中の金品は銀行などに預けるなどの対策が必要でした。

金庫に入れていても、それごと引きずられて盗まれる手口も珍しくありませんから、鏡台や机、タンスに保管などは防犯対策とは言えません。
確かに防犯対策を行うとお金がかかることが多いのは事実です。
本格的な防犯システムや防犯カメラシステムを設置するとなると、総額で数十万円~百数十万円かかります。
こんなにお金は掛けてられないと考える人も多いでしょうが、自宅に1000万円以上の金品を置いて、しかも無対策というのはどうでしょうか?
費用対効果も考えての防犯対策を行うべきです。
防犯システムを導入する上での注意点

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投稿者:総合防犯設備士(2011年7月13日)|記事URL| あとで読む

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