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京都 消火栓の機材盗まれる 170件被害総額約200万円

南丹市の園部町と美山町で、道路脇などに設置された消火栓の格納箱から、筒先など砲金製(銅とスズの合金)機材が相次いで盗まれていることが、22日までに分かりました。
市の調べで約170件、被害総額200万円にのぼります。
南丹署は転売狙いの金属盗とみて捜査を始めました。
一刻を争う消火活動に使うため施錠はできず、市は対応に苦慮しています。

格納箱は高さ約1メートル、幅約60センチの赤い鉄製で、自治会などが設置。
ホース2~3本と筒先、開栓用具や消火栓につなぐパイプなどの機材が入っています。

市によると、11月の全国火災予防運動に合わせた点検の際、園部町内で筒先とパイプが盗まれているのを発見しました。
市全域を調査すると、園部町と美山町の計26地区で計約170件の被害を確認しました。
器具はアルミと砲金の2種類あるが、被害に遭ったのは砲金製だけ。これまでのところ消火活動などに支障は出ていないようです。

南丹署によると、京丹波町内でも同様の盗難が22件ありましたが、京都府内の他署管内では、まだ被害届は出ていないという。亀岡市では数件の被害が市に報告されています。
近隣の兵庫県では6市1町で約190件の盗難が確認されており、拡大が懸念されています。

南丹市は被害品を補充する際にアルミ製にしたり、民家近くに格納箱を移設するなどしていますが、有効な対策はないのが実情という。
<京都新聞12月23日(木)9時29分配信より>

緊急時に使用する消火栓の筒先とパイプの為、格納箱に入れてはいますが、施錠できないという弱点を突いた犯行です。
1件あたり1万円程度の被害ですが、170件、200万円もの被害総額に上るということです。
誰もそんな物が盗まれるとは想定しておらず、さらには非常に盗まれやすい状態にあるということで防犯対策が難しく、被害を減らす具体策が見つかっていないようです。

道路脇に設置された格納箱に保管しているということですが、それを守るために防犯カメラや防犯システムを設置するというのも現実的な対策ではありません。

個人や1企業での対策ではなく、町ぐるみ、地域ぐるみでの防犯対策を進めるべきです。
それぞれが防犯意識を持ち、挨拶などの声掛けを励行し、不審者や犯罪者が活動しにくい環境を作り上げることです。
防犯灯や防犯カメラを各所に設置することができれば良いのですが、予算の都合上無理な場合は、ボランティアや警察官による見回り強化などを行えば、放火や火災などを未然に防ぐことにもつながります。
これらは一人の力では到底無理です。
皆が協力して、犯罪者にとって犯罪を犯しにくい環境を作り上げることも効果的な防犯対策の一つと言えるしょう。
泥棒の心理を読み解く
泥棒が狙いを定めるまで

投稿者:総合防犯設備士(2010年12月24日)|記事URL| あとで読む

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