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茨城 業者の倉庫から九龍壁の複製品1億2千万円相当盗まれる

茨城県桜川市真壁町の輸出入業者の倉庫から、メノウやルリなどの宝石をちりばめた「九龍壁(きゅうりゅうへき)」の複製品(1億2千万円相当)がなくなっていることに経営者の男性(65)=東京都昭島市=が気付き、県警桜川署に届け出ました。
同署が窃盗事件として調べています。

同署の調べによると、男性は半年に1度、保管物を確認しており、22日に倉庫を訪れると、昨年10月中旬にはあった九龍壁がなくなっていたという。
倉庫は施錠していなかったようです。

なくなった九龍壁は中国・紫禁(しきん)城の外壁を複製したもので、宝石で龍が描かれた壁で、長さ約5・6メートル、高さ約2・6メートル、厚さ約76センチ、重さ2トン。
高額で買い手がつかず、男性は9つに分割して木箱に入れて保管していたという。
<産経新聞3月22日(火)20時28分配信より>

倉庫内の保管物の確認は半年に一度、しかも倉庫は施錠していなかったということですが、これだけ価値があるものを保管していながらこの環境はどうなのでしょうか。
あまりにも無防備過ぎるように感じます。

昨年10月中旬から3月下旬までの間に盗まれたということになりますが、いつ盗まれたのか分からないという状況では警察による捜査も難しそうです。
盗品である九龍壁がどこかオークション等に出品されるのを待つぐらいでしょうか・・・。

1億円以上の高価な品を保管しておく倉庫であれば、施錠は言うまでもなく、防犯システムや防犯カメラの設置など、二重・三重の防犯対策をしなければ不安でしょうがないと思います。
誰も倉庫になど足を運ばないだろうと考えていたのでしょうか。

高価な美術品・絵画・骨董品は保険を掛けるのが難しいものです。
価値が分かりにくく、保険会社も引き受けを嫌がるものが多いようです。
一部の人には人気があり、価値があるが、一般の人にはその価値が分かりにくいものです。
今回盗まれた九龍壁の複製品もそれに当たるかもしれません。
おそらく被害者の方の負担が大きいのではないでしょうか。
1億盗まれるなら数十万円、数百万円の費用がかかる防犯対策をしておくべきだった、と後悔しているかもしれません。

盗まれるものは何もないから防犯対策は不要、と考える人も多いでしょう。
ただ泥棒が侵入してい来るときは、無施錠の家に、こっそりと侵入して、そのままおとなしく逃げていくという犯行とは限りません。
扉や窓を壊して侵入、家中をを荒らし、無理やり盗み出す、とにかくスピード重視の犯行を行う泥棒が多いのです。
その際、多くのものが壊されます。
窃盗被害は少なくとも、破損被害の方が大きいという場合も多々あります。

今回の被害者のように盗まれては困るものが多数ある場合は、事前の防犯対策は必須です。
その困るものの存在を泥棒が付きとめたら・・・。
もしくは内部の事情に詳しい者が良からぬことを考えてしまったら・・・。
危険はいくらでもあります。
無防備な場所からの盗難被害ほど後悔することはありません。
事前の防犯対策、一度考えてみてはいかがでしょうか。
工場・倉庫の防犯対策

投稿者:総合防犯設備士(2011年3月24日)|記事URL| あとで読む

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